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芭蕉のお宿つれづれ日記

松尾芭蕉が、奥の細道の途中二泊した旅籠の暮らしをご紹介。

第2回むらかみ芭蕉学会活動のお知らせ

2007-06-10 22:48:49 | Weblog
来る6月30日(土)午後4時より、
「村上での芭蕉の足跡をたどる」と題して
寺町の浄念寺~瀬波の多岐神社までを
歩いて回る会を計画いたしました。

井筒屋で冷麦を食べた後、瀬波に出かけたという
曽良の日記にもとづき
井筒屋で冷麦を食べ腹ごしらえをした後、
出発します。

参加は無料です。

皆様、ぜひご一緒に芭蕉の足跡をたどってみませんか。
晴れれば素晴らしい夕日を眺められると思いますよ。

興味のある方は井筒屋までお気軽にお問い合わせください。



7月7日ご宿泊できます。

2007-06-09 21:49:23 | Weblog
7月7日(土)村上大祭本祭りの夜、
ご予約いただいていたお客様の
ご都合が悪くなり、キャンセルになりました。

7日(土)のご宿泊が可能になりましたので
お知らせいたします。

当日の夜は遅くまで、町内へ帰るおしゃぎりが
井筒屋の前を通ります。
そのためかなり賑やかですが、

提灯をともしたおしゃぎり
祭囃子の音
正調村上甚句など、

これぞ村上大祭という雰囲気を味わっていただけると思います。

宿泊システムは平常通りです。
ご宿泊料金も同じです。

なお、宿泊システムについては
HPをご覧ください。



お祭りの話題

2007-06-07 21:28:31 | Weblog
夕方よく買い物に行くお店に行きました。
常連さんがチラホラ。
話し声が聞こえてきます。

「お祭りのオードブルどこにした?」
「毎年○○さん。今年もそう。」

これから7月7日の村上大祭に向けて
こんな話題があちらこちらから聞こえるようになるでしょう。

日本全国七夕一色のこの夜、村上だけは七夕とは関係なく
祭り囃子が響き渡ります。
提灯に灯りがともり、なんとも幽玄な情景です。

祭り囃子は笛、太鼓、鉦の町内が多いのですが、
三味線が入る町内もあります。

たくさんお酒を飲んで、顔を紅潮させたのど自慢が
村上甚句を高らかに唄っていても、
その後ろから聞こえてくる三味線の音色には
もの哀しさが感じられます。

今年のお祭りは宵祭りが6日金曜日。
本祭りが7日土曜日ということで
大勢の方が村上を訪れてくださるでしょう。

旅の友

2007-06-06 21:41:26 | Weblog
井筒屋にお泊りのお客様の中には
電車の旅を楽しまれる方が大勢いらっしゃいます。

そういえば村上駅に駅弁ってありません(よね?)
新潟の駅弁といえば!鮭といくらのお寿司とか、雪だるま弁当
などでしょうか。

普段は車で動くことが多いので、電車を利用する機会は
一年に数回しかありません。

しかも新潟までがほとんどです。

きわめて珍しく電車で長旅という時の必需品=旅の友は

「龍角散のどあめ」と「都こんぶ」です。
必ずもっていきます。
この二品を買った時点で、もう旅は始まっているといっても
過言ではありません。

都こんぶ・・・いったいいつ頃からあるのでしょう。
一度大変高価な昆布をいただいた時、
自分ではさみで切って旅に持参したことがあります。

しかし、満足感はありませんでした。
きっとあのパッケージが旅愁を誘うのでしょうね。

みなさんの旅の友はなんですか

岩船麩

2007-06-05 22:06:09 | Weblog
井筒屋で欠くことのできない食材のひとつに麩があります。

麩の美味しさを教えてもらったのは京都。

今から25年前、京都に修学旅行に行った時に麩嘉さんに予約して
麩まんじゅうを買いました。
旅行の少し前、伯母からもらって食べた麩まんじゅうが
おいしくて、おいしくて。
たしか10個入りだったと思います。
それを全部ひとりで食べたのでした。

それから10年ほど前、半兵衛麩さんで虫養い料理を食べ、
麩の奥深さを知りました。
精進料理に惹かれたのもこの頃です。

ところが近くに生麩を扱っているお店がなく
半兵衛さんから宅配で届けてもらっていました。

しばらくして岩船の本間のりや麩屋さんで生麩を作っていることがわかり、
それ以来購入させていただいております。

生麩もおいしいのですが、こちらの揚麩のおいしいこと。
定食に時々使っています。

麩の産地はいろいろあれど、本間のりや麩屋さんの麩は全国に誇れる麩だと思います。

暑くなってきましたね

2007-06-04 20:37:18 | Weblog
急に夏日になった村上。
二三日前にはストーブを使っていたような?

寒暖の差が激しいのは、体に良くないようですね。

女性の体の冷えは真夏でもあるのだとか・・・。
暑い日でも、体を温める努力をなさってみてください。

ぴったりのお飲みものをご紹介。
「チャイ」です。

紅茶とスパイスのしょうがは体を温める代表的な食品です。
しばらく前に話題になった「紅茶しょうが」あれっ?しょうが紅茶でしたっけ?

あれはチャイの牛乳抜き!みたいなものですね。
紅茶しょうがに欠かせないものは「黒砂糖」。

白いお砂糖は体を冷やし、黒い砂糖は体を温める、と聞いたことがあります。

井筒屋では、コーヒーやチャイと一緒にご提供するお砂糖にきび砂糖を使用しています。
甘みは白砂糖のように強く感じませんが、疲れたときお菓子代わりに口にしても
おいしいお砂糖です。

また、マフィンにはブラウンシュガー。その他の菓子や料理にも白砂糖は極力
使わないようにしています。

なぜなら、松尾芭蕉はこの村上の地で元気を取り戻し旅立っていったのですから。
井筒屋もお客様が食べて元気になるものをご提供しようと心に誓いました。


村上の朝の過ごかた

2007-06-03 21:10:50 | Weblog
日が昇るのが早くなってきました。

最近は5時に一度目を覚まします。
いろんな音が聞こえてきます。

鳥のさえずり
自転車のベル
エンジンをかける車
話し声

朝の散歩を楽しんでいる人って多いんですね。

お城山に登っているという人も。

お城山・・・村上のシンボルです。

臥牛山という小高い山の上に、村上藩のお城はありました。
天守閣はありませんが、石垣は残っています。

頂上に登ると村上の町が一望できます。

登る途中の道に木や草や花が生い茂っています。
昔の人は大変だったな・・・などと考えているうちに
体が汗ばみ、そして息切れがしてきます。

けっこうツライ。

けれども、私よりはるかにお歳をめした方が
ほぞ毎日のように登っているという話を聞きました。

朝の澄んだ空気が、なんとも心地良いそうです。

同じく、羽黒神社にも早朝お参りする方がいらっしゃるようです。
羽黒神社も、石段を登るうちに息が切れますが、
本殿をお参りし、右手を見ると
そこに村上の町が広がっています。

5時に目が覚め、また目を閉じてしまう私には
早朝の村上の町を見下ろすことはできませんが、
観光客のお客様にはぜひ一度ご覧になっていただきたい
愛する村上の風景です。

村上の夜のすごしかた

2007-06-02 23:22:47 | Weblog
村上の夜はとても早いのです。
7時にはほとんどのお店が閉まります。

飲食店さんも比較的早いのでは・・・。

そんな夜の村上で夜遅くまでやっていて
女性一人でも安心して居られるお店を紹介します。

「楽屋(がくや)」
お酒とコーヒーと音楽のお店です。

村上駅の前、瀬波タクシービル2階。定休日は火曜日。
午後6時から12時まで営業しています。

コーヒー一杯でもOKです。

ジャズ、ブルースなどのレコードが流れる店内は
いつも老若男女で賑わっています。

初めての方でもカウンターに座れば、店主の青山さんが
さりげなく気遣ってくださり、まるで常連になったような気分で
お酒やコーヒーがいただけます。

そして、とてもリーズナブル!
青山さん、この値段で大丈夫なの???と心配するほどのお値段です。

カウンターに座ってひとりで本を読んだり、音楽に耳を傾けるもよし。
テーブル席で気のおけない仲間と話すもよし。

月の一度はLIVEをやっています。


楽屋の良さは、私のツタナイ文章では言い表せません。
とにかく一度楽屋に足を踏み入れてみてください。

6月の休業日

2007-06-01 22:43:23 | Weblog
6月の休業日をお知らせいたします。

 6日(水)16日(土) 20日(水) 27日(水)

今のところ上記に日にお休みをいただく予定ですが、
変更があるかもしれませんので、その都度お知らせいたします。

16日(土)は、私と店主が10年来お世話になっていた美容室が
お店を閉めることになったため、最後にと予約をいれました。

お店が大きくなり、スタッフも増えました。
けれども、いつまでも現役でいたい・・・というオーナーが
急死。そしてお店を閉めることになったわけです。

私も店主もいつもお任せ。けれども一度も不満に思ったことはありません
でした。

若いスタッフの方はこれからどうするのでしょう。

けれどもオーナーの志を継いで、日本一の美容師を目指し
がんばっていただきたいと思います。