「4」から「3」へ

5月26日付の日刊スポーツ新聞のサッカー面に、俺たちの内田潤にスポットを当てたエピソード記事が掲載されています。
内容は、東北電スに行かないと買えない『アルビレックス新潟プレビュー』に載っていた彼へのインタビュー記事に重なる部分があるんだけども、要は内田がどれほど新潟を愛していて、地域貢献活動に邁進しているかというのを、幾つものエピソードを交えて綴っています。

新潟サポーターのみならず、広く読者の心を打つ記事だと思います。

が、吾輩は感動を覚えると同時に、暗い気分をも味わいました。
それはどういうところか？

文中にこんな一節があるんです―
＜東北電力スタジアムの3万超のサポーターから＞

“遂にこうなってしまったか……”
心臓がキュッとなってしまうほど、重い衝撃を受けましたよ…

これが3年前くらいだったら
＜東北電力スタジアムの4万超のサポーターから＞
だったのに、今日の記事では＜東北電力スタジアムの3万超のサポーターから＞に。

これまで中央マスメディアは、アルビレックスの主催試合＝4万人の観客、という刷り込みがあって、新潟のことを語る際には「4万人」という枕詞が付いて廻っていました。
観客動員が大きく減ってしまっている昨シーズンくらいまでも、そう。

しかし、遂に「3万人」と数字が減ってしまい……

いや、神戸戦と清水戦ではその数字さえも届かなかったわけで……

喜びと同時に、目の前が真っ暗な気分にもなった日刊スポーツの記事でしたわ。