2017アルビレックス新潟レディース 退団選手・引退選手

第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会準々決勝で敗れ去ったことで、アルビレックス新潟レディースの2017季は幕を閉じました。
それでも当座は練習を日々実施していきますが、もう公式戦はありません。

事実上、オフシーズンに入ったことで関心が集まるのは、新加入選手の発表。
そして、新潟のユニフォームを脱ぐことを決断した選手の公表。

所属選手全員に退団の可能性があります。
新潟医療福祉大学を退学して、よそのクラブに移籍する選手がいるかもしれない。
年齢・結婚などを考慮して引退する選手がいるかもしれない。
自分の人生設計に照らして、現役を辞める選手がいるかもしれない。
出場機会を求めて、移籍する選手がいるかもしれない。

山田頌子(しょうこ)や斎藤友里は、引退するには若いと客観的に見られながら、しかし現役に別れを告げました。
こういう青天の霹靂のような発表が、待ち構えているかもしれません。

私見ですが、岡倉海香と高橋美夕紀が、別のクラブのユニフォームを着る決断を下す、いや既に下しているのではないかと予測しています。
前者は新潟に加入して4シーズン、1試合も公式戦に出ていません。
後者は鳴り物入りで新潟に入団した大卒ストライカーですが、この2シーズンで記録した総得点は「1」、ベンチ登録もされない試合が続きました。

岡倉海香は、平成29年度で新潟医療福祉大学を卒業。
学士を取得して就職するのを機に、出場のチャンスを求めてアルビレックスから移籍したとしても、なんら不思議ではありません。
筆者が彼女に相談を受けたならば、彼女の人生を慮り、退団と移籍を勧めます。

高橋美夕紀は、大学を卒業して2年目、24歳。
Jリーガ－よりも選手寿命が短いのが、なでしこリーガー。
自分が彼女の立場なら、移籍を選択します。
新潟医療福祉大学時代から通算6年も暮らしていたのです、新潟には愛着があろうけど、一度しかない人生だから新潟を離れることを決めます。

美夕紀と海香、果たして自らの人生選択をどうするのでしょう？