はい、はい、勝ちましたよ、アルビレックス新潟がアウエーで
それも、味の素スタジアムでは過去3試合(04年シーズンのFC東京戦&東京ヴェルディ1969戦、05年シーズンのFC東京戦)、1点すらも奪っていないのに、一挙に4つもGOALが入っちゃったw(゜o゜)w
そして、味の素スタジアムにおけるFC東京戦、初勝利なんです(ジョン・カビラ風)
首都圏に住むアルビサポにとっては特に顕著だろうけど、[味の素スタジアム]×[FC東京]には、嫌な思いでしかないのですよ
2004年、ディビジョン1に昇格して初めての公式戦、それが行われた場所こそ、味の素スタジアム
そして対戦相手はFC東京
初のJ1公式戦という硬さもあったのだろうけど、前半はFC東京に完全に押し込まれ、J1初失点を喫し、後半はちょっと持ち直したけど、結局、逆転できずに、0対1で敗戦しました。
0対1というロースコアだったけど、内容的には、“J1ってやっぱ厳しいわ”と思い知らされたもんです。
そして2005年、前年に続いての開幕戦となったこのカードは、0対4という惨敗に終わりました。
野澤が蹴ったゴールキックが考えられないミスキックで、石川直にドンピシャで渡り、そのまま駆け上がってシュート、あっさり先制点を献上
その後も石川直にアルビ守備陣は翻弄されっ放し
中でも、左SBに入った青野ときたら、対面の石川直に、面白いようにチンチンにされてました。
あとは、あれです、幸治郎の退場( ̄ロ ̄lll)
兄・慶治と共に超期待の新戦力として右SBの幸治郎が、あっさりと、開幕戦でイエロー2枚を頂戴するなんて(´Д`|||)
ナイトゲームだったせいもあり、エラク寒い夜でした(過去データで調べたら、気温4℃でしたよ)。
確か、途中で雨が降ってきて、屋根の掛かっている2階席に移動して、空しさ&悔しさ&もどかしさを味わいながら、それでも応援していた記憶がありますわ
京王線の電車に乗って帰ったんだけど、電車内に溢れるFC東京サポの笑顔とウキウキの試合感想に接しているうちに、涙が出る直前まで落ち込みまくりましたよ。
そんなトラウマになるよう記憶しかない[FC東京戦in味の素スタジアム]でありましたが、遂に昨日、打ち払えることができました
しかもですね、試合内容自体、観ていて“面白れぇよ”とビシビシ感じるモノだったんですよ。
そりゃね、悪いところもありましたよ。
土肥が蹴ったロングボールを、〝あの〟平山にあっさりヘディングで流され、それが起点になって先制点を許した場面は、“またまた、ユルユルの守備をしやがって”というものでした。
クロスを簡単に上げさせるシーンも、何度もありました。
攻撃で言えば、あれですよ、エジがまたまたボールを持ち過ぎなところでしょ
それに、エジがボールを持ち過ぎなところでしょ
そして、エジがボールを持ち過ぎなところでしょ
あとは、エジがボールを持ち過ぎなところでしょ
―――
という風に、エジの悪癖が相変わらず、治っていなかった┐('~`;)┌
と、まあ、悪いところもあったんだけど、昨日のゲームでは、良いところの方が、圧倒的に目についた
テレビ観戦した前節のヴァンフォーレ甲府戦と対比しても、FC東京戦の方が、出来が良かったと、吾輩は評価しています。
慎吾と松下が、アグレッシブに左右を駆け上がり、サイドを制圧
そして、最初は慎吾が左サイド、松下は右サイド担当だったのに、試合が進むにつれて、頻繁にポジションチェンジを繰り返すようになり、相手DFを混乱させてました。
三田と内田の左右サイドバックも、的確に&効果的に&タイミング良く、慎吾と松下をフォローアップし、サイド攻撃に厚みをもたらせましたよ。
吾輩は、前節の亜土夢を陰のMVPだと評価しているんですが、昨日の彼は、前節に輪を掛けて、更に巧かった
ヴァンフォーレ戦では、ディフェンスラインの裏を狙った飛び出しが特に目立ったけど、FC東京戦ではそれにプラスして、ラストパス・スルーパスを、バシバシ出しまくって、チャンスを次々演出していきました。
これらの亜土夢の動きに、堪らず、FC東京のディフェンスラインは、どんどん下がっていきましたから。
それが結実したのが、慎吾の同点弾と松下の逆転弾をお膳立てしたラストパスだったわけです。
そして、1トップというシステムのおかげで、ゴールに近い位置で、エジがパフォーマンス出来ているのも、効いているんです。
以前も書いたけど、チームが低迷状態だったときのエジって、かなり下がったところでボールを受けて、そこからドリブル突破を図るなり、していました。
でも、ほら、例のボール持ち過ぎという悪癖のせいで、ゴールに近付く前に敵に奪取され、そこから逆襲を受けてました。
でも、1トップのおかげで、自然とハーフウエイラインより前に位置するようになり、ゴールに近いところで勝負できるようになったんだよね。
やはり、ペナルティーエリア内、もしくはそこに近いところにエジがいると、敵にしたら厄介だし、怖いでしょ。
ボールを浮かすなど、シュートの精度に未だ、難があるけど、それでも8・9月のグジャグジャのときに比べたら、ゴール前で勝負するエジの姿が、圧倒的に増えてますね。
そして前節の攻撃面で、吾輩が唯一、不満に思っていたことも改善されてました。
それは攻め急ぎが少なくなった事
連敗中って、〝縦への意識〟が、極端に少なかったと思いません?
ドリブル突破・縦方向へのパスというアグレッシブな姿勢が極めて少なく、横や後ろへのパスばかり、目に付きました。
オシムさんが最も嫌う、消極的な姿勢ですわ。
それが一転、ヴァンフォーレ戦から、〝縦への意識〟が強くなりました。
カウンター攻撃に冴えを見せたのも、この意識の徹底の成果でもあるでしょう。
ただ、惜しむらくは、縦への意識が強すぎるせいか、攻め急ぎの感があったんですね。
だから、前節の攻撃が、やや単調に映りました。
で、その点を昨日は修正してました。
シルビ、或いは寺川にボールを経由させて、攻撃を組み立てる場面が、よく見られましたね。
一旦、ボールを落ち着かせるので、そこからリズムが生まれて、パスもスムーズに繋がり、面白いように攻められるんですよ。
サポも、その心地良いボールと人の動きに反応してました。
アルビ選手同士でパスが交換する度に、“ヘイ”、“ヘイ”って合いの手が入ったくらいです。
それに、ボールが収まっているので、バランスが崩れていないから、途中でFC東京の選手にボールをカットされても、またそれを直ぐに奪い返せるんです。
守備もアグレッシブで、FC東京の攻撃を、次々と跳ね返してました。
2対1と逆転してからは、よりそれが濃厚で、スライディングタックルでボールを奪う、攻撃の波を止める、そういう守りの姿が目に付きましたね。
あまりにスライディングタックルが冴え渡るので、思わず、心の中で
“明和FCスライディングタックル部隊(※)かよ”とツッコミを入れたくらいです
(※何のこっちゃ?と思った方、「キャプテン翼」を読んでください)
中でも、内田と千葉のそれは凄かったd(⌒ー⌒)
そしてそして、個々のプレー以上に、高く評価しなければいけないのは、
・アウエーで勝てたこと、それも快勝ということ
・先制されたのに、あっという間に逆転できたこと
・弱っている相手に情けを掛けず、勝利できたこと
・積極的な姿勢を続けられたこと
これらを成し遂げた心理面です
1週間前に、ヴァンフォーレに勝ったのに、FC東京に負けたら、それも5連敗中の相手に敗れたら、ヴァンフォーレに勝利した意味が半減しますからね。
先制された瞬間は、また例によってシュンとなり、例によってグダグダになり、例によって敗北する、と恐怖したんですが、よくぞ反撃できましたわ\(^▽^)/
同点弾を決めた慎吾は、前節の試合終了後、“アウエーでも勝てるチームにならないと”と決意を語ってましたが、見事に有言実行してくれました。
このように、抜群のパフォーマンスとメンタリティを次々と発揮し続けてくれたので、観ていてこんな愉快なことはありませんでした。
4対1という結果はもちろん、内容も良かったからね、試合終了後は、幸せ気分に浸れまくりました
川崎フロンターレ戦の勝利は、もがき苦しんだ末でのモノでしたから、こんな痛快な気分になれたのは、いつ以来でしょう?
5月6日の清水エスパルス戦以来かな。
〝あの〟平山を先発フル出場せざるを得なかったくらい、FC東京の状態が悪かったせいで、勝利できた面は否定できません。
石川直やルーカスが出ていたら、苦戦していた可能性は否定し切れません。
でも、仮にFC東京が低迷状態でなかったとしても、石川直らがいたとしても、昨日のパフォーマンスを見る限り、アルビが負けることはなかったでしょう。
それくらい、上出来でした
ま、とにかく、これで夏場の絶不調は、抜け出したと言って良いのではないでしょうか。
ただ、これでシーズンが終わったわけじゃありません。
6日後には、横浜Fマリノスと戦います。
7月30日のリベンジを果たさなくていけません。
それに、ビッグスワンでの試合だからって、100%勝てる保証はありません。
選手たちの更なる健闘を祈ります
そして7日も、サポ一丸で応援しまくりましょう
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久しぶりの連勝、アウェーでのそれも鬼門だった味スタでの勝利ということで、一晩明けても興奮が冷めません!
得点シーンしかみていないのですが、松下の二得点に新潟の新しい可能性を感じました。
昨年まではガッチリ守って、カウンターはエジとファビと慎吾だけみたいな感じでしたけど、今年は二列目の選手が飛び出してきてフィニッシュに絡むという攻撃を、かなり意識しているような気がします。
強いチームって、どこも中盤の選手の得点力が高いですけど、アルビもそんな方向に向かって欲しいものです。
これまでは相手チームはとにかくエジだけを囲んでおけば大丈夫みたいに思っていたと思うんですけど、エジを追い越していく選手が増えれば、これは相手にとって脅威になるハズです。
昇格一発目のFC東京戦、スコアは0-1でしたけど本当にあの時は「J1って手強いな…」と実感させられたものです。
あの時と比べると、半分以上選手は入れ替わりましたよね。誰がどうとは申しませんが、アルビに来てくれる選手の質は、間違いなく毎年向上しています!
あとは下部組織からどんどんと若手が上がってくるようになれば理想的なんでしょうけども、さすがにそこまでは時間がかかりそうです。
今シーズンの残留は決定的になったことですし、後はとにかく上を向いて、目標の七位以内を目指して、勝ち点を重ねていって欲しいです。
次節は横浜戦。鉄壁のDFラインを好調の攻撃陣がどうやって攻略するのか楽しみです!
何と言っても、超苦手アウェイで逆転勝ちっていう、その結果が良い。試合なんかダイジェストでしか見れて無いけど、それ見ただけで酒が美味い。
そのリベンジとも言える勝利、見たかったなあ。こちらはホームしか行けないので、うらやましいです。アウェイの応援をこれからもよろしく。
>昨年まではガッチリ守って、カウンターはエジとファビと慎吾だけみたいな感じでしたけど、今年は二列目の選手が飛び出してきてフィニッシュに絡むという攻撃を、かなり意識しているような気がします。
W杯による中断期間に、2列目からの飛び出しを盛んにトレーニングしていたそうですが、その効果がやっと発揮できるようになったようです。
これで、ボランチのシルビや寺川もドンドンシュートを打てて、点が決まりだすと言うことないですね。
>これまでは相手チームはとにかくエジだけを囲んでおけば大丈夫みたいに思っていたと思うんですけど
エジ以外の選手に、相手DFの意識が向けば、今度はエジがフリーになりますからね。
で、またエジにマークが集中すると、またそれ以外の選手が得点でき易くなる―こういう好循環が続くと良いのですが。
そしてJ1残留がほぼ確定したわけで、無理かと思われた7位以内の可能性も再び出てきましたからね。
目標達成に向けて、更なる奮起を期待しています。
>何と言っても、超苦手アウェイで逆転勝ちっていう、その結果が良い。
そうです、そこがミソです。
滅多にないアウエー勝利でも超ハッピーなのに、同じく貴重な逆転勝ちという展開まで、くっついているんですから、最高に幸せですよね
これからも、逆転勝ち、アウエー勝利、そういうパターンを見せて欲しいです。
もちろん、先制勝ち、ビッグスワンでの勝利もお願いします。
おさかなくん7341さんも、去年のあの試合、御覧になられたのですね。
そういえば、アニマル浜口さんのキックオフイベントがありましたね。
>こちらはホームしか行けないので、うらやましいです。アウェイの応援をこれからもよろしく。
こちらこそ、ビッグスワンに行けないときもありますので、私の分まで声援を送ってください