銘木アトリエEq

銘木アトリエEqの新作紹介や研究開発などをお知らせします。

お腹がすいたよ・・・

2020-04-10 09:11:11 | 過去の執筆など
この執筆をしている2020年4月10日現在、
アメリカやロシアなどの大国がすでに食料品の輸出を制限しています 。

大国が食料品の輸出制限をすることにより、
他の国にもその動きが広がっています。


この状況を見るに理由としては、
大きく二つあると考えます。

第一の理由として、自国民への食料品の供給を最優先にする、
ということが考えられます。


今後様々な交易が制限される中、
自国民が生き残るべく、食料品を確保すると言うことでしょう。


第二の理由として、食料自給率の低い国への牽制、
という意味合いが考えられます。

悪い表現をしてしまえば、
兵糧攻めという言い方が近いでしょうか。


国名を挙げたアメリカであれば、
古いデータにはなりますが、約130%近くの食料自給率があります。

ロシアも同じく、小麦への投資が進んだために130%以上はあると言われます。


食料自給率を簡潔に説明してしまえば、
国民が生き残るために必要な食料を、
自分たちでどれくらい生産できるか、の割合です。


100%を基準として例えば130%であれば、
国民に対して約130%の食料を供給できるという計算です。

食料自給率50%であれば、
その国は食料品の50%を輸入に頼る形になります。


平時であればそれほど問題にならない食料自給率ではありますが、
有事において食料自給率は、
即ち国力に直結すると言っても過言ではありません。


お金がいくらあっても、コインや札束でお腹を膨らますことはできません。
食べたとしても生き延びることはできないのです。


食料品を諸外国から購入し輸入するということは、
お金を出して食料品を買っている訳です。


食料自給率の高い国は生産した食料品を外国に輸出することにより利益を出しています。

と同時に有事の際には、国力に直結する食料自給率を確保しているという見方もできます。



さて肝心の日本ですが、
日本の食料自給率はどの程度なのでしょうか。

農林水産省のデータによると、
日本の食料自給率はカロリーベースで37%とされます。

単純計算で食料品の63%を輸入している、
という計算になります。


私たち日本人は長らく、お金を出せば食べ物が買える。
ご飯が食べられる。
という事に慣れすぎていたのかもしれません。


レストランに行ってお金を払えば、美味しいご飯が提供される。
スーパーに行けば、食品がビックリするくらい豊富に陳列されている。

ごくごく当たり前の日常です。

しかしその当たり前も、海外からの食料品の輸入が前提になっている。
という事を、もっと強く認識しておく必要があったのかもしれません。



閑話休題。



各国ともに国民を餓死させないことを最優先にします。

食料品の余剰が発生した場合には、
食料品の備蓄をしたり、加工をして維持をすることになるでしょう。


自国民の食料品を確保するのは、国として当然の動きです。

逆に、いくらお金を積まれたとしても、
国民を餓死させてまで食料品を売る国はないと、私は考えます。


お金で食料品を売った結果、国民が餓死するような事態になってしまえば、
その国はクーデターなどに見舞われる可能性すらあるからです。



万が一、アメリカやロシアの食料品輸出規制が各国に広がり、
お金を出しても食料品が買えなくなる状況が続いた場合には、
食料自給率で補えない国民は餓死します。


日本の場合、63%の国民が餓死するという計算になります。
これは非常に深刻な事態と言えるでしょう。

ヘタをすれば国は滅びてしまいます。




コロナ禍が早く終息することにより、
それらの食料問題は回避できるかもしれません。


しかし影響が長く続けば続くほど、
食料問題が浮き彫りになることも間違いありません。




さて、食料自給率の低い国には、
どのような傾向があるのでしょうか。

農業や漁業などの第一次生産(自然から収益を得るもの)よりも、
利益率が高く著しい経済発展を遂げるための、
実質を伴わないお金の稼ぎ方・産業に注力してきた場合や、
生産量が人口増に追いつかない場合などもあり、要因は様々です。


先ほど述べたとおり、日本は食料自給率が低い水準です。

仮に食料品の輸入が止まり、食料危機が起こってしまった場合、
お金を持っている方は生き延びるために、
何としてでも食料品を買い集めることでしょう。

そうすれば自然と食料品の価格は上がっていきます。


・・・とすれば、食料品の現物を持っている国が有利になるでしょう。

その結果、世界がどのような動きになるのかは、
皆さんが想像して頂ければと思います。



では私たちは、どのように覚悟をすれば良いのでしょうか。


最悪のケースを迎えた場合、私たち国民の多くが、
農業や漁業など、食料を確保するための仕事に就くこととなるでしょう。


国としては一刻も早く、
食料自給率を上げて行く事が求められます。


食料自給率を上げることは、平時であったとしても有用ですので、
食料危機を避けられたとしても、行う事に意味はあるのです。

国を復興するために、一人でも多くの国民を残す必要があります。


コロナ禍で辛い思いをしている人達も、
今は生き延びる事が最優先事項です。


100年後の子孫の代まで日本を残すためにも、
私たちが出来ることをしっかりと考えていきましょう。




食品ロス問題やGM作物(遺伝子組み換え品)の話題については、
またの機会にお話しします。




PS:2020/4/8、支援物資が届きました。
調味料 5つ
乾麺 1袋
米 2kg
乾燥食品 4つ
漬物 1つ
レトルト食品 9袋
インスタント食品 6つ
パスタソース 6袋

大事に食べて行きたいと思います。
本当にありがとうございました。


食料支援や見舞金などのご支援も賜っております。
よろしくお願いします。

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ご支援を頂ければ幸いです

2020-04-09 07:40:10 | 過去の執筆など
私の考えや行動に共感をして下さる方、
支援や協力をして下さる方がおられましたら、よろしくお願いします。

金銭面での支援だけではなく、
私自身及び家族が生き延びる為に、
例えば廃棄食材や、賞味期限間近の物などの支援も嬉しく思います。

同時にコラム等の執筆等、私の出来る範囲で仕事を頂く事も幸せです。

叱咤、激励、応援、反対意見、指摘・・・
様々な形で議論が進む事も重要と考えます。
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コロナちょっぴり先読み日記

2020-04-09 07:38:31 | 過去の執筆など
コロナ禍が1日も早く終息することを心よりお祈り申し上げます。


このマガジンは将来的に起こるかもしれない、
社会的影響や時事問題を先読みして投稿をしていく日記になります。


悲観的な展望論と捉える方もいるかもしれませんが、
最悪の事態を想定することは決して無駄ではないと思います。


ただの悲観論を載せるだけではなく、仮にそうなってしまった場合に、
どのようにして私たちが生活を営めば良いのか・・・
そのヒントのようなものも同時に執筆できればと考えています。



既存のマガジンは貧困問題に特化する事とし、
こちらのマガジンでは社会問題などを取り扱って行きたいと思います。


100年後に日本を残すため、一人でも多くの人に生き残ってほしい。
という思いに変化はありません。


私の描く展望が、ただの肩透かしに終わるならば、
それは皆が望むコロナ禍の終息だと思います。


肩の力を抜いて気楽に読んで頂ければ幸いです。




PS:食糧支援や見舞金などのご支援も賜っております。
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精神病おじさんと、貧乏おじさんと ~続き

2020-04-08 07:49:49 | 過去の執筆など
万が一、このコロナ禍が続くとしたならば、
人類はさらに極限状態まで追い込まれるでしょう。


そんな極限状態の中、私たちはどのように生き延びれば良いのでしょうか・・・


過度のストレスを受け続け、解消の出来ない時間が長くなってしまえば、
例えば不眠状態や食欲不振、イライラや不安など、精神状態に影響が出てきます。

更に進めば、俗にいう”精神疾患”と診断されるような状況にもなり兼ねません。
精神疾患の方たちの自殺率が高い事は、ご存知の方も多いかと存じます。


それだけではなく、健全な日常活動が困難になってしまえば、
身体的にもボロボロとなり、感染症を含め色々な病気を併発しやすいとされます。

極限環境下では、その先にあるのは”発狂状態”です。
発狂してしまえば、全てが終わると考えても良いでしょう。



何とか生き延びる為、精神の安寧を得る方法を考えました。

TVのワイドショーに登場するコメンテーターや、医師などが発言出来ない。
・・・いや、発言をしたら干される内容も含めて、書き残して行きたいと思います。
(社会通念上書けない内容については、皆さんの脳内で補完してください)


極限環境下では、とにかく物資が不足してきます。
そんな中で生活をしていく訳ですが、
日々の生活の上でストレスを軽減するアイテムを紹介します。


これらの使用や服用を推奨するものではありません。
一つの考え方として、あくまでご自分で判断してください。



・医療用医薬品(おくすり)

医師の処方により、薬局で調剤してもらえる”おくすり”です。
科学的に効果が証明されている物で、ストレスによる身体症状を緩和します。

薬嫌いな人も多いようですが、比較的穏やかな効き目の薬であっても、
健常者の方にとっては驚くほどの効き目があるケースも聞きます。

薬効が穏やかな抗不安薬(マイナートランキライザー)や、
睡眠導入剤であっても、多くの方は薬によって踏ん張る事が出来るかもしれません。


街のドラッグストアでは購入できませんので、
不安がある方や、既に不調の方は医師の受診をお勧めします。

今ならまだ医療崩壊入口程度ですので、クリニックの受診も可能でしょうから・・・。


・酒

私は下戸なので、お酒を飲むとすぐに頭が痛くなり、耳が遠くなります。
ドクドクと血管が脈打つ感覚が嫌いなので、ほとんど飲んだ事はありません。

しかし、仕事終わりの酒は気分爽快ですよね。

飲めない酒ではありましたが、仕事をしていた頃は、
仕事が終わると、牡蠣をつまみにビール一杯!なんて時期もありましたね。
楽しい思い出です。

一杯のビールが仕事疲れを癒す、なんて事もありました。

嫌な事を一時的に忘れ、明日への活力に繋がる効果があるのやも?!


飲み過ぎて他人に迷惑をかけるのは、絶対に避けるべきですが、
適度の酒で楽しい気分になるならば、それは価値があると思います。


醸造の技術がかなり高度に確立している分野ですし、
化学的な製造も可能ですので、比較的手に入りやすいかもしれません。

ただし法律上では、勝手に作ると犯罪になります。
ご注意ください。



・たばこ

煙をくゆらせ、コーヒーを飲みながらの一服。至福の時です。
人によっては食後の一服や、寝起きの一服に一家言ある方もいるでしょう。


今でこそ世間からは煙たがられ、忌み嫌われる嗜好品の代名詞ではありますが、
休憩時間に吸うたばこは、本当にリフレッシュになりますね。

私はどれだけ節制しても、タバコだけは止められません。
止めるつもりも毛頭ないのですが、私にとってはそれほど魅力的なものです。


統合失調症の患者は、約70-80%の方が喫煙率というデータも存在します。
実際に患者さんと接してみても、多くの方が喫煙するように思えます。

科学的な研究では、ニコチンα7受容体への感受性の違いがあり、
統合失調症患者は、経験的にたばこを吸う事で認知能力の改善を図っているのでは・・・
という学説もあります。


製薬業界ではニコチンの代替物質(似た形のもの)を研究している会社も多いようです。



酒やたばこが、古来から嗜まれてきて、今もまだ存在しているという事は、
逆説的に言ってしまえば、大きいストレスに対して有効である可能性は否めません。

生きるか死ぬかの極限環境下では、生き延びる為のアイテムなのかもしれませんね。


これは先の大戦中の話を伝聞したものですが、
たばこ葉の生産が止まって、たばこが流通しなくなった後も、
多くの喫煙者は色々と頑張ってきたようです。

例えばトウモロコシのヒゲを乾燥させて、紙で巻いて喫煙した、とか、
そこらへんの木々から葉っぱを取ってきて、乾燥させて喫煙した。
なんてエピソードもあります。


確かに20年後30年後、肺がんや肝臓がんになるリスクが高くなるかもしれません。

しかしその瞬間を生き抜く為に必要であるならば、
先の事は生き延びたその時に考えれば良いのではないでしょうか。



ストレスとの付き合い方は十人十色です。
スポーツ観戦が好きな人もいれば、本を読む事が好きな人もいるでしょう。

私ならば美味しい物を食べて、お風呂に入って、たばこを吸えれば大満足です。



最後に重ねて言います。
ストレスを上手く制御できなければ、最終的には死ぬリスクが高くなります。

その時々に、ストレスと上手く付き合う方法を皆さんが考えて、生き残りましょう。


100年後に日本を残す為、1人でも多くの日本人が残り、
そして労働力として活躍出来る世界が訪れるかもしれません。

その時には皆で畑を耕したり、魚を獲ったり、
仕事終わりに酒飲んでたばこ吸って・・・楽しく過ごしたい物ですね!



こんな話が、統合失調症患者の妄想であれば嬉しい話です。
誰も望んでいない世界ですから。

まぁここに書きなぐった話が、私の妄想による産物に過ぎなければ、
私はそのアイデアを基にSF妄想小説でも執筆して、一発当てますよ!

発売されたら読んでくださいね!



PS:
福祉サービスは国民の大部分が知らなければ、存在しないに等しいのです。
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ハローワークの現状を見るに・・・

2020-04-06 11:01:36 | 過去の執筆など
今日、失業給付に関連する用事でハローワークに行ってきました。
午前8時45分くらいに到着し、普段であればまだガラガラの状況のハロワです。

その時間ですら失業給付に関する窓口には、7-8人の人が座っていました。
私が見た限りだと、新規の申請の方や初回認定日の方が多いように思います。

つまり先月や先々月に失業をした方が、その認定で訪れたのだと想像出来ます。

その後、9時過ぎまで経っても中々業務が進んでいないようで、
職員のフル稼働を他所に、どんどん失業者と思われる方が集まってきました。


しかし・・・失業給付の申請はインターネットで出来る上、
給付に必要な認定日の訪問も、特例で郵送受付されている状況なのです。

職員の様子を伺うと、給付に関する電話相談でパンク寸前と見受けました。


ハローワークは電子申請や郵送での対応を推奨している・・・
にも関わらず、失業者が普段からは考えられない程に訪問している。
そんな状況です。

4月に入って失業をした人も多く来られているようなので、
やはりコロナ禍による失業者は、相当増えていると考えるのが妥当でしょう。


失業者の数よりも驚いたのは、事業主の方が多く来ていた事です。

雇用調整助成金という制度があり、その相談と申請先がハローワークなので、
その関係で企業の人達が多く訪れている物と思われます。

その相談や申請などによって、ハローワークの混雑は物凄い事になっていました。


雇用調整助成金とは簡単に言ってしまえば、企業に対して国が、
「従業員を解雇しないで!給料の多くを出すから!!失業率上げないで!!」
という事です。


多くのサラリーマンの方が、貧困世帯への支援にブーイングをしています。
しかしテレワークなどで勤務している人も、通勤している人も、
その制度で雇用が守られている状態である。
と言っても過言ではありません。


だからと言ってサラリーマンを叩くつもりは毛頭ありません。

私が言いたいのは、倒産した飲食店などに対して、
「そんな仕事を選んだ奴の自己責任だ!」
などと放言している人達であっても、
いつ失業者になってもおかしくない、という事です。


はっきり言って、コロナ禍で求人状況はほぼ壊滅状態に陥ってます。
確かに求人は0ではありませんし、新規求人も出ています。

新着求人などを閲覧してきましたが、
なぜこのご時世に飲食業の求人が多く出ているのでしょうか。

少なくとも相当なダメージを負っている業界です。
新規求人を出して、人材を多く募る事にいささか疑問を感じました。



私は何か裏があると見ました。


少なくとも助成金制度で、失業率を抑制しているのは間違いありません。

新規求人に関しては、失業給付を得る為の求職活動の為だったり、
有効求人倍率のカラクリなどがあるのやもしれません。


ともあれ、明日にでも失業者になる可能性は誰にでもあります。
それは大手商社などの安定とされた企業も例外ではありません。


やはり今の段階からでも、先を見据えた給付金の受給計画を立てた方が良いと思いました。

過去ログにも、色々なケースに応じた福祉制度や給付金制度、
貸付等に関する情報などを記載しています。

是非ご一読頂ければ幸いです。




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緊急事態宣言による最悪のパターンを迎えたら

2020-04-06 06:25:16 | 過去の執筆など
コロナ禍も深刻になってきて緊急事態宣言がいつ出されても、
不思議ではない状況になってきました。

現段階(2020/4/6 午前)で予想される宣言の内容ですが、

全ての企業に自粛の要請、がなされるとされます。

他にも様々な変化がありますが、今はこの1点に話を絞ります。

先ず結論から。

現在あるお金の全てを、食材購入に充てる覚悟を決める必要があるかもしれません。

政府が企業に対して自粛を要請するという事は、
喫緊の事態に集中しよう、今を何とかしよう。という意味です。

お金儲けしてる場合じゃねーぞ!というメッセージになります。

これが滞りなく遂行され、コロナの終息を願う事は国民全ての総意でしょう。


ところが今までの政府の対応を見ている限り、安心は難しいかもしれません。
少なくとも私は最悪のケース、パターンを想定しています。

それは、福祉や保護の相談・申請がストップし、
収入が一切確保出来ない状態にも関わらず、
支払い(家賃・公共料金・税など)はストップしない事です。


命の問題として福祉や保護、つまり役所等の業務は行う。
と言うのであれば、これは仕方の無い事かもしれません。
国民全てで何とか踏ん張りましょう。


仮に福祉や保護の遂行業務が滞ってしまった場合、
貧困者は既に預貯金も何もありません。

民間企業には強制力の無い要請のみとなっていますので、
役所は止まったけど、銀行とサラ金は絶賛営業中!
なんて事態になったら非常にマズい事です。


政府がどこまで考えているのか、
社会的な影響をどれほど鑑みているのかが想像も付きません。

であれば、最悪のパターンを想定して動かざるを得ないでしょう。


それでも私は全ての人に”死ぬな!生きろ!”と伝えます。
命を最優先にする方法として、仮に最悪のパターンを迎えた時の為に、
今の段階での”命を最優先”する対策を書きます。


・支払いは全て滞納して、不法占拠状態でも已む無し
・仮に水道やガス、電気が止められたとしても、近所で助け合い
・今あるお金は全て食費に充てる
・最悪、給付金や借金を食費に充てる事も仕方なし


現時点で貧困状態、貧困予備軍の人は貴方だけではありません。
日本中の多くの人が貧困にあえいでいます。

民間の企業だけ活動が続いた場合、家賃の徴収は継続する。
なんて事態にもなり兼ねません。

であれば、家賃など滞納して不法占拠を選択するしかないでしょう。


おとなしく退去する必要などありません。
死ぬか生きるかの選択を迫られて、死ぬ選択をしては絶対にダメです。

法的な措置を取ると脅されても、ビビッてはいけません。
逆に言えば、法的な措置しか取れないという事の裏返しです。

きちんとしたプロセスを経て、裁判をしなければ強制退去はさせられません。


これだけ貧困者が増え、家賃滞納者が多くなれば、
正規の裁判を経ての退去措置業務など回るはずも無いのです。


そろそろ腹を括る段階だと思います。
覚悟を決めて、自分の命を守る最優先の行動をしましょう。

今はとにかく一人でも多くの日本人が生き延びて、
来たるべき復興の日に向けて生き延びましょう。

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精神病おじさんと、貧乏おじさんと

2020-04-05 09:35:58 | 過去の執筆など
テレビを付けてもコロナコロナ・・・
ネットを見てもコロナコロナ・・・

もういやだーーー!!


なんて人も多いみたいですね。


私の通っている精神科(心療内科)では、
多くの新患患者さんが待っていましたし、
俗にいう”コロナ鬱”の方も増えてきたと実感します。


2週間程度ではありますが、自粛ムードの中で生活をすれば、
健常者の方であれば、それはストレスも半端では無い事でしょう。
大変だと思います。


もしも強いストレスによって、精神的に変化が出たら、
今の段階であればお近くのクリニックに電話をして、
医師に診てもらう事をお勧めします。

本人はなかなか気づかない事もありますので、
ご家族や友人の状況もしっかりと把握してあげてください。

効き目の穏やかな薬であっても、多くの方には十分でしょうし、
医師の診察をしっかり受けて、大切な家族や友人を守ってあげましょう。




とある調査で、ホームレスの診察を行った医師によると、
かなりの割合で精神疾患を持っているとの報告があります。

ホームレスになったから精神疾患を発症したのか、
精神疾患を発症したからホームレスになったのか、
それはわかりません。


しかし、貧困状態と精神疾患との関連は間違いなくあると言えます。


抱えきれないストレスを受け続ければ、あっという間に精神が病みます。
貧困によって生活に不自由さが出れば、すぐに精神が病んできます。

今は貧困による生活苦がストレスになっているかもしれませんが、
人によっては仕事によるストレスが引き金になりますし、
人によっては人づきあいが引き金になるでしょう。


だからこそ、貧困状態に陥ったならば原因を緩和する必要があると考えます。
それが福祉制度であったり、保護制度な訳です。


俗に裕福な生活をしていた人が、何らかの原因で貧困状態に陥ると、
その生活レベルのギャップから致命的なストレスを受けやすいと言われます。

確かに生活レベルを下げる事は難しいですし、恰好悪いですし、惨めですよね。


日本をはじめ先進国では、いったん貧困状態に陥ると浮上する事は難しいとされます。
であれば、その生活に慣れる事も重要かもしれません。
上手く付き合って行くという意味ですね。

もし必要ならば国の福祉に頼って良いと思います。
何も恥ずかしがらずに、様々な福祉制度を利用すべきでしょう。
その為に税金を納めてきた訳ですから。




私は長らく統合失調症で治療をしていますが、
なるべく端的にイメージを伝えるならば、
私のすぐ横には”死”が常に付き纏っていて、
その”死”と共に、日常生活を送っているという表現はいかがでしょうか。

日常生活が常に死と隣り合わせの綱渡り。
精神病なんてのは、多かれ少なかれそんな物なのかもしれません。

怖いですね・・・くれぐれも精神の安寧を心掛けましょう。



さて、今日は少しばかりSFチックな話をしましょう。


皆さんはサバイバル映画や、漂流記などの小説を読んだ事はあるでしょうか。
無人島に流されて・・・船が嵐で難破して・・・ゾンビが街を闊歩して・・・
色々なシチュエーションで、様々な作品が存在します。
最近ではサバイバル系ゲームなんてのも人気がありますね。

そういった作品では、極限状態での生存が描かれる訳ですが、
多くの場合、登場人物が発狂する。そんな描写が出てきます。

その場面が地下室なのか無人島なのか、それともシェルターなのかは様々です。


人間は不自由な生活を強いられると、多大なストレスを受けます。
極限状態ではストレスとの戦い、と言っても過言ではありません。

SF小説の中だけではなく、例えば戦争モノを読んでみても、
いつ命が無くなるか、いつ命を奪われるか・・・。
多くの兵士が精神にダメージを負って、
今でもトラウマとして残っている例もあります。


日本の話で言えば、いつ空襲警報が鳴り響くのか、いつ爆撃機が来るのか・・・
そんな状況下での生活が続いた訳です。
当然、発狂した人たちも沢山います。
事実、発狂した人は真っ先に殺されて、それが伝播しないようにされてきました。
歴史に葬られた”闇”と呼ばれるものです。


万が一、このコロナ禍が続くとしたならば、
人類はさらに極限状態まで追い込まれるでしょう。


そんな極限状態の中、私たちはどのように生き延びれば良いのでしょうか・・・




この話は後日に続きます。




PS:価格調整の為に已む無く廃棄される食材など、
私が命を繋ぐ事が出来る食材・食料などがあれば、ご支援頂けると幸いです。



福祉サービスは国民の大部分が知らなければ、存在しないに等しいのです。
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コロナ禍に対する公的支援などなど

2020-04-05 08:27:44 | 過去の執筆など
コロナの影響が深刻になり、影響が続けば続くほどダメージは大きくなります。

私は主に貧困層向けの支援策や給付金を軸に書き連ねていますが、
実際に事業をしている方や、経営者・従業員の方への情報が少ないとも実感しています。


色々な情報を収集はしておりますが、私個人の力で全てを網羅する、
つまり多くのパターン毎にガイドを出す事には限界があります。

それでも私の投稿を見て下さる方がいる以上、
知らんぷりをするのも筋違いかと考えましたので、
広く公的援助についての情報を収集されている方へのリンクを載せます。

とりあえず無断転載になりますが、後でメールを送って確認しておきます。

https://www.businessinsider.jp/amp/post-210500?__twitter_impression=true

今現在の情報として利用できる制度を纏めておられます。
私がまとめた雑多乱筆なまとめよりも、分かり易く記載されていますので、
一度目を通す事は、決して悪い事ではありません。
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噴飯!1世帯30万円給付!

2020-04-04 10:01:20 | 過去の執筆など
2020/4/3に、政府は1世帯あたり30万円の現金給付を決めたようです。
この給付について現段階(4/4 午前)で出ている情報を確認してみました。

・コロナの影響で月収が5割以上減った世帯
・住民税非課税世帯(年金受給世帯、生活保護世帯は除く)

該当する方が役所に申請をして、審査を受けた後に給付となる模様です。


うーむ・・・。
世界に倣えというつもりは無いですが、あまりにも酷い有様かと思います。
ただ政府を叩きたいが故に言っている訳ではありません。


理由を説明します。
以前から声高に叫ばれ世界各国で行われた、”現金一律給付”。
この方法のメリットは大きく二つ。

・喫緊の問題を状況精査する事なく、迅速に緩和出来る事。
・先行き不安を払拭する為の、一時的なショック緩和。

対象を決める事をせず、手間や時間を掛けずに出来る方法でした。


私は政治的な考えや経済について興味はありませんので、
この方法を国が決めたのならば別に構わないのです。

しかし、コロナ問題が噴出してから2か月半と少し、
これだけ時間を掛けて、その間も国民は不安や貧困と戦って来た訳です。


その結果、出て来た支援策が”これ”です。


時間を掛けるならば、もっと継続的な支援や限定的な給付が可能でしょう。

政府からの支援を期待して、貧困や不安に耐えてきた人達へ対してです、
正直言って訳の分からない給付金制度を決定です。


我慢して踏ん張って来た人は、さぞがっかりしている事でしょう。
はっきり言って、笑ってご飯をブーっと吹き出しちゃうレベルですね。
噴飯ものです。

まぁ私は、そのように噴飯された物でも、残さず貪って生き延びますけれどね。


閑話休題。


日本政府や政治屋、官僚やら公務員に期待していた方々、残念でした。
元から期待していない人達にとっては、ごくごく当然の事だったかもしれません。

実際問題、月収が5割以上落ちた人や、その後に解雇された人達にとって、
30万円はどの程度の価値でしょうか。

2か月分の生活費で終わりです。

0円よりマシかもしれませんが、今後どれだけコロナ禍が続くか分からない状態です。
そんな中で、一発だけこの程度の金額を給付されたとしても、
はっきり言ってどうにもなりません。


焼け石に水ならまだしも、絶望や大きな不安の爪痕を残す分、
もしかしたらやらない方が良い事だったのかも・・・。


とりあえず一律給付をして、1-2か月間でも耐えてくれ!
その間に追加の支援や政策を考えるから!

と、する為の一律給付金です。

これだけ時間を掛けて、対象者を選別するならば、
もっと長期に渡る安定した給付や、金額を上げる事も可能でしょう。


年金受給者や生活保護の世帯が対象外、これはまだ理解出来ます。
そういった選別が必要になる事態だとも考えられます。

まだ全体像や具体像は判明していませんので、深い言及は避けます。
しかし、過度の期待をする事は止めておいた方が無難かと。


月収ベースで賃金が支払われないフリーランス業の人達、
例えば請負業務や印税の方は、半年後に賃金が支払われる方もいます。

賃金減少、収入減少の証明が難しい人達、
接客業や風俗業などに従事する方は、現金日払いで貰っている方もいます。

イベント業の方であれば、
イベントの発生した時にだけ収入を得る場合もあります。


月収5割減を基準にするのは、それは基準として結構な話です。

ルールを決める事は一向にかまいませんが、
その判定方法や判定基準は、本当に正しいのでしょうか。

判定をする人の人件費は?
書類を発行する人の人件費は?
提出する書類の印刷代は?

当然、それらの経費まで考え抜いた末なのでしょう。


そもそもから可笑しい話として、
政府は誰も彼もが月給制で賃金を得ている、と思い込んでいる訳です。

これだけ多様な雇用形態があって、働き方も多様な社会なのに、
なぜ終身雇用前提、サラリーマン前提の話になっているのでしょうか。
おかしな話です。



今回の給付金の対象になる方、なった方がどの程度の割合かは分かりません。
一説には10%程度に抑えられるという話もあります。

30万円の給付で生き延びられる人がいる事も、また事実です。

今回の政策が全くの無意味とは思いませんので、
給付出来た方は、ほんの一時でも良いので安寧の時間をお過ごしください。



私のケースですが、**年*月と、XX年X月の収入を比べるのか、
その具体的な話が出てこない事には、受給要件を満たすかはわかりません。

受給できる可能性もありますが、出来ない事も想定しています。
仮に私が受給出来たとして、どのように30万円を使うかを考えてみました。


私の状況ならば、30万円を食費・公共料金などに充てます。
家賃には充てません。

そして以前に投稿をした、”住居確保給付金”の相談・申請に走ります。

この給付金の受給要件などは、過去投稿を見て頂けば幸いです。
以下にURLを載せます。
https://blog.goo.ne.jp/bartonella/e/ab4e1480b7cb960bf4d88e4b8e90210b


掻い摘むと家賃の支払いが厳しい方が、
地域ごとに設定されている上限家賃までの給付金を、
”継続的に”受給できる福祉制度です。


私の地域では、4人世帯で69800円となっています。

ここでミソなのが、”貯金額が50万円以下”という条件です。


私が予想するに・・・
窓口へ相談に行っても、30万円の給付金で耐えろ!
と言われるのではないでしょうか。

むしろ他の給付金を利用されたくないのかもしれません。


しかし、そんな事はカンケー無しです。

30万円の給付金は継続的ではなく、一回のみです。
ならば、30万円を全額貯金したとしても、
住居確保給付金の受給要件には引っかからない。
となります。


”貧困は自己責任だ!”と言うならば、
そんな福祉サービスを消さずに、残した政治屋の自己責任です。

声を高らかに、今度はこちらから自己責任と叫んでも良いのではないでしょうか。


仮に後出しでこれらの福祉サービスを消し去るならば、
それこそ発言しただけでアカウントBANされる、
そんな行動に出るしかありません。



はっきりと言います。

多くの人が福祉を利用して、財源が不足したとしても、
その管理をするのが政治屋であり、官僚・役人でしょう。
私たち貧困層の仕事ではありません。

税金から給料をもらっているプロならば、
仕事をしっかりして、責任を果たしなさい!



絶対に死ぬな!生き延びろ!
今は生き延びる事だけ考えろ!

大丈夫です。私たちはまだまだ生き延びられます。
残飯を漁って、ボロ布を纏ってでも、命あってこそです。


綺麗事を言うつもりは毛頭ありません。

100年後の子孫に日本を良い形で残す為には、
私たち日本人が一人でも多く生き残って、
そして復興をする以外に方法は無いと考えます。

仮に焼け野原となり、ぺんぺん草が生えるだけとなっても、
日本人がこの国を復興して、日本を残しましょう。

食料が減ったら、ぺんぺん草も食べ尽くして生き延びよう!




PS;2020/4/3 スパゲティ5kg、パスタソース10箱 

のご支援を頂きました。
誠にありがとうございます。



福祉サービスは国民の大部分が知らなければ、存在しないに等しいのです。
もしも共感頂ける部分がありましたら、情報の共有や拡散をお願いします。

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→https://twitter.com/equi69

twitterのプロフィールに、各種リンクなど詳細情報があります。
ご支援を賜れるならば、私も一層励みとなります。
また叱咤激励、感想、指摘、喝、なども募集しております。

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医療従事者も人間だ!医療崩壊を防げ!

2020-04-03 09:35:38 | 過去の執筆など
コロナウィルスが問題視されてから、2か月半といった所。
今朝もTVのニュース番組では、相も変わらずコロナコロナ。

テレワーク(自宅勤務)の方もいれば、出勤をする人もいます。
有給休暇の取得を推奨されて家で待機している人もいるでしょう。

そんな中、TVで散々言われている、”医療崩壊”の話題です。
貧困問題とは直接関係ない可能性もありますが、お付き合いください。


先ず結論から言います。

安定職業として医療従事者になった人、
社会的地位の為に医療従事者になった人。

一部に献身的なキチ〇イじみた医療従事者もいますが、
多くの医療従事者は、言ってしまえば職に就きやすい、
転職しやすい、復職しやすい、収入が安定している。
そういう目的で国家資格を取得して医療従事者になっています。

その方たちに命を賭してまで、超ハイリスクな最前線で、
劣悪な環境下でも、医療行為を続けろ!!
と言うのは、いくらなんでも酷だと思います。無理ゲーです。


入った会社がブラック企業ならば、辞める人が続出するのは当然です。
ブラック企業から逃げ出した人を責められますか?
多くの人は”逃げるが勝ち”と考えるでしょう。

このコロナ禍によって、安定した職業として就いていた現場が、
一瞬にして超超超ブラックな現場に変貌した訳です。
しかも敵前逃亡は死刑とまでの圧力を掛けられ、
誰かの命を守る為に薄給で、命まで掛けさせられている状態。

こんな劣悪な現場で働き続ければ、どれだけ崇高な志を持っていたとしても、
精神的・肉体的に耐えられる訳がありません。

精神面でボロボロになれば、すぐに身体的に影響が出て来て、
場合によっては感染し易い・重症化しやすい状態になっても不思議はないのです。


衛生衣服すら品薄になってきて、病院によってはゴミ袋に穴を開けて着ている状態まできています。
マスクの品薄ももちろん、白衣や滅菌衣類の供給すら危うい状態です。

医療従事者の高い志によって、今はギリギリで半崩壊の状態でしょう。
しかし現場からは白旗が上がっていて、もう耐えられない!SOS!!
それが、日本医師会が政府に要求した”緊急事態宣言”の提言だった訳です。

その要求すらも政府はスルーします。
当然でしょう。
緊急事態宣言をしたら株価が下がりますからね。

責任を問われたく無い、誰かに責任を擦り付ける事が日々の業務。
そんな連中に何かを期待する方が悪かったのかもしれません。


さて、既に時期を逸した感は否めませんが、
このまま医療現場のダメージが蓄積して行くとどうなるのでしょうか。

俗に”医療崩壊”と言われていますが、
具体的に何が起こるかは、誰も説明はしません。
説明しただけで責任を問われてしまいますから。


端的に言います。
医療崩壊が起こったら、死者が爆増します。

新型コロナに起因する死者の話ではありません。
コロナがあろうと無かろうと、心筋梗塞は起こります。
脳梗塞は起こります。癌は進行します。

平時であれば簡単に救える命が救えなくなって、
なんて事ない病気やケガが命に関わるという事なのです。


具体的に私を例に挙げます。

私は重症筋無力症という病気を持っていて、
最悪の発作が起こると、呼吸する筋肉が動かなくなります。
クリーゼという症状です。

クリーゼが起こった場合、人工呼吸器と薬を使い、
呼吸する筋肉が回復するまで待つ治療を行う事になるでしょう。

今の医療水準であれば、クリーゼを起こしても即死になるパターンは少ないと言えます。

ところがコロナ肺炎の患者で溢れかえってしまうと、
先ず人工呼吸器が確保出来なくなり、私は死にます。
人工呼吸器があっても、使用出来る医療従事者がショートすれば、やはり死にます。


医療従事者が精神面・肉体面でダウンしてしまえば、
その人数すら減って行って、治療を施す事すらできなくなってしまうでしょう。
手術が必要な患者も手遅れになってしまいます。


それこそが”医療崩壊の本質”であり、避けなければならない事なのです。
何を優先してでも、医療現場に手厚いケアを行い、
医療崩壊を避ける事の重要性を分かって頂けたでしょうか。


”医は仁術”なんてのは昔の話で、”医は算術”の世の中です。
病院経営がビジネスであるように、医療従事者だってビジネスライクで構わないのです。
せめて逃げ道を確保してやる事も必要かもしれません。


このままの医療体制が続けば、”命の選別”が起こりかねません。
社会的弱者である老人や貧困層、障害者は、真っ先に切られるでしょう。
到底、他人事とは思えません・・・。



私は感染症を学びたく、臨床検査技師の国家資格を取得しました。
実は、コメディカルの人間だった訳です。

今の状況を見て、私自身に何が出来るかを考えました。
まだ具体的な方法や手順を示す事は出来ません。

けれども、何とかしなければ。
そして何かが出来るのでは・・・と考えています。


例えば、私のように働く事が出来なくなった有資格者、
引退した有資格者、臨床現場から離れた研究者が奮い立って・・・。

医師法や保助看法を犯して、国家資格が剥奪されるかもしれません。

それでも今現在、最前線で耐えている医療従事者をサポートする為に、
公園や広場を不法占拠し、無許可の野戦病院を設営。
コロナ軽症者への検査や、簡易的な処置、処方、投薬・・・。

この状況下においての、軽微な罪を背負う事を厭わない人達で、
何とか後方支援が出来ない物か・・・。
せめて重症者の選別や、軽症者への指導だけでも出来ないだろうか・・・。



扇動の発端者として、コロナ禍が終息した後ならば、
私は処罰されても仕方ないと思いました。
資格を剥奪され、収監をされても構わないと思っています。


一人でも多くの人に、”死ぬな!生き延びろ!!”とメッセージを送るならば、
その程度の責任やリスク、背負わせてください。


医療崩壊が続けば、確実に貧困問題にも直結してきます。
貧困者は十分な医療を受けられなくなる。
そんな時代を私は望みません。
きっと誰も望まないでしょう。

だからこそ、今ここで食い止める必要があると考えます。



小さな提案や提言、具体案、指摘、指導、感想・・・
どんな事でも構いません。
コメントや連絡を頂ければ幸いです。

また、一人でも多くの人に情報を共有して頂きたく、
共感して頂ける皆様のご友人、ご家族、お知り合いに対し、
広く拡散を頂ければ嬉しい限りです。

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地獄の門は4月1日に開いたばかり

2020-04-03 09:14:33 | 過去の執筆など
コロナ禍で失業した人、収入が減った人、借金を作った人・・・。
自己責任の旗の下、
「2か月や3ヶ月で潰れる事業なんて、元から無理があっただけ」
「貯金をしてこなかった貧困層は努力不足」
「能無しの非正規雇用が死のうが関係ない」
そんな論調で追い詰めて行った結果、
先ずは観光業、興行業、飲食業から始まり、
様々な業界が深刻なダメージを負ってしまいました・・・。

言うのは自由だし、思想も自由だけれども、あまりにも心無い発言だ。


回復不能なダメージを負った経営者もいれば、
すでに倒産・廃業をした企業が出ている事も既知の話だと思います。

コロナ問題が大々的にTVなどで取り上げられるようになって2か月ほど。
たったの2か月で焼野原になってしまいました。

ところが、本当の地獄はこれからである。と言わざるを得ないのです。
決してパニックを煽るのではなく、現実を現実として受け止めるしかないでしょう。

はっきり言って、中小零細企業が9割と言われる日本の中で、
2か月間の運転資金で耐えられていた企業の方が少数であったと思います。
多くの企業が雇用を守る為、家業を守る為に奮闘して来た事は容易に想像が出来ます。

今はまだ2か月の”ふるい”に漏れた企業が倒産しているに過ぎませんが、
これが3ヶ月、半年、1年と経過するに従って、”ふるい”の網目は大きくなります。
当然、連鎖的な倒産も含めてこれからが厳しい戦いになると思います。


4月1日は地獄の門が開いた日、と述べました。
掻い摘んで説明します。

コロナ禍以降の2月、3月に契約終了となった非正規雇用の人達がいます。
例えば派遣社員であれば、2か月毎や3か月毎に契約を更新して行く事がほとんどです。

3年間の長期に雇用をする約束であったとしても、
今回のように経営に不安が募れば、真っ先に契約を切られて終了となります。

それが派遣社員だ、選んだのは自分!自己責任だ!
とは言いますが、これだけ派遣社員を増やしてきた社会にだって責任はあるのでは?


さて、一般的に派遣社員は社会保険に加入している事が多いです。
契約終了の憂き目に合ったとしても、健常者であれば失業給付が3ヶ月程度出ます。
3ヶ月以内に次の仕事を見つけなさい、という事です。
はっきり言って、次の仕事に就ける人は0に近い程に少ないでしょう。


4月1日から開始された、大企業への”同一労働同一賃金”。
同じ業務をする人は、正規・非正規を問わず同じ給料を払いなさいという法律です。

この施行によって、安いからと派遣社員を使っていた企業は、
派遣社員の使い方を再考せざるを得ないのです。

派遣社員の中には正社員登用された人もいるでしょう。
失業した人の中にも、次の仕事が見つかる人もいるでしょう。
けれども、多くの派遣社員は失業者として放たれて終了です。

生活の為に、日雇い労働へと進む方もいますが、今は時期が悪かった・・・。
イベント会場の設営、人員誘導など日雇い労働に代表される仕事が、自粛でぱったりです。

荷物の仕分けや軽作業の仕事は残ってはいますが、
仕事の席に対して求職者が多すぎるが故に、
例えば、1週間後の予約で1日のみ仕事に就ける・・・そんな有様のようです。


社会保険に加入していた派遣社員ですら、失業給付を受給する為には、
”12か月以内に6か月以上の社会保険加入”
が問われるとされます。

この条件はあくまで、会社都合退職の方への救済策での条件です。

1-2か月単位の短期仕事を重ねる派遣社員や、
就業したばかりの派遣社員の中には、失業給付を受けられない人も出ます。

ましてや社会保険に入っていないパート社員や契約社員の方たちもいる訳で、
失業=貧困 
に直結する方が多く輩出される事は、想像に容易いでしょう。

失業給付が受けられる人達は3ヶ月の延命がなされたのですが、
その方たちの失業給付が終わる時には、果たしてどうなるのか・・・。


業績不振によって解雇や時短勤務となったパートや契約社員の人達。
コロナ禍以前から求職状態(失業者)だった方たちの給付金が終わるタイミング。
その影響が出るのが4月1日だった訳です。

はっきり言って、すぐに雇用が回復するなんてのは希望的観測に過ぎません。
貯金を切り崩して生活を続けたとしても、
即座に貧困状態に陥る事は、避けられないのかもしれません。


けれども、そんな中でも絶対に死ぬな!生き延びろ!と、私は言い続けます。

以前の記事に、失業給付が終わった後にも、
条件付きで月額10万円の給付に繋げる方法を記載しました。

失業保険が切れそう。この先どうしよう!
https://blog.goo.ne.jp/bartonella/e/3d8ffcb423333091117793c6391fcd49

ご覧頂ければ、不安が少しは和らぐ方もいるかもしれません。

知り合いや親戚、友達やネットの知り合いにも、
同じ境遇で不安を抱えてる人がいるかもしれません。

一人でも多くの方に伝聞、拡散して頂きたく思います。
よろしくお願いします。


利用出来る福祉サービスはまだあります。
貧困は辛いですし、情けないと悩む事も理解しています。
それでも絶対に死なないでください。
ここは何としても踏ん張って、生き延びる事を考えてください!。

生活への不安、病気への不安・・・様々な不安の形があると推測します。
鬱屈とした気分、自粛ムードが故に、家族へ八つ当たりしてしまう人もいるでしょう。

もし少しでも辛い時には、心療内科を気楽に受診して薬を処方してもらってください。
私のように薬をがぶ飲みしてでも、気力を振り絞って生き抜こう!

心療内科や精神科への受診が躊躇われるならば、近所の内科でもOKです。
薬に頼って良いんです。
こんな社会情勢では、誰だって精神的に疲弊するものです。

コンビニにジュースを買いに行く気楽な感じで、
近くのクリニックに行ってみてください。
その程度の気楽さで今は乗り切りましょう。


100年後の世代に日本国を残してやる為には、生きる事が最重要です。
例え焼け野原になろうとも、命さえあれば皆で復興が出来ます。
そして復興の立役者は、読んでいる皆さんなのです!
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お知らせ

2020-04-02 14:30:53 | 過去の執筆など
私の考えや行動に共感をして下さる方、
支援や協力をして下さる方がおられましたら、よろしくお願いします。

金銭面での支援だけではなく、
私自身及び家族が生き延びる為に、
例えば廃棄食材や、賞味期限間近の物などの支援も嬉しく思います。

同時にコラム等の執筆等、私の出来る範囲で仕事を頂く事も幸せです。

叱咤、激励、応援、反対意見、指摘・・・
様々な形で議論が進む事も重要と考えます。
連絡方法等を以下に列挙致します。

twitter
→https://twitter.com/equi69
facebook
→https://www.facebook.com/yusuke.uchida.3939
コラムなど執筆の仕事の依頼、相談
→bartonella@mail.goo.ne.jp
見舞金、支援金など
→ゆうちょ:記号10060番号40640611 ウチダ ユウスケ
支援物資(着払いは無理です)
→104-0055 東京都中央区豊海町2-1-1407 内田 佑介
ニコニコ生放送
→https://com.nicovideo.jp/community/co1083256
note
→https://note.com/equi
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死ぬな!生きろ!

2020-04-02 14:30:30 | 過去の執筆など
どんな事があっても死んではいけません。

私の思いはただ一つ。
一人でも多くの国民を生かし、そして皆で復興する事です。

その為には現在困っている皆さんだけでなく、
知り合いや友達、親戚、ご近所さん・・・。
多くの人に情報を共有して、それを武器としてください。

「貧困は自己責任、貧乏人は死ね」
なんてフザけた事をいう輩も多くいます。
障害者は死ねと抜かす奴もいます。

はっきり言って悔しいです。
そんな事を言う奴は首を絞めてやりたい。

けれども、そんな奴らでも平等に訪れるであろう問題です。
貯蓄がいくらあろうと、スキルがいくらあろうと、
精神病になる人は問答無用で精神病になります。

今回のコロナ禍の件で言えば、
金持ちも貧乏人も、良い人も悪い人も、男性も女性も、
健常者も障害者も、誰しもが感染する可能性があります。

そしてコロナウィルスの前には、平等に死が訪れます。

パニックを煽るつもりはありません。
私だって、読んでいる皆さんだって、どうなるかは分かりません。
けれどもそれが自然の摂理ならば仕方ないでしょう。

一人でも多くの国民が生き残って、
そして再建するのが私たちの使命だと思います。
コロナとの戦いの中、貧困で死ぬ人を減らしましょう!


今後、治安が悪くなる事だってあるかもしれません。
皆がどう進めば良いか、迷う時もあるでしょう。

暗闇で進む道すら見えなくなった時こそ、
洞窟を照らす事くらい出来るかもしれません。
精神障害者の私ではありますが、少しでも役に立てれば幸せです。

時には法治国家として、許されない道を歩く事もあるでしょう。
人として道を外れる可能性だってあります。
けれどもそんな時の汚れ役にこそ私は立候補したいのです。


ここ書き連ねた事は、ただの妄想SF小説かもしれません。
それでも私の小説をバッドエンドで結びたくないのです。

これからも語り部として頑張って行きますので、
今後ともよろしくお願いします。

2020/04/02 内田 佑介
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どうにもならない!生活保護も無理だった!

2020-04-02 14:30:05 | 過去の執筆など
収入が一切消えて、生活すら回す事が出来なくなったとしても、
まだ諦める必要はありません。
最後のライフライン生活保護があります。

しかし生活保護の相談に行っても、
役所の連中は、判で押したような文句を並べて、
皆さんを追い返そうとします。

生活保護の相談に行ってボロカスに言われて帰宅したとしても、
そこで心が折れたら負けなのです。
今一度、気力を振り絞ってください。

貧困問題に取り組んでいる団体のURLを載せます。
http://bigissue-online.jp/archives/1017549370.html

この記事をしっかりと読んで、生活保護についての誤解を解きましょう。
役人の塩対応に腹を立てても、金は一銭も入りません。
それならば、しっかりとした方法で保護への道のりを進めましょう。

同じく貧困問題に取り組んでいる出版社のURLを載せます。
http://yamabuki-syoten.net/

このサイトの上部メニューから、
生活保護費(最低生活費)計算シートをクリックして、
皆さんに生活保護の受給要件があるか否かを確認します。

もしも受給要件がある状態ならば、
役人にどんな事を言われようが関係ありません。

心が折れて、役人に納得させられて、
そして命を絶つくらいならば、
生活保護の申請を強行するべきです。

申請者が申請をする!と強行した場合に、
役人が拒否する事は出来ないでしょう。

もしも役人に申請書類を燃やされたり、
受給させないように虚偽記載をされたならば、
NPO法人なり弁護士に相談をしてから、
今度を担当の役人を社会的に抹殺してやりましょう。

役人如きに、私たち人間の生殺与奪権はありません。
徹底的にみんなで戦いましょう!

絶対に生き延びてください。
ここで死んではいけないのです。
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もうダメだ!家賃が払えない!

2020-04-02 14:29:43 | 過去の執筆など
生活費がひっ迫してきて、家賃を払う事が出来そうにもない場合、
生活保護の前に確認する価値のある給付金があります。

”住居確保給付金”という単語を必ず覚えておいてください。

生活保護の相談窓口に行ったとしても、
多くの方は体よく説き伏せられ、家路に着く事になるでしょう。
役所の人間は福祉サービスを使って貰いたくないのかもしれません。

町内会などに相談すると、民生委員を紹介してもらえる事があります。
しかしながら、腐った民生委員が多いのもまた事実です。
月々8800円の銭を貰いながら、宗教への勧誘などをしている輩もいます。
単身世帯を回りながらの宗教勧誘、卑劣です。

全員がそうとは言いません。
優れた民生委員や、高い志を持った民生委員も沢山います。
同時に腐りきった民生委員もいる訳です。
ならば自分達で動けるよう、情報を持つ事は有益になると思います。

”自立相談支援機関”と検索をして、
お住まいの地域の窓口を探しましょう。
そして窓口に電話を掛けて、
”住居確保給付金”の相談をしたいと述べます。

私の自治体では、電話にて相談予約が必須となっています。
押しかけても門前払いをする算段やも。
しかし、ルールならば仕方ありません。
ここはルールに従って、予約を取って相談です。

訪問出来ない場合には、家まで来てくれるとも書いてありました。
そこまで親身になるならば、もっと広く告知しろ!!

住んでいる地域に応じて金額は変わりますが、
家賃を支払う為の給付金制度がある事を覚えておいてください。
例えば私の地域では、4人世帯で69800円上限で給付されるようです。

足りない方もいるかもしれませんが、0円ではありません。
給付金を得て、一日でも長く耐えましょう。
絶対に死んではいけません。生き抜きましょう!
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