☆「ガラス」と「クリスタルガラス」の違い

最近気に入っている「江戸切子」をネットで見ていると、かなりお値段のバラつきがあるので、良く見てみると、同じ江戸切子と呼ばれても”原料等の説明の無い物””セミ・クリスタルと呼ばれている物””クリスタルと呼ばれている物”があることが解りました。購入に際しては、そこを確認してから決めることが大切だと思います。やはり、その差が輝きなどに差が出るでしょうし、もちろんお値段も比例しているはずです。

私はブルー・ビー・ノートのサイトでカガミクリスタル社製の江戸切子を数点購入していますが、こちらは酸化鉛２４％（ｐｂ０２４）のフル・クリスタルです。デパートのクリスタル売り場には必ずと言って良い位に展示されているメーカーですので、ネットで実物を見ていなくても安心して購入できますし、実際に期待を裏切られたことはありません。

【「ガラス」と「クリスタルガラス」の違い】
一般ガラスの原料・・・珪砂、ソーダ灰、炭酸カルシウム
クリスタルガラス・・・ガラスの中に酸化鉛を成分として入た物（鉛クリスタルガラス）

酸化鉛が入ることによって、輝きや光沢が増し、屈折率も大きくなって、より綺麗に見えるそうです。

　　◎フル・クリスタル・・・酸化鉛の含有量が２４％
　　◎セミ・クリスタル・・・酸化鉛の含有量が８～１２％

※有名ガラス工芸ブランドの「バカラ」や「ウォーターフォードクリスタル」のクリスタルガラスは３０％以上の鉛を含んでいるそうです。

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