紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

寒い日の日記

2009-01-07 23:20:29 | ファミリー
 今日はオフ。朝からとても寒くて、超厚手の舶来品であるマリンな模様のセータを着込む。これを着ると寒さ知らず。

 元職場で、10年前に一緒に仕事をした海外生活の長かった快活で優秀な方が、大学生になられたお嬢様方の持ち物整理をされる際、私にくださった一枚である。10歳ほど年上の洗練された女性だったので、処分品といえどブランドもののワンピースだったり、極上のセーターだったりする。知的でおしゃべりやおしゃれが大好きで、好奇心と向上心のかたまりで、積極的に仕事をされた方だった。現在はその人間的魅力とコミュニケーション力、それに高い能力を活かして社長業をされているが、やはり昨今の不況にあおられて大変そうなのを、本日来た年賀状で知る。

 午前中に朝家事をあらかた片付けた後、おばあちゃんの介護保険申請に必要なため、最寄りの医院に連れて行き検査をしていただく。もう、おばあちゃんはずいぶん長い間ここには来ていないのに、年配の看護士さんは、「いまも神社に水をもらいに行ってはるの?」とにこやかに訊いておられた。なんてよく個人個人について覚えていらっしゃることか!

 病院から帰宅後、すぐさま買い物に行き、お昼ご飯にするいなり寿司も買って来る。そのあと、仲良くお昼寝。これが夕方の家事を一気に遅らせる原因になるのだが、ここで眠らないと晩ご飯のあと、夜家事にとりかかれないので、究極の選択。

 おばあちゃんが図書館の本をすべて読み終えたので、夕方より図書館へ返却と新たにたくさん借りに行く。前回、彼女がいたく気に入った本が『ゲゲゲの女房』。あの水木しげる先生の奥様が書かれた。ちょっとしたシャレ!?で借りた本なのに、おばあちゃんは介護保険の更新手続きにやってきたケアマネさんにおススメするほどの気に入り様で、びっくり。

 私が借りていた『橋本治と内田樹』(筑摩書房)も、予約待ちの方がおられるため、1/3ほど読み残して返却した。これはもう橋本治ファンは購入必至の本なのに気付き、本屋さんに行って買う事に決め、図書館に行く前に購入する。付箋貼りまくりで読んでいたのだが、実は赤鉛筆で思いっきりラインを引きながら読みたい本である。
 「橋本さんって、きっとこういう人なんだろうな」と薄々思ってはいたが、内田先生との対談によって、「やっぱりそうだったんだ」とくっきりと確信に変わる。バカみたいに真面目で正直なのに、肩の力が抜けまくりの独自思考が素敵。

 夕方より風邪の自覚症状が現われ出したため、ドラッグストアに寄り道し、液状の葛根湯を購入する。「いま、これを飲めば直る!」と自己暗示をかけつつ服用する。明日は仕事だし。
 ということで、今夜は少し早めに「おやすみなさい」。

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