紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

天の配剤?

2007-06-26 13:03:01 | ノンジャンル
 braryさんが、以前「正直に生きているといいことがある」と書いておられたが、なるほどそうである。

 小学校の読みきかせボランティアの方々が、活動を開始されて1年以上が経つ。そして昨年度末より、小学校の図書室整理にも着手された。Kちゃんの同学年のママたちがメンバーだったため、この整理に関して私は3月より引っ張り込まれたカタチで関わる事になってしまった。とはいえ、軽薄にもほいほいと乗ってしまったのは、私である。

 それでも一度手を染めたことは、とりあえず一通りのところまでは継続する、という妙に律儀な性格なので(そういうキャラではないはずなのに、A型の業なのか?)腹を括って腰を据えた。6月より本格的に活動が動き出し1ヶ月が経った。

 わずか1ヶ月である。先週、本の内容別(NDC)に本を並べ替えられ、絵本もとりあえずのところ、日本と海外のものに分けられた。その1週間の間に何が起こったのか、貸出し人数が明らかに増えている。子どもたちは何かを敏感に嗅ぎ付けるのだろうか?

 いやそれに先だって、春休み前「本棚も買わないと」という話が出た。「でもお金は?」といきなり壁に突き当たってしまう。
 ところがほどなく、りっぱな白木で作ってくださった、それはりっぱな本棚の寄贈を申し出てくださる方がいらっしゃった。他に、まっさらでまとまった著者の本の寄贈を申し出る方もいらっしゃり、瓢箪からうれしい駒が次々登場するのだ。

 人の行いというのは、連鎖するのだろうか? こういう事がつづくのを目の当たりにすると、悪い事は出来ないものだ、とつくづく思う。
 こんなにがんばってるのに、とか、いやいや仕事をしているときには、さほど報われないのに、苦もなく楽しんですることには、自然に助けがくっついてくるとしか思えない。

 難しい顔をしないで、血眼で近道を探さないで、淡々と愚直なほどに労働に従事する事が大切なのだと、トルストイも諭していたのではなかったか? それを思い出す事が出来ただけでも、参加した甲斐があったというものである。(しかも私にとって、本に触る仕事は趣味の世界なので、時間を忘れる程、楽しい♪)
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4 コメント

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Unknown (brary)
2007-06-27 11:32:54
紙魚子さんと、紙魚子さんの周囲のみなさんは、ほんとにまじめに生活なさっているので、こんなにすてきなことがたくさん起きるのです。白木の本棚は、いい匂いがしますか?わたしは、ほんとは全然正直になんか暮らしていないので恥ずかしいです。
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Unknown (紙魚子)
2007-06-27 19:15:10
図書室に入ると樹の香りがする!と、お母さんたちで盛り上がりました。
ベースが正直だったら、多少は嘘つきであろうが、いい加減であろうが、妥協しようが、神様は太っ腹なので目をつむってくださると信じています(笑) 行間から垣間見えるbraryさんの暮らしぶりは、穏やかで和やかで、なんだかほっとして、私は好きです。
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Unknown (しん平)
2007-06-28 05:36:26
そう。神様は太っ腹。神様はケツの穴がデカイともいいます。
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Unknown (紙魚子)
2007-06-28 21:12:48
早朝からコメントをありがとうございます。もう半分終わってしまいましたが、一大行事の成功をお祈りしています!! 曇りくらいがちょうどいいんですけれどね。Kちゃんも、とても気にかけていました。「Fちゃん」にKちゃんも応援していますので!とお伝え下さい。
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