あれは6月末頃の話だけど、書きそびれていたので今頃持ち出してみる。
塾の面談は、実はちょっと緊張する。高い目標があるわけでもない。志望校さえ決まっていない。先生はやる気まんまん、自信満々で授業をされているのに、申し訳ないくらい受験にやる気のない親なので恐縮してしまう。
2年生になり、担当の先生も変わり、緊張しつつ面談に行った。比較的若い国語担当の先生が面談をされる。国語はKちゃんの好きな科目なので、学校でも塾でも国語の先生とは馬が合うみたいなので、やや緊張は緩和される。
国語の読解の文章に、Kちゃんは激しく好き嫌いがあり、「エラそうな文章は嫌いやねん」と鼻息も荒く拒否感をあらわにするので、これってどうなんでしょう?と質問してみる。キライな文章の問題は、やはり点数が落ちるのだ。
「彼女は基本的に読解の力がありますから、むしろ今のままでいいんじゃないでしょうか」というのが先生の答だった。意外!
「国語という教科は理論的に答を導き出す子と、読み解く力をもって答を出す子の2種類のお子さんがいらっしゃいます。Kちゃんはむろん後者で、こういうお子さんは『のびしろ』があるんです。だから彼女の個性をそのまま伸ばしてあげたら、高校生になったらグンと力がついていると思うんですよ」
高校までのスパンで、長い目で見てくださっているのだ。高校受験の後の話なのに。
高校受験までが塾として送り出す最後のステージだけど、その後の話をしてくださるのがうれしい。
冬の全体の懇談会のときにも、そういえば別の先生は「社会に出た後」の話までしてくださっていたっけ。社会で役に立つ人間になるために、一生懸命勉強しているのであって、どれだけ勉強できても社会で役に立つ人間でなければなんにもならない、とかって。当たり前っていっちゃ、当たり前なんだけど。
塾は受験だけではないのかー、とちょっとウキウキして、先生とマニアックな小説の話なんかもして盛り上がり、面談を終えたのだった。
塾の面談は、実はちょっと緊張する。高い目標があるわけでもない。志望校さえ決まっていない。先生はやる気まんまん、自信満々で授業をされているのに、申し訳ないくらい受験にやる気のない親なので恐縮してしまう。
2年生になり、担当の先生も変わり、緊張しつつ面談に行った。比較的若い国語担当の先生が面談をされる。国語はKちゃんの好きな科目なので、学校でも塾でも国語の先生とは馬が合うみたいなので、やや緊張は緩和される。
国語の読解の文章に、Kちゃんは激しく好き嫌いがあり、「エラそうな文章は嫌いやねん」と鼻息も荒く拒否感をあらわにするので、これってどうなんでしょう?と質問してみる。キライな文章の問題は、やはり点数が落ちるのだ。
「彼女は基本的に読解の力がありますから、むしろ今のままでいいんじゃないでしょうか」というのが先生の答だった。意外!
「国語という教科は理論的に答を導き出す子と、読み解く力をもって答を出す子の2種類のお子さんがいらっしゃいます。Kちゃんはむろん後者で、こういうお子さんは『のびしろ』があるんです。だから彼女の個性をそのまま伸ばしてあげたら、高校生になったらグンと力がついていると思うんですよ」
高校までのスパンで、長い目で見てくださっているのだ。高校受験の後の話なのに。
高校受験までが塾として送り出す最後のステージだけど、その後の話をしてくださるのがうれしい。
冬の全体の懇談会のときにも、そういえば別の先生は「社会に出た後」の話までしてくださっていたっけ。社会で役に立つ人間になるために、一生懸命勉強しているのであって、どれだけ勉強できても社会で役に立つ人間でなければなんにもならない、とかって。当たり前っていっちゃ、当たり前なんだけど。
塾は受験だけではないのかー、とちょっとウキウキして、先生とマニアックな小説の話なんかもして盛り上がり、面談を終えたのだった。
そんな長男は、夜には塾には休まずに行っていました。塾の先生は、長男が登校拒否していることを承知の上で、彼の精神面のケアもかなりしてくれていました。
塾のクラス分けは基本、成績順なのですが、子どもたち一人一人の性格もある程度考慮に入れてくれていました。
長男は上から2番目のクラスでしたが、上のクラスに入れて揉まれた方が伸びるのでは?との考慮もしてくださったそうで、しかし、いや、あの子は上のクラスに入ったら、いい気になるタイプ、という意見もあって、結局2番目のクラスでしたが、夏休みの合宿では、短期ということもあり、一番上のクラスに入れられていました。
塾にも担任がいるのですが、クラス毎の担任ではなく、一人一人の子どもに対しての担任で、6年生の前半の担任は長男も尊敬する熱血先生だったのですが、後半の先生とは今一つで、長男が難しいタイプの子であることから、結局は塾長(チェーン店みたいな感じなので、正確には支部長)自らが長男の面唐ゥてくれていました。
塾の先生は、学校の先生よりも好かれていることが多いですよね。子どもは塾の先生と反りが合わなければ、塾を変えることも出来ますから。
長女が高校受験の時に通っていた塾の先生も、学校行事や習い事の発表会を見に来たりしてくれていました。
塾の先生も大変だ…
また塾の先生とのつき合いってのももしかしたら一生モノです。僕が中学生の頃は就職しそこなった元ゲバ学生みたいな先生もいたりして、それはそれは面白かったです。
たしかに塾は出入り自由に変えられるので、必要以上の忍耐はしなくてもいいところかもしれませんね。学校は先生も生徒も少なくとも1年間は、どんなに嫌でも付き合わないといけませんからストレスがたまるんでしょうね。
塾の先生は現役生の学校行事を見に行き、OBの学校行事も見に行き、(ついでに進路校の風土も偵察し)、大変ですよね。
でもそれを仕事っぽくなく、自らも楽しんで趣味の一環のようにされているところがなんとも(笑)
おまけに自分の専門教科のHPまでされている先生もいらっしゃり、仕事と趣味のコラボなのかも。
いつも思いっきりコメントくださり、ありがとうございます! ☆紗さんのおかげでブログの記事がとても膨らみます。
>蕃茄さん
覚えてますよ、その塾の先生の記事!やっぱり東京は塾の先生も面白い人がいらしゃるんだなあ~と感心しました。
それに親とは離れて、いろんな場所でいろんな人に出会うことは、子どもにとってはホント、大事なんですよねえ。