ボヌール猫日記

太陽の子たち、愛猫バンとソレイユとのあれこれ。
居酒屋を一緒に営んでる主人とのあれこれ。

知らなかった兄の思い

2023-11-22 17:37:23 | 日記

ラブラブに見える二人だが、、、


この体勢に落ち着くまでは、、
バンはソレに、乗っかるなーー!と言わんばかりにシャーシャー怒ってたのです。

いつも、バンに威嚇されるソレが不憫(笑)

なんだかんだ、このまま数時間も一緒に寝てるくせに、、

私にはストレートに甘えるのに、ソレに対してはどこか屈折してるバン。

まあ、猫同士いろいろあるのでしょう。


屈折してるといえば、、、


実家にいる母と兄。

父が亡くなって、もう8年くらい二人で生活してて、
兄がずっと母の介護をしてたわけで、、

私と主人が実家に住まわせてもらうことになって、私が母の介護を手伝うことで兄の負担が軽くなる。

そんな風に考えて、積極的に兄の手伝いをしてたつもりなんですが、、、


ごくたまにですが、兄から電話で母の介護の愚痴を聞いたりもしてたので、、、


でも、違ったんですよ。

兄はどこか母の介護が生き甲斐みたいに感じてる、ということを一緒に暮らして初めて知りました。

とても不器用で自分の考えを表に出すことが出来ない兄は、私には何もいわなかったんですが、、

ある日、母の部屋から
「そんなに楓がいいなら、全部楓にみてもらえ!」という、兄の怒鳴るような声が聞こえました。

もう、びっくり。

私が帰ってきたことが嬉しい母が、ずっと私の事を話すので、兄は複雑な気持ちになったんだと思う。

今までの俺はなんだったんだ、と、、


多分、誰も悪くないのに、どうしょうもない感情を私にではなく、一番愛する母にぶつけるしかなかったのだろう。

私も単純に勝手に、私が頑張ればいいんだと思い、兄の隠された、そしてちょっと屈折した母への愛をまったく理解できてなかった。

口では、母の悪口っぽいことを言っても、母が大好きなんだ。


今さら帰ってきた妹に、何がわかる?という気持ちもあったかもしれない。

でも、せっかく帰ってきた妹には言えない。
だから、母にぶつけた。


まだ始まったばかりの母と兄、そして私と主人の4人の生活。

試行錯誤しながら、互いをいたわりあいながら、いい感じで暮らしていけたら、と心から思う。

まだまだ私も修行が足りないな(苦笑)



複雑な人間模様など知る由もないお猫様は、ひたすらご飯を待ってます(笑)






コメント
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