ムササビ観察日記

滑空を観たら、もうムササビの虜になること間違いナシ

NK納め、撤回!

2019-12-31 | NK神社
12月31日

前日組から報告があり、「らしき」行動が始まったようだとのこと。
大晦日ですが、これは行くでしょう!ということでNKへ。

今日は熊谷先生、Kさん、Sさんの4名体制。

16時前に現地入りし、
16:39頃
裂け目スギ中段付近から顔出し

まだ明るい時間帯。オスです。期待が高まります。

このオス、トゲトゲゾーンで臭いを嗅いだり、


見晴台から周囲を落ち着きなく見まわしたり、、、


最終的にお勝手口前の枝へ。

辺りを見回して、ほとんどこの場所にいます。
優位オス。ここは俺の場所と言わんばかり。

実はお勝手口には

この個体が入っておりまして。おそらくメスでしょう。
オスは出待ちをしていたわけです。

一度他のオスが裂け目スギに着地しましたが、優位オスにビビッて逃走滑空。


しばらくすると、お勝手からメスが出て、オスもついていく様子。あまり激しさはありません。
2頭が連続して神楽殿裏へ滑空。
かなりの近距離。
オスがメスに詰め寄ったようですが、顔を叩かれ、拒否されていたようです。
通常この状況だとオスかメスどちらかが逃走するはずなのですが、、、その気配なし。
時々猫のような声で啼いたり。
もしかして、この2頭は血縁関係!?
(昨年、血縁の雌雄2頭のオスがメスに詰め寄り、メスに舐められて落ち着いたシーンがあった)


しばらく近くにいましたが、その後恐らくオスが上部へ移動していきました。

今日はオスが5頭位はいたかな。


滑空も観撮されましたが、今日は風が強く皮膜がゆらゆらしたり、やや滑空しづらそうに見えました。





今宵、私が確認した滑空コースです。

分かる人にはわかる図(→最近は分かる人が多くなってきたかな^^)


もう少し続きそうな気がしますが、あの2頭の関係は何なのか。

まだ目が離せなそうです。















NK納め

2019-12-28 | NK神社
12月28日

色々と悩ませてくれるNKのムササビたち(笑)
交尾日は12月20日では?という気持ちと、まだじゃないの?という気持ち。
26日も出向きました。

まだ自分の中での踏ん切りがついておらず、フィールドへ。

今日は熊谷先生、Mさん、Sさんの4名体制(8眼8耳、心強い)

私は今日は遊歩道中心に待ちました。

昨日行った熊谷先生から、オスの後をメスがにおいを嗅ぎながらついていったとのことだったのですが、

今日はオスが3頭。メスは何処へ?

そのうちの一頭と


その個体の滑空(トイレ奥の森へ)

画質粗くてアシカラズ。

ん~、、、まだ不完全燃焼な気持ちですが、これもフィールドの楽しさであります。


NKの神様、今年一年ありがとうございました。



12/20だったのかも。。。

2019-12-25 | NK神社
12月25日

NK駐車場で熊谷先生が来ていました。

階段を上がると、Mさんもおり3人体制で観撮。

時間になっても静か。。。

どこ行っちゃったんでしょう、、、って感じです。

本殿右奥で一頭発見するもすぐに見失う。

両御神木からの気配はゼロ。

遊歩道のシラカシ辺りで何となく音がしたので照らしてみると
一頭発見!
近くにももう一頭【17:21】。
遊歩道に降りると、二頭一緒の場所にいる様子。

遊歩道で滑空を待つと、
突然手水舎やや下の細めのヒノキ?に一頭が滑空。

本当に音もなく飛んできます【17:28】


若そうなメス個体。まだ子供かなぁ。
移動してアラカシ亭で採食。

10分ほどしてもう一頭も移動開始。最終的にアラカシ亭に移動して採食。
途中性別確認のため撮影。

確認しづらいけれど、メス個体。裂け目メスかどうかは微妙。
外部生殖器の周りが汚れている。もしかして交尾した後だろうか。
先のメス個体と比べても年齢が上だろう。この2頭は親子だろうか。

それにしても静かになってしまった。
もう終わってしまったのだろうか。

過去のNKの繁殖期の「恋狂い」には全く及ばいが、賑やかだった12/20が交尾日なのだろうか。





更に予感させる夜

2019-12-20 | NK神社
12月20日


食痕を探しながら階段を上がる。
アラカシの芽と葉っぱが多い。

本殿に上がると、時々会うカメラマンさんが来ていました。
色々と話していると、

16:45
テンスギで声が。いつもより早めのスタート。まだ明るいし。
ちょっと期待感^^
その後神楽殿裏へ滑空。
前回観察と全く同じパターン。

手水舎横のアラカシ上部付近で声。猫啼声なのですが今日はちょっと嫌がっている感じ。

17:01
遊歩道上を滑空。私の頭上。近い!!

トリミングなし。広角撮影の得意とする高度です。
トイレ奥の森へ滑空していきました。
拡大確認したところメスでした。

すると同じ場所から追いかけるように別個体が滑空。同方向へ滑空していきます。
この時期のこの行動ですから、オスがメスを追いかけているのかも。

このあとトイレ奥の森は、まだ追いかけっこのような感じではありませんが、啼き声(キルキルという声が絶えずアリ)、移動音など賑やか。複数頭いる様子。

少し森に入ってみました。


下から肉眼で見ても分かるオス。大きなフグリをぶら下げています。

周辺を見回しては、あっち向いたりこっち向いたり、啼いてみたり、、、ソワソワしています。
他のオスを警戒しているのかもしれません。


そして、何をしているのか拡大してみたら、自分の外部生殖器(付近?)を舐めているよう。
手入れは念入りに?^^;

まだ啼き声がしていましたが、観察を終え下山。

ここのところ裂け目スギからの出巣はほとんどなし。裂け目メスの目撃も12月4日が最後。
もしかすると縄張りメスの寝床(出巣木)が変わったのかもしれません。
手水舎横のアラカシ辺りに樹洞があるのかな。
ここの所の猫啼声はこの辺りからしているし。
裂け目スギに戻ってくれると嬉しいのだけれど。













ちょっとだけ予感させる夜。

2019-12-16 | NK神社
12月16日

連日のNK。

久々に登場…

『分かる人には分かる図』です。

今日も手水舎前で両御神木を見ながら待機。
相変わらず両御神木からの気配はなかったのですが、
17:05
今日はテンスギ上部に1頭発見!
こっちに来るかな、と思ったのですが、神楽殿裏へ滑空【➀】。

今日は早々に遊歩道に降りてみる。
昨日同様手水舎横のアラカシ上部で猫啼声が。
ニャーでもミャーでもリャーでもない言葉で表現できない声(笑)

17:09
そのうちの1頭が啼きながらワタシの横を滑空してきた【➁】。

シャッターは間に合いましたが、尻尾が少し隠れてしまった。


この個体なのですが、メスのように見えなくもない。

また同じ場所から猫啼声が。てっきり2頭で啼きあっていたのかと思っていたのですが。
すると手水舎下の細い木に滑空してきた【➂】。
そのまま枝渡りでアラカシの端のほうまで移動【➃】

トイレすぐ近くの細いヒノキ?に滑空【➄】

少し登ったのですが、慌てるように更に奥へ滑空【➅】

ヒノキの上を見ると、ナント別個体がいました。
奥へ飛んで行った個体の方角をジッと見ています。

追いかけるように滑空【➆】

粗い画像です。スミマセン。
優位オスと劣位オスの行動にも見える。

猫啼声のしたアラカシでは、恐らく残った一頭が採食中。

本殿前に上り裂け目スギ前でライトを照らして探すと、頂上付近で目が光った。。。

その瞬間、裂け目スギへ滑空してきました!【➇】


予想通りオス個体でした。様子を伺いに来ているのでしょう。
縄張りメスである裂け目メスのベッドのにおいを嗅いだりしています。

ここは俺の場所だと宣言しているようにも見えます。


トゲトゲゾーンでにおいを嗅いで


見晴台で周辺を見回していました。他のオス個体がいないか確認しているのでしょうか。

更に登り、お勝手口に入って10分程でようやく出てきました。その後絵馬殿裏へ滑空【➈】。

この後静かになり、指もかじかむので山を下りました。

今日は繁殖期を予感させる行動が少し確認されました。
まだ先だと思いますが、少しずつその日に向かっているように見えました。