ムササビ観察日記

滑空を観たら、もうムササビの虜になること間違いナシ

仲の良い2頭

2018-10-30 | NK神社
10月29日

いつものようにお参りを済ませ、裂け目スギを見ていると、17:17中段から裂け目メスが
顔を出しました。


階段下から熊谷先生が、ゼェゼェ言いながら上がってきました。

裂け目メスは絵馬殿裏へ滑空。

この後手水舎横の人気のアラカシから裂け目スギへ移動してきた個体が本殿右脇へ滑空。

ここから、静かな森に。

NKは普段はそこそこの頭数が確認できるので、静かだと『取り残された感』がハンパない。

ムササビが出てくるまで、熊谷先生と色々とお話し。
私達が楽しくムササビを観察していること、ムササビがスゴい、そして不思議な興味深い動物であることを、実際のフィールドでの観察を通じて伝えていくことなんですよねぇ。

ふと、18:00頃赤ライトで探すとようやくトイレ近くのスギに1頭見つけました。

フグリが汚れたオス。

前回のように裂け目スギを偵察に、滑空してくるかなと思ったのですが、ほとんど動かず。
絵馬殿裏へ移動して滑空を待っていると、、、そのまま登っていきロスト。

すると、テンスギに2頭いる~ぅ!と熊谷先生。

急いで駆けつけると、

結構高所で撮影に難儀しましたが、、、2頭イルイル!

撮影した画像を確認すると、

額に手をかけて、顔をなめているよう(^^)

こんな密着は見たことがありません。
しばらくグルーミングをした後、2頭でスクランブル発進(滑空)!!

もしかしてNKの神様が、熊谷先生と私の話しを聞いていたのかなぁ(笑)

やっぱり二人での観察はよいですね。
私一人だったらこの2頭は見つけることはできませんでした。

2頭の仲の良い行動も観察でき、実に楽しい夜でした。





オス個体

2018-10-29 | NK神社
10月26日

NK駐車場に車を停め、準備をしていると、
ナントお久しぶりの熊谷先生が!!

近況など色々お話しながら、184段の階段を上がる。
途中でゼェゼェ息が苦しくなり話しができなくなりました(笑)

裂け目スギとテンスギは音沙汰無。

17:20を過ぎたころ、手水舎横の人気のアラカシで移動音。
いつの間に、、、どこから来たんだぁ??

あっという間に裂け目スギを経由して本殿裏に滑空。

その頃ちょうど裂け目から別個体が出ていたようです。


今日はやや静かな森です。
なかなか見つけることができず。熊谷先生は遊歩道に降りて探索。

そしてトイレ近くのスギ?の最上部にようやく一頭発見。

裂け目スギに滑空してきました(17:53)

そのまま裂け目内部を確認しながら上部へ。



裂け目スギの遊歩道側で待機していたワタシの真上を滑空して遊歩道下へ。



確認すると立派なフグリが垂れ下がっている♂でした。

過去にも途中で裂け目スギに滑空してきて、内部を確認しているオスがいました。

裂け目スギは、(おそらく)このエリアの縄張りメスが使っています。来る12月の繁殖期を前に様子を見に来ているのでしょうか。






アラカシ

2018-10-26 | NK神社
10月25日

前回良い思いをした、遊歩道で観察。。。
しかし今日は滑空一本のみ。

本殿前で何本か滑空する個体が観察できました。

今NKではアラカシの食痕が落ちています。
キレイに割られたドングリも結構あります(ムササビなのか??)。

入口付近のスギボックリは少なくなったような。


手水舎の左右にアラカシがあるのですが、うち一本(階段から遠い方)は人気の食事処のようです。

少し早めに行って探してみると、結構落ちていました。


大体が短く噛み切られています。よ~く見ると脇芽を食べているようです。
葉はもう少し寒くなってからだと思います。

そして今宵も食事処では、2頭が採食していました。

一頭は裂け目メスでしたが、もう一頭は撮影できませんでした。


外部生殖器の汚れ位置もほぼ同じかな。大分濃くなりました。