１１月フォークジャンボリー（「風に吹かれて」風）を見てきました。

１１月２５日の日曜、久々に大森「風に吹かれて」にライブを見に行った。
この店独自の「フォークジャンボリー」シリーズのライブだ。
思えば、このイベントに我々「時代屋」も参加させてもらったことがあったなあ。確か５月だったかなあ。

今回は知ってる人が多く出演。
福浦さん、６genさん、キリンさんユニット。
それともう一組はWORKS。

福浦さんはギター２本持っての登場。１本は普通のアコギで、もう１本はガットだった。
ガットの音って、いいんだよね。
私も機会があったら通常使ってる１２弦ギターと共にガットも持っていきたい・・とは思ってるんだが、時代屋のレパートリーでの私のパートではガットが似合う箇所はまだない。
福浦さんは私よりも年上なのに、高音の声の伸ばし方がきれい。見習わなきゃ・・とはいつも思ってるんだが、どうもうまくいかない。素質の差なのか、努力の違いなのか・・。

６genさんは今回コールクラークギターを手にしての登場。
彼は以前某所でコールクラークに辛口の評価をしてたのに、いつのまにか愛器にしてしまってる（笑）。
コールクラークは確かに生音は「？」という感じだが、エレアコはアンプから音を出してナンボ。
価格も、舶来品の割にはリーズナブル。
で、ちょっとくらい傷をつけても大丈夫そうなタフさを感じる。けっこう、あちこちの店に持ち出すには気軽でいいかもしれない。
彼のオリジナルは、明るく広がる感じ・・ってのがいい。私、そういう雰囲気の曲調って好きだし。
ジョン・デンバーの曲を歌ったのは絶品だった。

WORKSは初めて見るユニットだった。
今回はアコギでの演奏だったが、エレキバンドが似合う感じだった。
力強いサウンドで、コーラスも力強かった。安定感があるので、安心して聴いてられた。
年輪を感じさせる演奏、楽曲。世の中にはオヤジバンドはいっぱいあるけど、オヤジバンドといって一括りにしてしまえないパフォーマンスだったと思う。骨太な男のバンド！って感じだ。
キーボードはヘルプだったらしいが、近々海外に転勤されるとか。バンドメンバーとしては残念だろうなあ。

トリはキリンさんユニット。
キリンさんのユニットの演奏を聴くと、いつも「こういう音楽っていいなあ」としみじみ思う。
キリンさんご本人がステージで語ってたように、どのレパートリーも大体似たような感じの曲で、３コード弾ければなんとかなりそうな感じの親しみやすさ。やりたいことがあそこまで明確だと、聴いてて気持ちいい。分かりやすいし。一気にその世界で会場を包み込んでしんまうパワーやオーラがある。こなれたボーカル、そして楽曲とサウンドの持つパワーだね。
ギター、バンジョー、マンドリン、ベースという編成のサウンドがまた心地よい。
自分もバンジョーやマンドリンを弾きたくなってくる。特にバンジョーはほとんど弾いたことがないので、弾いてみたい。ギターの応用で「とっつけ」ないかなあ・・。
このバンドメンバーは、普段はそれぞれ別のバンドを持ってらっしゃるということだが、パーマネントバンドとしてこのメンバーでずっとやってもらいたくもなる。


ライブ後、飛び入りで私も歌うことを勧められたが、歌ってる最中で咳き込んだら困るので、今は遠慮しておいた。
１コーラスくらいは咳き込まないで歌えるかもしれないが、２コーラス目に入ったら途中で咳き込みたくなってきそうで。
私の「咳き込み」は相変わらずだが、一時に比べたらマシになってきている。
内科から耳鼻咽喉科に変えたのがよかったみたい。
このまま治っていくといいなあ。

ともあれ、好きな音楽を楽しんで演奏してる姿って、皆、光ってるよね。