私のサイト「時代屋小歌」で開設当初から発表しておいた旅行記「幽玄の宿、瀞ホテル」編を、このたびリニューアルしました。
以前ブログでも書きましたが、2007年11月現在「瀞ホテル」は休業中で、再開のメドはまだたっていないとのこと。
この事実に私は深く心を痛めました。
あの宿はこのまま再開されずに時間の流れの中に埋まっていき、廃屋になってしまうのでしょうか。
で、廃屋になると、かつて瀞ホテルという風流な宿があったことは、忘れられていくのでしょうか。
もし、そうなっていくしかない運命なのであるなら、あまりに残念。
私は数年前にこの宿に旅した時の様子を自分のサイト「時代屋小歌」のコンテンツ「旅横丁」という旅行記コーナーで「旅行記」として発表しました。
タイトルは「幽玄の宿、瀞ホテル 1」「幽玄の宿、瀞ホテル 2」としました。
もしあの宿がこのまま再開されずにそのままになってしまうのであれば、私の書いた旅行記は、かつてあの宿が現役であった「存在証明」になるのかもしれません。だとしたら、つたない私の旅行記ではありますが、多少なりとも瀞ホテルの証人としての意味がでてきて、ささやかな役割を担うことになるのかもしれません。
あの宿の現役当時の姿や様子を未来に伝えていくための。
そこで、今回、あの旅行記をリニューアルしました。
最近、あの旅行記を読んでくださった方からメールをちょくちょく頂いていたのも、リニューアルの大きな動機になりました。
今回旅行記のリニューアルでは、いくつかの変更ポイントがあります。
変更ポイントは、以下の通りであります。
1、背景の赤を、より深い赤にして、本文の白抜きの文字とのコントラストを、よりクッキリさせました。これで、以前よりも文章が読みやすくなったと思います。
2、改行を増やし、本文の文章があまり密集しすぎないように配慮しました。
3、未発表写真を、新たに追加しました。「1」で3枚、「2」で6枚。計9枚追加です。これは今回のリニューアルの「目玉」かもしれません。←まあ、目玉というほどの写真ではないかもですが(笑)。
4、また、写真のサイズを以前よりも少し大きくしました。これにより、風景の様子をより捉えやすくなったかと思います。
5、本文最後の部分に、今の私の気持ちを綴った「追記」を書き下ろしました。
以上の5項目です。
ある部分は改良であり、ある部分は追加であります。
いわば、今回のリニューアルでこの旅行記は、映画でいえば「幽玄の宿、瀞ホテル」の「ディレクターズカット・バージョン」みたいなものになったかもしれません(笑)。
・・・・とかなんとか書いてますが、実をいうと、この「ディレクターズ・カット」というカッコイイ言葉を使ってみたかっただけなんです(爆)。←おい!
もし、旅行記を読むのは面倒くさい・・という方がいらっしゃれば、このブログの写真と、旅行記本編の写真を見て、かつての瀞ホテルの風情、およびその周辺の景色を味わってみてください。
どうです?風情があるでしょう?
その旅行記には、今現在(2007年11月)私のサイトのトップページから直で行けるようにしてあります。こちらです。↓
http://homepage2.nifty.com/oborokage/index.html
あの宿が、いつの日か再開されることを祈っております。
良い未来が来てくれることを・・・。
それまでは、少しの間、お休みなさい。
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