
作詞した歌詞には、すぐにメロディがつく場合もあれば、何年もたってやっとメロディがつく場合もある。
また、歌詞は書きあげてあるのに、結局メロディがつかずじまい・・というのもよくある。
歌詞にメロディをつける場合、個人的には、なるべく歌詞ができて早いうちにメロディがつくことが望ましい。
より「その歌詞を書いた時の気持ち」が、メロディラインにも出るような気がするからだ。
なんていうか、歌詞ができて相当時間がたって・・・例えば何年も、時には何十年もたってメロディがついた場合、その歌は本来作詞作曲者は同一人物でありながらも、まるで別人が作詞と作曲を担当してるような出来になることがある。
もっとも、それが悪いかというと、決してそうとは言い切れない。
作りだすメロディは、その時期その時期によって、聴いてる音楽の違いや、心理状態の違い、人生経験の違い(笑)で、傾向が異なったりする。
だから、時間をおいたほうが、よりマンネリを防げた曲になってる場合もある。
そういう利点はあるのだが・・。
やはり、作詞して、ほどなくして・・あるいはすぐに、メロディがついた方が、その時の自分、その時期の自分、その瞬間の自分を曲に反映できる気がする。
私の作詞ノートに無数にある「メロディのついていない歌詞」。
これらに今後曲がつくかどうかは分からない。
それが何年も前の歌詞だと、今更・・という感もあるが、その歌詞を書いた時の自分では浮かび得なかったメロディをつけたいとは思う。
もしくは、その歌詞を書いた時の自分ではできなかった曲調にしたい。
そうなると、時間経過にも意味が出てくる気がするから。
そう・・・思っている。
写真は、高校時代の作詞ノートの中の1冊。
中学時代に作詞ノートを作って作詞をするようになってから、都合5冊目の作詞ノートだった。
この5作目の作詞ノートには「シルクロード」というタイトルがつけられていた。
当時、「シルクロード」という歌を作ったのだが、それはこのノートの表題作になった曲だった。
確か・・・歌詞が5番か6番まである長い歌だった・・・。