![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/24/c10399d1db9e521817f5fda06c0baaca.jpg)
私は、一日の中の「正式な1食」は、ご飯を食べないと、なんか物足りない。
麺などで1食分にするのも大好きだが、できれば麺の時にも、ご飯を少しでもいいからつけたいくらい。
例えば、そばやうどんを食べる時にも、軽くご飯をつけたい。
スパゲティの時もまたしかり。おにぎりでもいいから。
酒を飲む時には、さすがにご飯をしっかり食べてしまうと酒が飲めなくなるから、つまみという名の「おかず」だけでもいいけど、酒以外の「正式な1食」では、おかずだけで1食にすることはない。
あ、・・・強いてあげれば、子供の頃は、おかずがおでんの時だけは、ご飯をつけないでおでんだけで1食にしたけれど。
それ以外の時は、おかずだけでお腹いっぱいにしてしまうと、どうも物足りない。
いや、量の問題ではなく、ご飯がないとどうも1食とったという気がしないのだ。
学生の頃は、1週間に1回「昼飯は調理パン」という日を設けたりしていたけど、最近ではそれもない。
やはり、ご飯。
そんなご飯好きな私だが、歴史ドラマなどを見てると、例えば江戸時代など、申し訳程度のおかずに、ご飯だけ異様に山もり・・・って場合がある。
さすがに、今の感覚では、それは少し極端かなあ。
だって、おかずが申し訳程度にしかないと、おかず抜きでご飯だけを食べる割合が多いはず。
それだとさすがに・・・・これは、きっと贅沢な感覚なんだろうなあ。
昔は、ご飯は貴重品だったはずなので、おかず抜きであってもご飯をたんまり食べられるということは幸せなことだったんだろう。
やはり、今の私の感覚では、ある程度のおかずと、しっかりとした量のご飯が「一日の正式な1食」ではあってほしい。
もっとも、おかずが少なくても、ご飯をいっぱい食べられる方法はある。
それは「ご飯の友」の存在。
例えば、納豆、ふりかけ、海苔の佃煮、生卵、海苔、明太子・・その他。
ご飯の友には、それだけでバラエティ番組が作れたほど、全国に色んな「ご飯の友」がある。
私も、忘れたものや、名前が分からないものまで含めれば、これまでそこそこの種類の「ご飯の友」を食べてきてるが、すぐに名前が出る「お気に入り」は、やっぱり納豆。
納豆とひとくちに言っても、色んな食べ方がある。
だいこんおろしを混ぜれば、さわやかになるし、玉子の黄身だけ入れれば、けっこうボリュームを感じる。
また、はくさいを入れてもうまい。
納豆はカレーに入れるとマイルドな味になるし、ひきわり納豆だと味噌汁に入れてもうまい。
やはり「ご飯の友」としては、納豆は私にとっては応用のきく最強友クラス。
納豆に食感が近い「ご飯の友」としては、とりたてのモロヘイヤも美味。
ほんと、場合によって・・・・たっぷりの納豆があれば、他のおかずなどなくっても平気なくらい、それだけでご飯を何杯もいけそうな感じ。
あと、ご飯の友といえば、ふりかけも定番。ふりかけは、その種類の多さは特筆もの。
子供用から、大人用の本格派まで、実に様々。
丸美屋のすきやきや、のりたまなどは子供の頃からお馴染みで、今でもたまに食べるぐらい、スタンダード。
特に、昔のすきやきふりかけのジャケットの「青空・富士山・牛」の描かれたジャケットは実に鮮烈だった。
あと、しゃけフレーク、鳥そぼろなどの、賞味期限が短い本格派をご飯に乗せる時は、なにやらゴージャスな気分にもなれた。
そういえば、 ピーみそなども大好きだった。だがなぜか最近は食べていないのに、今気付いた。ピーみそは強力な「ご飯の友」だった。
生卵や海苔は、旅館に行くと、朝飯にはたいがいついてくるぐらい、定番。
朝飯のおかずの少なさを、この「ご飯の友」でカバーしている感もある。
というか、「ご飯の友」さえあれば、おかずが少なくても、なんとかなるのだ。
そのほか、あちこちの地方に旅した時に、その地ならではのご飯の友もあった。
だが、色々あったので、すぐには思いだせない。
一度、全国のご飯の友を訪ねる旅などできたら楽しいだろうなあ。
もしくは、全国のご飯の友を集めて展示し、なおかつ実食できるテーマパーク(?)でも、どこかにできないかなあ。
横浜の「ラーメン博物館」の「ご飯の友」バージョンで、「ご飯の友博物館」・・・そんな感じで。
少ないおかずで、ご飯を・・・今の感覚では「異様な」くらい山盛りでパクパク食べた昔の人も、現代のように「ご飯の友」が多数存在する環境なら、相当な御馳走だったに違いない。
皆さん、ご飯の友、食べてますか~?
ご飯に乗せてますか~?
きっと、皆さんにもそれぞれお気に入りの「ご飯の友」があるんでしょうね~。