私が幼稚園に通っていた頃の記憶というと、どれも断片的だ。
親によると、私は幼稚園には2年通っていたらしい。
その2年の途中に、我が家は引っ越しがあった。
なので、最初の1年と、2年目に通ってた幼稚園は、別々だ。
最初の幼稚園に関しては、全く覚えていない。
最初に通った幼稚園は、当時住んでた場所の裏手方面にあったような気がするが、名前も場所も外観も内観も、周りの園児も、なにひとつ覚えていない。
あまりに覚えてないので、通ってたのは案外ごくごく短い間だったのかもしれない。
だが、その後引っ越して、2年目に通い始めた幼稚園からは記憶がある。
その幼稚園のあった場所、幼稚園の名前、まわりの園児たちの何人か、担当の先生の名前、幼稚園の内観と外観、園の敷地にあった遊具、どれも覚えている。
幼稚園の中で、どんなプログラムがあったのかはあまり覚えていない。遊戯があったことぐらい。
ただ、絵本は見ていた覚えがある。
なぜか、その絵本は印象に残ってた。
というのは、絵本のタイトルが特に印象的に思えたからだった。
絵本のタイトルは「ひかりのくに」であった。
後に、テレビでウルトラマンが放送された時、ウルトラマンの故郷が「光の国」と呼ばれる星(厳密にはM78星雲)・・・という設定があったが、私が幼稚園時代に読んだ(見た)絵本の「ひかりのくに」とは全く別物。
だが、幼稚園時代に出会った絵本のタイトル「ひかりのくに」という言葉に、ウルトラマンで久々に再会したような気分にはなった。
ウルトラマンを見てて、「そういや幼稚園の頃に、ひかりのくにという絵本があったなあ」などと思って。
まあ、ウルトラマンのことはともかく、ここではあくまでも絵本「ひかりのくに」のことで文章を続ける。
私が幼稚園時代に読んだ絵本「ひかりのくに」の内容で覚えているのは、「ひいらぎ」の出てきた話。
当時私は「ひいらぎ」というものがどういうものなのか、知らなかった。
ただただ、「ひいらぎ」という言葉の響きが印象的に思えた。
なにやら魔法の言葉のようにも思えた。
このへんは、理屈ではなく、あくまでも幼稚園児だった私の「感じ方」だった。
その言葉と共に描かれていたのは、子供と植物だったと思う。
絵柄的には、いわさきちひろさん風の絵柄だったと思うが、はっきりとは覚えていないので、間違っていたらご容赦を。
文の内容は覚えていないが、ひいらぎという植物と子供の何らかの関わりの話であったのだろう。
ともかく、その絵本のおかげで、初めて「ひいらぎ」という植物の存在を私が知ったのは確かだった。
それ以来、「ひいらぎ」の言葉を聞くと、私はついつい幼稚園児に出会った絵本「ひかりのくに」を思い出すようになった。
ウルトラマン登場前に耳にした「ひかりのくに」という言葉には、すごく幻想的なものを感じたし、その絵本に登場した「ひいらぎ」という存在と「ひかりのくに」の響きの幻想性が私の中で一体化してしまったのだろう。だから、なにやら「ひいらぎ」には魔法のようなイメージを感じたのだろう。
「ひかりのくに」というのは、幼稚園児だった私には絵本のタイトルであったが、同時に会社の名前でもあった。
「ひかりのくに」という会社が、「ひかりのくに」という絵本を出版していた・・そういうことだ。
このネタを書くにあたって、「ひかりのくに」という会社について調べてみた。
創業は1946年(昭和21年)1月で、設立は1947年(昭和22年)3月。
終戦が1945年だったから、日本が戦争に負けて間もない頃だったことになる。
今現在も「ひかりのくに」は健在だから、長い間頑張り続けている会社だ。
事業内容は幼児向けの本、幼児の先生対象の書物、幼児の親対象の書物、保育用の商品などを手掛けているようだ。
一貫して、幼児と向き合ってきている会社だ。
この会社は当然ウルトラマン誕生よりもずっと前から存在していたのだが、後年ウルトラマンが登場してきて、ウルトラマンの設定が「光の国」出身であることが世に広まった時、この会社はどんなことを思ったのだろう。
勘違いされたりして困ったりしなかったろうか。
でも、ウルトラマンは子供たちのヒーローで良いイメージだったし、決して悪い気はしなかったのだろうか。
あるいは、特に影響はなかったのかな。
まあ、そのへんは部外者である私にはわからない。
言えるのは、どちらも子供たちの味方であった・・ということではないだろうか。
あなたにも幼少の頃に読んだり見たりした絵本で、今でも印象に残っている絵本はあるのではないだろうか。
そしてその絵本は、今でも心の片隅に残って、あなたのなにがしかのベーシックになっていたりしないだろうか。
ちなみに、写真は、ひいらぎ。
私も幼稚園は、年中組・年長組では、別々の所に通っていた事は憶えています。
しかし、双方の幼稚園名称と最初に通っていた幼稚園担任の先生御名前以外は、全く…。
当時、よく読んでいた絵本もイラストだけは微かに憶えていても、内容は全くです。
だんぞうさんにとって「ひかりのくに」と「ひいらぎ」のように象徴的になるような物は、私にはありません。
ただ、お母さんの御話によると「テレビにガールズ・ポップスグループが出演すると、愛は真似ばかりしていた」ということです(笑)
私自身では、全く記憶に無いのですけどね。
そうしたパフォーマーとしての性質が私にとっての「象徴的」と言える基礎ですかね…?
なのに今でも覚えてることがあるのは、それがかなり印象的だったが、あるいはその後の自分に与えた影響が大きかったか、、、ということなんでしょうね。
ひかりのくに、、、は、ウルトラマンで再度出会ったから、より深く私の心に刻みこまれたんだど思います。
ガールズポップスグループの真似事をしていたんですか?
鮎川さんのベーシックな願望になってるのかもしれませんね。
そういう機会があれば、今でもやりたいのではありませんか?
今は、ガールズ・ポップスグループよりも、ロックンロール・バンドの真似をしたいですね。
私は、音楽に対しては、オリジナリティは全く無いので、忠実に再現することが目標です。
しかし、真似をするにも、グループであれば、人数が必要となり、実現化は難しいでしょう。
しかし幸い、私が最も愛する50年代ロックンロール・ミュージシャンは、ソロが多かったので、彼らの真似なら出来るかも…?
但し、男性ロックンロール・ミュージシャンを女性である私が、どうやって!?(笑)
やっぱりガールズ・ポップスグループへと回帰していくかもしれません。
日本ではキャンディーズ、韓国ではT−ARA(メンバーの減少はあるものの存続中)など、熱烈ファンである彼女たちを真似したいですね(笑)
特にドラムスは弦楽器や鍵盤楽器のプレイヤーに比べて数が少ないので、みつけるのは大変でしょう。
女性のドラマーを探すなら、さらに大変だと思います。
ソロシンガー志向なら、カラオケでライブをする人もいますが、、、。
キャンディーズなら、ボーカルグループですね。