
ネットスラングとして発生し、本来の意味あいとは違った意味で一部の人たちに広まっていった言葉で「チー牛」という言葉がある。
チー牛とは、本来は「チーズ牛丼」のことで、それを略した言い方。
なのだが、最近は、相手に対して「オタク」とか「陰キャ」「ネクラ」などの意味あいで侮蔑する時に使われる言葉になっている。
元々は、牛丼屋てチーズ牛丼を頼む人に陰キャの人が多そうに見えたらしく、陰キャに見える人をチー牛と呼んで侮蔑するようになったらしい。
見た目の印象としては、子供のような髪型、覇気のない顔、精神年齢が幼く見える・・など、あくまでもその言葉を口にする人の主観的な偏見からくるもので、単純に「ダサい」という悪口を言ってるようなものか。
なので、それを言われた人が実際にそれに当てはまるかどうかはともかく、相手をバカにするために使われてる言葉になっている。
元々は単に食べ物のメニューの名称だったはずなのに、いつしか人を侮蔑する言葉になってしまうなんて・・。
こんな風潮だと、実際に牛丼屋に入った客が、本当にチーズ牛丼を頼みたくなっても、頼みづらくなってはいないだろうか。
そのへん、牛丼屋としては「チーズ牛丼」が侮蔑用語にされてしまって、どう思っているのだろう。
きっといい迷惑だと思うのだが。
ある意味、営業妨害?
ちなみに私は最近は牛丼屋には長い間入ってない。立ち食いそば屋にならたまに入ることはあるけど。
また、私は牛丼屋でチーズ牛丼を頼んだことはない。山かけ牛丼なら頼んだことはあるけど、チーズ牛丼は、まだない。
一度試してみたいとは思ってるが、チー牛が侮蔑用語にされてるんじゃ、確かに頼み辛い。
誰が言い出したんだか・・。どんな人が、チー牛を侮蔑言葉として使い始めたのだろう。
食べ物のメニューの名前を悪口言葉として使うのは、やめてもらいたいかなあ。
もし天ぷらそばや、ナポリタンやカレーなどのメニュー名が、チー牛のように侮蔑言葉にされてしまったら、はっきり言って困る!
頼み辛くなるし、食べ辛くもなるもの。
いつのまにか侮蔑言葉にされてしまったチーズ牛丼が、名誉回復のために反転攻勢に出る日は来るのだろうか。
ところで、前述の通り、意味のところ私はまだチーズ牛丼は食べたことがないのだが、どうなんだろう?美味しいのかな?
ちなみに私は牛丼にとろろイモをかけると、ことのほか美味い!ということは知っている。
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