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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

寒い国から来た手紙  by 泉谷しげる

2024年04月17日 | 音楽全般

泉谷しげるさんと言えば、シンガーソングライターの側面と共に、役者やコメンテーターの面でもおなじみだが、本業のシンガーソングライターとしては、どうも「春夏秋冬」ばかり取り上げられる。

 

その辺にどうも私は不満があったので、かつてこのブログで泉谷さんの曲では「うられうられて」という曲を取り上げたことがある。

あえて「春夏秋冬」を取り上げずに。

 

知名度やキャリアの割には、彼の「春夏秋冬」以外の曲は、一般的にはあまり知られてなさすぎると思う。

「春夏秋冬」以外では、たまに「春のからっ風」が取り上げられるくらいなのが現状ではないか。

 

今回取り上げるのは、「寒い国から来た手紙」という曲。

この曲は、なんと!あの吉田拓郎さんもカバーした曲。

話によると、拓郎さん、陽水さん、泉谷さん、小室さんの4人で起ち上げたレコード会社「フォーライフ」で、拓郎さんや陽水さんや小室さんの新作が完成が遅れたので、すでに出来上がっていた泉谷さんの「サムイ国から来た手紙」がフォーライフの新作として白羽の矢がたち、発表されたらしい。

まあ、どこまでが真実なのかは、私にはわからなかったけれど。

 

ただ、この「寒い国から来た手紙」は、実に良い曲だった。

泉谷さんの数多い曲の中でも、名曲のひとつだったと思うし、良いタイミングでこの曲がフォーライフにあってよかったねとは思う。

とはいえ、春夏秋冬ほどには、一般的には知られてないのが残念。

もちろん、ファンの間では、泉谷さんの名曲のひとつとして知られてはいるけれどね。

 

泉谷しげるさんの本業は、あくまでシンガーソングライターだと私は思っている。

泉谷さんがシンガーソングライターとして取り上げられる時、決まったように春夏秋冬ばかりが取り上げられるのが、どうも私としては残念。

まるでそれしかないみたいに思われてるような気がして…。

そんなことはないのにね。

 

拓郎さんが泉谷さんの曲をカバーしてる音源を聴いた時、拓郎さんが泉谷さんの曲をカバーするなんて珍しいなあと、私は思った。

それはフォーライフのためてもあったのかもしれないが、でもそれ以上にこの曲が良い曲たったからだろう。

拓郎さんのこの曲のカバーを聴いてると、まったく違和感がない出来映えで、この曲を自分の曲のようにものにしている。

かつて斉藤哲夫さんの「されど私の人生」を、自身の曲のようにモノにしていたのと同じくらいに。

それだけ拓郎さんは、この曲に惚れ込んでいたのだろう。

実際、それくらいの魅力がこの曲にはある。

 

 

 

 

 


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2 コメント

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ザ・ラストショウ (りりん)
2024-04-17 20:07:01
こんばんは

「寒い国から来た手紙」
いい曲ですよね。
泉谷さんの歌声は優しい~🎶
余り日の目を見ないのは残念ですね。

確かに、写真家の田家さんと泉谷さんの対談で語ってましたね。
泉谷:決まる前。録ってあって、フォーライフのやつが聴いて、「みんなの新譜が間に合わないから、泉谷のこれ出させてくれ」って言われて。
様子見を俺にさせやがってみたいな(笑)

拓郎さんも弾き語りしてますね。
https://www.youtube.com/watch?v=3zM0Bg6iXNo
こちらは拓郎節になってますね。

バックバンドは「ザ・ラストショウ」
島村英二さんのドラム、いいですね~🎶
Unknown (だんぞう )
2024-04-17 20:15:04
そう、本当に良い曲ですよね。
拓郎さんがカバーするだけのことはあります。
泉谷さんの名曲のひとつだと思うんですが、メディアが泉谷さんをシンガーとして取り上げる時、いつも決まったように春夏秋冬ばかりなのが残念。

拓郎さんのこの曲のカバーもまた、良い出来です。
完全に拓郎さんの曲として歌いこなしてます。
まるで拓郎さんが作った曲てあるかのように。
拓郎さんにも良くマッチした曲だと思います。

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