チャン・グンソクと茨城空港

チャン・グンソクがやって来たのはいいけれど、正直、なんで茨城空港なのって思いませんでしたか。
3月3日、ひな祭りの日に真新しい地方空港を襲った嵐は、チャン・グンソクハリケーン。
開講直後から廃港状態とまでも言われていた茨城空港ですが、この日ばかりは、まさしく女性たちのお祭会場化されましたね。
この日、韓国から来日するチャン・グンソクを一目見ようと集まった人たちの数は、およそ3,000人。
茨城に空港なんて要らないんじゃないの、なんて言っていた人が混じっていたかどうかは分かりませんが、とにかく開港以来の大賑わいだったようです。
まさしく、恐るべしチャン・グンソクパワー、地元は感謝感謝でしょうね。
勿論、このフィーバーぶりをワイドショーが放送しない訳がありません。
テレビも各局競ってこのチャン・グンソク来日イベントを取り上げていました。
中でも特に驚いたのは、な・なんと、あの木村太郎さんが出ているFNNのニュース番組でも流していた事。
確かに、ジャーナリストの木村太郎さんが、チャン・グンソクについて何かを語ったという話は聞いた事がありません。
が、しかし、KARAや少女時代の人気は作られたものだというのが番組名物の木村太郎論。
ならば、このチャン・グンソク来日の盛り上がりぶりは、彼の目にはどのように映ったのでしょうか。

チャン・グンソクに対する木村太郎さんのコメント、これは絶対見逃せない、聞き逃せないと思っていたのですが・・・。
そのチャン・グンソク来日のニュースを見た瞬間、そんな事はどうでもよくなってしまいました。
というより、それ以上に大きなハリケーンが、我が家のリビングを襲ったのです。
カメラはまず、当然のごとく、チャン・グンソクの来日に感性を上げる女性ファンたちの姿を捕らえます。
と、その時、その最前列でカメラを構える我が娘、おかしい、今朝普通に大学に行ったはずなのに、いつの間にあんなところに・・・。
そう、チャン・グンソク大好きの娘は、学校をサボって茨城空港に行っていたのであります。
しかも、デジカメまでしっかり持って、あれはまさしく計画的犯行です。
本人は、ちゃんと単位も足りてるし、ただ単に生チャン・グンソクを見たかったから行っただけ、何が悪いのっと開き直りますが・・・。
果たして、この娘の今回の行動を、親としては許すべきなのか、それともきつく叱るべきなのか、なんとも難しいところです。
何かと厄介な年頃の娘を抱え、ただですらも頭の痛い毎日なのに、チャン・グンソクさんも、ほんと罪作りな男性ですよねぇ。

チャン・グンソクさん自身は、ルックスも人間性もとても素晴らしい韓流スターです。
なので、娘がチャン・グンソクさんのファンである事には何の抵抗ももっていません。
主人はどうか分かりませんが、私としては、自分の出来る範囲で応援していってくれればいいと考えています。
だけど、今回は普通に学校へ行くふりをして、チャン・グンソクさんを見に行った事をあえて問題視したいと考えています。
ただ、若さ溢れる娘のあのパワーは、女としてはちょっぴり羨ましいですね。
私だって、チャン・グンソクさんは中々いい男だと思うし、時々ブログやサイトで情報をチェックしたりなんかもしています。
でも、やっぱどうしてもイベント会場まで足を運ぶ有機や様々な余裕はありませんね。
そんな親の気も知らないで、娘はこうやってちゃっかりチャン・グンソクさんに会いに行っているなんて、ああ、母は悲しいのであります。