蒼天在眼 (そうてんまなこにあり)ーベランダで星を見る

昔、昔、天文少年でした。そして、今は、ベランダから、星を見ています。
いろいろの忘備録

中華ポータブル電源の謎 の巻

2022-05-06 09:38:27 | 日記

ASI AIR  plus を使うようになってから、あることに気づきました。

Balconは、中華製(中華人民共和国)製のポータブル電源から、赤道儀と、ASI AIR  plusの電源をとっています。 EENOURというこの機種にした理由は、12Vのアウトレットが、シガーソケットを含めて5個あるという理由で、なんとなく選びました。

2台あるのは、交互に使って、内蔵バッテリーの寿命を延ばすためと、観測中のバッテリー切れで、悔しい思いをしないようにするためです。

ASI AIR pro(旧モデル)で、運用中は、特に問題なく使えていたのですが、ASI AIR  plus(新モデル)を使うようになってから、一方のポータブル電源では、赤道儀は問題なく動くのに、ASI  AIR plusが起動しないことに気づきました。

手元にあるテスターで、開放端子電圧を測定してみると、ASI AIR plus(新モデル)が起動する方は、13.6V、起動しない方は、14.5Vと15V近く出ています。中華ポータブル電源恐るべし。

Losmandyの赤道儀は定格で、12V〜18Vで動作するので、この電圧でも問題は出なかったと思われます。
ASI  AIR plusには、どうやら、電源保護回路が入っているようで、一瞬LEDが点灯しますが、直ぐに消灯して起動しません。

ASI AIR plus は、電源電圧にシビアなようで、手元にある100Vから12Vに変換するアダプターでも、起動しないものもありました。折角のポータブル電源2台持ちが活かせないので、これは対策が必要です。

直流電圧を変換する中華製DC -DC コンバーターをAmazonで購入してポータブル電源に繋いで見ました。結論は、どちらの電源でも、起動する用になりました。

基盤の上下にアクリルの保護板がついているような簡単な作りですが、ちゃんと役に立ちました。定格では、75Wですが、ASI  AIR プラスと、冷却カメラで、合わせてせいぜい15〜16ワットなので、チップが熱くなることもないようです。液晶ディスプレイがついていて、入力電圧、出力電圧、出力電流を 表示する事が可能です。完成基盤に、ヒートシンクと、保護のアクリル板を取り付け、入力、出力のケーブルをつければ完成です。

しかし、中華の品質管理は何とかならないものでしょうか、公称電圧から3Vもずれたら、調整して出荷じゃないでしょうか。出火なんてことにならないように油断しないで、使っていきます。



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