月曜日のトリコ練習は9名の参加者でした
最初の2分間、各自体を動かしてもらい体を温めてから、1人ボールを1つ持ってテニスコートのハーフコートでフリータッチのドリブル
途中笛の合図でストップしてその場で足裏ボールタッチを20回、またフリータッチでドリブル開始してから、笛の合図で今度は左右に足裏ボールタッチで20回、次の合図で左右インサイドでのボールタッチ20回、最後の合図でボールを足裏で引いて、軸足の裏を通して逆足でキャッチ、今度はその逆足でボールを引いて軸足の裏を通し、逆足でボールをキャッチを10回行いました
その後は柔軟体操を行い、給水休憩
いよいよ考えて来た練習メニューに入ります
今日のテーマは“動きながらボールを受ける”
前回のパス&ゴーと混ぜ合わせてメニューを消化して行きます
まずはパス練習からスタート
左アラがボールを持ってフィクソ位置に向けってドリブルでボールを持ち上がります本来は右アラにボールを入れたいのですが、相手DFのマークにあって、ボールが出せないと仮定してボールを出さずにその場でターン
左アラがフィクソ位置に移動したので、ピヴォがそのスペースを埋めに降りて来たと仮定してもう1人が左アラの位置に入ります
ターンしてフィクソ位置に入った元左アラから新左アラへリターンパスしてフィクソ位置から右アラポジションへ移動
リターンを受けた左アラは右アラへ横パス
右アラは横パスをその場でボールを受けるのでは無く、受けると同時に前へ運ぶ意識でボールを受けてからフィクソ位置へドリブルで持ちあがります
フィクソ位置でターンして右アラへパス
右アラから左アラへ横パス
左アラはボールを動かしながら受ける・・・を繰り返します
図示するとこんな感じです
続いてパスしたら抜ける練習
4人1組ボール1個でボックス型の選手配置します左側底の選手から右側底の選手に横パス
左底の選手は横パスしたらボックスの真ん中に向けてダッシュ
左トップの選手は、左底の選手が真ん中に向けて移動しポジションを空けたので、左底のポジションを埋める為に降りる
パスを受けた右底の選手は、真ん中に入った左底の選手にボールを当てようとしますが、相手マークが付いていると仮定し、真ん中に当てずに左トップから左底の位置に降りて来た選手に横パスして真ん中に抜ける
右底の選手が真ん中に抜けたのを見て右トップの選手は、右底のポジションを埋める為降りる
最初に左底から真ん中に入った選手は、右底からボールが当てられなかったので、バックステップでパスコースを確保しながら左トップの位置に入る
左トップから左底に降り横パスを受けた選手は、右底から真ん中に抜けた選手に当てようとしますが、相手マークが付いていると仮定して右トップから右底へ降りて来た選手に横パスを入れて真ん中に抜ける・・・を繰り返します
図示するとこんな感じ
さらにパスしたら抜ける練習その2
4人1組ボール1個でボックス型の選手配置します左側底の選手から右側底の選手に横パス
左底の選手は横パスしたらボックスの真ん中に向けてダッシュ
左トップの選手は、左底の選手が真ん中に向けて移動しポジションを空けたので、左底のポジションを埋める為に降りる
パスを受けた右底の選手は、真ん中に入った左底の選手にボールを当てようとしますが、相手マークが付いていると仮定し、真ん中に当てずに左トップから左底の位置に降りて来た選手に横パスして真ん中に抜ける
右底の選手が真ん中に抜けたのを見て右トップの選手は、右底のポジションを埋める為降りる
最初に左底から真ん中に入った選手は、そのまま対角線に走り右トップ位置に入る
左トップから左底に降り横パスを受けた選手は、右底から真ん中に抜けた選手に当てようとしますが、相手マークが付いていると仮定して右トップから右底へ降りて来た選手に横パスを入れて真ん中に抜ける・・・を繰り返します
図示するとこんな感じ
ボールを動かしながら人も動くので、各人かなり混乱していました
ゆっくりボールを廻しながらこの練習を行いましたが、基本的にはボールをパスした人が、パス&ゴーで抜けてポジションが空くので、その空いたポジションを決められた人が埋めると考えれば、頭の中がシンプルに整理されると思います
給水休憩後、4人でのボール廻し練習を行いました
最初にフィクソから左アラのボールを出す所からスタート左アラにボールが出たのを見た右アラはタッチライン沿いに裏のスペースを狙いダッシュ
フィクソは右アラが裏に抜けたので右アラのポジションへ入る
ボール動かしながら受けた左アラは右アラへのパスを狙いますが、相手マークがついていると仮定して、フィクソ位置までボールを持ちあがります
ピヴォは左アラにボールが入ったのを見て、左に流れ左アラからの縦パスが受けられる位置へ入りますが、左アラがフィクソ位置へ移動したので、左アラのポジションに降りる
最初に裏へ抜けた右アラは、相手DFをひきつれる事により、真ん中にスペースが出来るので、急反転して空いた真ん中のスペースに降りて来ます
左アラからフィクソ位置に入った選手は、真ん中に入ってきた右アラへ縦パス
右アラはその縦パスをフィクソに落とす
フィクソは落とされたボールを、最初のピヴォ位置から左アラポジションにに降りて来た選手にパス
以下繰り返します
図示するとこんな感じ
さらに上記のボール廻しからシュートまでを加えたパターンを練習
最初にフィクソから左アラのボールを出す所からスタート左アラにボールが出たのを見た右アラはタッチライン沿いに裏のスペースを狙いダッシュ
フィクソは右アラが裏に抜けたので右アラのポジションへ入る
ボール動かしながら受けた左アラは右アラへのパスを狙いますが、相手マークがついていると仮定して、フィクソ位置までボールを持ちあがります
ピヴォは左アラにボールが入ったのを見て、左に流れ左アラからの縦パスが受けられる位置へ入りますが、左アラがフィクソ位置へ移動したので、左アラのポジションに降りる
最初に裏へ抜けた右アラは、相手DFをひきつれる事により、真ん中にスペースが出来るので、急反転して空いた真ん中のスペースに降りて来ます
左アラからフィクソ位置に入った選手は、真ん中に入ってきた右アラへ縦パス
右アラはその縦パスをフィクソに落とす
元フィクソから右アラに入った選手は裏を狙いスペースへ走る
フィクソは落とされたボールを、裏へ走った右アラへスルーパス
スルーパスが出るのをみた左アラはゴール前へ
スルーパスを受けた右アラはシュートor左アラへパス
ゴール前へ詰めた左アラがシュート
図示するとこんな感じ
旋回(ヘドンド)と言われる練習をしてみましたが、この戦術はボールを廻すのが目的ではなく、この様なボール廻しをして相手のマークをずらしてフリーの味方を作り、その味方にボールを入れて攻撃する事が目的です。練習では、パターンを決めての練習となりますが、ボールを受けた時、どこにフリーの味方がいるのかを意識しながらこの様なパターン練習をしないと、練習の為の練習になってしまうので注意が必要です
その為には、かなりの練習量が必要になると思いますので、今回のこの練習の狙いは、こういった戦術パターンがあると言う事を参加された方に知っておいてもらう為に実施してみました
最後はゲーム
人数が少ないので、スプラージの木野村さんがコーチをしてる中学生スクールの生徒さんにも加わってもらい、トリコ2チーム、スプラージ中学生スクール生+木野村コーチチームの3チームで4分廻しで約1時間ゲームをしました
しかし、今日の中学生は大変上手い
ボールコントロールにほとんどミスが無く、また一瞬のスピードにトリコのオジサン達は翻弄されまくりでした
中学生に翻弄されるオジサン達
〇崎さんは、『一度抜いた相手に追い付けれているぞ』などと野次られていました
土曜日練習、そして月曜日練習と連ちゃんで若者チームと対戦し、その圧倒的なスピード差を痛感しました
スピードに乗せない様な守り方をしないと勝てません
オジサンらしく、頭を使ったプレーを考えましょう
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