塾長のブログ

バッカーズ寺子屋の塾長のブログです。

第6講座終了

2024-09-30 06:15:42 | Weblog
昨日は、バッカーズ寺子屋の第6講座でした。テーマは主に2つ。次の2と3でした。ただし、四つ以上のことを全体としては実施しました。
1.前回のレポートを読み合って一位を選び、前回の経営者講話でいただいた、マスコット人形・ピコザウルスを賞品としてプレゼントすること。
2.マナー研修に向けて、洋食のマナーと社会人としてのマナーを学ぶこと。
3.第1回スピーチコンテストに向けて、スピーチを色々な角度から学ぶこと。
4.そのほか、『論語』の素読、10原則朗唱、時事問題など。

驚いたことは、みんなが集中力を全く切らすことなく、9:30から16:30までついて来られるようになっていたことです。昼食の1時間休憩。午前の1回の10分間休憩。午後の3度の10分間休憩。以上の休みしか取らずに、全力で講座を創り上げましたが、みんな楽しみつつ、真剣に取り組んでいる姿勢をとても嬉しく感じました。素晴らしい!と心からそう思いました。そして、もっと充実した学びを手渡していくための努力を、更に全力で続けたいと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全附P連・全国研修大会講演終了

2024-09-29 03:01:33 | Weblog
全附P連の全国研修大会の講演が終わりました。まず、この会は本当に素晴らしい会だと感じました。今日まで、誠実に実践を積み上げ続けてこられているのだなぁということが肌で感じられたからです。参加者が600人を越える規模の会を素晴らしく運営され、私以外の講演や分科会も内容が深く、かつ、テーマに沿ったものであり、素晴らしいなと思いました。

私も全力で伝えさせていただきましたが、言葉足らずの部分もあったこと、色々な立場の方への配慮が十分でなかったことをお詫び申し上げます。また、もっとお伝えしたいことがあったのにお伝えしきれなかったことを残念に思っています。時間の関係で、所々、内容を割愛していたので、わかりにくくなったこともあったことと思います。

ただし、全ては私の嘘偽りのない直言であり、その思いに邪(よこしま)なものは何一つなくお伝えしたつもりです。思無邪(おもいよこしまなし)も私のプリンシプルの一つです。

私の志は、バッカーズ寺子屋で培ってきた教育の在り方と理念を、一人でも多くの方にお伝えし、この教育が次世代にも受け継がれていくことです。それを全力でやり続けます。

この仕組みをお住まいの地域で作りたいなと思われる方は、いつでもご連絡ください。また、自分がこうした学び舎で教えてみたいという方も是非ご連絡ください。実現できるかどうかは皆様次第ですが、アドバイスやサポートはできる限り致します。

「ゆずりは」の詩の通り、私も何一つ持っていけないのです。誰かに譲り得たことを見届けて、笑顔で人生を終わりたいと思っています。

また、どこかでお目にかかれることを楽しみにしていますので、ご講演の依頼などございましたら、お気軽にお声がけください。私のベースは福岡ですが、東京にも拠点はありますので、日本全国どこでもお邪魔いたします。

来期のバッカーズ寺子屋、バッカーズ九州寺子屋の入塾説明会は、2025年の2月から4月の間に複数回開催いたします。話だけでも聞きに来て下さると嬉しく存じます。日時場所等の詳細は、ホームページ・メールマガジンにてお知らせいたします。新しいパンフレットは年内には完成する予定です。


今回、出会うことが出来た全ての皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

なお、名刺交換させていただいた方には、私のメールマガジン(無料)を送らせていただきます。不要でしたらお手数ですがその旨ご連絡ください。月に一度の大したものではありません。読んでみたい方は、Vision&Education,Ltd.のサイトからお申し込みいただけます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよ明日

2024-09-27 00:15:21 | Weblog
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒塾生合宿2024

2024-09-06 11:01:30 | Weblog
今年は1泊2日の卒塾生合宿は、諸般の事情が重なりできなくなりました。誠に申し訳ありません。ただし、予定していた日程で、東京と九州、それぞれの日帰り講座を行います。どちらもとても魅力的なプログラムになっています。片方、または、両方、卒塾生は参加資格がありますので、お気軽にお申し込み下さい。9月9日に、卒塾生&卒塾生保護者向けメールマガジンでも再度案内を致します。卒塾生の皆様との再会を楽しみにしています。(木村貴志)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

19期生・第一回経営者講話

2024-09-03 09:07:32 | Weblog
バッカーズ寺子屋19期生第四講座は、第一回目の経営者講話でした。経営者講話の魅力は、なんと言っても第一線でビジネスを展開しているトップリーダーから、その考え方、心の習慣、生活の中で大切にしている心がけ、子ども時代にやっておくと良いことなど、たくさんのことをうかがえることです。

いつも感じるのは、「実際にやっている人の言葉の重み」です。また、共に食事をさせていただく中での、心遣いの在り方や、立ち居振る舞いについても多くを学ばせていただくことができます。こうしたことは、オンラインでは無理ですし、本を読むだけでも無理です。実際にその人と出会い、空気を共にして、初めて学ぶことが出来ることです。

「薫育」という言葉があります。これは優れた人格の影響によって人を教え導くことですが、「薫」は香りが染みこむ様を表した言葉です。その人の人格や徳性というものは、明確に言語化し難いところがあります。伝えようと意図しても伝わるものではなく、そこはかとなく、伝わるしかない性質のものだと私は思います。

人が人に学ぶということは、そうしたものだと思います。知識の伝達や、オンラインの学びでは、絶対に手に入れられないものがあると私は思います。人間も自然の一部。五感で学ぶ存在なのです。教育において人間存在の本質を軽視してはならないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒塾生合宿2024

2024-09-01 01:54:24 | Weblog
申し訳ないことに、卒塾生合宿のご案内が大幅に遅れてしまいました。ごめんなさい。

コロナ禍以降、久しぶりに再開をと意気込んではいたものの、なかなかしっかりと検討する時間が確保できず、直前では飛行機代などが高くなることもあり、東京も九州も日帰りでのイベントを考えました。

結果的には、どちらのプログラムも魅力的なものになっています。どちらかでも、両方でも参加していただくことはできますので、卒塾生の皆さん、是非、ご参加下さい。なかなかこうした機会は作ることができないものですので、気軽にご参加下さい。

東京は、憲政の神様 尾崎行雄の精神に触れる学びと、20周年へ向けての意見交換を行います。
九州は下関で日本の歴史(神功皇后について、源平の戦い、高杉晋作の挙兵、長州藩と四カ国連合との戦い、日清講話条約、桜山小根性)について体感する学びを行います。

お誘い合わせの上、ふるってご参加下さい。詳細は、それぞれのホームページをご覧下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保護者ツアー反省会

2024-08-20 01:29:30 | Weblog
この度は、保護者ツアー反省会を開いていただき、ありがとうございました。スライドショー楽しかったです。料理も美味しかったです。お話しもできて楽しいひとときでした。心より感謝申し上げます。また来年、この保護者ツアーは作りたいと思います。

出雲~松江~安来は、とても良い感じの旅になりますから、私も大好きです。ただ、次回は「萩」かなと思っています。お子様たちの体験を追体験するという意味ではそうなるかと思います。ただ、令和八年までは、山口市の瑠璃光寺五重塔が改修工事中ですから、萩~下関で2泊3日というプログラムが意義深いように思います。少し考えてみたいと思います。鹿児島や金沢や岡山や広島なども捨てがたいところです。

この場を借りて御礼申し上げます。(木村貴志)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日、第3講座

2024-08-18 01:55:08 | Weblog
明日(今日)は、バッカーズ寺子屋の第3講座です。飛行機の遅延で、終電もなくなり、タクシーで浜松町のマンションに入りました。明日、講座終了後は、18期生の保護者の皆様を中心とした、「保護者ツアーの反省会」が開催されます。色々と反省しなければなりませんので大変です(嘘)。ただの飲み会ですが楽しみにしています。そして、バッカーズ寺子屋の20周年事業について、少しお話しが出来たらと思っています。(木村貴志)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒塾生懇親会終了!

2024-08-05 10:27:05 | Weblog
卒塾生懇親会を南青山で開催しました。20名ほどの参加で、麻生泰教育事業委員長にもご参加いただき、大いに盛り上がりました。半分以上の参加者が二次会にも行きました。

この卒塾生の懇親会は、異業種交流会でもあり、楽しく素晴らしい会です。対象は18歳以上。上は30歳ちょっとぐらいです。みんなが人生に希望をもって明るく未来を切り拓こうとしています。愚痴やぼやきなどは一切聞こえてきません。私も大いに活力をいただくことの出来る飲み会です。
12:00過ぎに乾杯して、二次会が終わったのは18:00ごろでしたが、一瞬で終わった感じがしました。充実した時間というものはそうしたものだと思います。

年に一度は開催いたしますので、18歳以上の卒塾生の皆様は是非ご参加下さい。目立って社会の中で活躍している人もいますが、そうでない人も、これからですから、自身の成長のためにも、是非、参加してください。必ず大きな刺激や出会いを手にすることが出来ます。また、私も是非、お目にかかりたいと思っています。

保護者の方にはご参加いただけないのですが、合宿の解散式やホームカミングデイだけでなく、こうした場もご覧いただくと、バッカーズ寺子屋の姿と言うものが、よりはっきりと見えてくるのではないかと思いました。

来年の20周年記念事業はそうした会になると思いますので、四月の第一日曜日には、是非、お運び下さい。よろしくお願い致します。(木村貴志)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間を育てる教育

2024-08-04 07:01:20 | Weblog
19期生の萩オープニング合宿が終わりました。この合宿は、4日間で一年間の学び方の基本を体感していただくもので、1.入塾式、2.第1講座、の次に行われるものです。一期から第2講座では合宿と決めているのは、学校も学年もバラバラの20名が一年間共に学んでいく上で、まずは仲良くなっていただきたいということと、学びの基本を体感して欲しいという思いからです。

バッカーズ寺子屋には細かい規則などありません。よく言うのは、「社会人と同じルールである。」「紳士たれ。淑女たれ。」「自分の事だけ考えて行動しない。」という事ぐらいです。つまり、「人としての良き在り方を考えて行動すべし」ということだけです。

私は細かいルールやHow toの教育が、「人間を育てる」ということにおいて、あまり力を持っているとは思っていません。大量かつ均質に工業製品を作るのとは違うのです。だから、大切なのは、教育理念を含めた自分自身の言動であると思いますし、それは人類の歴史の中で、そうそう変わるものでもないと思っています。

例えば、次のような言葉が私の心の中にはあります。

「子どもというものは、親に本当に信用されているという自信があると、めったにうそを言ったり、かくれて悪事を働いたりはしないものである。また、自分が興味をもっていることに、親も興味をもっているということがわかると、行動が活き活きとして来るし、年齢相当に能力が認められ、それにふさわしい責任が与えられると、大抵の困難に打ち克ってそれを果たすことができるものなのである。このことは、世の親たちに次のことを教える。それは、子どもをいかに教育するかを考える前に、子どもをいかに遇するかを考えなければならないということである。」(『心窓去来』)

こうした思いを持っているからこそ、私は子ども扱いしないし、自分で考えて、チームのために役割を果たしてもらいたいと願っています。勿論、私も私の役割と責任を果たしていきます。それを本気でやっていくだけなのです。口先だけの言葉など力を持たないことは、誰もがわかっていることのはずです。しかし、教育の世界では、色々な出来ない理由を言って、それを形にしないことが多いと感じます。だから子どももそれなりの対応しかしなくなってしまうのだと私は思います。

また、私は子どもたちを底抜けに信じています。そして、一人残らず全員が、私なんかよりはるかに素晴らしい存在になっていく、そう信じています。時にわかっていないことに対して激怒してみせることもありますが、次の瞬間にもうケロリと忘れています。たとえて言えば、ただ、茶碗に付いていた汚れを落としただけで、茶碗そのものの素晴らしさは何も変わらないのです。だから、しつこく引きずる必要は無いと思っています。(勿論、時間のかかる子どももいます。)

一括りにはできませんが、今の子どもたちは、大事に大事に育てられているから、あまり真剣に叱られたことはないのかもしれません。叱るのはエネルギーがいることです。また、信念がなければそもそも怒りも湧いてきませんし、子どもの未来をどうでも良いと思っていれば、叱る必要すら感じないでしょう。

しかし、私は常に真剣であり続けたいと思います。なぜなら、子どもと関わる日々の中にこそ日本の未来があるからです。国というものは、究極的には一人一人の人間によって形成されています。だから、大人は一人一人の子どもの未来に責任を持ち、自分を磨き続けなければならないのだと思います。

私の心の中には、いくつかの言葉があって、それが教育的信念となっています。例えば、「子どもはかわいがらないかん。腹いっぱいかわいがらないかん。」というのもその一つです。これは、亡き父が語っていた言葉で、いつも私の心の中に響いています。厳父という言葉が似合うような父でしたが、また慈父でもありました。

私の教育は、こうした理念が様々に形を変えてあらわれているだけで、そこにはマニュアルなど存在しません。人を育てる教育というものはそうしたものだと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする