塾長のブログ

バッカーズ寺子屋の塾長のブログです。

19期生・第1講座終了

2024-07-22 09:01:01 | Weblog
バッカーズ寺子屋19期生の第1講座が終わりました。9:30~16:30までの講座です。例年以上に、大事なことを全力でぶつけてみました。どこまで理解してくれたかはわかりませんが、これから、何度も反復し、学びが定着するように力を注いでいきますから、あまりわからなかったとしても大丈夫です。どれだけ届けられているかを確認できる、みなさんのレポートを楽しみにしています。それにしても、第1講座でのみなさんの集中力は素晴らしかったと思います。(何人かは、力尽きていましたが(笑)。それもまたよしです。成長の過程ですからそれでよいのです。)また、今はまだ、「聴いていない」と叱られることもありません。本当の意味で「聴く」ことが身についていないと思うからです。まずは、次回の合宿で、大いに楽しんで、共に汗を流して、仲良くなって、一年間頑張りましょう!
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第1講座へ向けて

2024-07-16 14:28:55 | Weblog
7月21日から、いよいよ講座がスタートします。第1講座では、「学び方の変革」「志の教育」について話をし、萩のオープニング合宿へ向けての打ち合わせをしていきます。第1講座は、一年間の学びの基本中の基本であり、真髄を伝えていく時間となります。一年間の中で、この二つのテーマを凝縮して伝えられるのは、この第1講座だけですので、体調など壊されぬようご注意いただけたらと思います。(木村貴志)
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教育とは

2024-06-14 22:12:41 | Weblog
一年間のバッカーズ寺子屋の振り返り映像を見ていると、様々な記憶がよみがえってきます。それは、二度と還らぬ日々であり、時間でもあります。皆さんがこの学びの本当の意味がわかり、過ごした日々を懐かしむ頃には、私はもうこの世にはいないだろうと思います。それは、30年の後であったり、40年の後であったりするだろうと思うからです。すぐにわかることは、たいしたことではないのです。すぐにわかってもらえないようなことを、本気になって全力で手渡そうとしてきました。何人かでもそのことに気づいてくださる日が来たらいいなぁと思っています。
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矜持と責任

2024-06-12 16:27:05 | Weblog
バッカーズ寺子屋は社会貢献事業として行われている活動です。だから月額5,000円という金額で運営されています。そして、できる限り価値ある学びの時間を作り出そうと努力しています。学習塾や習い事のように、対価を払ってサービスを受ける場ではありませんし、日本の未来を担うことのできる人財の育成を目的としています。だから、厳しい教育内容もありますし、自己都合での欠席もご遠慮いただきたいと思います。勿論、卒塾していった塾生たちが語っているように、楽しい充実した学び舎でもあります。だからこそ、ここで学ぶ者としての矜持と責任感を持って取り組んでいただきたいと思います。
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18期修了

2024-06-12 09:23:04 | Weblog
18期生の卒塾式が終わりました。
皆さんよく学んでくださったと思いますし、大きな成長を感じました。一年間ありがとうございました。
しかし、まだまだ物足りなさは感じます。提出物の期限を守ること、レポートの量を自主的に増やすこと、かつての塾生たちが当たり前のようにできていたことが、出来なくなってきています。コロナでオンラインでの学習などが増えて、期限や提出物に関する意識などが、全体に「緩く」なっていることを感じます。少々体調が悪くても頑張って学校に行ったり、提出物を出したりということの価値が、全く否定されるようになってしまったからでしょうか。

社会全体としては、規範意識にも今後影響が出るのではないかと危惧しています。規範に対して「緩く」なり、ルールを守らなかったり、社会常識が失われていくということです。
危惧しているのはそれだけではありません。スマホ中毒、SNS中毒、ゲーム中毒で、貴重な「自分と向き合う時間」を失っていたり、YouTubeやTikTokなどで、次々に興味のなさそうなものを飛ばして見ていくことで、前後の文脈が読み取れなかったり、狭い範囲での視点しか持てなかったりという傾向も出てきそうです。単なる年寄りの心配で済めば良いのですが、確かに、人の意図を読み取ることの出来ない若者は増えていると、新入社員研修などで感じます。

しかし、それでも私は「学び方の変革」と、「志の教育」の大切さを言い続けます。日本の未来のために私ができることはそれしかないからです。
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これからの教育

2024-06-07 15:53:57 | Weblog
コロナを契機として、オンライン授業が始まり、少し前から、再び対面での授業になっています。このことを経て思うことは、対面での教育の重要性、五感で学ぶ教育の重要性、自分自身と向き合い深く思考する教育の重要性です。

コロナ禍を経て、全体に、締切や、提出物に対する意識が、緩くなってきています。個人主義的な意識が強まり、チームに迷惑をかけることへの意識が希薄なこと、マナーへの意識の低さなどが感じられます。

また、異なる立場の人への配慮や、相手の立場に立つ想像力が大きく欠けてきていることを感じます。他者への敬意も、自身の恥に対する意識も薄らいでいると感じます。

日本人としての強みや良さが失われぬよう、バッカーズ寺子屋の教育も、来期からは、今まで以上に厳しく対応していくことが必要だと思います。今までは「常識」として通用していたことが、通用しなくなってきていることを感じるからです。そして、「なぜそうした方が良いのか」という理由の説明も必要だと思います。

「それが常識」「それが普通」という言い方は通用しなくなりました。「コスパの良さや、タイパの良さ」を追い求める価値観に対して、長いスパンで考えて大切なことは何かを丁寧に伝えていかなければなりません。

おそらく、理解されるまでには、「時間」が必要になってきていると思いますが、様々な人たちの価値観と対峙し、教育として大切なものを手渡していこうと思います。
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御卒塾おめでとう

2024-06-04 20:54:31 | Weblog
18期生の皆さん、後卒塾おめでとうございます。
まだまだ、お伝えしたいこともあったのですが、時が来てしまいました。もっとも私に伝えられることなどたいしたことではありませんから、それぞれの場所で大いに学び続けてください。皆さんのご活躍を心から期待していますし、私で出来ることがあれば、いつでも気軽に声をかけてください。応援します。
この一年間の学びが、皆さんの人生においてお役に立てたら嬉しく思います。私も私の志を実現すべく、全力で日々を生きていきます。再会を楽しみにしています。
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バースデーカード

2024-05-24 08:43:40 | Weblog
塾生・卒塾生の皆様には、
毎年バースデーカードを送らせていただいています。

これは、バッカーズ少年教育10原則を忘れずにいて欲しいからです。
バッカーズ寺子屋ができたのは、
混迷の時代に、プリンシプルを持った人材を育成するためです。
プリンシプル塾なのです。
私が経営者の皆様にお願いされたのは、まさにそのことなのです。

しかし、私は浅学非才で大した教育もできない人間です。
だから、せめてこの一点だけは、
皆様が忘れぬようにと伝え続けています。
私が私の責任を果たすために。
それだけです。

この思いを伝えることはありませんでしたが、
もう来期には、塾生・卒塾生の総数は、
東京・九州あわせて700名を超えることになります。
1,000人までは頑張ってみようかと思っています。

私が勝手にやっていることですから、
返事が返ってくることなど期待をしてはいませんが、
近況などお知らせいただけたら望外の喜びです。

そして、遠い未来に、
自分がそのようなことをする立場になった時に、
私の思いを少しだけ想像してくださったら嬉しく思います。
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体験を通した学びの大切さについて(ニュースレター巻頭言より)

2024-05-23 09:14:53 | Weblog
バッカーズ寺子屋での学びは、「体験」を重視しています。経営者講話では、直接、その方とお目にかかって、同じ空間で話を伺うことで、その方の人格が醸し出す「空気」を体感することができます。また、経営者講話の際に、製品を見せていただき、それを手で触ってみることもオンラインではできない質のものです。
 企業訪問においても、様々な仕事の現場の空気感に触れ、そこで働く人たちの、心・思い・意志・チームワークなど、様々なものに全身で触れることができます。そこにぱ「言外の言葉」に触れて学ぶような奥深い感覚があります。そこにこそバッカーズ寺子屋での体験を重視した学びの本質と真価があるのだと思います。
 特に三回の合宿は、五感で感じ取る体験が凝縮された時間です。二回目の合宿では足立美術館に行き、日本の自然の美しさが凝縮された、日本庭園の美を体感することができます。借景の山々と一体になっている枯山水庭園の美しさ。山から流れ落ちる、横山大観の「那智の滝」を模した滝の水が、庭園内の池に流れ込んでいるような風情。茶庭の筧から蹲踞に流れ落ちる水の音に耳を傾けること。庭園を吹き渡る風や、日の光、そして、影を感じること。冷たく澄んだ空気を肌に感じ取ること。館内で日本の芸術家たちの素晴らしい作品と出会うこと。ゆったりしたソファーでくつろいで、飲み物を楽しみながら世界一の日本庭園の美に浸ること。一つ一つがかけがえのない豊かな人生の時間だと私は思っています。
 こうしてバッカーズ寺子屋での学びを振り返ってみると、やはり人間は大切なことを五感で学ぶようにできているのだと思います。少なくとも、人格形成の時期においては、そうした学びが大切なのだと私は思います。商工業に活かされる科学技術も、本来は人間が幸せになるために存在し、日々進歩を重ねていくものだと思います。しかしそれが、効率重視、利益重視の考えに過度に偏り過ぎ、人間も自然の一部であるという、人間存在本来の姿を忘れてしまい、いつの間にか人間を幸せにしない社会ができあがらぬようにとの心配をついつい私はしてしまいます。
 巷間よく言われる「自然環境を大切にしよう」というスローガンにしても、守るべき美しい本来の自然の姿を知らなければ、空疎な活動になって行かざるを得ないと思います。塾生の皆さんが、山口県の萩市で、豊かな海、豊かな緑を体験し、歴史を生きた人間の言動として体感し、その体験を通して「感じたこと、気づいたこと、学んだこと」を言語化していくプロセスが、人格形成の土台づくりとして、非常に大きな意味を持つのだと私は思います。
 卒塾までの残された時間、バッカーズ寺子屋で共有される「体験」と「言語活動」の両方を改めて大切にしていただくよう、心から願っています。(志)
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ブログ復活

2024-05-22 16:33:13 | Weblog
これまでV&Eのブログを書いて力尽きていましたが、
これから18期生が卒塾し、
19期生が入塾するにあたり、
来年4月には、
バッカーズ寺子屋20周年記念ホームカミングデイ
を開催するにあたり、
また少しずつ書いていこうと思っています。
よろしくお願い致します。

木村貴志
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