オゾン発生器 ネットワーク販売

「ネットワーク」実際はねずみ講です。ネットワークで売られている高額商品「オゾン発生器」その販売の実態を検証します。

オゾン発生器 「マイナスイオン」 ニセ科学オンパレードのオゾン発生器

2006-12-07 11:12:50 | Weblog

マイナスイオンという言葉は、有名家電メーカーのエアコンやドライヤーから爆発的に広がった。

その言葉のひびきやコマーシャルの内容から、いかにも爽やかで気持ちよさを得られる物として、我々は捕らえているのではないだろうか。

しかし、科学者や専門家の間ではマイナスイオンなるものの存在を認めていないのをご存知であろうか?

「マイナスイオン」は科学者の中では笑い話になっている事があげられている。
科学者である竹内薫氏の著書などを参考にして戴きたい。

理論として説明出来る範囲でしかないものを、「量子力学」「イオン」「電子」「マイナスイオン」などの専門的な言葉を使って、体によさそうなイメージを与えているに過ぎない。

この様なマイナスイオンを提唱し広めた人は、研究者という肩書きがありながらコスメやサプリメントの会社の会長などをしている。
そこに商売と結びついた何かがあるのは明白である。

大手企業側がこのような体制で売りに出た為に、マイナスイオンというその単語は素人の頭の中に素晴らしい物としてインプットされた。
それを弱小企業であるネットワーク主体の会社が巧みに利用しているのだ。

科学者でも計測が出来ない様なものを、なぜネットワークで販売している会社では、「オゾン発生器からは、1cc中マイナスイオンが6000個出ています。」と言い切る事が出来るのであろうか?

しかも、「滝つぼに匹敵するマイナスイオンの量です」「マイナスイオンが血中に入ったら血液がサラサラになります」など、さらに爽やかさ満載の殺し文句が付け加えられている。

このあたりのインチキ度は、ネット検索をすると沢山出てくるので、そちらをご覧戴きたい。
マイナスイオン、量子力学、電荷、ニセ科学 などのキーワードで記事が閲覧できるはずだ。

人の心を揺さぶる、いかにも体によさそうな言葉、いかにも専門的な言葉、しかし、その言葉には、科学者の間では一笑に付される言葉である事を知っておきたい。