東北旅行も途中なのですが今日6月30日は「夏越しの祓い」なので
以前調布の布田天神の「萬葉集講座」に参加したところ
今回「雅楽の夕べ」へのお誘いがありました
主催は国学院大学院友会 神社の宮司さんも卒業生です
国学院雅楽サークル「青葉雅楽会」と神楽舞サークル「みすゞ会」の皆さんが
越天楽 陪臚(ばいろ 舞がつく唐の曲)の演奏 豊栄(とよさか)の舞 楽器紹介
乙女舞ともいわれる豊栄舞(とよさかまい)は参加者皆さんで歌いました
それに合わせての優雅な舞 雅楽の調べも流れて
遠い平安の都にいるような不思議な感じでした
笙(しょう)は鳳凰が羽根を休めている姿にもたとえられ
その音色は天から差し込む光ともいわれるそうです
篳篥(ひちりき)は大地の人々の声をあらわしており
聖徳太子も演奏したと言われている楽器です
龍笛(りゅうてき)は龍の鳴き声をあらわし
この3つの楽器の音色を合わせて宇宙をあらわしているそうです
雅楽会はこの日女性だけの演奏でした 烏帽子姿がりりしく見えました
こうした説明も興味深く参加してよかったです
また黒田節ののメロディは越天楽の変調とききました
神社には夏越しの祓いの準備がしてありました
この行事の時に作られる和菓子が「水無月」
氷室の氷のかたちを表しているそうです
「旧暦の6月末に行われる「夏越の祓」は、半年分のケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と厄除けを祈願します。
由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで遡るそうですが、新暦に移った現在でも、6月30日ごろ日本各地の神社で行なわれている伝統行事です。
厄落としの方法として「茅の輪くぐり」が行われます。茅の輪とは、チガヤという草で編んだ輪のことです。
神社の境内に作られた大きな茅の輪の中を「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら8の字を書くように3度くぐり抜けます。
茅の輪をくぐることで、病気や災いを免れることができるとされています。」