ばあやの文箱

お手紙のように仲間にメッセージ

「バーン ノーティス」 やくざ編

2013-11-02 12:20:44 | Weblog



ただいまアメリカスパイドラマ「バーンノーティス」を楽しんでいます
何となく気になるタイトルは「burn notice」 直訳すれば「焼かれた注意書」?

実はこれはスパイの解雇通告のことだそうで友好国に通知される回状らしい
となるとばあやの頭はさっそく「やくざの破門回状と一緒じゃん!」と面白くなります
皆さまはこれご存知ですか こういうものに興味持つのは私くらいかな

親分の顔に泥を塗るとか 組織への造反など
掟にそむけば破門状が出されます

かつては高級和紙の手紙にその理由が書かれていたそうです
憤懣やるかたない親分の思いがあふれていたらしく 是非読んでみたかった!
「犬畜生にもおとる奴!」とかいう文面があったらしいから
今ははがきでスパイと同じ各組織に広く送られます

ただそこにも「黒字回状」と「赤字回状」があるそうで
迷惑をかけた度合いによって赤字の方が重いらしい

ただ破門は相当な人物のとりなしとか本人の悔悛により
組に復縁できることもあるし 又警察からの捜査をのがれるための
偽装破門とかもあるそうです

「破門回状」と「絶縁回状」似たような感じですが
死刑宣告に匹敵するのは「絶縁回状」です
すべての組織からの追放であり 組への復縁も無理

まず自分の組織からの追放 そして全暴力団からの追放と
二重の制裁を受けることとなります 大罪だから何らかの報復もあるはず
もともと普通の社会にいられない人たちですから三重の制裁かもしれません

「菱の代紋」と呼ばれた山口組からの絶縁状 こわいですね~
どんな罪をおかし この人はその後どうなったのか
はがき一枚出しただけではないでしょう

「破門」「絶縁」のほかにやくざ社会には「除籍」というのもあります
これは本人からの申し出でなされます
まず老齢による引退 これは円満退社かな
堅気転向 資金が続かなくなり組織離脱(倒産みたいなもの?)

いずれももちろん親分の承諾が必要
堅気転向の場合はもちろん筋として指をつめるようになるでしょう

テレビで私が好きだった「マツコの知らない世界」のように
「ばあやの知らない世界」を知るってとても楽しい!
マツコさん番組はみのもんた長男がプロデューサー 残念だけど終了しました

今回「御賢台様」という手紙の作法も知ったし
雑学でもなんでも知識がふえるのは楽しいです








ありがたいパソコンがあるおかげで興味の輪は広がります
これは平成5年の警察白書のデータから

「組織に入った理由」 「組織をはなれない理由」






「生活目標」 「対立抗争にまきこまれた時」


見て笑えたのが対立抗争のデータ

「体を張って戦う覚悟がある 63・3%」 やくざはこうでなくっちゃ
「懲役はいやなので他の者が戦えばよい 12・4%」 正直な気持ちでしょうね
「対立抗争の時だけ姿をくらませる 11%」 これが一番おかしい! 親分になんといって逃げるのかな
「自分は陰で指揮だけとる 1・8%」 こういうやつどこの社会にもいます


書くと面白くてきりがないのでやめますが
この題材は書きたいことが色々ありますので  To be continued!!


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