むかし・・・若かりし頃・・・^^
電車に乗って職場に通っていた頃、車窓から見える街の明かり・家々の灯りを見ては、あの窓に住む家族は幸せなんだろうか・・とついつい思ってしまいました。
※ 写真は、とある街の駅前です。
今住む所は、ぽつりぽつり灯りのつく町です。ここは、日が落ちると歩いている人は居なくなります。
列車が通るたびに響くきしむ枕木の音。
夕日とともに鳥たちも移動していく。鈴虫が鳴きだす。
列車の窓から我が家を見る人がいるだろうか。そして、この家灯りに住む者の幸せを想像することがあるだろうか。
1つ1つの窓明かりに様々な人が各々の人生を背負って息をしている。
1人で見るテレビに泣き笑いし。
2人の会話に厚みが出てきて、3人で作り出す空間に、4人5人と笑い声が重なる。
悲しみもそれだけあるけれど、かならず乗り越えられると手を握る。
隣に居る者と交わす心が明るいものならば、どんなことが起ころうと、乗り越えようと意欲が沸くはず。
隣に居る者がもう涙も乾きも血潮も感じられなくなったとしても、その冷たい手を温めよう。
1人だけが幸せなのは幸せじゃない。
大きな幸せじゃなく、みんなが少しだけ幸せでいられることのほうが、たくさんの人に分けられると思う。
この変わらぬ毎日が続くように。
変わるのなら、せめて心だけは強く、何があっても強く、しっかりと自分を支えていきたい。
ちょっとしたことでも、落ち込む自分だから、意識して笑顔でいよう。
嬉しい話を吸収しよう。力を貯めよう。