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行ってきます・とただいま・の間。

2013,1に長男から貰った、SONY NEX-F3で撮っています。
その日の事柄と撮りたて写真で残してます。

送り出し。

2012年07月17日 08時28分07秒 | 日記

ここ数年の心配事・・・・

不規則な勤務時間・突発的な出勤に重ねて、賃金の低迷。
勤務年数4年が過ぎても、新入社員と変わらぬボーナス。

両手の指が節々ごとに割れ切れ、血が出ても、薬も塗れない。
切れた指は皮が硬くなり指は曲がらない。ペットボトルを持つのも手が震えていた三男。

会社自体を批難しだした。ストレスは溜まり続ける。仕事を辞めると、ただその方向を見つめるだけ。

今はこんな時代、だから不景気な中でも、福利厚生のしっかりしている今の職場にいるのが良い事・と私は言い続けた。
今はこんな時代、どこも正社員としては取ってくれない、まして中途採用など・・・、となだめ続けた。
今はこんな時代、周りを見れば、派遣社員・バイト・ニートはどこにもいる、それを常識だと感じないでほしいと、説得を続けた。

残業・夜勤手当は、使う時間がなく貯まってはいく。
好きな車をいじることだけに、ストレスを発散させていた。

去年明けてから、同級生から、ある企業に人材募集をしていると聞き、話を進めていたが、震災直後風は変わった。
東北にある下請け会社を丸ごとそっくり受け入れるため、募集は途絶えた。

その時の三男には、仕方のない理由だとして、また自分の会社で頑張ろうと気持ちは会社に向くようになる。
社内では、上司にも可愛がってもらい、公私にわたりお世話になっていた。鬱憤をぶつけ・話を聞いてくださっていたよう。

私も、今いる場所で勝ち取ってこそ、価値がある。
辞めることは簡単なこと、そこで自分がいつか仕事を廻すため力を身につけている時期なんだぞっ・・・・・
と。

 

今年、春。
去年おじゃんになった会社の友人から、また打診があった。
疲れやストレスがピークに達していた三男は、即効その話に飛びついた。
説明を聞き、今いる会社の上司への相談を繰り返していった。
こんなストレスを抱えていても会社からは必要とされていると説得されていた。
円満退社をめざし、有給休暇を消化しているときも、呼び出されては仕事を続けていった。
そして・・・退社決定。

金曜日には、多くの人に囲まれて送別会をしていただいた。
上司からは、ネクタイの贈り物を頂戴し、必要とされていた自分を改めて感じ、そこから出る自分を自覚。
次の会社では、自分とは合わなかった部分は、良く変わるかもしれないけど、今度はそこにはそこの悩みも出てくるだろう。

だけど。辞めるときの自分の気持ち。
今度はどんな仕事でも頑張る・今度は、どんな不当な扱いでも、今以上の悔しさはないだろうというものを、貫いてほしい。
ここはこれがダメだ、あそこはこれがダメだったと、自分中心に思うままに世の中は動きはしない。

それをしっかり、今感じて、前へ前へ進んでいってほしい。

 

今朝。新たな職場に、意気揚々と出かけていった。

頑張れ。自分らしく、頑張れ。ゆっくりで良い、頑張れ。。。