直木賞作家の長編大作第〇弾。猫と人間の戦いを描くホラー小説でした。動物でも人間でもかけがえのない命を大切にし、愛と友情を深めよう・・・と作家は言いたかったのでしょうか?
小さい頃から本を読むことが得意でなかった私ですが、この作家の作品はホラーと言っても“ノスタルジック”が強いので、読みやすくスラスラと頭に入ってきます。「たまには時代小説でも」と借りてきても、同じ行を何回も読んだり、読んでも頭の中で別なことを考えたりで集中できないことが度々あります。私の場合、読み難い作品を無理して読まず、好きな作品を楽しんで読むのがいいのかも知れません。