コンパクトなミラーレス機にはファインダーの類は標準装備されていないのが一般的だ。
オプションで追加するとしても、現在では電子ビューファインダー (EVF) が主流である。
写真はE-PM2標準レンズキット。
ファインダーについては、プロやハイアマチュアというわけでもないので多くは語れないが、画角の自動調整やピント調整に始まるおよそ全ての機能・情報がファインダー内に表示可能であることから一般的には電子ビューファインダーを選択する方が賢明。
だが、私のカメラに対するスタンスはあくまで趣味用途である。
そこで、現在の常用レンズである "LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH." にぴったりと評判の光学ビューファインダー VF-1 を購入してみた。
(Lumix G 20mmの画角は換算40mm)
正面(上に載ってるのが光学ビューファインダー VF-1. 画角は換算34mm)
背面
それでは早速、近距離と中距離にて比較してみたい。
[case 1] 近距離(被写体まで20cm程度)
さて、ファインダーを覗いてみよう (iPhone越しだが...)
接写状態で撮影
白枠内が撮影対象領域となる。(専用レンズの画角であれば)
背面液晶での表示はというと・・・
やはりファインダーの画角の方が広い
一方、中距離では・・・
[case 2] 中距離(被写体まで4M程度)
ファインダー
背面液晶
結論としては、近接撮影時には画角のズレが大きいが、
中距離以遠では、画角がほぼ一致しており、実用に耐えうるといった感想。
(個人的レベルで)
今回は、20mm単焦点レンズとVF-1の組み合わせの比較であり、
ズームレンズを使う場合は電子ビューファインダー (EVF)である
VF-2, VF-3, VF-4を選んだ方が賢い生き方だろう。
(本稿はあくまで検証という遊びである)
#おまけ
ちなみに、VF-1を覗き込んでみて初めて分かったのだが、小型のE-PM2にLumix G 20mmを装着していると、レンズがファインダー越しに見えるようだ。細いレンズにしたところで、長くても入り込むので、こういうものだと割り切りが必要なのだろう。
こういう些細な点でも、EVFに一日の長ありか。
最後に縦から
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