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compact audio review no.3 YAMAHA TSX-130

2010-08-02 12:21:53 | audio/classic
前回紹介したBOSEのプレイヤーが去って数日・・・。

なんというか、部屋が寂しい。

HDDレコーダーに貯めたクラシック番組や
ipod+イヤフォンでしのいでみるものの、何か、完全に物足りない。
ここはヤハリ、リラクゼーションのためにもオーディオは必要のようだ。

とはいえ、昔のように、アンプ、プレイヤー、スピーカーが分離した
コンポの配線のごちゃごちゃはイヤなのである。
なるべく音質がよく、かつコンパクトがいい。


必須条件を再度まとめてみる。

1.一体型でコンパクトであること。
2.低音がきつくなく、音質がある程度よいこと。
3.非スロットローディング型CDプレイヤーであること。
  (DVD等、誤挿入時に取り出せなくなることがある)
4.外部入力/ipodドックからの再生能力が高いこと。


上記を踏まえ、ついに見つけたのがTSX-130。

kakaku.comの評判もすこぶる良い。


色はホワイトとブラックの二色。
悩むところだが、部屋の壁紙に合わせ、ホワイトをチョイス。

音質チェックも兼ねて店頭販売のお店を探す。
まずはビックカメラ。電話するも、在庫なし。
次はヨドバシ。なんと、二色とも在庫ありとのこと。
ホワイトを押さえ、車に乗り込む。


早速オーディオフロアに行くと、実機が展示されている。
さっそく手持ちのHAYDNの楽曲でCDを鳴らしてみる。
うん、よい。

実はこの機種、外部入出力はipodとUSBのみで、
AUX端子のみならずヘッドフォン端子すらない。
だが、必要ならipodで直接聞くので全く問題なし。
そもそも部屋でまったり曲を流すのが目的なのだから。

ipodドック付はあまりいい印象を持っていなかったのだが、
リモコンである程度選曲もできることと、
音が思ったより良かったため、購入を決定。

ここからは、自宅でのインプレを紹介。
ここでの直接比較対象はBOSEのWave music system。



◆インプレ

・その1(箱)
YAMAHA製品を購入するのは初めてだったが、
国産ではスマートなイメージもあって、好印象。
ただし、今回は結局展示品を購入(8000円引)したため、外箱は手に入らず。
カウンターでみた外箱のデザインを評価。

・その2(外観)
Wave music systemより、若干幅が狭く、わずかに背が高い。
形状は角を落としたいわゆる箱型のため、
扇形のWave music systemほどのスリム感はない。
だが、その実かなりコンパクトであり、置き場所に困ることはないだろう。


・その3(音質)
音の気持ちよさ、音域の伸びはさすがにBOSEに及ばないが、
必要にして十分。低音が強調されていないのも○。

驚いたのが、ipod接続からの表現能力。

Wave music systemに外部入力から取り込んだ音よりはるかに良い。
ただ、これはBOSEで再生したCDの音質があまりに高かったため、その反動とも言える。

・その4(機能)
自動調光機能、ipodの操作性共に良し。
ディスプレイはWave music systemの方が鮮やかで大きく視認性に優れるが、
オーディオとしては基本に忠実。明るさを数段階で好みに調節できるのもいい。
当面は「Auto」に設定し、自動調光機能の恩恵に預かりたい。
また、本体ですべての操作が行えるのも◎。リモコンの使い勝手も文句ない。

◆判定
ipodユーザなら、かなりお勧めである。

BGM的に膨大な楽曲を飽きずに、気軽に、長く楽しめるという点で、
TSX-130は最良の選択の一つとも言える。

なにより、機体が非常にコンパクトなので、いずれ寝室や客間でも活躍しそうだ。
また、店頭販売でも4万円以下というのが気楽でいい。



◇BOSEへのフォロー
BOSEのWave music systemだと、良い音でipodの音源を再生するには
オプション製品を購入する必要があり、8万を超える価格がネックになる。

また、意外な一面だが、ipodから直接デジタル処理を行う機種以外では、
CD再生音とipodからの再生音に明らかな差が出てしまい、
そこに不満が出てしまうかもしれない。

Wave music systemを単体で購入する際は純粋にCDプレイヤーとして
利用されるのが価値に見合う使い方だと感じた。


compact audio review no.1 BOSE Wave music system

2010-08-01 16:29:29 | audio/classic
ウェーブミュージックシステム

30日間返品・返金保証 &全国送料無料 を謳っているBOSE。

今回、ついに念願のBOSE Wave music system (WMS)を自宅で使うことができたので
インプレッションをさせていただく。

発売当初から気になっていたのだが、ダイレクト販売限定かつ74,970 円という価格に
躊躇し、購入出来ずじまいだったのだ。

気に入らなかったら返品できるという安心から、ついに購入することに。

さて、待つこと2,3日・・・。届いた!

◆インプレ・その1(箱)

黒猫から受け取ると、外箱の時点で、白地にBOSEのロゴが光る。
う、やばい。早くも箱を受け取った時点で所有感に浸ってしまう。

・その2(外観)
どのレビュー記事を見ても書いてあるように、まずその小ささに驚かされた。
幅はCDケース2枚分よりわずかに長い程度。
しかも背面に向かって扇形に絞ってあるデザインのおかげでよりコンパクトに見える。
また、自動調光式のディスプレイが大変見やすい。
特に時計表示は表示サイズが大きく、デザインされたアラーム付時計としても使える。

・その3(音質)コンパクトなサイズからは想像できない程の心地よいサウンド。
BOSEの特徴とも言える低音がかなり効いている。
しかし己の場合、主にクラシックを聴くため、そこまでの低音は要らない。
正確には、頭痛もちのため、なるべく低音は切りたいのである。
音質の調整機能が全くないため、壁から離してみたり配置をいろいろ試してみた。
が、結局低音は軽減できず。

・その4(機能)
手持ちのipod nanoからの外部入力を試してみた。
しかし、あまりそういう使い方が計算されていないのか、
出力時にはかなりボリュームが落ち、音も『かなり』こもった感じになっている。
また、本体に全く操作ボタンがないため、目の前にあるWMSの操作をしたいときでも
いちいちリモコンを手にしなければならない。

◆判定
1週間弱使用してみたが、壁際に置くしかない自宅環境では
どうしても低音を軽減することができず、泣く泣く返品することに。

コールセンターに電話して手続きを行ったのだが、
『高級ホテルの受付レベル』の非常に素晴らしい応対であった。

次期モデルが発表になったら、そして本体にスイッチがついていたら・・・
必ず手に入れます。
低音は吸音材等でなるとかなるかも、と今になって思う。
特に時計が見やすいところが思った以上に便利で、好感触だった。

所有満足度は抜群である。ありがとう、BOSE。

◇注意事項 BOSEの直販サイトを見ると、30日間返品保障という表示に目が行くが、
注意書きにあるように、直販での購入(店舗以外)かつ30日以内に返品の手続き
+10日以内の到着が必須である。