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癒し

2010-09-14 20:26:36 | others
先日、ADAの45cm水槽に



ナイルサンドを敷いて


黒モンクホーシャバルーン




プリステラ


を入れました。

めちゃくちゃカワイイデス。

水草は入れていないので、特に照明は設置せず、自然の光に任せています。


限界を超える献身は美徳ではない

2010-09-13 23:59:59 | others
本日も仕事は午前中のみ。午後は産業医面談だった。

上司の評価も含め、復職後の経過はとりあえず順調のようだ。
ただ、産業医の見解では、運動はできれば毎日やってくださいとのこと。
運動による自律神経の活性化が脳神経系へもよい影響を生むという話。
これは至極正論であり、何も反論はない。
それは大学院での専門領域であったので、
ニューロンの働きや脳の学習機能についてはある程度知識があるからだ。

        # # #

帰りにジムによってプール会員の登録をしてきた。
毎日通うのであれば現在の法人会員より圧倒的に安い。
そして、最寄のジムには定期的に無料で受けられるレッスンがある。
今日は平泳ぎのレッスンの後、続けざまにバタフライが組まれていた。
どうしようか迷ったが、初めてでもいいか訪ねたところ、
OKだったので参加してみた。

思えば当時から損得勘定型であり、人生を逆算して生きてきた。
小学生のときの自分が「不要」と判断し、選択しなかった道である。

        # # #


先日紹介したハーバードの公開講座「JUSTICE」で
マイケル・サンデル教授が功利主義について触れていた。
講義を聴いて分かったのは、私は功利主義者だったということ。
決して費用便益分析など行っていたわけではないが。

人生は「功利主義」だけでは破綻する。それは解った。
しかし、自己の価値観を変えることは非常に難しい。
今日、バタフライを習った。それなりに面白く、充実感はあった。
だが、それが何なのか。人生に何か意味をもたらすのか。


本当は仕事で充実感を得たい。上級レベルの資格を揃え、
会社や地域に貢献し、自分自身を高めたいと願うのは間違いなのか。

この問いの答えは解っている。

私は今まで間違っていて、今も間違っている。

未だ短絡的な功利主義的であり、ハーバード流に言えば「恣意的」だ。
ワークライフバランスという見慣れた言葉の奥底に潜む真実、
孔子が論語で述べた「中庸」の境地に達しなければならない。
何か特定の物事に囚われ、視野が狭くなることは身を滅ぼす。

今まで人の意見に人生を左右されたことはなかった。
自分自身の生き方を決めるのは自分自身だからだ。
しかし調子を崩した以上、立て直すまで無理はできない。
個人的感覚では自己の尊厳に関わるレベルであるが、
この現状を受け入れ、回復に専念する他、道はない。

調子を崩した直接の原因が仕事でないにしても、
私自身の便益を最大化するという身勝手な考え方に陥っていたのかもしれない。
それが家族の介護問題だろうと。だから身を壊す最後まで譲れなかった。
介護疲れが明らかな家族の幸せを願っただけなのに。

今日、私が言えること。
それは自己を守り未来を紡ぐため、己の限界を超えた献身は控えなければならない。
対象が仕事であれ、大切な人であれ、自分を一番大切にしてください。
本当です。