奈落のボレロ

Also sprach cyubaki3

UEFAチャンピオンズリーグ2009-2010

2010-04-30 13:02:51 | 日記
ここ数年はイングランド勢が猛威を振るっていたのでインテルvsバイエルンというのは何か新鮮というか懐かしい感じすらする。イングランドのクラブか決勝に残れなかったのは2003-2004のポルトvsモナコ以来なので6年ぶり。ドイツとイタリアのクラブの決勝戦となると1996-1997のドルトムントvsユヴェントス以来で何と13年ぶり。

宮台真司ダイアローグズⅠ

2010-04-29 10:00:01 | 

宮台真司ダイアローグズⅠ(イプシロン出版企画)

宮台真司が90年代に様々な媒体で行った対談をまとめたもの。ⅠというからにはⅡ以降も出るのだろう。「ダイアローグズ」というタイトルは柄谷行人の同種の本を意識しているのだろうか。岡田斗司夫との対話の中で、”これからのビジネスはモノを作って売るより一般の人達に場所を提供するようなスタイルが勝ち組になるだろう”というような発言が出てくるが、これなどはまるで今日のBlogやTwitterを予見しているかのようだ。Blogが商売になっているかどうかはともかくとしてその先見性には驚かされる。

斉藤秀雄の芸術

2010-04-26 09:43:16 | 音楽
「斉藤秀雄の芸術」 斉藤秀雄指揮桐朋学園オーケストラ

約半世紀前の放送録音。学生オーケストラなので正直演奏の方はあまり期待してなかったが、想像をはるかに超えた素晴らしい演奏に驚かされた。最初は録音の悪さが粗を隠しているだけかと思ったが、どうもそうではなさそうだ。サイトウキネンオーケストラで名前だけは知っていても、実際に本人の演奏を聴いたことのあるクラシックファンは意外と少ないのではないか。もし他にも未発表の音源が残っているのなら是非CD化してほしいものだ。

三島由紀夫vs東大全共闘1969-2000

2010-04-24 10:00:21 | 

三島由紀夫vs東大全共闘1969-2000/三島由紀夫、芥正彦、木村修、小坂修平、橋爪大三郎、浅利誠、小松美彦:著 (藤原書店)

1969年に行われた討論会「三島vs東大全共闘」に参加したメンバーと関係者が30年後に行った座談会を書籍化したもの。質量ともに充実していて読みごたえがある。ただし内容的には全共闘の方に重点が置かれていて、三島本人とはあまり関係の無い話が多い。1年後の市ヶ谷での自決の時と同じで、この討論会の時も三島の展開する論は相手に全く届いていない。しかし発せられた言葉を今読み直してみると、三島の目には現在の日本社会の混迷ぶりが見えていたとしか思えない。それ見たことかと呵呵大笑している声が聴こえてきそうだ。

三島由紀夫vs東大全共闘
http://www.youtube.com/watch?v=ttktCdQLixk

類は友を呼ぶ?

2010-04-23 08:17:11 | 日記
いくら球界のエリート(初代ドラフト1位->新人王->名球界->巨人軍監督)とはいえ、よりによってあんな陰気なおっさんを選ぶとは。窮すれば鈍するとはこういうことか。しかし堀内ってちょっと雰囲気が谷垣総裁に似ている。

自民、元巨人・堀内氏を擁立 参院選比例代表
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/CO2010042201000619.html

インテルナツィオナーレ・ミラノ

2010-04-22 11:26:45 | 日記
久しぶりにテレビでインテルの試合(欧州チャンピオンズリーグ準決勝第一戦)を見て驚いた。なんと先発メンバーが全員外国人なのだ。しかもそのうち8人が南米(ブラジル4、アルゼンチン4)の選手。いくらチーム名がインターナショナルといっても、これではどこの国のクラブか分からない(ユニフォームを見ればわかるか)。一方のバルセロナはスペイン人が5人でこちらも外国人の方が多い。リーグ戦ではどうなのか(先発メンバーにイタリア人がいるのか)知らないが、こういう状況を古くからのサポーターはどう思っているのだろうか?セリエAはその昔外国人選手禁止の時代もあったのだ。

リユニオン・ライヴ 05

2010-04-21 09:35:59 | 音楽

クリーム/Royal Albert Hall London May 2-3-5-6 2005 リユニオン・ライヴ 05

2005年の再結成コンサートの実況盤であるが、出てくる音は60年代とほとんど変わらない。ジンジャー・ベイカーの圧倒的なドラミングも健在。エリック・クラプトンのギターソロは普段のソロコンサートよりも若々しい感じがする。この人のギターというのはデビュー当時からある意味老成していて、顕著なスタイルの変化というのがほとんど無い。しかし周囲を取り巻く音楽環境の方はどんどん変わっていくので、変わらないというのは逆に(相対的に)変わり続けるということでもあるのだ。