studio ZERO-G BLG

当ブログは引っ越しましたので、こちらは過去記事の
アーカイブとなります。

工作所開設への道<商品開発編その42>-量産試作中その2

2011-07-31 22:54:31 | エスプレッソ
58mm径のタンパーを削っております。

樹脂材の研磨、極力短時間で終える方法を検討中です。
金属だったらさほど気を使わないで済むのになぁ・・・


ABS、ジュラコンで黒、白を作る事にしてますが、
このシルエットでアルミで作るのもいいかもなぁ
なんて考えてます。

となるとアルマイト処理が必要か・・・

これも検討課題です。


工作所開設への道<商品開発編その41>-量産試作中その1

2011-07-27 22:33:12 | エスプレッソ
エスプレッソマシンのポルタフィルタの標準的なサイズである
58mm径用の最終試作品の作成にかかっております。

ざっと荒取りを行い、ついでに例のツールのテストを行って
みました。

実にあっさり削れました。
初回試作品の場合は職人技(もしくは勘とも言う)とテンプレート
で半球形を作っていましたが、量産品ではこれで行きます。

素材の径が10mm大きくなっているのですが、これだけ削っただけで
切削屑がポリ袋一つ分近く出ます。
普通ABS製品はこんなもったいない作り方はせず、金型で成形する
のですが、やはり無垢材ならではの重量感と強度がタンパーには
必要だと思います。

というか個人工房なのでそんな大規模な設備を導入出来ないだけ
なのですが(^-^;

続きます~

工作所開設への道<商品開発編その40>-凝った仕掛けはうまくいかないもので・・・

2011-07-25 22:27:35 | エスプレッソ
製作中のツールを調整しながら組み上げていたのですが、
ここで問題が一つ・・・


コイツの回転角度を90°でぴったり止めたかったので、何を思ったか
設計段階でタイトル画像のような仕掛けを入れていました。

指定の位置に来たらバネ仕掛けで回転止めが効くというものなの
ですが、動きがシブいというか、どうもちゃんと止まるのか怪しげ
な感じです。

まぁフレームがアルミで回転止めのパーツが快削鋼なのでフレームが
削られている感じだったのですが・・・


なのでこのパーツはアルミのスペーサーに置き換えて、単純に板状
の回転止めを取り付けました。
簡単かつ頑丈でちゃんと効いています。




各部をグリスアップしてナットを締めて、ツールは完成です。
最初に上側の軸だけを組み立ててから下軸をセットしたのですが、
パーツの精度が良くなかったら下側のシャフトが通らないだろう
と心配してましたが、スルっと入ってひと安心。
そこそこ精度良く出来てました(^-^)

それでは本格的に量産サンプル作りに入ります。
まずはΦ60のABS丸棒をカットしてつかみ代を削ります。





ってところで本日の作業は終了~

工作所開設への道<商品開発編その39>-加工完了

2011-07-18 22:30:35 | エスプレッソ
毎日ちまちまと加工はしていたのですが、ブログの方まで
手が回りませんでした。

で、連休を利用して一気に全パーツを仕上げてしまいました。

組み上げるとこんなブツになります。





いつもネジを調達して来るコーナンPROにはセットスクリュー
の短いのがないのであちこちから突き出してます。
本当は適当な長さのヤツですっきり仕上げたいのですが、まぁ
とりあえずはあるものを使います。

コイツを旋盤にセットするとこんな感じになります。
パーツを加工した後掃除しないままで撮影したので汚いですが(^-^;






これが何のツールなのかというと・・・・

アレの部分を加工するためのものです(^-^)


あぁ~、やっと出来た~

これで本題のタンパーの量産サンプル作成に入れるってもんです。

工作所開設への道<商品開発編その38>-加工開始

2011-07-10 23:06:27 | エスプレッソ
本日はアルミ材のカットと穴空け作業をしておりました。

作業途中で寸法を5mm間違えてカットしていた事に気付き
痛恨のやり直しです(^-^;

コレから大小のコの字形の部品を2個取るのですが、別部品
に切り抜く前に大きい方の部品の穴空けを済ませてしまい
ます。

いちおうコレが今回作るツールのキモになる所なので、寸法出し
は慎重にやってます。

本日は以上!

工作所開設への道<205>-バンドソーを小物材向きに改良してみる

2011-07-08 23:02:28 | 機械工作
梅雨が明けました。しかし私的にはまだ夏ではありません。

なぜならば!!!

セミが鳴いてないから~

あの暑苦しいヤツらが鳴きだしてこそ本当の夏というものです!

なんて事はどうでも良いので、本題に入ります。



本当は商品開発編の延長上にある作業ですが、まぁDK工作室の
範疇の作業かな~という事で、工作所編のタイトルで。

私の使っている日立製バンドソーのベースに付いているバイスは
パイプなんかの大きめの径で長さが20cmくらい以上ある材料を
切断する事を想定している作りになってます。

なので径や長さが数十mmのものは保持するのが極めて困難なのです。

大分前からの懸案だったのですが、ふとネットで検索をかけると
簡単な方法で問題を解決している方を見つけました。
紹介しようと思ったらブックマークが行方不明・・・(後日のっけて
おきます)

まず適当な大きさにおなじみ床用MDF材をカットして穴を空けて
ボルトを突き出し・・・





アングルバイスを載っけて固定。







で、この板ごとバンドソーのバイスに固定します。
小一時間ほどで今までの問題を解決出来てしまいました。





まずは冒頭の画像の如く10mm厚のアルミ材をカットしております。
設計してた例のブツを作る部品です。

本日は以上~


工作所開設への道<商品開発編その37>-設計&資材の調達

2011-07-03 22:23:51 | エスプレッソ
こーゆーモノを作ろうとしております。


寸法と使用する部品をツメて、いつもの如くモノタロに
ブツを発注です。

で、懸案事項としてバンドソーで小部品をカットするために
どうしたものかと検討してましたが、ネットで検索をかけると
解決法を考え出している方がいました。
それも割と簡単な方法で、それだと私も手持ちの機材で
実行出来るやり方だったので早速採用させて頂く事に
しました。

後日紹介したいと思います。