studio ZERO-G BLG

当ブログは引っ越しましたので、こちらは過去記事の
アーカイブとなります。

工作所開設への道<93>-木工

2008-09-29 22:33:56 | 機械工作


今日はフライス盤で木を削ってます。

機械の台の天板を作ったときに余ったMDFをカットして、
フライス盤のテーブルに取り付けた角度調整付きのクランプ
で45度に傾けて掘り込み。




で最終的に何が出来たかというと、送りテーブルとカップリング
の間に入るスペーサーにキー溝を彫り込む際に、円筒状のパーツ
をしっかり保持するための治具でした。




木はサクサク削れて楽だなぁ。


工作所開設への道<92>-調整の要アリ(T-T)

2008-09-26 22:56:05 | 機械工作
ボルトでちゃんと組み付けてみた。

この時点で微動ハンドルのシャフトが動けるクリアランスが
なく、シャフトごとぎっちりと締め付けられている事が判明。

穴を広げる加工をしたが、部品それぞれの間にも隙間などがあり
設計上はキレイに組み上がるはずが、極めて見苦しい組み上がり
状態。




修正に入ります(T-T)


工作所開設への道<90>-イモネジ舐めた(T-T)

2008-09-22 21:39:24 | 機械工作
フライス盤のZ軸(の微動ハンドル)。CNC化に当たってはこのハンドルを取り
去る必要がある。

このハンドルは3mmのイモネジ(ホーローネジ)で固定されているのだが、前回
マウント用部品を設計する時に、採寸のため分解して再組み立ての時にちっと
ばかりキツく締めすぎたのか、あるいはネジ自体が質が悪かったのか、もしくは
付属の六角レンチがショボかったためか、あるいはその全部なのかは分からない
が、とにかくネジ山を舐めてしまった。


(分かりにくいかなぁ・・・)


ネジの頭が外に出ているとか、もっと太い径のネジならば対処のしようもある
のだろうが、何せ細い上に頭が出ていないと来た。

とりあえず簡単な方法から試してみる。

まずは舐めたネジ山のすべり止め剤と、日本製のちゃんとした六角レンチ
を調達してきて試してみたが、まったく利かず(T-T)




穴が広がっているのだから、レンチを微妙に太くすればどうかとアルミの
切り屑をレンチに巻いてはめられないか試みるが、微妙過ぎてムリ。

次はネジ穴にハンダを流し込んで六角レンチを溶着出来ないかと試みるが、
ハンダが穴に入ったとたんにレンチを差し込むヒマもなく固まるのでこれ
もバツ。

最後はレンチを瞬間接着剤で固める方法を試みた。が、これもいとも簡単に
「パキッ」と接着が外れ虚しく空回り。

「モトメンテナンス」なんてな雑誌を時々見ていたので、こういう時の対処
法で頭の中にあったのが、「エキストラクター」である。
簡単に言うと回転方向が逆向きのねじ切りタップのようなモノなのだが。
抜き出したいネジの中心に下穴を空け、コイツが締まる方向にネジ込んで行く
と、ネジはゆるむ方向に回るというツールだ。

ホームセンターで現物を吟味して来たのだが、最小サイズでも太い・・・。
こんなモン3mmのイモネジにブチ込んだら絶対ネジの頭が割れて抜き出すなんて
とてもムリだわ・・・という感じなので、とりあえずエキストラクターの購入
は見合わせる。

ネットでだらだら検索をかける。こういう例はあまりないのか参考になるような
情報はない。
唯一2ちゃんねるにて、トルクスのビットがインチサイズで作られているため
通常の六角レンチよりも先端が微妙に大きく、舐めて広がった六角ネジ穴に
ブチ込むには具合が良い、てな情報があったので最終手段の前に試みる方法と
してビットを購入。




帰宅して恐る恐るネジ穴に差し込んでみると、キツめな感じで入り口までは
はまる。奥まで打ち込んで回せば行けるか?という感じ。



失敗したら後はデストラクティブな手段しか残らないので、準備万端
精神統一して抜き取り作業にかかります。
トルクスビットをハンマーでしっかりと打ち込み、T字ハンドルを取り
付けて、いざ!

あっさりと抜けました(^-^;




工作所開設への道<89>-DROもどき その2

2008-09-15 22:07:55 | 機械工作
フライス盤のテーブル送り距離を、送りハンドルの目盛りで読むの
があまりに面倒なので、手持ちのデジタルノギスを簡易的に取り付けて
DROもどきにしようという計画。

モーターのステーを作った時に残ったアルミ材から細長い棒を切り出し、
フライスの横送り台のジブの締め付けボルトに取り付けられるように
穴を空け、さらにボルトの締め付けナットの逃げを作り、最後に
反対側の先にノギスの固定ネジを通す穴を空けて、取り付けパーツの
完成。
ここまででおよそ4時間ほど。




あとはノギスのアゴをテーブルと連動させる爪を作れば出来上がり。
クリップか何かを使って作る予定。

これ作るより目盛り読んで直接パーツ作ってもそんなに時間は変わら
ないのではないか・・・という疑問は突き詰めない事にしよう(^-^;

祝!!! フェラーリ納車!!!

2008-09-13 21:28:40 | お買い物


1/12ですけど(^-^;

世にフェラーリ好きはたくさんいるでしょうが、ホンモノを手に入れるのは
そう簡単ではないワケでして。
思い入れのあるクルマはそれぞれ色々ありましょうが私にとってはコレなのです!!!

ミニカーでも出ていますが、やはりスケールが小さめなのでディテールも
省略されてたりしてイマイチな気もするワケで。

と思っていたら世界のタミヤから1/12で超精密なモデルが出ているじゃない
ですか。しっかしお値段も極めてアレだったのですが・・・。

しかしこれを逃せばもう二度とこんなモデルは手に入りそうもないという気も
するし、清水の舞台からジャンプしてみました。
今まで色々なお買い物をして来ましたが、これ程何の役にも立たない上に高価な
買い物はありません。

しかしただ眺めるだけでもワタシには充分その価値があるくらい好きなクルマ
なんですよねぇ。

ウエッジなノーズのシェイプと、フェンダーのふくらみがたまりません・・・



とりあえず組み立てて飾る前にケースを用意しなくては。


工作所開設への道<88>-シャフト切削&DROもどき

2008-09-11 22:36:31 | 機械工作
昨日の状態から最終的に切り落としてアダプターシャフト完成。
後はキー溝を切り込まないといけないのだが、また後日。

アルミ材から作る部品があと2ヶあるのだが、ネジ穴など極力寸法
どおりに作らないと、最後に組み上げる時にネジが入らないなんて
事態になりかねない。
フライス盤の送りハンドルには送り寸法のゲージがついているが、
何センチも動かすとなるとゲージとにらめっこで何目盛り回したか
カウントしなくてはならないが、ちょっとした事で途中でカウント
した数が頭から飛んでしまい、わからなくなってしまう。
そんなワケで、前に作った部品はネジ穴がコンマ何ミリか絶対ズレ
ているはずだったりする(^-^;

DRO(デジタルリードアウト)という送り距離を数値で表示してくれる
モノがついている機械もあるが、私のマシンにはない。
巷ではデジタルノギスを改造して取り付けている人もいて、今回は私も
それをマネようという試み。



見てきたサイトではノギスの不要部をブッタ切って取り付けているのだが
我がファクトリー唯一のノギスをそんな風には出来ないので、簡易的に
取り付ける方法でしのぐ事にする。

フライス側のネジと、ノギスの固定ネジを利用してアルミ板で連結する板
を作ってみた。



左右位置に関しては固定出来るのだが、ノギス自体の重量を支えられず
下に落ちてしまう。もう少し強度があればノギスを支えられるのだが・・・
も少し検討の余地アリですな(^-^;

工作所開設への道<87>-シャフト切削

2008-09-10 22:43:43 | 機械工作
只今鉄の棒を切削中。

これはフライスの送りハンドルのシャフトと、カップリングの
間に入れるアダプターっちゅうか、専門用語では何と言うかは
わかりませんが、そういうモノです。

モーター側はシャフトが切り欠かれていて、カップリングを差し
込んでネジを締めれば固定出来ますが、送りハンドル側はネジ形状
になっているため、そのままではカップリングが取り付かないだろう
なぁと考えて追加したパーツです。

最初はアルミで作ろうと漠然と考えていたのですが、良く考えてみれ
ば力のかかる結合部をアルミで作ったらすぐに破断するんじゃないの
かと思って材質を変更。急遽ジョーシンテクノランドのロボットコーナー
で「快削鋼」の丸棒を調達して来ました。
まぁカップリングはアルミなんだけど・・・

しかしジョーシンさんのコーナー、あまり利用者いないんじゃないの
かなぁ。10ミリのアルミ板の在庫は無くなったままだし、アルミ・鉄の
丸棒なんか減ってる様子もなし。やっぱコア過ぎるんだろうなぁ(^-^;

3時間ほどの作業で写真の状態。あとは切り落とすだけなのだが、バイト
が切れなくてまたもキーキー言っている。お隣さんも帰宅のご様子なので
本日はこれまで。

工作所開設への道<86>-スターティングドリル

2008-09-05 22:33:11 | 機械工作
アルミ材にドリルで穴を空けようとすると、細いドリルでは
材料にドリルの刃先がくい込んでゆく前に、ドリル自体がたわんで
ふらふらと位置が定まらなかったりする。

なので新兵器「スターティングドリル」というモノを導入してみた。
これは普通のドリル刃の先端部分しか無いような形状になっている
のだが、このおかげでたわまずにしっかり刃先をくい込ませる事が
出来るというワケなのだ。




あとパーツを2つばかり追加してモーター固定用の金具は揃うので、
ようやくNCで作動させられる日は近い・・・のか?