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昨年末にOLYMPUS OM-D E-M1のファームウェアがVer4.0にバージョンアップされ深度合成機能が
追加された。
これからマクロ撮影が多くなるので手順、合成画像など確認してみた。
機材 OM-D E-M1+M.ZUIKO DIJITAL ED 60mm F2.8 Macro
設定 F2.8開放と深度合成(ピントステップ5),F5.6と深度合成(ピントステップ5),
F5.6ピントステップ10
シャッター速度はなるべく同じくらいになるようにISOで調整、撮影距離は同じ
最初のピントは下の写真①の左目に合わせた。
写真①
1 F2.8開放(写真②)⇓
写真②
2 F2.8の深度合成(ピントステップ幅5,写真③)⇓
写真③
3 F5.6(写真④)⇓
写真④
4 F5.6の深度合成(ピントステップ幅5,写真⑤)⇓
写真⑤
5 F5.6の深度合成(ピントステップ幅10,写真⑥)⇓
写真⑥
F2.8深度合成とF5.6素の写真ではピントが合う範囲はだいたい同じくらいになったが、バックの
丸ボケ部を見ると合成でピント範囲外のものは大きな変化はなさそうで、ピントステップ幅を
1~10の間でいくつに設定するか経験が必要みたい。
合成写真は写真③、⑤、⑥の通り若干画像が大きくなるようです。
カメラモニター画像で最初困ったのが8枚のピントステップ幅画像と合成画像が保存されるので、
どれが合成画像か分からなかったこと。特にF値を変えて同じ被写体を何枚も撮影すると戸惑って
しまう。
注意して見て分かったが、合成画像には下の写真の黄色で囲んだ写真の重ねマークが表示される。
(写真⑦)
写真⑦
Viewer3でPCに取り込む際はこのマークは表示されないのでファィルNoをメモしておくか、画像の
Exif情報下に(単写)と表示される。しかし、非常に分かりずらい。
Canonのようにカメラモニター画像でRATEマークをつけられるようにすると分かりやすいのだが。