
ミニ・モークです。
これもミニの派生車ですが、その中でもかなり異色な存在です。
元々軍用車両としてミニをベースに開発されたそうですが、正式採用は見送られてレジャービークルとして市販されたそうです。
軽量なモークはパラシュートで降りるにはもってこいですが、ロードクリアランスが少ないので不整地での走行は苦手でしょうね。
前後フェンダーが平らなのは、車を上に積み重ねるためだとか。その辺がいかにも軍用っぽくて良いです。
某007映画シリーズでは敵の秘密基地なんかで作業車両として出演しています。
一度は乗ってみたい車です。
幌を外してフルオープンで。
気持ち良さそうです。
ツインチューブモノコック構造で、オープンカーなのにボディ剛性はかなり良いらしいです。
かの由良拓也先生がモークをベースにレーシングカーを作ったくらいですから。
そのモークを電気自動車化して惑星探査車両にした空想図を描いてみました。
結構向いてるかも。
そういえば、十年前くらいの扇風機や室外機から出火する事故が増えてるとか。
今から出てくるハイブリッドカーや電気自動車も、十年後になって出火の危険があるから使わないようになんて事にならないと良いですが…。
前回のラリーミニを描き終えてからすぐに描き始めて、ようやくほぼ完成です。
かなり長い期間を費やして描いてますが、1日10~30分、週に2~4日くらいのペースでボチボチとやってます。
今回は珍しくラフスケッチを数枚描いてからスタートしてます。
当然ラフもパソコンに直描きです。
その後、ラフの上から色を塗ったくっていきました。
今回は今まで使う事のなかったブラシを色々と効果を試しながら描いてます。
なので余計に時間もかかってます。
ほとんど『ペン』を使用。
いつもは多用する『エアブラシ』は部分的な仕上げ(誤魔化し?)に少しだけ使ってます。
絵そのものは完全に脳内イメージです。
背景や車などの不自然な形状とかは御愛嬌。
背景はここまでの間にコロコロと変わっています。
空気が無いから空気遠近法なんて関係ないわな…などと思いながら描いてました。
車の細かいディテールの確認に雑誌の写真を参考にしてます。
例によって丁度良い角度の写真が無いので頭の中で角度を変えて描いてます。
元絵がないのは難しい。
カタチの歪みがあるんだけど、どこをどう直して良いのかも判らない。
描いては消し描いては消しを繰り返して、違和感を無くそうとしていますが、やはり直しきれてないですね。
この辺が写真や絵画の模写とは大きく異なるところでしょう。
使用機器
* Apple iBook SE 466
入力装置
* WACOM FAVO ペンタブレット
使用ソフト
* FAVOに付属のぺインタークラシック