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京都のバイクショップ 淡路二輪商会のブログ

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Suzuki ST400 車検&修理”シリンダーヘッド付近からオイル漏れ”

2011-05-20 16:05:28 | 修理、整備

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スズキ ST400 が 車検代行 と 修理”シリンダーヘッド付近からオイル漏れ” ”たまにアフターファイアーする”ということで入庫しました。

まず オイル漏れを確認。

Cimg1062

マフラー取り付け部分の横奥 近辺から 漏れてくる。

エンジンオイルには間違いないし、ヘッドカバー もしくは シリンダーヘッド あたりであるから

さっそく開けてみることに シリンダーヘッドカバーをあけてみると

Cimg1064

そこには こんな プラグガスケットが

穴を覗きこんでわかりました。

Cimg1065

この穴は シリンダーヘッドを脱着するための ナットを緩めたり 締めたりするときに 工具が入るようになっている。

そこの プラグガスケットから エンジンオイルが漏れ エンジンフィンを伝い マフラーの横付近に

Cimg1121

新しいプラグガスケットを取り付け シリンダーヘッドカバーを取り付け オイル漏れがないことを確認。

オイル漏れは修理完了となりました。

次に ”たまに アフターファイアーする。”

試してみると エンジンをきったときなどに ”パーン”とアフターファイアーなどしているし、エンジン始動性も少しわるいので キャブレターを開けてみることに

Cimg1071

燃料コックフィルターでは濾しきれなかった 錆のパウダーがキャブレターフロートチャンバー内にたまっていた。

また、

Cimg1118

キャブレターフロートチャンバー内に適正なガソリン量を保つのに重要な フロートバルブが

Cimg1115

このようになっていた。 フロートバルブ内のスプリングでへこんだり のびたりする クッション部分がへこんで固まっている 作動していなかった。

キャブクリーナーで固着修正

Cimg1116

クッション部分が作動するようになり、スプリングのチカラで飛び出てきています。

もちろん キャブレター、ガソリンタンクを清掃 試走、エンジン始動性などを確認。アフターファイアーもなくなり 修理完了となりました。

参考までに

スズキ ST400(テンプター):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC

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