なんくるないさの自己戦略

40歳で五千万円、50歳で一億円の資産形成を目指している、
泡瀬春人の日常と日々思うことを記録したブログです。

綛掛(かしかき)

2011年01月23日 20時17分18秒 | 三線(よみ:サンシン)
今、練習している唄は「綛掛(かしかき)」。二揚げの曲で、「干瀬節(ひしぶし)」と「七尺節(しちしゃくぶし)」の二曲から成る古典女七踊りの歌です。

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■干瀬節
七読みと二十読 綛掛けておきゆて(ななゆみとぅ はてぃん かしかきてぃ うちゅてぃ)
里が蛉瀬羽 御衣よらすね(さとぅが あけずばに んしゅゆしらに)

【訳】
七読二十読 細い綛(糸)を掛け
愛しい人のために とんぼの羽のような美しい布を織って差し上げたい

■七尺節
枠の糸綛に繰り返し返し(わくぬ いとぅかしに くりかいしがいし)
掛けて面影の勝て立つさ(かきてぃ うむかじぬ まさてぃ たちゅさ)

綛掛けて伽やならぬものさらめ(かしかきてぃとぅぢや ならんむぬさらみ)
繰り返し返し思どましゆる(くいかいしがいし うみどぅましゅる)

【訳】
枠の糸を綛に繰り返し掛けていても、あなたへの想いがつのる
綛を掛けて想いを紛らわそうとしても、くり返す毎にあなたへの想いはつのる
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愛しい人のことを想いながら、機(はた)を織る女性の詩でしょうか。

練習を開始したばっかりで、はじめの干瀬節を見よう見まねで弾けるようになったレベルですが、いつか自分で弾けたらな~と思っていた唄なので、練習は非常に面白い。
来月いっぱいくらいはこの唄に集中したいと思います。

琉球古典芸能コンクール 三線新人賞合格!

2010年08月14日 09時19分50秒 | 三線(よみ:サンシン)
さいきんはずっ~と三線の練習に勤しんでいました。
で、その目標である琉球古典芸能コンクールを8/11に受けてきたのですが、、、
みごと合格しましたー!いえぇ~い。嬉しいです。

練習は良かったのですが、審査となると緊張しまくりで本番では間違いまくり。。。まくりまくり。
先生、大先生、兄弟弟子の皆さま、ありがとうございましたーー!

稲まづん節

2010年04月05日 20時10分04秒 | 三線(よみ:サンシン)
ついに永遠の初心者の私も新人賞を受ける時がやってきました。
とはいっても三線の世界では右も左もわからない私ということで、課題曲は師匠が選んでくれました。

それが、これ


≪稲まづん節≫
 今年毛作りや あん清らさよかて
 倉に積み余ち まづみしゃべら

(訳)
 今年の稲づくりは とても素晴らしく良いできで
 倉に積んでも余るくらいで 野外に真積みするほどです


唄持ちの部分だけ練習したのですが、指が難しくて唄なんて歌えな~い。試験の時までに覚える自信がありません。。。まずは、曲を覚えなきゃ。

※家で一人で練習していたら、嫁が一言「CDとぜんぜん違うよ~」。
 そりゃそうさ、だから練習してるのさ(怒)

三線(サンシン)の練習に役立つ優秀サイト!

2009年07月30日 22時32分11秒 | 三線(よみ:サンシン)
三線教室に通い始めてそろそろ半年になりますが、なかなか上達しません。

それは、三線の歌詞が沖縄の昔の方言のため、沖縄で生まれ育った私でもほとんど単語さえ理解できず、歌詞を覚えられないというのが理由なのですが(師匠からは、それは泡瀬君の音楽センスがなく かつ 練習サボリすぎだよ、とも言われましたが、、、)、これはイカンということで、三線の歌詞を紹介しているサイトをインターネットを検索したところ、、、あったあった、ありました!たくさんの歌詞を解説付きで紹介している素晴らしいサイトが。

たるーの島唄まじめな研究
http://taru.ti-da.net/

このサイト、本当に個人のブログ?と思うような情報量の素晴らしいサイト。三線のバイブルと言っても過言ではないのではと思います。
個人的な気持ちだけではありますが、今月の優秀ブログ賞を進呈したいと思います。