今、練習している唄は「綛掛(かしかき)」。二揚げの曲で、「干瀬節(ひしぶし)」と「七尺節(しちしゃくぶし)」の二曲から成る古典女七踊りの歌です。
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■干瀬節
七読みと二十読 綛掛けておきゆて(ななゆみとぅ はてぃん かしかきてぃ うちゅてぃ)
里が蛉瀬羽 御衣よらすね(さとぅが あけずばに んしゅゆしらに)
【訳】
七読二十読 細い綛(糸)を掛け
愛しい人のために とんぼの羽のような美しい布を織って差し上げたい
■七尺節
枠の糸綛に繰り返し返し(わくぬ いとぅかしに くりかいしがいし)
掛けて面影の勝て立つさ(かきてぃ うむかじぬ まさてぃ たちゅさ)
綛掛けて伽やならぬものさらめ(かしかきてぃとぅぢや ならんむぬさらみ)
繰り返し返し思どましゆる(くいかいしがいし うみどぅましゅる)
【訳】
枠の糸を綛に繰り返し掛けていても、あなたへの想いがつのる
綛を掛けて想いを紛らわそうとしても、くり返す毎にあなたへの想いはつのる
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愛しい人のことを想いながら、機(はた)を織る女性の詩でしょうか。
練習を開始したばっかりで、はじめの干瀬節を見よう見まねで弾けるようになったレベルですが、いつか自分で弾けたらな~と思っていた唄なので、練習は非常に面白い。
来月いっぱいくらいはこの唄に集中したいと思います。
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■干瀬節
七読みと二十読 綛掛けておきゆて(ななゆみとぅ はてぃん かしかきてぃ うちゅてぃ)
里が蛉瀬羽 御衣よらすね(さとぅが あけずばに んしゅゆしらに)
【訳】
七読二十読 細い綛(糸)を掛け
愛しい人のために とんぼの羽のような美しい布を織って差し上げたい
■七尺節
枠の糸綛に繰り返し返し(わくぬ いとぅかしに くりかいしがいし)
掛けて面影の勝て立つさ(かきてぃ うむかじぬ まさてぃ たちゅさ)
綛掛けて伽やならぬものさらめ(かしかきてぃとぅぢや ならんむぬさらみ)
繰り返し返し思どましゆる(くいかいしがいし うみどぅましゅる)
【訳】
枠の糸を綛に繰り返し掛けていても、あなたへの想いがつのる
綛を掛けて想いを紛らわそうとしても、くり返す毎にあなたへの想いはつのる
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愛しい人のことを想いながら、機(はた)を織る女性の詩でしょうか。
練習を開始したばっかりで、はじめの干瀬節を見よう見まねで弾けるようになったレベルですが、いつか自分で弾けたらな~と思っていた唄なので、練習は非常に面白い。
来月いっぱいくらいはこの唄に集中したいと思います。