福岡だいの動画と、同人誌の販売

同人誌 動画 プログラム 情報処理 アート グラフィックス 有償 2018年創業

酒井猛の心理障害が、山田都美子と、山田誠を傷つける 日進市 福岡大

2020-05-29 00:36:03 | 日記
福岡だい
2020.6.1(Mon)
幻聴で思った事その4
小林桐の中国検察当局の裁判所に対する鑑識の証言について、小林桐は無抵抗で殺されたのではないから福岡たえに刑法36条正当防衛を認めなければならなかったが、大阪高裁の判決で刑を与えたのではないと否定した。大は霧の時代、メイク室の出入り口の門でテロリストとの銃の取合いで、胸に3発程度相手の拳銃で打ち返しており致命傷を負ったテロリストはその後死んだが、正当防衛で死んだ者を罰しないとした法律に基づかず、テロリストを絞首刑にしたことについて検察は裁判所を批判した。大は、桐の時代に体中に何発も打たれその後死亡している。弁護士が国ではないので、大が弁護士を兼任して裁判官を遣らなければ解決しない。大は、弁護を受ける事が出来なくなった世代は過ぎた。大は大自身が弁護が出来るようになったので、大自身に弁護を行ってくれるように支持される様になった。貴重品の真珠と、着替えは残してあったのだという。今それが在るかは分らないが、当時の時点で、衣装を再現を取る為に住友繊維が持ち帰ったとの情報もある。また、他には、5月27日、詩織と、1.1の淡路の女性が、酒井猛君に二度と話をしたくないというようになった。酒井猛君が消えてしまえとか心理の障害のある話で、欝で傷つけようとしている。また、もう、両二名は既に傷ついていると主張している。酒井猛君が、汚い言葉を使い下の品物の下品か酒井猛はどす黒い女だと、山田君が言うようになったが、次ぎの世代はフランス人なので、大は、岩田匡が、フランス語圏内に日本語で幻聴に着いて来てはいけない。酒井猛君がジャッジするなど嫌がらせだと主張する様に成った。山田都美子さんは何も言わず酒井猛君に泣き、山田誠君は反論をして批判をしたのだという。酒井猛君が誹謗中傷を繰り返し、自傷または、攻撃を受ける者が特定されている場合は、他の医師と連携して話した内容を使う許可を直ちに得て、連携して対処しなければ成らない。公認心理士は、大学院まで終了する義務が在ると言われている。大は、まだ公認心理士どころかメンタル心理カウンセラー以下なので何も出来ない。大は、他人を傷つける行為を名指しで行っている酒井猛君を非難する。酒井猛は、大の娘になる詩織に酒井猛君がお前は詩織じゃないと、侮辱的発言を並べ、誹謗中傷した、この時点で、酒井猛の心理療法は明らかに6年2箇月では間に合わない。酒井猛君が自傷他傷を止めない限りは、傷つけあう関係を維持されては、当然として1級精神障害者の心理患者の酒井猛君が足った6年2箇月で出てきてはまた暴れて迷惑をかける。酒井猛君は国選弁護人福岡大が、6年2箇月の入院では不適切として、もっと長い期間を入院していただくよう刑務所および精神刑務所に呼びかける。そして、酒井猛君がその前日に他人の肯定を妨げるのが一番傷つくと大本人に言われたにも拘らず、盗んだ名前ではない詩織に対して、存在を否定したのは最早、他人の肯定を妨げたとしかいい様がなく、自殺に追い込まれるまでに心理士は対処する義務が課せられていて、絞首刑を受ける行為についても重大な自殺の一種であると考えられる為、福岡たえを航空管制官を腐っているなどと中傷したり、馬鹿にして侮辱したりされたあと兵役に参加して、軍曹であった事実で指令ではなく兵隊であったにも拘らず、大阪高裁は指令の位の准尉を福岡たえに与えた。そうなると、織田護(おりたまもる)の最初の官僚が今頃航空管制官に決まった。大は直ちに工事や施工を盗まないよう請求され、大は、たえの遺産は護が継いだあと、護が、陸上航空輸送機に上がった後、更に陸上自衛隊に三段階以上で土木工事までできるとした裁判の判断は公正明大であったと評価できるが、大の意見を汲み取って建築施工監理者と、建築士から始めるという事ではない。おりたまもるは第三世代であり、一人一回の出生につき階級が一伸びる。そして全てのあたいを振り、護君には工業はまだ早いので情報と言った商業と、設計を兼ねた職と、国の職は、航空管制官を行政学、政治学、財政学を学ばせ、一般国家公務員である航空管制官を目指させる事にした。

日進市 福岡大 一般教養 自然科学 2020.May.28(Thu)

2020-05-28 05:54:09 | 日記
自然科学(1)20/04/16物体の運動:速度加速度=物体に力が働かないか物体に動く力の合力が0の場合物体は等速直線運動をする事木速度時間移動距離の間に次の式が成り立つ:速度=移動距離÷時間=時間 V{m/s}、時間 t{s} 移動距離 s{m}。等加速直線運動(A)加速度=速度の変化の割合=増える減る割合を加速度と言う=加速度=速度-初速度÷時間:加速度A、初速度VO{m/s}、時間T{s} 速度V{m/s}。等加速度直線運動=直線状を運動する物体の加速度が一定である場合の運動を言い速度は一定の割合加速度で加減速する①加速度=初速度+加速度×時間②移動距離移動距離=初速度×時間+初速度×時間2乗×0.5③速度2乗+加速度2乗=2A×初速度=VO{m/s}、加速度A{m/s}時間=T{s}移動距離S{m}(C)v-tグラフ縦軸に速度V横軸にTをとったグラフで横軸時間との直線に囲まれた台形ABCO面積は移動距離Xと等しくなる。
自然科学(2)20/04/16自由落下 鉛直下方投射 鉛直上方投射=地球上は全ての物体が地球からの力の重力を受けている物体は動力を連続して受けるので等加速運動をするこの加速度を重速度といいその大きさは9.8m÷Sの二乗である。自由落下①V-GT Y=0.5gt二乗②時刻t=0初速度Vo=0落下距離y=0.5gt二乗③時刻t=t v=gt鉛直下方投射 物体は下向き初速度を与える投射運動v=vo+gt、y=vot+0.5gt2乗①時刻t=0初速度vo②y=vot+0.5gt二乗③時刻t=t、vo+gt鉛直上方投射下向きに物体を投げ上げる運動v=-gt、y=vot-0.5gt二乗①v=vo、②t1③v④v=0⑤t2⑥-v⑦v=vo。初速度=vot[m/s]、時間=t[s]、速度=vt[m/s]、位置yt[m/s]、重加速度=gt[m/s]。
自然科学(3)20/04/16放物運動=放物運動は水平方向と鉛直方向に分ける(1)水平投射=ある高さから物体を水平に速度を与え投げる運動=推進力角度引力、水平方向等速直線運動:vx=vo,x=Vot、鉛直方向自由落下運動:Vy=gt、y=0.5gt二乗。水平方向は等速運動の手順①頂点Vo②xの地点y=0.5gt二乗と交わるxは(x=Vot)③線方向v先はVxと成る 鉛直方向の自由落下運動①高さ0②yがx=Votと交わる点はy=0.5gt二乗③下方向にVy※引力推力高さ距離斜放投射ある迎え角で物体を投げ上げる運動=水平方向(等速直線運動)Vx=VoCOSθ、X-VoCOSθ×t、鉛直方向(鉛直上方投射運動)180度の扇y=VoSINθ×t-0.5gt二乗。左下を始点とするO高さ手順①O②yの高さが交わる点yの位置VoCOSθ、y=VoSINθ×t-0.5gt二乗(頂点)③O水平投射①O②二点の交わる位置x=VoCOSθ×tとy=VoSINθ×t-0.5gt二乗に交わる。③交わった地点からの投射位置Vx=VoCOSθ④Xに落下※t秒後の物体位置x、y速度Vx,Vy、初速度Vo、θテータという迎え角。θ(0から360の迎え角)SIN×θ×COS×θ=結果は全て1から-1で1~-1を完全な円とする。
自然科学(4)20/04/17a(加速度)=v(速度)-Vo(初速度)÷t(時間)、m=物体の質量、F=合力の合成、F=a×m:力の働き=力は静止している物を動かしたり運動している物体の速さや向きを変えたり物体を伸縮させて物体の形を変える働きをする。単位:滑らかな水平面上に静止している物体に力=Fを加えると物体は加速度aの割合で動き出し力と加速度は比例する。合成:物体に二つの力=F1やF2が働いている時此の二つの力を同じ働きをする一つのFを求める事を合成を言いF=F1:F2を合力と言う合力は平行四辺形の法則で求める事が出来る。分解:一つの力を二つ以上の力に分けることを力の分解と言う力の分解は力の合成の逆方向をとればよく通常は力を直交交差座標軸に方向に分解する事が多い分解力を分力という。力の合成は菱型状の枠の中にF2が高さ、F1が幅其れを割ったものが合力Fとなる、力の分解は力垂直成分と、力水平成分の間を3:2(縦2×横3)の四角形であれば1.5と言う事に成るこれは3と2を割った数であるが図面では力は最高の高さ幅を持つ。釣合い:物体に二つ以上の力が働いている時に静止状態運動状態変化が起こらない時物体に働く力は釣り合う。釣り合っている時物体に動く力合力は零となる2つの力の釣合いではニ力大きさが等しく作用線が共通で向きが反対になり三力の釣合いはニ力合力残力。
自然科学(5)20/04/29作用や反作用の法則=物体1が物体2に力を及ぼす時物体2も物体1に力を及ぼす此れ等二つの力は一直線上に在って反対向きの働きの大きさが等しくなる、バネ:フックの法則=バネにある重りを乗せるとバネ伸び伸びる長さ重りの重さに比例関係がある。F-kx F=力の大きさ、x=バネの伸びる長さ、比例定数k=バネ定数。バネの接続=①直列接続:其々のバネ定数の逆数の和が合成したバネ定数と等しくなる②並列接続=そらぞれの定数の和が合成したバネ定数と等しくなる。直列接続公式=1÷k=1÷k1+1÷k2。並列接続公式=k=k1+k2。滑車円盤に紐を通し荷物を上下するのを手助けする定滑車は力の方向を変えるだけで力の大きさを変える事は出来ない動滑車は半分の力で吊り上げる事ができる。定滑車:w=重、F=w、重りの紐を下に引いて吊り上げるだけの物体重に依る運動が出来るので、持ち上げるよりは楽。動滑車:w=重り、F1、F2=紐、2F=w、動滑車は押す力だけで運動が出来る上に二本の紐で吊り上げるので滑走の移動が楽。浮力とは物体が液体中にある時や液体表面に浮かぶ時水平面に沈む部分の体積と同体積重量分から物体が軽くなるのはアルキメデスの原理
自然科学(6)20/05/01質量M[g]の物体を密度ρ[g/立法センチ]の液体に入れたとき液体に沈む体積をV[立法センチ]とすると物体が水面に浮かんでいる状態で釣合いの状態となりM=ρVと言う関係が成り立ちρVだけ軽くなる。天秤とは力と力が掛かる支点から距離のポイントとなり力の支点からの距離は反比例の関係にある尚、三つ以上の力が働く場合には支点を中心にして時計回りと反時計回りに力に分けて理解する。ニュートンの古典物理=日常経験の領域では常に適用できる1900年来初めA.アインシュタインの相対性理論を発表して光速に近い領域でニュートンの古典物理学の諸法則が成立しない事を述べた実験研究に依り光速に近い領域では限界が在ることが実証された。運動の三法則:ニュートンが物体運動力関係を纏めた三法則はニュートンの運動法則として古典力学の中心原理となっている=①慣性の法則:物体に外力が働かない時静止する物質は何時までも静止を続け運動する物体は何時までも等速運動を続ける②運動の法則:物体に力が働く時力方向加速度が発生し加速度の大きさは力の大きさに比例し物体の質量に反比例する③作用反作用の法則:物体Xが物体Yに力を及ぼす時物体Yも物体Xに対して同じ直線状にあって大きさが等しき逆向き力をおよぼす
自然科学(7)20/05/01運動方程式=物体の速度の変化を加速度と言うが加速度は物体に力を加える事に依り生じる物体に生じる加速度の大きさは力の大きさに比例し物体の重量に反比例するのが運動方程式F(合力)=m(質量)[kg]×a(加速度)[比例定数m÷移動距離s二乗]=力F[N]、質量m[kg]、加速度[m÷s二乗]。摩擦=粗い面上に在る物体に力を加えても力方向とは逆向き力が働き最初は動かない=摩擦力の力静止摩擦力=粗い面上にある物体に力を加えてもその力と同じ大きさの逆向きの力が働いて力が小さい間に動かない=静止摩擦力Ⅰ:加える力が小さい間は加える力と同じ大きさのⅡ:力が逆向きに生じて力の大きさを超えると動き出すⅠは静止摩擦力物体に加える力に依り変化しⅡの動き出す直前の摩擦力を最大静止摩擦力という=垂直抗力Nの大きさに比例する最大静止摩擦力R=μoN:垂直抗力N、比例定数の静止摩擦定数=μo
自然科学(8)20/05/01動摩擦力=粗い面上を物体が運動している時も此の物体は面から摩擦力を受けている此の摩擦力を動摩擦力と言って静止摩擦力より小さいが動摩擦力は垂直抗力の大きさNに比例する静止摩擦力:鉛直方向N=mg、水平方向R=F→引く力Fに静止摩擦力Rが働き抵抗する(F-R)重力に対して垂直効力Nが働く(F-R)質量mは引く力Fの逆に働く(-m+F)動摩擦力:運動方程式の垂直方向はma=Fμ’N、力の釣合い鉛直方向はN=mg、比例定数μ’=加速度A-重量m、引く力F-動摩擦力μ’N、垂直方向N-重力mg斜面上の運動=滑らかな斜面上の物体運動は斜面に対し平行な方向と垂直な方向に分けて考える この時物体が斜面から受ける垂直抗力Nに注意しなければ成らない。垂直方向N=mg(重力)COSθ=力の釣合い、水平方向:ma(運動方程式)=mg(重力)SINθ:傾斜角度をθとして重力は真下に懸りmgSINθに加速度a加算はθに直角に右に折れる角度に質量m、mgCOSθに対し垂直抗力N
自然科学(9)20/05/01その他の運動①慣性の力=加速度運動している物体と共に運動する人が物体を観察すると物体はその人に静止しているように見えるこのとき物体には実際に働く力の他加速度の向きとは逆向きに一種の力が働くと考え物体が釣り合って見える此の見掛けの力を慣性力と言って実際に動く力と逆向きに同じ大きさの力になる。②等速円運動=糸に結んだ石を振り回すと石は円運動する糸が切れれば速度方向の円の接線方向に飛んでいくこれは絶えず円の中心に向かって向きを変えさせる力が働いている此の力を向心力と言って方向は加速度方向と一致して円中心に向かいその大きさは次ぎの公定となる。F(力)=m(石の質量)+(速度V二乗÷半径r)。物体と共に円運動している人間から物体を見ると物体はその人の近くに静止して見える例えば石と共に円運動している人から石を見ると石は静止して見えるこの時石には向心力が働いているので此の向心力と逆向きに向心力と同じ大きさの見かけの力が働いている。向心力と逆向きに向心力と同じ規模の見かけ力が働いている遠心力と言い慣性力の一つ。③振り子=一般的に等時的に往復運動を行う運動のことを単振動という(A)バネ振り子=バネに重りをつけて振らせる運動をバネ振り子と言うバネ振り子の1往復の時間の周期T=2π+√m(質量)÷k(バネ係数)
自然科学(10)20/05/01③(B)単振り子Lの紐の片方を支点としてもう片方に重量mの重りをつけ微小に振らせてできる振り子を単振り子と言うが振り子1往復に掛る時間:T=2π+√L(長さ)÷g(重加速度)運動量と力学的力源=物体の運動の激しさは物体の質量や速度の大きさで決まる質量と速度の積を運動量という:P(物体の運動量)=m(質量)×v(速度)。運動量保存則=一般に幾つかの物体が互いに力を及ぼしあうだけで外部から力を受けなければ物体の運動量の総和は変化しない。質量=mA、mB、物体の向き=vA、vB、衝突後の速度右向きを正とすると=vA’、vB’→mA×vA+mB×vB=mA×vA’+mB×vB’つまり物体の衝突速度と物体の右向き速度が同一に成る。①A=mAをvAで移動→②B=mBをvBで移動→(衝突後)③A=mAがvA’で移動→④B=mBがvB’で移動。衝突と運動保存則=完全弾性衝突ではない場合にはエネルギー保存則は成り立たず運動保存則が成立し跳ね返り係数e値に関係なく用いる事ができる
自然科学(11)20/05/26跳ね返り係数の式=同一直線上を運度している二つの物体衝突により速度の大きさが変化する時に衝突前に近づく速さの差と衝突後の遠ざかる速さの差の比は物体性質に依って一定になるが跳ね返り係数は反発係数と言いeは0≦e≦1と成る。e=衝突後物体速度差÷衝突前物体速度差=-Va'-Vb'(衝突後の速度右が正)÷Va-Vb(物体向き速度)=-V'b-V'a÷Vb'-Va'となりVa'とVb'は入れ替わる事が出来る。(1)e=1:完全弾性衝突二つの物体質量が等しき時は速度を変換する。(2)e=0:完全被弾性衝突は衝突後両者は一体と成る。(3)0 自然科学(12)20/05/26力学的動力=仕事と動力:物体に一定の力Fを加え続け物体が力の向きに距離Sだけ移動した時この力Fは物体に仕事したと言う。仕事単位はJ=ジュールを用いる1ジュールは1Nの力で力の向きに物体を1m移動させた時の仕事の事。物体が仕事する能力を持っている時物体はエネルギーを持っていると言うこの単位は仕事の単位も同様である。(F=力、s=距離、W=仕事:W=F×s)運動動力=連続している物体は他の物体と衝突するとその物体の運動状態替地から力方向移動させ他の物体に対し仕事をする能力を持つ。(質量=(m)kg、速度(v)/m÷sK=1÷2mv^2J)。重力位置動力=地上近くにある質量m(kg)の物体には重力mg(N)が働いている。この動力に逆らって高さh(m)だけ物体を持ち上げるとmg×h(J)の仕事した事になる。従いmgh(J)だけの動力を持っている重力位置エネルギーと言う(重力加速度=g(m/s^2)高さ=h位置エネルギーの大きさ=U:U=m×g×h(J) )。バネ弾性位置動力=バネ係数k(N/m)のバネの自然長からx(m)縮めたり伸ばしたりする場合バネに対して仕事した事になる。変化した分だけバネは動力を持ち弾性に依る位置エネルギーと言う(バネ定数=k弾性力による位置動力の大きさ=U':U=1÷2 × k × x^2)。
自然科学(13)20/05/26力学的動力保存則=重力や弾性力の様な力が働く場所で物体が移動する時には摩擦力や抵抗力の外力が働かない限り位置動力と、弾性動力と、運動動力の総和は一定に保たれる( mgh=1÷2mv^2+mg×h÷2=1÷2×m×v'^2 )。これを力学的エネルギー保存則と言う摩擦力が働く場合には力学的動力は摩擦がした仕事の絶対値で減少する前の()は物体の落下運動に於いて各場所での位置動力と、運動動力の合計は常に一定量となる。波動=波とは触媒変化に此れに連なる周囲に次々と伝わる現象である。海の波の表面では波の到着前位置を中心として上下振動してその運動状態のみが周囲に伝わるこの現象を一般に波・波動と呼ぶ。(1)波と媒質=波を伝える物質を波の媒質と言う最も光や電磁波は波であるが媒質を必要としない。海の波:媒質は水分子、音波:媒質は大気中では空気。(2)波の公式=波と時と場合に依って様々な形状を取るが基本的な形状はサインカーブである。サインカーブの山から継ぎの山までまた立ちから次ぎの谷までの長さを波長と言って単位時間に媒質の一転を通過する波数を振動数と言う
自然科学(14)20/05/27波形状が1秒間に伝わる速さを波の速さと言う。(V(m/s)=波の速さ、f(Hz:ヘルツ)=波の振動数、λ:ラムダ(m)v=fλ(ラムダ)また一点に於ける振動が一回完了するごとに波形は波長だけ前進する。この振動が一波長だけ前進する時間を周期T(s)と言う。(3)波の種類=波には媒質の振動方向と波の向きが同じ縦波は音波、地震のP波等と媒質の振動方向と波の進む向きが垂直である横波は光波、電磁波、地震のS波、弦の振動などが在る。(4)音の性質、音波と光波=音波は媒質が無いと伝わるkとが出来ないが光波や電磁波は触媒が無くても伝わる事が出来ない為真空中では音は伝わらないが光は伝わる。A=反射、B=屈折、C=回析、D=干渉、E=うなり、F=トップラー効果、G=分散散乱、音=(A)(B)(C)(D)(E)(F)=○(G)=×、光(E)のみが×。(A)音には直進性があり常に真っ直ぐ進もうとする。しかし媒質が異なる境界面に達すると波の一部は反射する。入射角と反射角は等しくなるのは反射の法則(B)二つの媒質境界面で波は一部反射し一部は透過する透過する波は直進せずに境界面で一度曲がる。(C)障害物の後まで波が廻り込む現象で、直接見えない丙の向こう側から聞こえてくる音は音波の回析に依って起こる光は波長が短いので回析の程度が小さい。(D)二つ以上の波が重なって強めたり弱めたりする。
自然科学(15)20/05/27(E)略等しい振動数音波同時に鳴らし音が干渉して周期的に強弱を繰り返す事を言う。一秒間に起こるうなりの階数は二つの振動数の差の絶対値で与えられる。(F)音を出す物体や観測者が動き音が高く聞こえたり低く聞こえたりする現象音の高低は音波の振動するの違いによって決まる。振動数が大きいほど音は高くなる。(G)光は色によ依って屈折率が異なり自然光をプリズムに当てると各色光が分離する。この自然環境を光の分散という。雨上がりに見られる虹は空気中の水滴に光が分散されて出来る。空が青いのは長波長の赤色よりも短波長の青色の方が屈折率が大きいので目に入る光は青色が多くなるこの様な現象を光の散乱という。波の屈折①波が反射する時入射角と反射角被は等しくなる。②異なる媒質で音が屈折する時入射角と屈折角は異なる為に波の進行方向が変る③プリズムの光が様々な色体に分けられたり虹が7色に見えたりするのは光の分散の為④凸レンズに於いて焦点距離の二倍の距離に置かれた物体の像は物体と等しい大きさの倒立実像となる。(1)波の屈折=波が異なる性質媒質を通過するとき境界面で曲がる事を波の屈折と言う。この時波の波長速度は媒質毎で異なるが振動数は変化しない。
自然科学(16)20/05/27十字Y縦線とX=横線の中心で屈折して曲がる図をイメージする。(A)先ず25度の外側迎え角の内側迎え角(i)65度の扇角が上に、(B)下からの迎え角は45度の外側迎え角に(r)の迎え角は45度で(A)と(i)の関係も合計90(B)と(r)も90度と成る。屈折率=n、入射角度=i、屈折角度=r、波の速度=v、波長=λ、公式:n=SIN(i)÷SIN(r)=1÷v2=λ1÷λ2。(2)レンズ:凸レンズに平行光線を当てると光は一点に集中する。この点を焦点という。凸レンズ中心と焦点距離を結び延長した直線を光軸と言い中心焦点距離を焦点距離という。光軸上に物体を置きレンズとの距離別にできる像の種類大きさをまとめる。(A)焦点距離の2倍より大きい場合=物体より小さい倒立の実像(B)焦点距離の2倍の場合=物体と等しい大きさの倒立の実像(C)焦点距離の一倍より大きく二倍より小さい場合=物体より大きい倒立の実像(D)焦点距離と等しい場合=像は出来ない。(E)焦点距離より小さい場合=物体より大きさ正立の虚像。(A)の場合物体地点から20度下向きに2.3長さの先に像が見え像の迎え角物体に対して20度屈折位置に対して30度合計50度屈折位置まで長さ1.5物体から屈折位置まで0度レンズ厚は0.3中心はレンズ中央の前上側焦点の長さFは中心から距離1.0。
自然科学(17)20/05/27(C)物体から像まで35度下向き像から屈折位置まで距離0.6、物体から像までの長さ2.6、レンズまでの長さ0.7屈折面から迎え角45度中心はレンズの前下側焦点Fはレンズ中央から距離1.0(E)物体から下向きに30度から50度の角度20。(F)レンズとの距離=a、レンズ像との距離b、焦点距離fと当て嵌めると実像が出来る。実像=1÷a+1÷b=1÷f、虚像=1÷a-1÷b=1÷f。(A)=(1÷4)+(1÷7)=1÷F1|F2。F=0.3928571(C)=(1÷7)+(1÷14)=1÷F1|F2。F=0.214285(E)(1÷5)-(1÷5)=0。トップラー効果=救急車やパトカー等が音を出して近づいて来たり遠ざかったりする事で音高度が変って聞こえる現象をトップラー効果と言い音高低は音波振動数によって決まって振動が振動数が大きいほど高い音になる。音を出す振動数をafo(Hz)、観測者が聞く周波数はf(Hz)音速をV(m/s)とする。音源が観測者に速さvで近づいて来る時f=V÷V-v×fo音源が速さvで遠ざかる時はvを(-v)とする。観測者が音源から速さuで遠ざかる時f=V-u÷V×fo近づくときuを(-u)とする。
自然科学(18)20/05/27音源と観測者の両方が動いている時f=V-u÷V-v×fo。(1)光の性質光はX線等と同じ電磁波の一種でありこの内人の目が感じる事の出来る波長の可視光が光である。可視光の波長は紫は約4×10^-7m 赤は約8×10^-7mである。光は原子依りも小さい世界では光が粒子の様な一つの纏りとしての振る舞い粒子と波動の二重性を持つ。(2)紫外線と赤外線=紫外線は可視光線の紫よりも波長が短く振動数が大きい為エネルギーが大きく日焼けや漂白などの化学作用や細菌に対する殺菌作用が強い可視光線よりも波長が長い赤外線は物質に吸収されると温度の上昇を引き起こし熱線とも呼ばれる。高温の物体や太陽から出る光は連続スペクトルを持っていて色々な波長を含み色合いを感じず白色光と呼ばれるが赤青等単一波長の光を単色光と言う。光速度不変の原理=アインシュタインの相対性理論では光の速度は不変とされる真空中の光の速さは最も早く振動数や波長に関係なく約300×10^8m/sであるが空気や水などの物質中は真空中よりも遅くなる。電気の基礎①電流の大きさはオームの法則に依り電圧に比例して抵抗に反比例する②導線が長ければ抵抗は大きく太ければ電流は流れやすく抵抗は少なくなる③並列回路の場合それぞれ抵抗を流れる電流の大きさは抵抗の大きさに反比例し
自然科学(19)20/05/27③其々の抵抗に掛かる電圧の大きさは抵抗の大きさに関係なく等しい④直列回路の場合それぞれ抵抗を流れる電流の大きさは抵抗の大きさに関係なく抵抗にかかる電圧の大きさは比例する。直流回路:オームの法則=電流:電気を量的に表したものが電気量の電荷であるが電気量単位はクローン(C)を使う。この時導線中を移動する電気の流れを電流と言う。一秒当たり導線の中を流れる電気量が電流の値となる。電流の強さ①は単位時間内に流れる電気量で決まる1C(クローン)の電気量が一秒間に流れる強さを電流の単位としてこれを1A(アンペア)とする。電圧:空間に帯電体を置くと帯電体の周囲空間に電気的歪が生じる。歪んだ状態場所を電界や電場と言う。電荷が持つ位置動力を電位と言いに二点間の電位の差を電位差|電圧と言う。1Cの電荷を移動させるのに1J(ジュール)の仕事を要する時電位の大きさを1V(ボルト)と言う。電位差をV|V|の二点間でq|C|の電荷を移動させるのに要する仕事W=q×Vとなる。オームの法則=電圧と流れる電気の量は比例する比例定数Rを電気抵抗と言い抵抗の単位はΩである1Vの電圧をかけた時に1Aの電流が流れた時の抵抗を1Ωとする。抵抗は電気の流れやすさを表す数値で導線材料によって異なる。
自然科学(20)20/05/27図のイメージ電流=(⇒)抵抗R=(折れ線)、電圧=(スイッチ式図) V=R×I、電圧の大きさV(ボルト)、電流の大きさI(A:アンペア)、比例呈するの抵抗(R:レジスター)。※抵抗=抵抗は電流を流れにくくする働きである。単位はΩ(おーむ)となる導線の電圧抵抗R(レジスター)はその長さに比例して断面積に反比例する、一般に電気抵抗率は温度と共に増加する。R=ρ(低効率Ω×m)L(長さm)÷S(断面積㎡)。電気抵抗の接続=二つ以上の抵抗を接続する方法は直列接続と並列接続がある。どちらの場合でも二つ以上の抵抗を一つの抵抗と看做してオームの法則が利用できるようにする事が多いこの抵抗を合成抵抗という。直列接続=複数の抵抗を直列に接続した場合は各抵抗値を加える、各抵抗を流れる電気量は同じだが電圧は抵抗値に比例し小さくなる。R(レジストリ)=(R1+R2=R)抵抗を加算する。並列接続=1÷R=1÷R1+1÷R2。キルヒホッフの法則=複雑で閉じた回路の問題は簡単に抵抗の合成やオームの法則が使えない為キルヒホッフの法則を用いる。第一法則の電流側:回路任意点に流れ込む電流和は流れる電流和に等しい。
自然科学(21)20/05/27第二法則:任意閉回路について一周する時起電力の総和は電圧降下の和に等しい①一つの回路に於いて起電力の総和は各抵抗に掛かる電圧の電圧降下の和に等しい一つの回路とは一周する導線の閉じた回路の事であり任意に選べる。回路をイメージする=( V1(電圧スイッチ)→抵抗R1→A(トランジスター)①上i1②下i2 ①i1→R2(レジスター2基目)→C→B(合流点) ②i2→V2(電圧スイッチ二基目)→R3(レジスター3基目)→D→B(合流)→E→V1(V電圧ループ) )。消費電力=電流が一秒間に仕事する量を消費電力|電力と言う。単位はW(ワット)で消費電力、電流、電圧間に、消費電力をPとしてP=ⅠVの関係となり更にオームの法則V=RⅠより公式は( P=Ⅰ×V=V^2÷R(=Ⅰ^2R)。原子と放射線 原子の構成=原子は原子核と電子から成り原子核は陽子と中性子から成る。原子番号=原子の質量は陽子や中性子おの約1840分の1なので原子の質量はそれ程は寄与して居らず殆どの陽子と中性子の質量で原始の質量が決定される。
自然科学(22)20/05/28自然界には92Uの様に自然に放射線を出す元素が存在している。α線=実体:ヘリュウム原子核陽子二個、中性子二個、電化正、透過力小、電解中磁界中曲がる。β線=実体:電子、電荷負、透過力中、電解中磁界中曲がる。γ線=実体:電磁波、電荷無し、透過力大、電界磁界中曲がらない。放射線崩壊=放射性元素の多くは不安定な者が多く自然に放射線を放出して崩壊して他の元素と全く異なる安定な元素に変化する。この現象を放射性崩壊と言って、α崩壊とβ崩壊がある。α崩壊=原子核からα線が出て別の原子核に変る現象を言い。1回の崩壊で、原子番号二つと質量数四が減る。β崩壊=原子核からベータ波が出て別の原子核に変る現象を言い原子核中の中性子が陽子と電子に変りその内の電子がβ線として外に放出される一回の崩壊で原子番号は1増えるが質量数は変らない。半減期=放射性崩壊を生じる原始の個数が半分になる期間を半減期と言う。半減期の長さは原子や崩壊の種類に依って異なり何万年から一秒以下と様々で放射線元素個数は=N=No(1÷2)^(t÷T)と成る。初めの放射性元素の個数は=No、半減期=T、時間=t、N=t時間後も残っている数。放射線の単位=ベクレル(Bq)は放射性の強さを表す単位であり線源の強さを表すのに用いられる一ベクレルは原子核が毎秒一個の割合で崩壊する時の放射線の強さである。
自然科学(23)20/05/28放射線照射線量を表す単位としてレントゲン(R)、吸収線量を表す単位としてラド(rad)人体への影響を考慮した線量当量としてシーベルト(Sv)がある。核エネルギー=原子核分裂:重い原子92Uウランや、94Puプルトニュウムに中性子等の粒子を当てると原子核が分裂してその際大きなエネルギーを発生させる。連鎖反応を起こりやすくする為にウラン濃縮を行う。原子核融合=軽い原始を加速して他の軽い原子核に当てると大きな原子核が出来る。反応前の質量の加算よりは反応後の質量の加算が小さく質量差がエネルギーとなる。太陽熱源泉はこの核融合である。理論化学 性質の構造 分類=物質の基礎的な構造部分と成るものが元素である現在は自然界に約90種類の元素が存在して人工的にも約20種類の元素が作られてい居る。純物質=濾過や蒸留等の物理的方法で分けることが出来ない物質を純物質という。純物質には一種類の元素からできる単体と、二種類以上の元素が化学結合した化合物が在るが純物質には融点や沸点が一定。混合物=二種類以上の純物質が混ざっている者を混合物と言う混合物には濾過(ろか)蒸留、再結晶、昇華、抽出等物質方法で分ける。
自然科学(24)20/05/28混合物は融点や沸点の密度が一定ではない。純物物質①単体:一種類の元素で構成→水素H2、酸素O2、鉄Fe、②化合物:二種類以上の元素が化学結合→水H2O、二酸化炭素CO2、アンモニアNH3、酸化鉄Ge2O3.混合物=二種類以上の純物質が混ざっている→空気は主に酸素、窒素、石油、天然ガス、100円玉は銅、ニッケル。原子の構造①陽子は正に電子は負に帯電しているが中性子は帯電していない。②電子数は原子がイオン化していなければ原子ごとに異なるが原子番号は陽子の数によって決められている。③中性子は原子毎に異なり、同じ原子でも中性指数が異なる事もある。原始の中心には正に帯電した原子核があり外側には負に帯電した原子が存在している。原子核は正に帯電した陽子と、電気的に中性な中性子から成る。原子中の陽子数と、電子数は等しいので原子全体としては電気的に中性である。此れに対して分子水素のH2酸素のO2のように非金属原子同士が結合した者で物質がその性質を保って存在しうる最小の粒子である。
自然科学(25)20/05/28原子番号と質量数;原子番号=陽子の数、電子の数、質量数=陽子の数+中性子の数。同位体のアイソトープ=同一元素質量数の中性指数が異なる原子同士を同位体と言う。同素体=同じ元素からできる単体で原子結合状態が異なり性質が異なる物質を同素体と言う。S硫黄=単斜硫黄は針状結晶、斜方硫黄、ゴム状硫黄、C炭素=ダイヤモンド:正四面体の3次元構造、極めて硬い、電気伝導性無し、黒鉛グラファイト:正面正六角形の層状構造、柔らかい、電気伝導性あり、フラーレン、カーボンナノチューブ。O酸素=酸素O2:無職、無臭、無毒の気体、オゾンO3:単青色、刺激臭の気体、酸化力大で殺菌漂白に利用。Pリン=赤燐:暗赤色粉末、安定で無毒、黄燐:単黄色の蝋状個体、自然発火し水中に保存、猛毒で農薬に利用。※電子配置 電子核=電子は原子核を中心にした一定空間運度するが電子運動空間が限定し軌道を電子殻という。電子殻は内側からK殻、L殻、M殻、他と呼ばれ、電子殻に入る電子数は二個、八個、十六個、三十二個であり、電子殻に入る最大電子数N=2n^2であり原子の最も外側の電子殻を最外電子殻と言って最外殻に入っている電子を価電子と言う。周期表に於いて、同一周期にある古典元素は元素殻の種類が同じ隣同属元素では有電子の数が同じとなる。ま同一周期に属する場合は電機番号が小さい程原子の大きさは大い。
自然科学(26)20/05/28希ガス=最外殻電子数が二個または八個の元素を希ガスと言い電子殻が満たされている閉殻で安定した状態となる、He、Ne、Ar、Kr、Xe、Rnが此れにあたる。イオン=電子は電気的に中性であるが原子が電子を失ったり得たりして電気を帯びた粒子をイオンと言う原始が最外殻の電子価電子を失って正に帯電した者を陽イオン、電子を受取り負に帯電したものを陰イオンと言う。何れも科学的安定希ガス構造となる。陽性と陰性=原子が陽イオンになる物質を陽性または金属性と言って原子が陰イオンになる物質を陰性または非金属製と言う。価電子を一個または二個持つ原子は放出して陰イオンに成り易く六個または七個持つ原子は二個または一個の電子を受取り陰イオンになる。陽性=H+(水素イオン)、Na+(ナトリュウムイオン)、Ca+(カルシュウムイオン)、Mg^2+(マグネシュウムイオン)、Fe^3+(鉄イオン)陰性=OH-(水酸化物イオン)、Cl-(塩化物イオン)、O2-(酸化物イオン)、SO4^2(硫酸イオン)、NO3-(硝酸イオン)
自然科学(27)20/05/28元素の周期表は最高18で表す。7レベルまである。元素の周期表=化学変化の類似した元素周期的出現を利用し元素配列した票を周期表と言う。周期表の横行を周期、縦列を属と呼ぶ。アルカリ金属=3Li11Na19K37Rb55Cs87Fr(古典元素)。非金属元素=1H2He5B6CN78O9F10Ne14Si15P16S17Cl18Ar33As34Se35Br36Kr52Te53I54Xe85At86Rn(古典元素)。金属元素=13Ar30Zn31Ga32Ge48Cd49In50Sn51Sb80Hg81Ti86Pb83Bi84Po(古典型元素)。遷移元素の重金属=21Sc22Ti23V24Cr25Mn26Fe27Co28Ni29Cu39Y40Zr41Nb42Mo43Tc44Ru45Rh46Pd47Ag72Hf73Ta74W75Re76Os77Ir78Pt79Au104Rf.105Db106Sg107Bh108Hs109Mt 他ランタノイド、アクチノイドは重金属。化学結合=①陰性の強い元素の非金属元素の原子同士の間では共有結合が生じる。②陰性の強い元素は金属元素の原子と陰性に強い元素は非金属元素の間ではイオン結合が生じる。③陰性の強い元素は金属元素の原子同士の間では金属結合が生じる。
自然科学(28)20/05/28共有結合=二個以上の原子が其々電子を出し合って共有してきた結合を共有結合というが、共有されているにこの電子を共有電子対と言う。一組の共有電子対で結合している時を単結合、二組の時を二重結合、三組の時を三重結合と言う。一組の共有電子ついを一本の価標で表して分子中の原子間の共有結合を示した式を構造式と言う。ダイヤモンドなど共有結合に依って多くの原子が結合して作られる結晶を共有結合結晶と言う。水素元素同士 H1+H1=H2。H-O-H=H2O、。O=C=O=CO2。陽イオンと陰イオンが電気的な力はクローン力と言うが引き合ってできる結合をイオン結合と言う。イオン結合によって多くの陽イオンと陰イオンが規則的に配列して作られる結晶をイオン結晶と言い水に溶け融解すると電気を導く例は塩化ナトリュウムNaCl。分子間力に依る結合=分子間に働く弱い引力はファンデルワールス力による結合である。分子間に依ってつくられる結晶を分子結晶と言って結合力が弱いので脆く(もろく)融点が低い 例:ナフタレン、ドライアイス(個体の二酸化炭素)。
自然科学(29)20/05/28水素結合=電気陰性度の強いのが電子を引っ張りやすく原始として結合した水素は電子が引っ張られるため正に帯電する。此れと他の負に帯電した原子とが静電気に引き合ってできる結晶である。水素結合をした物質の沸点は分子量が小さくても割合高い 水H2O分子同士の結合 フッ化水素HF分子同士の結合結合力は強い順に共有結合≫金属結合>水素結合>分子間力による結合である。金属結合=単体金属は各金属原子最外電子殻の一部が重なり合い重なり合った最外電子殻を価電子が自由に動き回る。自由電子が金属原子を結び付ける金属結合を起こす。金属結合に依って金属原子は規則正しく配列された金属結晶となる。物質量=原子量:質量12の炭素原子C一個の質量を12とするという基準に依って表した各電子の相対質量を言う。化学系さんに用いる各元素の原子量として同位体の存在比率を加味した原子量の平均値を用いる。物質量:原子、分子、イオン粒子が、6.02×10^23個アボガド口数で集まった物を1モル(1mol)と言う。モデル単位で表した物質量を物質量という。分子量のMの物質1molの質量はM(g)である。
自然科学(30)20/05/28物質量(mol)=質量(g:グラム)÷分子量。原子の計算例=塩素では質量数35の塩素原子と、質量数37の元素原子が存在し存在比率は75%、25%であるから。35×0.75+37×0.25=35.5に成る。物質量の計算例=塩素の原子量をCl=35.5とする時塩素分子142÷71=2molとなる。物質の状態 物質の三態=殆どの物質は温度や圧力を変化させると個体液体気体の何れかの状態を取る。物質の状態は熱運動と分子間関係で決まる。個体:分子間の距離が短いので分子間力が働き規則正しく配列している状態である。熱運動に依り分子はその場で振動している。液体:分子間力は働いているが熱運動が個体よりも激しいので分子が乱雑に動き回っている状態である。気体;熱運動が激しく分子間距離が大きいので分子間力は殆ど働かず、分子が空間を自由に飛びまわっている状態である。物質の状態変化=融解:融解は固体から液体へ変化状態である。融解が起こる温度を沸点融解するのに必要な熱量を融解熱と言う。凝固:凝固は液体から個体への状態変化である。凝固が起こる温度を凝固点と言い同じ物質融点と等しい。凝固に際して融解熱と同じ量の熱量が放出されその発熱量を凝固熱と言う。

日進市 福岡大 司法予備資格 自然科学 一般教養 修士生程度 Author 2020.May.27

2020-05-27 05:07:34 | 日記
自然科学(1)20/04/16物体の運動:速度加速度=物体に力が働かないか物体に動く力の合力が0の場合物体は等速直線運動をする事木速度時間移動距離の間に次の式が成り立つ:速度=移動距離÷時間=時間 V{m/s}、時間 t{s} 移動距離 s{m}。等加速直線運動(A)加速度=速度の変化の割合=増える減る割合を加速度と言う=加速度=速度-初速度÷時間:加速度A、初速度VO{m/s}、時間T{s} 速度V{m/s}。等加速度直線運動=直線状を運動する物体の加速度が一定である場合の運動を言い速度は一定の割合加速度で加減速する①加速度=初速度+加速度×時間②移動距離移動距離=初速度×時間+初速度×時間2乗×0.5③速度2乗+加速度2乗=2A×初速度=VO{m/s}、加速度A{m/s}時間=T{s}移動距離S{m}(C)v-tグラフ縦軸に速度V横軸にTをとったグラフで横軸時間との直線に囲まれた台形ABCO面積は移動距離Xと等しくなる。
自然科学(2)20/04/16自由落下 鉛直下方投射 鉛直上方投射=地球上は全ての物体が地球からの力の重力を受けている物体は動力を連続して受けるので等加速運動をするこの加速度を重速度といいその大きさは9.8m÷Sの二乗である。自由落下①V-GT Y=0.5gt二乗②時刻t=0初速度Vo=0落下距離y=0.5gt二乗③時刻t=t v=gt鉛直下方投射 物体は下向き初速度を与える投射運動v=vo+gt、y=vot+0.5gt2乗①時刻t=0初速度vo②y=vot+0.5gt二乗③時刻t=t、vo+gt鉛直上方投射下向きに物体を投げ上げる運動v=-gt、y=vot-0.5gt二乗①v=vo、②t1③v④v=0⑤t2⑥-v⑦v=vo。初速度=vot[m/s]、時間=t[s]、速度=vt[m/s]、位置yt[m/s]、重加速度=gt[m/s]。
自然科学(3)20/04/16放物運動=放物運動は水平方向と鉛直方向に分ける(1)水平投射=ある高さから物体を水平に速度を与え投げる運動=推進力角度引力、水平方向等速直線運動:vx=vo,x=Vot、鉛直方向自由落下運動:Vy=gt、y=0.5gt二乗。水平方向は等速運動の手順①頂点Vo②xの地点y=0.5gt二乗と交わるxは(x=Vot)③線方向v先はVxと成る 鉛直方向の自由落下運動①高さ0②yがx=Votと交わる点はy=0.5gt二乗③下方向にVy※引力推力高さ距離斜放投射ある迎え角で物体を投げ上げる運動=水平方向(等速直線運動)Vx=VoCOSθ、X-VoCOSθ×t、鉛直方向(鉛直上方投射運動)180度の扇y=VoSINθ×t-0.5gt二乗。左下を始点とするO高さ手順①O②yの高さが交わる点yの位置VoCOSθ、y=VoSINθ×t-0.5gt二乗(頂点)③O水平投射①O②二点の交わる位置x=VoCOSθ×tとy=VoSINθ×t-0.5gt二乗に交わる。③交わった地点からの投射位置Vx=VoCOSθ④Xに落下※t秒後の物体位置x、y速度Vx,Vy、初速度Vo、θテータという迎え角。θ(0から360の迎え角)SIN×θ×COS×θ=結果は全て1から-1で1~-1を完全な円とする。
自然科学(4)20/04/17a(加速度)=v(速度)-Vo(初速度)÷t(時間)、m=物体の質量、F=合力の合成、F=a×m:力の働き=力は静止している物を動かしたり運動している物体の速さや向きを変えたり物体を伸縮させて物体の形を変える働きをする。単位:滑らかな水平面上に静止している物体に力=Fを加えると物体は加速度aの割合で動き出し力と加速度は比例する。合成:物体に二つの力=F1やF2が働いている時此の二つの力を同じ働きをする一つのFを求める事を合成を言いF=F1:F2を合力と言う合力は平行四辺形の法則で求める事が出来る。分解:一つの力を二つ以上の力に分けることを力の分解と言う力の分解は力の合成の逆方向をとればよく通常は力を直交交差座標軸に方向に分解する事が多い分解力を分力という。力の合成は菱型状の枠の中にF2が高さ、F1が幅其れを割ったものが合力Fとなる、力の分解は力垂直成分と、力水平成分の間を3:2(縦2×横3)の四角形であれば1.5と言う事に成るこれは3と2を割った数であるが図面では力は最高の高さ幅を持つ。釣合い:物体に二つ以上の力が働いている時に静止状態運動状態変化が起こらない時物体に働く力は釣り合う。釣り合っている時物体に動く力合力は零となる2つの力の釣合いではニ力大きさが等しく作用線が共通で向きが反対になり三力の釣合いはニ力合力残力。
自然科学(5)20/04/29作用や反作用の法則=物体1が物体2に力を及ぼす時物体2も物体1に力を及ぼす此れ等二つの力は一直線上に在って反対向きの働きの大きさが等しくなる、バネ:フックの法則=バネにある重りを乗せるとバネ伸び伸びる長さ重りの重さに比例関係がある。F-kx F=力の大きさ、x=バネの伸びる長さ、比例定数k=バネ定数。バネの接続=①直列接続:其々のバネ定数の逆数の和が合成したバネ定数と等しくなる②並列接続=そらぞれの定数の和が合成したバネ定数と等しくなる。直列接続公式=1÷k=1÷k1+1÷k2。並列接続公式=k=k1+k2。滑車円盤に紐を通し荷物を上下するのを手助けする定滑車は力の方向を変えるだけで力の大きさを変える事は出来ない動滑車は半分の力で吊り上げる事ができる。定滑車:w=重、F=w、重りの紐を下に引いて吊り上げるだけの物体重に依る運動が出来るので、持ち上げるよりは楽。動滑車:w=重り、F1、F2=紐、2F=w、動滑車は押す力だけで運動が出来る上に二本の紐で吊り上げるので滑走の移動が楽。浮力とは物体が液体中にある時や液体表面に浮かぶ時水平面に沈む部分の体積と同体積重量分から物体が軽くなるのはアルキメデスの原理
自然科学(6)20/05/01質量M[g]の物体を密度ρ[g/立法センチ]の液体に入れたとき液体に沈む体積をV[立法センチ]とすると物体が水面に浮かんでいる状態で釣合いの状態となりM=ρVと言う関係が成り立ちρVだけ軽くなる。天秤とは力と力が掛かる支点から距離のポイントとなり力の支点からの距離は反比例の関係にある尚、三つ以上の力が働く場合には支点を中心にして時計回りと反時計回りに力に分けて理解する。ニュートンの古典物理=日常経験の領域では常に適用できる1900年来初めA.アインシュタインの相対性理論を発表して光速に近い領域でニュートンの古典物理学の諸法則が成立しない事を述べた実験研究に依り光速に近い領域では限界が在ることが実証された。運動の三法則:ニュートンが物体運動力関係を纏めた三法則はニュートンの運動法則として古典力学の中心原理となっている=①慣性の法則:物体に外力が働かない時静止する物質は何時までも静止を続け運動する物体は何時までも等速運動を続ける②運動の法則:物体に力が働く時力方向加速度が発生し加速度の大きさは力の大きさに比例し物体の質量に反比例する③作用反作用の法則:物体Xが物体Yに力を及ぼす時物体Yも物体Xに対して同じ直線状にあって大きさが等しき逆向き力をおよぼす
自然科学(7)20/05/01運動方程式=物体の速度の変化を加速度と言うが加速度は物体に力を加える事に依り生じる物体に生じる加速度の大きさは力の大きさに比例し物体の重量に反比例するのが運動方程式F(合力)=m(質量)[kg]×a(加速度)[比例定数m÷移動距離s二乗]=力F[N]、質量m[kg]、加速度[m÷s二乗]。摩擦=粗い面上に在る物体に力を加えても力方向とは逆向き力が働き最初は動かない=摩擦力の力静止摩擦力=粗い面上にある物体に力を加えてもその力と同じ大きさの逆向きの力が働いて力が小さい間に動かない=静止摩擦力Ⅰ:加える力が小さい間は加える力と同じ大きさのⅡ:力が逆向きに生じて力の大きさを超えると動き出すⅠは静止摩擦力物体に加える力に依り変化しⅡの動き出す直前の摩擦力を最大静止摩擦力という=垂直抗力Nの大きさに比例する最大静止摩擦力R=μoN:垂直抗力N、比例定数の静止摩擦定数=μo
自然科学(8)20/05/01動摩擦力=粗い面上を物体が運動している時も此の物体は面から摩擦力を受けている此の摩擦力を動摩擦力と言って静止摩擦力より小さいが動摩擦力は垂直抗力の大きさNに比例する静止摩擦力:鉛直方向N=mg、水平方向R=F→引く力Fに静止摩擦力Rが働き抵抗する(F-R)重力に対して垂直効力Nが働く(F-R)質量mは引く力Fの逆に働く(-m+F)動摩擦力:運動方程式の垂直方向はma=Fμ’N、力の釣合い鉛直方向はN=mg、比例定数μ’=加速度A-重量m、引く力F-動摩擦力μ’N、垂直方向N-重力mg斜面上の運動=滑らかな斜面上の物体運動は斜面に対し平行な方向と垂直な方向に分けて考える この時物体が斜面から受ける垂直抗力Nに注意しなければ成らない。垂直方向N=mg(重力)COSθ=力の釣合い、水平方向:ma(運動方程式)=mg(重力)SINθ:傾斜角度をθとして重力は真下に懸りmgSINθに加速度a加算はθに直角に右に折れる角度に質量m、mgCOSθに対し垂直抗力N
自然科学(9)20/05/01その他の運動①慣性の力=加速度運動している物体と共に運動する人が物体を観察すると物体はその人に静止しているように見えるこのとき物体には実際に働く力の他加速度の向きとは逆向きに一種の力が働くと考え物体が釣り合って見える此の見掛けの力を慣性力と言って実際に動く力と逆向きに同じ大きさの力になる。②等速円運動=糸に結んだ石を振り回すと石は円運動する糸が切れれば速度方向の円の接線方向に飛んでいくこれは絶えず円の中心に向かって向きを変えさせる力が働いている此の力を向心力と言って方向は加速度方向と一致して円中心に向かいその大きさは次ぎの公定となる。F(力)=m(石の質量)+(速度V二乗÷半径r)。物体と共に円運動している人間から物体を見ると物体はその人の近くに静止して見える例えば石と共に円運動している人から石を見ると石は静止して見えるこの時石には向心力が働いているので此の向心力と逆向きに向心力と同じ大きさの見かけの力が働いている。向心力と逆向きに向心力と同じ規模の見かけ力が働いている遠心力と言い慣性力の一つ。③振り子=一般的に等時的に往復運動を行う運動のことを単振動という(A)バネ振り子=バネに重りをつけて振らせる運動をバネ振り子と言うバネ振り子の1往復の時間の周期T=2π+√m(質量)÷k(バネ係数)
自然科学(10)20/05/01③(B)単振り子Lの紐の片方を支点としてもう片方に重量mの重りをつけ微小に振らせてできる振り子を単振り子と言うが振り子1往復に掛る時間:T=2π+√L(長さ)÷g(重加速度)運動量と力学的力源=物体の運動の激しさは物体の質量や速度の大きさで決まる質量と速度の積を運動量という:P(物体の運動量)=m(質量)×v(速度)。運動量保存則=一般に幾つかの物体が互いに力を及ぼしあうだけで外部から力を受けなければ物体の運動量の総和は変化しない。質量=mA、mB、物体の向き=vA、vB、衝突後の速度右向きを正とすると=vA’、vB’→mA×vA+mB×vB=mA×vA’+mB×vB’つまり物体の衝突速度と物体の右向き速度が同一に成る。①A=mAをvAで移動→②B=mBをvBで移動→(衝突後)③A=mAがvA’で移動→④B=mBがvB’で移動。衝突と運動保存則=完全弾性衝突ではない場合にはエネルギー保存則は成り立たず運動保存則が成立し跳ね返り係数e値に関係なく用いる事ができる
自然科学(11)20/05/26跳ね返り係数の式=同一直線上を運度している二つの物体衝突により速度の大きさが変化する時に衝突前に近づく速さの差と衝突後の遠ざかる速さの差の比は物体性質に依って一定になるが跳ね返り係数は反発係数と言いeは0≦e≦1と成る。e=衝突後物体速度差÷衝突前物体速度差=-Va'-Vb'(衝突後の速度右が正)÷Va-Vb(物体向き速度)=-V'b-V'a÷Vb'-Va'となりVa'とVb'は入れ替わる事が出来る。(1)e=1:完全弾性衝突二つの物体質量が等しき時は速度を変換する。(2)e=0:完全被弾性衝突は衝突後両者は一体と成る。(3)0 自然科学(12)20/05/26力学的動力=仕事と動力:物体に一定の力Fを加え続け物体が力の向きに距離Sだけ移動した時この力Fは物体に仕事したと言う。仕事単位はJ=ジュールを用いる1ジュールは1Nの力で力の向きに物体を1m移動させた時の仕事の事。物体が仕事する能力を持っている時物体はエネルギーを持っていると言うこの単位は仕事の単位も同様である。(F=力、s=距離、W=仕事:W=F×s)運動動力=連続している物体は他の物体と衝突するとその物体の運動状態替地から力方向移動させ他の物体に対し仕事をする能力を持つ。(質量=(m)kg、速度(v)/m÷sK=1÷2mv^2J)。重力位置動力=地上近くにある質量m(kg)の物体には重力mg(N)が働いている。この動力に逆らって高さh(m)だけ物体を持ち上げるとmg×h(J)の仕事した事になる。従いmgh(J)だけの動力を持っている重力位置エネルギーと言う(重力加速度=g(m/s^2)高さ=h位置エネルギーの大きさ=U:U=m×g×h(J) )。バネ弾性位置動力=バネ係数k(N/m)のバネの自然長からx(m)縮めたり伸ばしたりする場合バネに対して仕事した事になる。変化した分だけバネは動力を持ち弾性に依る位置エネルギーと言う(バネ定数=k弾性力による位置動力の大きさ=U':U=1÷2 × k × x^2)。
自然科学(13)20/05/26力学的動力保存則=重力や弾性力の様な力が働く場所で物体が移動する時には摩擦力や抵抗力の外力が働かない限り位置動力と、弾性動力と、運動動力の総和は一定に保たれる( mgh=1÷2mv^2+mg×h÷2=1÷2×m×v'^2 )。これを力学的エネルギー保存則と言う摩擦力が働く場合には力学的動力は摩擦がした仕事の絶対値で減少する前の()は物体の落下運動に於いて各場所での位置動力と、運動動力の合計は常に一定量となる。波動=波とは触媒変化に此れに連なる周囲に次々と伝わる現象である。海の波の表面では波の到着前位置を中心として上下振動してその運動状態のみが周囲に伝わるこの現象を一般に波・波動と呼ぶ。(1)波と媒質=波を伝える物質を波の媒質と言う最も光や電磁波は波であるが媒質を必要としない。海の波:媒質は水分子、音波:媒質は大気中では空気。(2)波の公式=波と時と場合に依って様々な形状を取るが基本的な形状はサインカーブである。サインカーブの山から継ぎの山までまた立ちから次ぎの谷までの長さを波長と言って単位時間に媒質の一転を通過する波数を振動数と言う
自然科学(14)20/05/27波形状が1秒間に伝わる速さを波の速さと言う。(V(m/s)=波の速さ、f(Hz:ヘルツ)=波の振動数、λ:ラムダ(m)v=fλ(ラムダ)また一点に於ける振動が一回完了するごとに波形は波長だけ前進する。この振動が一波長だけ前進する時間を周期T(s)と言う。(3)波の種類=波には媒質の振動方向と波の向きが同じ縦波は音波、地震のP波等と媒質の振動方向と波の進む向きが垂直である横波は光波、電磁波、地震のS波、弦の振動などが在る。(4)音の性質、音波と光波=音波は媒質が無いと伝わるkとが出来ないが光波や電磁波は触媒が無くても伝わる事が出来ない為真空中では音は伝わらないが光は伝わる。A=反射、B=屈折、C=回析、D=干渉、E=うなり、F=トップラー効果、G=分散散乱、音=(A)(B)(C)(D)(E)(F)=○(G)=×、光(E)のみが×。(A)音には直進性があり常に真っ直ぐ進もうとする。しかし媒質が異なる境界面に達すると波の一部は反射する。入射角と反射角は等しくなるのは反射の法則(B)二つの媒質境界面で波は一部反射し一部は透過する透過する波は直進せずに境界面で一度曲がる。(C)障害物の後まで波が廻り込む現象で、直接見えない丙の向こう側から聞こえてくる音は音波の回析に依って起こる光は波長が短いので回析の程度が小さい。(D)二つ以上の波が重なって強めたり弱めたりする。
自然科学(15)20/05/27(E)略等しい振動数音波同時に鳴らし音が干渉して周期的に強弱を繰り返す事を言う。一秒間に起こるうなりの階数は二つの振動数の差の絶対値で与えられる。(F)音を出す物体や観測者が動き音が高く聞こえたり低く聞こえたりする現象音の高低は音波の振動するの違いによって決まる。振動数が大きいほど音は高くなる。(G)光は色によ依って屈折率が異なり自然光をプリズムに当てると各色光が分離する。この自然環境を光の分散という。雨上がりに見られる虹は空気中の水滴に光が分散されて出来る。空が青いのは長波長の赤色よりも短波長の青色の方が屈折率が大きいので目に入る光は青色が多くなるこの様な現象を光の散乱という。波の屈折①波が反射する時入射角と反射角被は等しくなる。②異なる媒質で音が屈折する時入射角と屈折角は異なる為に波の進行方向が変る③プリズムの光が様々な色体に分けられたり虹が7色に見えたりするのは光の分散の為④凸レンズに於いて焦点距離の二倍の距離に置かれた物体の像は物体と等しい大きさの倒立実像となる。(1)波の屈折=波が異なる性質媒質を通過するとき境界面で曲がる事を波の屈折と言う。この時波の波長速度は媒質毎で異なるが振動数は変化しない。
自然科学(16)20/05/27十字Y縦線とX=横線の中心で屈折して曲がる図をイメージする。(A)先ず25度の外側迎え角の内側迎え角(i)65度の扇角が上に、(B)下からの迎え角は45度の外側迎え角に(r)の迎え角は45度で(A)と(i)の関係も合計90(B)と(r)も90度と成る。屈折率=n、入射角度=i、屈折角度=r、波の速度=v、波長=λ、公式:n=SIN(i)÷SIN(r)=1÷v2=λ1÷λ2。(2)レンズ:凸レンズに平行光線を当てると光は一点に集中する。この点を焦点という。凸レンズ中心と焦点距離を結び延長した直線を光軸と言い中心焦点距離を焦点距離という。光軸上に物体を置きレンズとの距離別にできる像の種類大きさをまとめる。(A)焦点距離の2倍より大きい場合=物体より小さい倒立の実像(B)焦点距離の2倍の場合=物体と等しい大きさの倒立の実像(C)焦点距離の一倍より大きく二倍より小さい場合=物体より大きい倒立の実像(D)焦点距離と等しい場合=像は出来ない。(E)焦点距離より小さい場合=物体より大きさ正立の虚像。(A)の場合物体地点から20度下向きに2.3長さの先に像が見え像の迎え角物体に対して20度屈折位置に対して30度合計50度屈折位置まで長さ1.5物体から屈折位置まで0度レンズ厚は0.3中心はレンズ中央の前上側焦点の長さFは中心から距離1.0。
自然科学(17)20/05/27(C)物体から像まで35度下向き像から屈折位置まで距離0.6、物体から像までの長さ2.6、レンズまでの長さ0.7屈折面から迎え角45度中心はレンズの前下側焦点Fはレンズ中央から距離1.0(E)物体から下向きに30度から50度の角度20。(F)レンズとの距離=a、レンズ像との距離b、焦点距離fと当て嵌めると実像が出来る。実像=1÷a+1÷b=1÷f、虚像=1÷a-1÷b=1÷f。(A)=(1÷4)+(1÷7)=1÷F1|F2。F=0.3928571(C)=(1÷7)+(1÷14)=1÷F1|F2。F=0.214285(E)(1÷5)-(1÷5)=0。トップラー効果=救急車やパトカー等が音を出して近づいて来たり遠ざかったりする事で音高度が変って聞こえる現象をトップラー効果と言い音高低は音波振動数によって決まって振動が振動数が大きいほど高い音になる。音を出す振動数をafo(Hz)、観測者が聞く周波数はf(Hz)音速をV(m/s)とする。音源が観測者に速さvで近づいて来る時f=V÷V-v×fo音源が速さvで遠ざかる時はvを(-v)とする。観測者が音源から速さuで遠ざかる時f=V-u÷V×fo近づくときuを(-u)とする。
自然科学(18)20/05/27音源と観測者の両方が動いている時f=V-u÷V-v×fo。(1)光の性質光はX線等と同じ電磁波の一種でありこの内人の目が感じる事の出来る波長の可視光が光である。可視光の波長は紫は約4×10^-7m 赤は約8×10^-7mである。光は原子依りも小さい世界では光が粒子の様な一つの纏りとしての振る舞い粒子と波動の二重性を持つ。(2)紫外線と赤外線=紫外線は可視光線の紫よりも波長が短く振動数が大きい為エネルギーが大きく日焼けや漂白などの化学作用や細菌に対する殺菌作用が強い可視光線よりも波長が長い赤外線は物質に吸収されると温度の上昇を引き起こし熱線とも呼ばれる。高温の物体や太陽から出る光は連続スペクトルを持っていて色々な波長を含み色合いを感じず白色光と呼ばれるが赤青等単一波長の光を単色光と言う。光速度不変の原理=アインシュタインの相対性理論では光の速度は不変とされる真空中の光の速さは最も早く振動数や波長に関係なく約300×10^8m/sであるが空気や水などの物質中は真空中よりも遅くなる。電気の基礎①電流の大きさはオームの法則に依り電圧に比例して抵抗に反比例する②導線が長ければ抵抗は大きく太ければ電流は流れやすく抵抗は少なくなる③並列回路の場合それぞれ抵抗を流れる電流の大きさは抵抗の大きさに反比例し
自然科学(19)20/05/27③其々の抵抗に掛かる電圧の大きさは抵抗の大きさに関係なく等しい④直列回路の場合それぞれ抵抗を流れる電流の大きさは抵抗の大きさに関係なく抵抗にかかる電圧の大きさは比例する。直流回路:オームの法則=電流:電気を量的に表したものが電気量の電荷であるが電気量単位はクローン(C)を使う。この時導線中を移動する電気の流れを電流と言う。一秒当たり導線の中を流れる電気量が電流の値となる。電流の強さ①は単位時間内に流れる電気量で決まる1C(クローン)の電気量が一秒間に流れる強さを電流の単位としてこれを1A(アンペア)とする。電圧:空間に帯電体を置くと帯電体の周囲空間に電気的歪が生じる。歪んだ状態場所を電界や電場と言う。電荷が持つ位置動力を電位と言いに二点間の電位の差を電位差|電圧と言う。1Cの電荷を移動させるのに1J(ジュール)の仕事を要する時電位の大きさを1V(ボルト)と言う。電位差をV|V|の二点間でq|C|の電荷を移動させるのに要する仕事W=q×Vとなる。オームの法則=電圧と流れる電気の量は比例する比例定数Rを電気抵抗と言い抵抗の単位はΩである1Vの電圧をかけた時に1Aの電流が流れた時の抵抗を1Ωとする。抵抗は電気の流れやすさを表す数値で導線材料によって異なる。
自然科学(20)20/05/27図のイメージ電流=(⇒)抵抗R=(折れ線)、電圧=(スイッチ式図) V=R×I、電圧の大きさV(ボルト)、電流の大きさI(A:アンペア)、比例呈するの抵抗(R:レジスター)。※抵抗=抵抗は電流を流れにくくする働きである。単位はΩ(おーむ)となる導線の電圧抵抗R(レジスター)はその長さに比例して断面積に反比例する、一般に電気抵抗率は温度と共に増加する。R=ρ(低効率Ω×m)L(長さm)÷S(断面積㎡)。電気抵抗の接続=二つ以上の抵抗を接続する方法は直列接続と並列接続がある。どちらの場合でも二つ以上の抵抗を一つの抵抗と看做してオームの法則が利用できるようにする事が多いこの抵抗を合成抵抗という。直列接続=複数の抵抗を直列に接続した場合は各抵抗値を加える、各抵抗を流れる電気量は同じだが電圧は抵抗値に比例し小さくなる。R(レジストリ)=(R1+R2=R)抵抗を加算する。並列接続=1÷R=1÷R1+1÷R2。キルヒホッフの法則=複雑で閉じた回路の問題は簡単に抵抗の合成やオームの法則が使えない為キルヒホッフの法則を用いる。第一法則の電流側:回路任意点に流れ込む電流和は流れる電流和に等しい。
自然科学(21)20/05/27第二法則:任意閉回路について一周する時起電力の総和は電圧降下の和に等しい①一つの回路に於いて起電力の総和は各抵抗に掛かる電圧の電圧降下の和に等しい一つの回路とは一周する導線の閉じた回路の事であり任意に選べる。回路をイメージする=( V1(電圧スイッチ)→抵抗R1→A(トランジスター)①上i1②下i2 ①i1→R2(レジスター2基目)→C→B(合流点) ②i2→V2(電圧スイッチ二基目)→R3(レジスター3基目)→D→B(合流)→E→V1(V電圧ループ) )。消費電力=電流が一秒間に仕事する量を消費電力|電力と言う。単位はW(ワット)で消費電力、電流、電圧間に、消費電力をPとしてP=ⅠVの関係となり更にオームの法則V=RⅠより公式は( P=Ⅰ×V=V^2÷R(=Ⅰ^2R)。

裁判員公務員思想で一般地方公務員として 下級裁判官の政府圧力および支配を排除し 野党から判決する甘い考え 日進市 福岡大

2020-05-26 03:37:44 | 日記
福岡だい
2020.5.31(Mon)
幻聴で思った事その4
日進裁判課長について、福岡大が、日進裁判課長を家庭裁判官の特別地方公務員と認めたのであって他のものは公認していない。福岡大は日進裁判課の20歳の年の1月1日裁判員の一般地方公務員に役所から派遣された日進裁判課として配属され、元々警察官や航空管制官などであった前世の歴史から、今回初めて裁判権の一般地方公務員に入っている。今まで小林桐が国家公務員の公証人を遣っていたが、一般地方公務員として裁判員に就いたのは今回が初代でその思想は福岡大が小学校6年生の頃に立てた思想であると小泉純一郎元内閣から有権者時代にメッセージを受取っている。大は、6年までにゾイイド新世紀スラッシュゼロで出てくるジャッジマンというものの容姿を考えた事から大が、裁判員を考えたのは、大が国政選挙から抜ける為に政府の支配(自民党の独裁影響を倦厭し)から逃れるため選挙以外から判決を下せるようにする為に考えた思想であるが、大は委員会と、議会を放棄することで裁判員と、裁判官の両方になれる。裁判官については家庭裁を上回る者は憲法80条の1項なので国政選挙の管理を当然に受ける。しかし、自民党の圧力から逃れるため裁判員で保護を受けていたが、刑事訴訟法が地方上級議会の裁判員制度であり、憲法では国会議院議員が裁判員が出来るとしていても刑事訴訟法では欠格事由として国会議員の裁判員を非難している。しかし、大は、議会と、委員会を手をつけてしまったら、裁判員を止められなくなる。大が簡易裁判官に応じたのは、東京最高裁判長官がリストの全員を承認したとして、そのリストに上がるには、国選弁護人同士の互選が必要であり、一人一票自分以外のものに入れる投票方式でリストを作成し、天皇の任命した長官が指名し、内閣総理大臣安倍晋三が任命した。そして、簡易裁判官は下級裁判官であるから、簡易裁判官という架空な公務員の裁判官は居ない。人事院のガイドラインでは、裁判事務官、裁判書記官は、それぞれ家庭裁判の職権を以って、40歳までに大学院修士課程を修めれば就職できる。行政事件訴訟法が大を擁する裁判官が発起して起こしたが、大は行政庁に年齢制限を越えた今更、裁判官の公務員にする意味が無い、大は裁判員の公務員思想は守られ、議会裁判では無いと不安だった裁判員は、県議会議員まは成れる。選挙活動や商業も禁止されていない。しかし、裁判所法42条1号政治活動の禁止裁判所法42条3号金銭を目的とした商業等活動の禁止が裁判官に課せられているが、裁判員は裁判所ではないのであるから、裁判員裁判であって裁判官ではない。凡そ大の思想は裁判員に守られたと見て良い。大が裁判官の公務員に就くには、35際までに市の指名を受け家庭裁判官として市の裁判を委託されるか、または、法科大学院を24歳までに卒業可能で順調に進めば裁判官の一般地方公務員の裁判事務官および裁判書記官になれるが、大は41歳の高卒であり、いまさら年齢制限の越えた裁判官の公務員にする為行政事件訴訟法を使い年齢制限を取消して撤回および変更をしなければ成らないとした裁判官の判決が行われたが、大は、年齢制限を超えた後の変更は望んでいない。もちろん公務員にも失業はあるから、徐々に年齢の高い公務員に乗りかえていくのが大の人生でも、大は、20歳を超えない間までに裁判員に公務員に成るか、40際までに修士を納め公務員に成れば裁判員から40歳までなら裁判員から裁判官に転職できるが、大は既に41歳の高卒生であるので、その様なことを人事院に行政事件訴訟法にて強行法規を行使して、行政庁に圧力をかけ、行政庁の立場の悪い状況に訴えで置きそして、裁判官にして欲しいという意志は大は持って居らず、欠格事由を刑事訴訟法で満たしても、大の思想は飽くまでも、司法議員制度(議会裁判制)と言う意味の存在の刑事事件訴訟法と、憲法の要旨に従ってこのようにしたのではなく、大の思想は別に在り、大は、国政選挙の必要ない高卒義務教育から数年の20歳を超えない範囲で公務員に就く事が出来る裁判員と言う、国政選挙といった自民公明党の支配をのがれ反政府や野党を保護した形で、大は、裁判員に臨んでいたのは、裁判官と同職の地位を自民党に反旗を翻してジャッジを行う暴力団や、過激派の右翼派思想であったので、今の条件がそれに合致していないといえず、反政府から始めなければ今公明党与党政府には成れなかった。大は相当の野党期間を裁判員として過ごしたから与党の公明党に就く権利があるのであて安江伸夫参議院を支持したことからその見返りに簡易裁判官に処遇された。大は、簡易裁判官は、国選弁護人が無所得制度を取っているので、140万円以下の争訴の事件では難しいので、簡易裁判官の所得制度は無い事になる。この原因は国選弁護人が無所得だから、簡易裁判が国選弁護人が初めから無所得と知っていて、自らの立場を守るため、40歳までの期限までに互選して、抽選で長官に選ばれた。そして、大は、初めて与党と成る事が出来たのである。

近代行政学 日進市 福岡大 公務員 人事院過程

2020-05-26 02:19:32 | 日記
Administrator Course Author 2020Year May.15(Fri) By Dai Fukuoka / 日進市 福岡大 行政学

行政業務範囲20/03/01(1)行政学は1800年来アメリカで誕生した政治学の新しい領域である。近世国家から現代国家への過渡期に際し現代国家に必要不可欠体制を整えるという制度改革の課題に応え誕生した学問。近世国家から現代国家移行は何を意味していたか先ず第一に政府職能は行政サービスの範囲規模が飛躍的に膨張していた。第二に国民経済を市場機械工学による自動調整作用に委ねるべきではなくなり政府が深く介入する。第三には政治制度に於ける大衆民主セ氏実現制度の側面の現代公務員制確立により立法行政関係および政治行政の関係双方に大きな変動が生じた。(2)古代欧州中世政治支配:古代と中世時代には政治支配者が果たすべき統治機能が領土と人民を外敵の侵略から護る事が国防であり、更に犯罪を取締警察行為を成し争いごとを裁き裁判をする三点に限られた。政治支配者は保護する対価に人民に賦役を課して徴兵徴税をし権力に依り兵力を保持した。権力背景に王宮、神殿、寺院、墳墓を建立し此れを公共権説成し、権威の象徴とし人民に君臨した他、統治権能があり早魃洪水等自然災害から農地を護る事が治山治水程度。
近世の殖産産業政策と官房学20/03/01(3)ところが欧州中世封建制支配体制が崩れて絶対君主を政治支配者とする中央集権体制の国民国家=NationStateが形成され始めた近世の時代に入ると各地の絶対君主達は富国強兵を競い出し重商主義=Mercantilismまたは重農主義=Physiocaryの政治思想に基づく殖産興業政策が推進されていった。統治の機能は次第に範囲を広げ始め此れを担う新しい人材として近代的な意味で官房が登場した。この時代にヨーロッパ大陸諸国嘗ては神聖ローマドイツ帝国支配領に属すドイツ、オーストリア地域に君主と官僚学問として隆盛を極め富国強兵策を支えたのが官房学=Kameralismusであった。(4)自由放任主義:しかし国家の職能は近世絶対君主による殖産業政策以来今日までひたすら拡大の一途を辿って来たのではない。その間に一度揺り戻した時期があったのである。即ち絶対君主の下でやがて資本主義経済が発達して市民階級=ブルジョアジーが登場するようになると国家に因る殖産業政策が資本主義に批判された。国内産業保護の為に関税政策を初めとして産業保護、助成、振興する為に行われていた国家に因る各種規制介入措置が産業の自由な展開を制約し却って経済の発展を阻害しているという批判が在る。
自由放任主義20/03/01(4B)国家は市民生活と経済活動に対する不必要な規制介入を止め市民社会側の自由活動を許容すべきであり資本主義経済を伸び伸びと発展させ国を豊かにする早道であると言う主張があった。その新しい思潮の事をその当時フランスで流行していた言葉は『Laissez Faire=レッセ・フェールを取って自由放任主義と呼ぶ。思潮を自由主義経済理論にまで高め『神の見えざる手』に依る市場の自動調整作用について解いた著者が英国アダムスミス『諸国民の富』1776年であった。(5)安上がりな政府:自由放任主義が一世を風靡していた時代英国では国家の果たすべき職能は恰も警察官が夜間の街頭を巡回して市民生活の安寧を守る事に尽きるかの如く俗論が横行した。この様な通俗的な国家観の事を夜警国家論とし揶揄(やゆ)論者も居た。国家の職能は国防、警察、裁判に限られるべきだとするのは極論であったとしても資本主義経済先進国であった当時の英国では『国家は安上がりである程良し』とする主張が支配した。この種の国家間のことを『安上がり政府』=Cheap Government論と呼ぶのが通例に成っている。1801年米国第三大大統領にトーマスジェファーソン=T.Jeffersonの言葉『最小の行政こそ最良の政治なり』もこの国家観を表している。
職能国家への変遷20/03/01この種は英国典型であったが市民革命経て立憲君主制か近代民主制移行した欧州まで普及し国家職能拡大に歯止めをかけたので近代国家の職能の範囲は一般、現代国家のものと比べ遥に狭い者に留まっていた。(6)産業化と都市化:ところが西欧諸国政府は1850年来から1900年来に架けて産業化=Industrializationと都市化=Urbanizationに起因するところ新しい社会問題や都市問題の対応を余儀なくする。そして再び職能範囲を広げる事になった。即ち農村から都市に流入してきた貧民の救済に着手しコレラチフスの蔓延を機にし下水道の整備を始めた。やがてスラム住宅の改良や工場労働者の保護や義務教育の充実電気ガスの供給都市交通事業の経営社会保険制度の創設等を進める。産業活動につき一方では国民生活に及ぼす危害防止に木目細かな規制措置を講ずる地方ではこれを保護、助成、振興する為の国策を幅広く実施する。この様な『近代国家から現代国家へ』の斬新的な移行過程に国家の職能は行政サービスの範囲、規模に生じた変化をアングルサクソン系諸国では『安上がりの政府』から『職能国家』への変化として捉えてそして欧州大陸諸国では『消極国家から積極国家』の変化として要約する事が多いとされる。
福祉国家への旅立ち20/03/01(7)福祉国家への旅立ち:西欧諸国の政府職能は行政サービス拡大傾向は1900年来に入って以降さらに一層加速し政府の財政規模と公務員数を膨張させた。単なる量の膨張に留まらず次第質への変化を伴い始めたのが福祉国家への旅立ち。何を以って福祉国家とよび岐点をどの時期に求めるべきかという点につき諸説入り乱れていて定説が無い。此処では福祉国家岐点は1800年来から1900年来への世紀転換期に求めたいとする。理由は概ねにこの時期から各国で①労働組合が結成され労働運動が活発になり②此れに伴った選挙権が徐々に拡張され成人男性に全てに選挙権を付与する普通平等選挙制度施行期③選挙拡張から有権者となった国民大衆の支持獲得の為各党は競って社会、労働、産業政策を政策要綱掲げ政党政治の主要な争点にした。政治制度に於ける大衆民主制=Mass Democracyの実現こそが現代国家をして福祉国家への道に歩みださせた最も基本的な景気であったと考える。(8)世界大戦と大恐慌:そうは言うも者の現代国家がその後も福祉国家への歩みを続け後戻り効かないとこまで来てしまったのは1900年来後半に起こった様々な事件がこの動向を促進したからであった。
世界大戦と大恐慌20/03/01(8B)世界大戦が二度に渡り、1929年以降の大恐慌という三つの事件の影響である。両大戦に参戦した国々は総力戦を戦い抜く為に国家総動員体制や挙国一致体制を敷き広い国民各層参加協力調達する事を努めざる得ないのであるが戦時行政は国民各層への行政サービスの平準化を進めていく結果になった。この時の大恐慌ほどに市場の機械工学に対する信頼感を根底から揺るがし政府の政策抗争の基調を一変させた事件は他に無い。この間に露国に社会主義体制の国が誕生した為に此れとの対抗上資本主義体制国々側で分配の不公平をある程度まで是正する事を余儀なくすると言う体制間競争要因も見逃す事のできないもう一つの要因であった。(9)福祉国家の要件:福祉国家=WelfareStateは如何なる国家の事かは福祉国家の行政業務にはどのような質の変化が生まれているのかは此処では①生存権保障責務を国家として受け入れ②所得再分配を当然の職能と考えて③景気変動を調整する為に市場経済介入を積極的にする様に成った国を福祉国家と呼ぶことにする。西欧先進諸国が此の意味で諸要件を程整えたと言えるのは第二次世欠いた戦後の事である。
生存権の保障20/03/01(10)第二次世界大戦後制定された日本国憲法25条Ⅰは『全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』と定める。此の種の生存権保障条項を憲法典に最初に規定したのは第一次世界大戦の独国で制定されたワイマール共和国憲法である。生存権ないし生活権の保障を以って或いは更に進み社会権保障を以って国家責務とする思想は此れ以降に急速に各国に普及し定着して行った。憲法上の規範は英国社会保障制度基礎を築いたベヴァリッジ報告は1942年が用いたナショナルミニマム=National Minimumの概念似よって媒介しやがて個別政策領域毎の目標水準具体化していく。(11)所得の再分配:低層所得国民が最低限度生活保障する事が国家の責務とされた以上現代政府は生活保護政策を始め広く社会保障、社会福祉、公衆衛生、医療、教育、住宅等の諸領域に渡り低所得層向けの政策を実施しなければ成らない。此れ等の政策に要する経費をその対象者であり受益者であるところの低所得層の国民に負担させる事は出来ないので現代国家はこの種の政策に要する財源を担税力ある納税者から徴収さぜる得ないが現代国家では所得が高ければ所得が高いほど高い税率を課す累進税率制度を加味した所得税や法人税が導入されたそして資産に対する課税財産税の領域でも相続税については類似の効果を持った税制を確立している。
所得税の分配20/03/01(11B)要するには現代国家は歳入政策歳出政策の両面を通し或る所得階層国民所得一部を収奪し其れを他の所得層国民分配するという所得再分配機能を営むようになった。国民側から見れば低所得層国民は様々な行政業務受けながら見合う納税無く高所得層国民から多額納税を納めならが此れに見合うだけの行政業務を享受しないと言う事に成る。何れ国民と政府間負担と受益交換は不当価交換に成っているのであるが現代国家政策巡り利害対立根源がこの点にある。(12)景気変動の調節:1929年以来大恐慌に伴って社会生活混乱は未曾有の者であったが『好況不況景気循環は資本主義経済の健全な生理現象である』等と言い済まして出来ない非常な事態であったが米国フランクリンローズベルト=F.D.Roosevelt大統領がニューディール政策を実施した。その他の国々でもまた其々に各種の緊急対策を講じ景気回復を必至に模索した。こうしている最中にも第二次世界大戦が勃発し各国景気回復政策は効果検証する間も無く戦時産業政策へと切り替えられていった。この間の試行錯誤過程を通じ各国政府はケインズ経済学に基づいて経済正確有効性を確信する事になり此の体験を戦後の経済復興政策に継承していく事に成る。
金融と財政の政策20/03/01(13)金融と財政の政策:戦後金融政策財政政策を駆使し経済景気変動を調節し景気の後退時には金利を引き下げ政府の財政規模拡大し景気の浮揚をを促して失業者の増大を抑える事と刑期の加熱期には金利を引き上げ政府の財政規模を縮小し景気鎮静を促すが物価の高騰を防ぐ事が政府の取るべき当然の経済政策であると考えられるに至っている。(14)ケインズ経済学とスタングフレーション現象:こうした高度経済成長期はケインズ経済学は社会経済学王座を占め経済政策論は公共政策を巡る論議主導し続けた。1970年来以降のスタングフレーション現象は即ち失業増大と物価上昇が同時並行に進行すると言う新しい経済現象に直面しケインズ経済学に基づいても経済政策は嘗てのようにその有効性が発揮で出来なくなりマネタリズム等数々学派台頭し百家争嗚混迷時代になる。(14)福祉国家の転換と危機:更にその事は福祉国家の功罪を新たな角度から見直そうとする様々な政策議論を招いたが福祉国家はその転換期または危機を迎えられたなど述べた所以であった。(15)石油と財政の危機:1960年来世界的経済高度成長期で此の時期先進諸国行政業務範囲規模は税収自然増に支えられ拡大、第一次石油危機1973~74年第二次1978年を境にして先進諸国の経済は一斉不況期を迎え何処の国も程度の差は在り財政危機に直面する。
減量経営の行政改革20/03/01(16)減量経営の行政改革:1980年来には行政活動見直し範囲縮小する事は言い代えれば減量経営=CutBackManagementを目指した行政財政改革が先進諸国の略共通政治課題となる。米国レーガン政権に依る改革=レーガノミックス英国のサッチャー政権改革=サッチャーリズムそして日本国の中曽根総理に依る改革はPrivatizationの推進など共通点も少なく無かったのであり比較研究の格好の素材と成る。中曽根政権の行政改革は1981年設置の第二次行政調査会=臨調を表舞台にして始められ『増税無き財政再建』の基本方針の下に『小さな政府』を目標に掲げて推進され『三公社の民営化』を初めとする一連の改革を実施に移す。(16)民間と行政の活動:此の時期行政改革論議では行政活動を民間活動と関係から分類しその問題点を指摘するといいう論法が流行し行政活動を4割した①民間活動規制する②民間活動を助成する③民間活動の不足を補完する④民間活動に解決できない者の四類型であった。規制活動につき此れが民間活動活性化妨げている場合が少なくない規制暖和=Deregulationが求められた。助成活動につき過保護場合が在り自立自助大切を説かれた。補完については民間活動補完より民業競合で圧迫の場合在るとし活用、促進、民営化が推奨された。
新公共管理20/03/08(17)その後の英国ではサッチャー首相政権が同じく保守党のメージャー首相に引き継がれ改革は次の段階=NextStepへと発展させられたが規制暖和と民営化による市場機械工学の活用路線に加え行政活動に於ける企画実施を分離して実施業務を担任する取次人事管理および財務管理の自立性を強め、此れ等取次の業績目標を予め『市民憲章』=Citizen's Charterに定め達成状況を業績測定する新しい評価システムの確立を目指すようになった。行政活動に対して統制の仕組みを実施業務の執行方法または過程に対する事前統制から執行の成果に基づく事後統制に切り替えたのであった。市場機械工学の活用、取次への権限委譲や成果志向、顧客志向の業績測定等を中核にした改革の波は豪州、ニュージーランドに波及し更に米国に伝播した。そして母国である英国ではその後の保守党のメジャー政権から労働党のブレア政権に交替したにも拘らず改革路線の基本変更は加えられなかった。そこで今日ではこの種の新しい改革の思潮と手法の事を『新公共事業』=NewPublicManagement(NPM)と総称しその意味内容の内包と外延の確立が試みられて要る。此の波は日本にも及び2001年1月から施行された国の中央省庁等の再編成に際し日本版取次と独立行政法人創設し全省庁に政策評価の実施が義務付けた。
市場と政治の機械工学20/03/08(18)1980年以降行政改革論議に一貫したのは此れまで以上に市場機械工学を信頼し活用し活性化を図れという要求があった。ここでもう一度政府の職能は行政業務は発展を振り返ってみれば現代国家が職能国家になり福祉国家に歩み出したのは現実の市場機械工学から様々な社会問題が発生し解決を政府に期待させられたに他ならない。(19)現実の市場に独占寡占状態が生じるなど市場は決して完全競争条件を満たしていないのは経済学で言うところの市場不完全及びその歪。また市場が仮に完全競争条件を満たしていたとしても元々市場の自動調整作用なる者は公害などの外部不経済の問題とか公共財の効率的な資源配分の問題などについては適切に解決する事のできない事の物であったのは経済学の市場の失敗である。言い代えると現代国家が司法主義経済の無条件信頼を寄せる事ができなかったからこそ行政業務範囲規模を拡大させざる得なかったのである。(20)ところが此処に来て時代思潮の流れの方向が完全に逆転したのである。今度は専ら行政肥大が憂慮されて行政活動不適切且つ非効率な側面に非難の矛先が向けられた。経済学に依る市場の失敗という魅力的な概念になぞられて政治の機械工学側にいわば政府の失敗ないし政策の失敗と称すべき本来的な欠陥があったと言い残す。
政府および政策の失敗20/03/08(20B)行政業務適正範囲は何か此れは歴史上繰り返し論じられてきた論点であるがこれからも先も時には右から左に揺れる振り子運動を繰り返すであろうと思われる。(21)行政学は市場の機械工学の業務供給と政治機械工学による業務の供給からの利害得失を明らかにする事を通して此の論議に際しての論点を整理する事はできた。しかしこの論争に最終裁定を下し得る学問上かつ科学的な基準を持ち合わせて居ない。市場業務の範囲は学問の確定し得るところではなくあくまでも政治の機械工学を通して決定されるべき性質ものである。故にそれが国毎の多様であって当然であて時代と共に変遷して当然のものである。(22) (1)~(21)までに述べた現代国家の三つの特質の内第三点は即ち大衆民主制の実現及び現代公務員制確立結果とし現代国家の立法行政関係と政治行政関係に生じている問題状況について理解を深める為『官僚制と民主制』は絶対君主制の時代に形成された近代官僚制が市民の革命後の近代民主制の憲法構造の下で如何なる変容を迫られたかと言う点に論点を充てる。
絶対君主制の政治と統治分化体制20/03/08(23)絶対君主制の時代は中世以来各地分轄割拠した封建諸勢力の中から富国強兵策に成功し頭角を現した領邦君主が次第領土を拡張しながら中央集権体制を確立して領土内封建諸勢力特権剥奪し国民国家=NationStateを統一した時代。其処は君主当地全権総攬していたから立法司法行政の区分さえ不明確であり近代国家憲法構造構成した諸制度の原型は何れも絶対君主制政治体制化で形成され始めていたのであった。(24)先ずは主権概念確立に次第君主権は立法権統帥権と統治権は司法権行政権と分化していったが君主に代理し統治権遂行機構として官僚制が形成された。官僚制に統治統括する君主の輔弼機関とし大臣宰相が生まれ内閣制の原型になる。君主協賛機関は等族会議や三部会が後の議会制の原型となる。(25)絶対君主制時代官僚はその当初君主旧来家臣団や等族勢力とその家臣団から登用されていたのであったが官僚を部下にしながら封建諸勢力特権を剥奪し旧体制アンシアンレジュームを打破し統治を近代化する事が困難だった。君主達は桎梏から自由な将校官僚は忠勤励み階級地域職能汲みする事が無く自己国家同一化し新類型官僚将校を求め社会身分門地に拘らず学歴能力基準平民階級からも登用抜擢する様に成った。
近代官僚制の属性20/03/08(25)行政概念はその後展開重要は絶対君主制に形成された近代官僚制に於き後の現代公務員制行政官僚団にまで継承されるべき基本属性と呼ぶべきものは即ちは専門性永続性熟練性終身制従属性中立性の原型が形成された事になった。(26)フリードリヒッヒベーゲル=GWF Hegelは著書に『法の哲学』の中に君主権統治権に関する釵述箇所に官僚原理につき次のように説明が在る。先ず官僚は学歴能力と言った客観的資格に任用され世襲売官は排訴される=専門性。次に官僚は公務に於き私的利益を厳しく禁じられる反面俸給の支給と言う形で生活を保障されると共に終審の身分保障が与えられる=終身制。終身制とは終身職官僚によって構成される官僚制の特性が永続性である。官僚は君主に依り決定される法や機構や施設などを継続的に運用維持する事の統治権代理者であるとされている。君主に忠勤を励み国家に同一化するべきものとされている=従属性。官僚は市民社会の諸々の特殊利益に偏る事無く普遍的利益貫徹以って職務=中立性。専門性永続性従属性中立性が君主が官僚に課している規範である。官僚が指摘利益を追求し権力を濫用する可能性のある事は十分に認識されていた。官僚は統治権の補助執行者とされて実態は君主に依る君主権=立法権の行使を補佐し輔弼(ほひつ)存在だった。
三権分立20/03/08(26B)実際のところは官僚が私的利益を追求し権力濫用する可能性が在った事は十分に認識されていたが官僚は統治権の補助執行者とされているものの実態は君主に因る君主権の行使を補佐し輔弼する存在でもあったが中立性とは市民社会利害対立から超然としていると言う限りでの中立性であったのであり官僚は国民国家統一維持しながら近代化推進する戦いの先兵であると言う意味での党派性は明白であった。(27)立憲君主制は国家社会間に緊張関係が顕在化した時代に国家が社会に一定の譲歩をした憲法構造である。国家とは絶対君主制の政治体制を支えていた君主や枢密院や軍事官僚や司法官僚や行政官僚等の支配機構の他ならない。社会とは納税階層の地主階級やブルジョアジー=新興市民階級等である。欽定憲法が発布され君主自ら主権の絶対性に制約を課したそして納税階級から選出された代表を以って構成する国民議会が開設され君主権の根幹を成していた立法権を国民議会に委譲した。立法権の独立に依り初めて立法、司法、行政がの概念が確立され三権分立が始まった。行政とは旧来の統治から議会と裁判所に移譲された立法権司法権を控除した残余の権能全てを意味しており旧来の統治と大差の無い広さを持った概念であった。
法治主義の原理20/03/08(28)立法司法行政の三権の間に新たな関係を規律する事になった規範が次ぎの三原理である。議会=議会の制定する法律がその他の機関の制定する一切の命令は勅令、枢密院命令、軍令、政令、大統領令に優越し法律の規定に抵触する命令の規定は無効である。②行政=行政として行なわれる事の内少なくとも国民に義務を課し国民の権利を制限する特質を持った行政行為を行う授権は全て法律事項として留保され国民の権利または自由を侵害する行政行為は必ず議会制定法律根拠を持ち法律に基づき行われなければならない。③裁判=行政府の行政行為の合理性は行政府から独立した地位に在るところの裁判所が議会の制定した法律の規定に基づいて審査審理する。(29)言葉の正しい意味で法律に依る行政の原理には法治行政原理という事はこれらの三原理全てを具備している法治主義が確立した憲法構造の下で行政府に依る行政活動が議会制定法に基づいて行わなければ成らないとする規範である。(30)規範確立により従来は君主の君主権に従属した官僚は議会の立法権に帰属するものと成った。官僚の従属性は立憲君主制の下では未だ嘗て不完全な物であった。今日の行政組織法とか公務員法に相当する法制は官僚大権に属する物とされ勅令ないし枢密院令に依って定められていた。決定的な限界が議員内閣制が未だ確立されて居らず内閣は君主によって任命され閣僚の多くは官僚出身である。
憲政と行政の対抗20/03/08(30B)内閣総理大臣は議会勢力として超然とした存在であり得た事であったが立憲君主制の下では議会勢力はその意思を官僚制の隅々にまで深く浸透させその行動統制術を持たなかった。(31)政治的妥協憲法構造下でも議会勢力が政治的実力を蓄えてくるように成ると超然内閣総理大臣を継続させる事は事実上難しくなる。行政府は予算案法律案の議会通過を確実にする必要上に議会内に行政府を支持する勢力形成して維持しなければ成らなくなる。議会内に政治与党と雇うの党派対立が発生する。(32)議会自立性が更に強まって行くとPoliticalPartySystem=政党制が確立される。こうして一度政党政治が確立されると議会内多数党の領袖(りょうしゅう)を内閣に任命せざる得ない事態に直面するが経緯を辿り立憲君主制下誕生した政党内閣に因る政治が一般に憲政と呼ばれる。(33)議員内閣制萌芽と言うべき憲政が定着して政党内閣に依る政権交代状態に成ると政党対立が官僚集団の内部に迄浸透する事はある程度まで避けられない。官僚は議会立法に従属すべき存在であるのみならず政党内閣執政に従うべき存在に成ったからであるが憲政時代にしばしば発生した官選知事と警察官に因る選挙干渉などの事例はこうした現象を示す一端である。
情実任用と猟官制20/03/08(34)立憲君主の下では官僚制自立性は総じて強固だったので大幅に崩され官僚制が全面的に政治化し党派化する様な自体は起こらなかったといってよい。(35)仏国の憲法構造が帝政王政共和制の間を目まぐるしく動いていた時期に独国統一され立憲君主制の下で華々しい発展を見せていた時期に英国と米国では既に議会主権ないし国民主権の憲法原理が確立され近代民主制の政治が全盛期を迎えていた。(36)英国議会勢力が市民革命家庭直面した第一課題は常備軍処置であった。(37)1640年来に始まったピューリタン革命に際し群の中でも議会側支持を誓った部隊を迎え入れ此れを中核に新しいNewModelArmy=議会軍を編成し指揮して内戦に勝利を収めたのであったが内戦が終息に近づいて常備軍の存廃問題が論議の俎上(そじょう)に昇った。軍は此れまでに国王の恣意的な支配を支えて来た存在であり将来に於き人民に対する抑圧装置になりがちの者として忌避されて国防は専らはmilitia=民兵制度に依るべきだとする意見が多数を占めていたと言われていた。(38)内戦完全終結時間が掛った為議会は此の間に叛乱(はんらん)法を制定して法律に議会軍を向こう一年に限り存続させる旨の規定を置いた。時間規定を毎年繰り返し更新方式が続けられたが時限期間延長がされそれ自体抹消して軍存続恒常化する結末に終る。
議員内閣制の確立20/03/08(39)英国議会勢力はこうした経緯の中で軍存続は一重に議会意志に拘る者で在る事を明確にして国王軍を議会勢力に忠実な軍隊に変えながらCivilianControl=文民統制かCivilianSupremacy=文民優越の原理と称される者を確立した。(40)英国の議会勢力にとって第二の課題は議会内閣制の確立である。共和勢力の代表が議会に集結して立法権掌握しても外交国防方針を含む国政全般に関する施政方針定めて予算案法律案を立案して官僚制に依る行政活動統制内閣議会から独立存在であり続けるので在れば議会は先の立憲君主制時代議会と何ら異なるところが無い。共和勢力統治全般に渡り実権掌握するには議会立法権のみならず内閣行政権まで掌握しなければ成らない英国共和勢力は1688年の名誉革命経て議員内閣制確立に至る。(41)議員内閣制は議会共和勢力選出の代表が内閣を構成する。言い換えると内閣議会共和勢力執政委員会に変える仕組みに他ならなかった。立法府と行政府を調整し統合する政治指導の中枢機関になった。英国の国王が君臨すれば統治せずという地位に退いたのはこのとき以来である。(42)英国共和勢力に残された第三の課題は先の軍に対する文民統制場合同様国王に忠勤を励む旧来の官僚制を共和勢力に忠実な官僚制に変えることであった。
情実任用の狙い20/05/14(43)そこで内閣は官界の一新を図る為共和勢力に近親感を抱きこれを支持する人々を行政官に登用して抜擢するようになったのである。この種の人事をPatronage=情実任用と呼ぶ(44)この情実任用が可也広汎に行われていたので行政活動に然したる支障が生じないのはこの時代の行政活動が未だ範囲が狭く義務の多くは法令の単純な執行事務に過ぎず、その執務にあたってはそれほど高高度の専門能力要求が無い事である。(45)時の経過と共に情実任用目的や効果が当初のものと違ってきてしまったのであるから原因は政党内閣制定着にある。内閣は共和政体勢力執政委員会と言うよりその時々の議会内多数派執政委員会に変質を遂げ議会が与党と野党が左右分離し対抗関係に変る。(46)こうは成ってみるものの政権党交代する度毎に行政官の更送が繰り返されこの更送の規模範囲が大きく成れば官僚制の自律性および専門性が損なわれ官僚制はその終身性、永続性と中立性まで失い断続的な業務運営必須の熟練性属性まで喪失する可能性がある1800年来後半になると職能国家への転換が始まっていた行政官には従来以上の専門能力と熟練をを求めなければ成らない時代に成った。そこで情実任用弊害が指摘され安定した恒久的な公務員性を再確立必要性を提唱された。
統制範囲と分離規範20/05/14(47)英国で1853年のノースコートトレベェリアン報告勧告受諾し公務員制度改革革新しMerit System=資格任用性と政治的中立性を根幹に新しい公務員制が現代公務員制が確立された。(47)新たに問われたのは政党政治と人事行政のあるべき関係であったがもう少し一般化して言えると政治家と行政官のあるべき関係であった。(48)立法、司法、行政分立に関して既に確立済み法治主義の諸原理此れを前提にして法律に依る行政の原理の範囲は立法行政の関係を優越従属の関係に置き、立法府が行政府を統制する規範に対し情実任用の排斥(はいせき)に関し新たに追加された規範は政治家集団と行政家集団を分離する規範および両集団の間に一定範囲の相互不介入領域を作り出す規範である。立法、司法、行政と言う時の行政は内閣まで含めた行政府全体とその活動のことを指しているのに対し政治行政と言う時の行政は内閣大臣を除いた行政府即ち職業的行政官で構成されてた諸機関と活動だけを指す。(49)米国合衆国憲法構造は英国とそれは全く異なる連防政府議会と大統領は相互に独立対等代表機関である。それで居て両機関の間にCheck and Blance=複雑抑制均衡の相互関係が仕組まれる。
米国憲法構造および性質20/05/14(50)従い両機関間摩擦発生が避けて通れず政府運営円滑推進に両機関の意思を調整して統合しなければ成らない。役割を担い両機関を媒介しているのが米国政党です。米政党は他国政党と異なった性格存在でこの事が米国の政党政治と行政の関係を独特のものにしてきた。米国は他国に先駆けて早くから普通平等選挙制度を実施したのであって1800年来前半から既に国民大衆を組織基盤政党発達した政党は地方単位ごとに組織され発達したのであり大統領選挙に関して是等の地方単位の政党が緩やかに連合して民主党共和党両陣営形成し日常には全国政党として機能していない。(51)この様な地方分権的政党制形成された単一原因は連邦政権高度より寧ろ地方政府、州政府高度に多数の直接公職存在に地方州公選職を巡る選挙が重要視された地方政府高度でも州政府高度でも議会と首長は市長と知事の間を媒介して架橋する役割が政党に期待を寄せられた。(52)米政党はやがて全ての高高度の政府任命職人事まで広く介入したSpoils System=猟官制と呼ばれた米国独自の政治慣行が此れであった。
民主主義運動20/05/15(53)端緒を開いたのは1801年来で初めてアンチフェデラリスト派から大統領に就任したジェファーソンであったが彼はこの度大統領選挙で有権者がアンチフェデラリスト派の候補者を大統領に推す旨の意思表示をした以上は有権者のこの意志が大統領によって任命される任命職の人事まで反映されてこそ真の民主主義ではないかと考えて任命職の政府高官の人事に際して大幅更送断行しアンチフェデラリスト派政治信条を持った人々を新たに登用した。(54)1829年来7代大統領に就任したA.Jackson=アンドリュージャクソンは更に急進的政治信条持ち主であった彼は政府官職を広く国民大衆に解放し永続的官僚制成長発展阻止する事こそ真の民主主義であると確信しその為には全ての官職の任期を大統領と同じく4年間にする法律を制定すべきであると提唱したが議会は此れに答えようとしなかったがジャクソン政権自ら成しうる任命人事に際して先のジェファーソンの時を上回る大幅な更送を実行した登用に当たっては政治信条の如何より選挙活動に対する貢献の度合いが重視され学歴能力の如何は殆ど問題にされなかった。
官僚制の定着20/05/15(55)当時野党はジャクソン政権の人事政策を強く非難しその後自らが選挙に勝利を収め政権を奪取した時自ら大幅な更送人事を行って報復した。(56)それ以来大統領交代の度毎党派的な更送人事を繰り返す政治慣行が定着したのである。Spoils=獲物は勝利者の者=政府官職は選挙勝利収めた政党の物と観念されたこの猟官制政治慣行は連邦政府だけでなく州政府から地方政府の高高度まで広く普及して定着した。(56)英国情実任期は既存官僚制民主化措置として始められたのに対し米国猟官制は官僚制の成長発達を阻止する為に始められた違いを持つ(57)何れも民主主義理念に立って始められた点が共通した。政党政治全盛期党利党略道具に使い高尚意義を失う。(58)官僚制に代る新しい公務員制形成を妨げ新しい職能国家時代行政課題的確対応できなくしていた。米国の猟官制は全ての高高度の政府の広い官職に及ぶものだっただけに悪弊は英国情実任用の其れを遥に凌駕(りょうが)していた。1870年来に成ると先の英国公務員制度改革影響受け米国で猟官制改革が論議始まる。1883年来資格任用性と政治中立性を根幹に最初連邦公務員法が制定される運びになる法律は議会審議過程で推進役を務めた上議員G.H.Pendeton=ジョージペンドルトンの名に冠し
WilsonとGoodnow20/05/15(58)ペンドルトン法と通称された。(59)それ以来資格任用性適用する官職範囲を徐々に広げる努力が営々として続けられたが米国公務員制には今日でも尚猟官制伝統の影が色濃く刻印された。米国行政学はこの公民制度改革論議を一つの主要な背景で誕生したそれは米国民主主義運動の行き過ぎた反省に立って政治行政関係分離の規範確立する事を当面の理論課題にして出発した。(59)米国行政学建学の父祖とされたW.Wilson=ウッドロウウイルソンとF.J.Goodnow=フランクグットナウの二人である。ウイルソンは後に28代大統領としてアメリカ第一次世界大戦に参戦させ国際連盟創設提唱したグットナウはコロンビア大学政治学部の市政学講座担当教授後のジョーンズホプキンス大学学長であった。この若き日の政治学徒ウイルソンの論文は行政の研究=1887年とグットナウの著書政治と行政=1900年こそ米国行政学礎石築き記念碑的著作とされた。行政の研究はペンドルベトン法が1883年に制定されてから僅か4年の時期に発表されグットナウの政治と行政の方はMunicipal Reform Movement=市政改革運動が勃興され間もない時点其れも市政改革運動の交流拠点として結成されたばかりの全国年連盟が最初のMunicipal Program=都市要綱を世に問うた同年に刊行。
政治行政の分理論(60)