7月25日(水)

今日は小学校に通う娘達の個人面談がありました。
前期の授業を終え、子供たちの変化や学校での様子、
学習面についてなど先生と親と1対1での面談です。

これは、小学2年生になる娘の面談での話。
担任の先生は、昨年まで中学校の補助の先生をされていて、
今年から小学2年の担任を受け持っている若い男性の先生です。
初めの頃の先生の印象としては、まだ慣れないけど
先生なりに一生懸命やっている、、、
でもちょっと空回りしている?・・・といった感じでした。
最初の授業参観で父兄が一斉に集まった時は、他の父兄から
先生への不信感の声が多く聞こえてきて驚きました。
先生の良い所を探そうとしている自分がいましたので、
それほど気にはしていませんでした。
ところが、その後 度ある毎に ん?ん?と正直首を傾げてしまう
場面も出てきて、先生にも事情がおあり・・・と思う反面、
私の中でも不信感が少しずつ少しずつ募っていく中 抑えていました。
でも今日ついに爆発しちゃった~
娘は確かにマイペースで他のお子様よりちょっと遅れている面は
あるかもしれません。
でも好奇心旺盛で、いったん夢中になると自分が納得いくまで
努力しようとします。
もちろん日常生活の中では、ついつい怒ってしまう時もありますが、
健気な我が子を微笑ましく見守っています。
でも先生は違うのかな、、、???
夏休みに頑張りたい事を作文にして授業中に提出したものを
見せてくださいました。
『お母さんを困らせないように勉強を頑張りたい。
でもお掃除もちゃんとしたい。
お掃除であまり時間をとると勉強ができなくなってしまう。
でも両方頑張ります。』
といった内容でした。
先生によって訂正された線や単語(

ボソッ・・・先生ももう少し丁寧な字を!)、
大きな?マークのオンパレード。最後にはコメントが書かれています。
『もっと書きたいことを整理して、順序立てて書きましょう。』
この用紙を見せられ、先生は
「はっきり言ってめちゃくちゃです。授業で教えているのですが・・・。
例えば昨日・今日・明日について書くなら、当然その順に書くべきです。
一つの文章も長くて、もっと簡潔に。お家でも指導してください。」
大きな?マークのところは、本人が文を書き直そうとして
前の字を完全に消さないうちに次の文字を書き入れたため、
読みづらかったのです。
その部分を先生に 「こうして書いてあるようです。」と読み上げたら、
「前の字をちゃんと消さないで書くなんて失礼だ。」とおっしゃいました。
一体全体 先生は小学2年生の児童に何を求めているのでしょう???
愛情を少しも感じられない先生の発言(語彙力のなさも!)に
がっかりしてしまいました。
私自身も低学年の頃は消しゴムでキレイに消せず、消し残しのある
きたないまま、字を書いてしまった経験もあります。
成長するにつれてちゃんと出来るようになりますが、
その時 書きたい事、伝えたい事が溢れるようにあったりして、
キレイに消し終える前に書いてしまうのです。
低学年の子供は、先生に・親に・お友達に 伝えたい事があるのに
まだ拙い語彙力の中 一生懸命作文をします。
それだけでも褒めてあげて欲しかった。
ましてや 小学2年と言えば、1年前まで平仮名も満足に書けずにいて、
2年生になって覚えないといけない新しい漢字もたくさんあり、
いっぱい いっぱい状態のはずです。
先生があんまりヒドイ事を言うので我慢できずに、
「娘は先生に褒められた日には本当に喜んで報告してくれます。
そういう日は、やる気が出るようで宿題のはかどり方も全然違います。
この作文を読んで、娘は自分の言いたい事、先生に伝えたい事を
一生懸命に表現したと思います。他のお子様より劣るのかもしれませんが、
文章の下手さを注意して、書くことが嫌いな子になって欲しくはありません。
日常の中で色々な事を感じて、それを作文にできた娘を
私は褒めてやりたいと思います。」
・・・と、控えめに(どこが?!)言ってしまいました。
先生も急に態度を変えて、
「お子様は決して他の子供より成績が悪いわけではないですし、
ぼくのコメントも子供には読まない漢字を使って書いてあり、
子供に見せるつもりはありませんから大丈夫ですよ。」ですって。

”さっきまで『めちゃくちゃ』『失礼』など散々な事をおっしゃったじゃない・・・”
と心の中で叫んでしましたが、一応 丸く治まり(たぶん)、教室を後にしました。
娘には、学校も 先生の事も 学ぶ事も嫌いになって欲しくありません。
家に帰って娘には「○ちゃんなりによく頑張っているねって先生言ってたよ。」と
告げると「うん!」と満面の笑みを浮かべて、なわとびの練習をしに
外へ飛び出していきました。
・・・ホント、面談で一気に疲れました。
5年生の娘の担任は、最高に良い先生で救われています。
先生は、手を上げて発表した子供の答えが間違えていても、
「良い間違えをしてくれました。」と言って、労います。
だから授業参観にいって子供たちの様子を見ていると皆 一生懸命授業に参加し、
間違えを恐れず、手をあげます。
親にとってもこの先生の授業は面白い。
参観していてもあっという間に時間が過ぎます。
「どうせ私は・・・」が口癖だったマイナス思考の5年生の娘は、
今年になって飛躍的に成績を伸ばし、性格も明るくなりました。
こういう先生が増えるといいのに。。。
* 写真は廊下に貼られていて小学2年の娘の読書感想レポートです。

『てんしのはな』
『びょうきの女の子は、いつもわらって、みんなに元気をあたえてあげます。
てんしにかこまれて うらまやしかったです。
女の子がみんなのことをおもっていたのでいいとおもいます。』
・・・と書かれています。ちょっと間違っていて惜しいのですが、、、