10月2日(月)

バナナ・パワーのお話。。。
バナナは栄養価高い優れた食品とよく知られています。
たんぱく質、脂質、糖質、ナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1,ビタミンB2,
ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、ビタミンC
それからー
・消化がよい(良質繊維が豊富)
・筋肉の働きをよくする
・腹持ちがよい
・手軽に摂れる
・身体のエネルギーに変わりやすい。
ところが、先日のテレビの番組

によると更に驚くべきパワーを
秘めていることが、最近の研究で分かったそうです。
それは、体内への吸収がよく、脳にとって素晴らしいエネルギーとなる。
・・・つまり、脳の活性化と脳細胞の情報伝達が良くなるというのです。

集中力、想像力、瞬発力、判断力、記憶力、観察力、計算力、分析力 UP !!
ちなみにシャラポア女史(テニス)、宮里藍ちゃん(ゴルフ)、アンディ・フグ氏(ボクシング)、
ウッズ氏(ゴルフ)などのスポーツ選手もここぞという時の試合で集中するには
共通してバナナを摂取するそうなのです。

脳のエネルギーには『糖』が必要なのは知られていますが、
ただ『糖』だけでは当然ダメ。
『糖』というのは腸で吸収され血液に入り、優先して人間にとって
一番大切な脳に送り込まれます。ところが、そこに待っているのは「関門」。
グリア細胞という血管脳細胞(関門)があり、悪い物質が進入しないように
厳しくチェックされ、ただの『糖』だと通過できません。
関門を通過するには『糖』プラス他3人衆(3つの栄養素)が同時に必要。
それは、ビタミンB6(物質の形を良質に変える)、
ビタミンB1(物質の個性を生かす)、
カリウム(物質の移動をしやすくする)です。
*ここでの物質とは『糖』を表します。
そこで上記したバナナの栄養素をみると、この全てが含まれています。
他の食品にも(例えば、うなぎ・豚肉・玄米・大豆など)これらは含まれていますが、
炭水化物はブドウ糖まで分解されなければ基本的には吸収されない。
分解するのに時間がかかり、『糖』が3人衆と同時に
脳まで到達できなければ意味がない。(厳しい関門を通過しない)
つまり、バナナのみが吸収しやすい『糖』が含まれる為
脳に到達できるというわけです。

そこでバナナをたくさん食べればいいのかと言えば、それもまた違う。
『糖』は脳関門で保存できない為、量が多すぎると体の脂肪へ移動し、
蓄えられ、避けたい状況(笑)になってしまいます。
ですので、一人 バナナ一本で十分。
しかも熟したシュガースポット(黒い斑点)が付いたものがベスト。
バナナのスジ(維管束)は、バナナの栄養をを作る時に通ったもので、
栄養が残っているため食べると良い。
また、カルシウムは脳の細胞を安定させ情報伝達をスムーズにするので、
バナナと一緒にミルクやヨーグルトと一緒に摂るとなお良い。

『糖+3人衆』は、食べて約15分後に脳に到達し、効果は1時間も続く 又は 強まる。
だいたい1時間半~2時間には効果が弱まり、元に戻ります。
だから食べるタイミングとしては、自分の潜在能力を最大限に発揮したい時を
逆算して摂取するとバナナ・パワーの恩恵に与れるという事になるのです。
脳(記憶力)の衰えを痛切に実感している昨今の私。
バナナ・パワーの存在を知り、実行に移したいと思います。