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CFVの実現はかなり近い

2023-11-30 09:18:26 | 車買取体験談
2023/11/30

CFVの実現はかなり近い

FCVという車が開発されています。

フューエル・セル・ビークル、燃料電池車のことです。

燃料電池は水素と酸素から電気を作るものです。

電気を生み出すので電池と呼ばれています。

その時に排出されるのは水だけです。

学生のときに誰もが行う、水を電気分解して水素と酸素に分ける実験の逆プロセスです。

二酸化炭素や窒素化合物を一切排出しないので、夢の無公害自動車です。

その夢が近づきつつあります。

トヨタがCFVの販売を開始します。

700万円だそうです。

普通の人が買える値段ではありませんが、スーパーカーよりずっと安いです。

たくさん売れるようになれば価格はどんどん下がっていくでしょう。

心配な点は燃料である水素の補充です。

水素は極低温の液体水素の状態で保存されます。

その分取扱は難しくなりますが、トヨタは水素を補充できる水素ステーションの整備を埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、愛知県、大阪府、兵庫県、山口県、福岡県で進めているそうです。

最初はこういった都市に集中してインフラを整備して、そこでCFVが使われるようになって全国へ広がっていくものと思います。

CFVは、結局は電気自動車でありますので、日産のリーフのようなバッテリーで走る電気自動車と併用して使われていくのだろう、と思います。

車に燃料電池とバッテリーの両方がハイブリッドとなって搭載されているので、バッテリーの容量を大きくして水素補充と充電の両方を使って走り続けられるようになると、長距離の旅行などで使い勝手が良くなつていくと思います。

最後は、液体水素の価格です。

水素は色々な手法で作ることが出来るし、化学プラントの副産物である場合もあります。

風力発電や太陽光発電の余剰電力で水素を作ることも考えられていて、ガソリンより安くなる可能性が大いにあります。

国も積極的にサポートしており、FCVを運転できる日は遠い未来ではありません。

仕事で5年乗ったホンダ・アクティバンの思い出

私は営業の仕事をしているのですが、主に関西エリアを幅広くまわる為、車での移動が不可欠です。

私が始めて与えられた車がホンダアクティバンでした。

いわゆるミニバンのような車です。

軽自動車ながら荷物を積むための広いスペースがあり、1200mm×1200mm程度の物なら余裕で積み込むことができます。

高さもあるのでフォークリフトでパレットごと機械を積み込むこともできます。

普通ならトラックを手配しなければならないような製品も、このアクティバンに積み込んで納品することができ、また営業の帰り際などに修理品を引き取ることもできてとても重宝しました。

しかしながら、私は軽自動車というものを甘く見ていました。

荷物を積み込むことはできるのですが、積み込んで重くなった車体は全くスピードが出ません。

仕事でよく通る中国自動車道に長い登り坂があるのですが、アクセルをべた踏みしても80kmくらいしか出ません。

大型トラックを追い抜くことさえ出来ません。

さらに助手席のシートがほぼ直角で、ほんの少ししか倒れません。

前後の移動もできないので助手席に乗った人はとても窮屈です。

上司と同行するときはとても気を使いました。

長距離移動になればなる程とても腰に負担がかかり、スピードが出ないため時間もかかるので疲労がたまります。

だんだん私はこの車が嫌になってきていました。

そんなある日のこと、私はある商談で愛媛県の宇和島市まで行くことになりました。

金額も大きく非常に重要な案件でした。

私はいつものようにアクティバンを使って宇和島まで向かい、6時間くらいかけて到着しました。

その案件は他社との競合でもあり、私はやや劣勢な状況に置かれいていました。

一通り商談は終えたのですがあまり手ごたえはよくありませんでした。

帰り際先方の社長が見送りに出てきてくれたのですが、私の車を見て、「君はこの車で来たのかい!」と驚いた様子で言いました。

「はい、そうです」と答えると。

「それは大変だったな。

この子は頑張っているから商品を買ってやるか!」と言って、その後注文を頂きました。

なぜか軽で来ただけで案件を一つゲットしてしまいました。

それ以降私はアクティバンに急激に愛着が湧き、石川や富山、静岡の仕事も嫌がることなく行くようになりました。

そしてついに5年のリースが切れて、更新するかの選択を迫られた結果、日産ADバンに変更しました。Rio(柚木ティナ)


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