僕、ヤル派。

こんなこと、ヤリます。ヤッテます。

シリーズ----今月のカレンダー。2011年11月。

2011-11-27 22:29:27 | サロン



今年の11月のカレンダー、
画像は、1年前の11月に行われた、
ボサノバと珈琲を楽しむ会「デザート」でご用意いたしました
お菓子(お芋とりんごのケーキ)と、
コーヒー(秋色ブレンド)、
そして、メッセージ・カード、です^^

今年も、秋色の季節がやってきましたね。


日本には四季があって、
これは、
たとえばブラジルのバイーアにはないもので、
あちらでは想像すらできないもの、なのだそうです。

雪が降り積もる冬、
桜色に霞む春、
緑と太陽に彩られる夏、
そして、
紅葉と高い高い青空の秋。

秋の実りにも、
目を見張るものがあります。

日本の中に暮らしていると、
そんな風景も当たり前に思えますが、
このように美しい四季を巡る日本の暮らしは、
実は、奇跡的と呼べるくらいに
「ありえない」ものなのだそうです。


毎日昇る朝日、
日が沈むとやってくる夜、
鳥の鳴き声、
車の喧騒、
雨、風、落ち葉。

実は、そのどれもが、
ありえないほどの奇跡の積み重ねとか、
その連続で、
表現されているものなのかもしれませんね。


さてさて、
11月のカレンダーに引用したメッセージは、
「三月の水」(トン・ジョビン)より。

「風の木。
崖崩れ。
奥底に秘められた神秘。
望むと望まざると。」


三月というのは、南半球のブラジルでは夏の終わり。
大雨が降って、
大地は削られ、
車は泥の中でエンジン・トラブル。
そんな中でも、
レンガが運ばれて来ては、
家が建てられていく。。。

毎年、夏を閉じる儀式であるかのように大雨が降って、
人々に天災をもたらしつつも、
雨は、乾いた大地に恵みをもたらす水資源。

望むと望まざると、
人間の視界を超えて、
人の意志とは関係ないところでの
大きなサイクルの、
自然の、神秘的としか言いようのない活動。

それもあって、
ぶどうはワインに、
大豆は味噌に、
小麦がパンになって、
食卓を明るく彩る。

それもこれも、
地球を巡り巡る水たちの活動のおかげですね^^


1年前の「デザート」に奥様とご夫婦でご参加下さいましたKさんが、
この秋、地上から旅立って行かれました。
僕が、何年か前の「天満音楽祭」に出演させていただいた時にも、
聴きに来てくださいました。
お目にかかったのは、その二度だけでしたが、
無類の音楽愛好家であるKさんに、
お聴き頂けましたことを嬉しく思っています。
心から、ありがとうございました。

音は、目に見えず、形もありません。
でも、音だから、
何かを響かせたり、
何かを伝えたりすることが出来る。

また来年、
ギターをつま弾き、つぶやきながら、
ボサノバとコーヒーの会をやりたいと思います。







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