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Be Natural

気取りも なんのてらいもなく 
あるがままの自分を 感性の赴くままに
そんな独りよがりの書き捨て日記です。

有言不実行

2015-01-28 16:50:51 | 雑感

 

これまでの人生

”有言実行”を旨として生きてきました!

 

というのも

元々いい加減でちゃらんぽらんな性格の人間のため

公言することによって逃げ道をなくし

 

もしも、後々で深慮して躊躇しするようなことがあったとしても

自分のプライドにかけて、絶対に成し遂げるんだ!

 

 

そんな思いから、人生訓として守ってきたのですが・・・

 

 

このところ、仕事に忙殺されて

口にしたことを反故にせざるを得ない状況に多々追い込まれてしまいました。

 

 

”東北の大震災の被災地に応援ツアーに行こう”

”協力隊同期隊員と毎年同期会を開こう”

 

などの企画立案して実施しようと宣言していたのに

次々と突発の仕事が舞い込んできて

いつの間にやらウヤムヤになって自然消滅

 

 

山歩きも、2014年内には

空木岳縦走に木曽福島側からの木曽駒ヶ岳登頂

奥駆道(山上が岳~普賢岳~八経ケ岳走破)

狼平か武奈ヶ岳での雪山テン泊

等々

 

いくつか計画していながら

気が付いたら季節はもう冬となってしまい

 

その上、現場仕事で疲れ切った身体では、ジム通いもできなくて

体力的にも縦走するだけの準備ができておらず

夢のまた夢で終わってしまいました

 

 

実行できないなら黙っているべきと思いつつ

黙っていたら弱気な自分に負けて

なにもせずに過ごしてしまいそう

 

大口叩いておいて

狼オヤジ(少年じゃないので)と後ろ指をさされたくないし

まったく悩ましいところです

 

 

とりあえず、次の週末は

比良山系か伊吹山へ雪山ハイクに出かけるつもりでいます

 

伊吹山なら朝5時出で

近鉄、新幹線、バスを乗り継いでとなる予定

 

だけど、今朝から風邪気味でクシャミは出るわ

熱っぽくて身体は重いわとネガティブな兆候が見られるのが不安材料

 

 

またぞろココでこうして宣言しておいて

はたして実行できるか否か

 

 

2015年はどうなるでしょうか

運を天に任せたいと思います

 

 

【追記:2015年1月31日 06:35】

当初予定では、

この時間、京都でこだまに乗り換えなきゃいけない時間なのですが・・・

昨日、以前取引のあった国内の某社から

ミシシッピ周辺で船の修理ができる会社を紹介して欲しいとの電話を受け

金曜だし、時差があるし、何社かに電話してたら・・・

いつの間にやらこんな時間に!

 

 

雪崩注意報も出てたし

これもまた運命なんだろうと、本日の登山は諦めました

 

さて、この”有言不実行”状態

いつになったらやめられるのでしょうか

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”Imagine"を聴きながら

2014-09-18 18:59:58 | 雑感

たぶん多くのみなさんが

この詩に感銘し、同感し

そんな世の中であったらいいなと切実に思われていると思います。

 

そして、私もそんな一人でした。

 

Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one

 

想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

 

ただ、EUになって

ヨーロッパではほとんどの国が国境での入国管理や税関の手続を経ることなく

自由に出入りできるようになり

違法外国人がどんどん増加して

治安が著しく悪化している現状をみるたびに

 

この詩のような世界は 

まだまだ夢物語なんだなと思わされてしまいます。。。

 

 

お金やモノの集まる都市部に

低所得者層や貧困国からの移民(ほとんどが不法入国?)が集まりだし

ホームレスが隙間をねらって占拠しはじめ

やがては元から暮らしていた住民が郊外に逃れるにようなると

中心部はスラム化し

集まってきた移民達は、収入を得るアテがなくなり

犯罪で飢えを凌ぐようになって、著しく治安は悪化

 

それまでの警察官の数では対応できなくなっても

増員するための予算を得ることもできず、そうした状況を見過ごすようになって

ますます状況を悪化させる

 

これまで、そんな推移をみてきて溜め息をついてきたのですが

今回も欧州諸国を周り

更に悪化している状況を目の当たりにして

悲しくなってきてしまいました。

 

パリでは、空港からの移動手段として電車を利用すると

手荷物を持っている観光客に目をつけ

窃盗団がスマホや携帯を使って連絡を取り合い

狙った獲物の情報を流し

途中の駅からも乗り込んできたりしています。

 

マルセイユでは、駅構内や地下鉄にひったくりや強盗が横行しているため

武装警官やドーベルマンを連れた警官が見回っていますが

スキを狙った連中がいたるところに居て

特に日の暮れた後など、その怖ろしさたるや半端じゃありません。

 

イタリアのミラノでは、駅構内のいたるところ

”みどりの窓口”にまで、ペテン師やひったくりがはびこり

自動券売機で切符を買おうとしていたら

買い方を教えるなどと声をかけスキを狙っているし

列車に乗り込んだり、降車しようとしていると

荷物を無理やり運んで強制的にチップを取ろうとしたり

駅の出口には白タクがはびこり気を緩めることができないほど。

 

ドイツでは、東西が合併したものの

東側の住民は、多くの国民がいまだ貧困から抜け出せないでいることもあって

ネオナチとなってその不満の捌け口を外国人に向け

乱暴を働くなど(ロシアも似た傾向にありました)

 

ま、置き引きやスリの類は 中国も半端なくて

広州駅に設置された防犯カメラの数を見ただけで

うんざりとさせられるほど

 

パナマも運河がアメリカが手を引いてから

巨額の富のおこぼれを狙って

貧困層の人々が都市部に集中

特に、警備や取り締まりの緩いカリブ海側のコロンは

真昼でも歩けないほど

(カリブ海沿岸諸国では特に東洋人に対する蔑視が激しいので)

(コロン郊外のホテルには、敷地内に入るための検問ゲートがある上、玄関には武装警官が常駐) 

 

治安の悪いところを挙げ出したらキリがありませんが

至るところ、こうした治安の悪化は貧富の差が根本的な原因なのでしょうが

更には宗教の違いによるモラルの意識の違いなど

時間の経過とともにますます複雑化し

 

果たして出口はあるんだろうか?と頭を抱えるばかりです。

 

 

 

日本も少子化対策で

将来的に海外からの労働者受入とか、安易に考えてるような雰囲気があるけど

やはりよく考えなきゃいけないんじゃないかな?

 

既に瀬戸内の造船所では、3K職場で働いてくれる人がいないからと

東南アジアからの労働者を受け入れてるのを見ています。

 

それより以前から、主に南米からの日系人の受け入れ優遇で

多くの出稼ぎ労働者が日本各地に滞在するようになり

出稼ぎのために来日、小金が貯まったら帰国して遊んで暮らし

蓄えが尽きたらまた来日

 

そんな生活を繰り返していたために

彼等の子供達は義務教育さえまともに受けられず成人し

為に普通の仕事に就くことも叶わなくなって非行に走る

 

そんな事例が既に発生し、社会問題となっているにもかかわらず

 安い労働力を安易に得ようとする

 

パッチ当て的な対応をして、のちのち後悔するようなことのないように

首長も、行政もしっかりと将来を見据えていただきたいと切に願っている次第です。

 

これらも全て貧富の差から生じたこと

 

Imagineの詩のようになって欲しいと思いつつ

全世界の人間が平等になれることって、果たして可能なんだろうかと

半ば諦めの境地となってしまいました。

 

若い頃は、自分達の手で、必ずや南北問題を解決しこの世の中を変えてゆこうと

希望を胸に行動できたのに・・・

 

って過去形の話ばっかしてちゃダメですよね

 

 

蝋燭が燃え尽きる寸前のように

一瞬の輝きを取り戻し、もう一花咲かせたいと思います!

 

何をどうしたらいいのかわかんないけど

 

(いつものことながら支離滅裂ですみません。 先日のヨーロッパ訪問で感じたことをとりとめもなく書いてしまいました)

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”タダより高いものはない”(インターネットの落とし穴)

2014-06-18 12:47:03 | 雑感

(今回の記事は、世の中への問題提起なので、興味ない方はスルーしてくださいね)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140617/k10015282761000.html 

////////////

 

既にネット依存症になってる人間が

こんな記事を書くのもおかしな話なんですが・・・

 

ちょっとだけ、問題提起してみたいと思います。

 

http://blog.goo.ne.jp/buang9696/e/29c579e6a064afb1b8738ffe446512bf

http://ameblo.jp/shogetsu-goodjob/entry-11421877416.html

http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/801.html

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 

最近、よく人から訊かれるのが

『LINEやってる?』

って言葉

 

無料通話が売りで、若年層のみならず

日本国内だけでも既に3500万人超のユーザーがあるんだとか!

 

最初、このアプリの宣伝を見て思ったのが

『またまた巧妙な詐欺アプリだな!』ってこと

 

TVでバンバンCMを垂れ流しにしていた

『無料です』と洗脳させていた”ゲームアプリ”のことを

すぐさま彷彿させられちゃいました

 

『無料』と誘っておいて

あまり深く物事を考えない人間をシャブ漬けのようにしておいてから

それ以上遊びを続けるには、有料のツールを購入させるって手段

 

Yahooでもアバターとかで

いろんな服やアクセサリー、背景、その他もろもろ

他人とは違った自己表現がしたくて

癖になったところで、無料のアイテムをどんどん削除し

有料のものばかりにしておいて

しばらく時間が経過したら

なぜか急に”終了”

 

なにも実態のないものにお金を払わせて

挙句には、なにも残らなくなって諦めさせる

詐欺としかいえないと憤りさえ感じています。

 

そんな風に、多くの人がそこそこ学習している筈なのに

今度もまた、”無料”の罠にはまってる姿を見て

唖然とし、悲しくさえなってきちゃいました

 

このブログの過去の記事を見ていただいたらおわかりかと思いますが

韓国とは、既に実際に仕事のお付き合いで20年以上関わりを持ち

約3年の間、ほぼ駐在のように現地に滞在していた経験もあり

あの国のいいところ、問題のあるところなど

一般の方々よりもよく知っていると自認しています。

 

その上で、話させていただくと

基本的に”コンプライアンス”とか”モラル”という単語は

あの国には存在していないと思っています。

 

イケイケドンドンで

思い立ったら即座に事業を始めてしまう即断即決の姿勢には

驚かされ、ある程度見習わなければ時代に取り残される感も否めませんが・・・

 

”どんな悪い事をしても捕まらなければいい”

一般的な生活でもそんな風潮も何度も感じさせられるうえ

金儲けのためなら、それが”当然”といったお国柄

 

そんな社会で育まれた常識で運営される会社が

莫大な時間や資金を使って

無料のアプリを開発して世に出すはずもない

 

(Gunghoとかの”パズドラ”とかの会社も、韓国のことをあまり知らないとわからないかもしれませんが

"g"のスペルをみて間違いないなと確信しました。)

 

それが私の持論なんです。。。

 

とあるSNSで

LINEを広めようとするような書き込みがあったので

こうした問題点を指摘したら

「個人情報が煩くいわれる昨今ですが、昔はそんなこと気にしませんでしたよね」

「国民の大多数がしているアプリを楽しんでみませんか」

とのコメントがあって

開いた口が塞がらなくなっちゃいました

 

ウチの家族もLINEで親子の連絡を取り合ってるとかで

問題があると伝えているのに・・・

「個人の携帯で、たいした情報は入ってないから大丈夫!」と

取り合ってくれませんでした

「自分だけの情報じゃなくて、アドレス帳に乗ってる人も巻き込むのに?」

って言ってもダメ 

 

”赤信号、みんなで渡れば怖くない”的発想なんだと思うけど

これまた悲しくなっちゃった

 

 

個人情報が漏れるだけなら、男の場合なら、まださほど影響はないかとも思いますが

今朝のNHK NEWSでも伝えられてましたが

 

危惧していたとおり

パスワード情報等を盗んで 知らないうちに金銭的な被害も

現れ始めたようです

 

 

ホントに残念ですが、痛い授業料を払って学習することになるのを

指を銜えて見てるしかないようです。。。

 

もし、いまLINEを使っている方

いま一度考え直してみませんか?

 

傷が浅いうちに・・・

 

【ネットの怖いところは、検索等で都合の悪い情報が出回らないように、作為的に検索の上位に信用させるような

URLを貼付けています。 ネット情報に頼りすぎないように注意しましょう。 

某新興宗教団体も同じ手口を使って隠していますよね。】

 

 

 

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いまはもう、当時の面影を全く残しておりませんが・・・

2014-05-14 22:05:44 | 雑感

実はわたくし 

むさくるしい男ばかりの全寮制の学校で

応援団長をしていた時期がございました。

 

なんせ男子しかいない学校で

バトンガールも ブラスバンド部もなく

 

応援に行けば

試合中 はじめからおわりまで

応援団員だけで

ずーっと応援歌(寮歌、練習船の歌などなど)を歌っているか

演武風のパフォーマンスを見せなきゃいけなくて

それはそれは過酷な応援活動だったんですヨ

 

真夏には、白の詰襟に金ボタンの制服で

試合に出向くときには

わざわざ地元の街中を 

応援旗を先頭に二列縦隊で行進したりして

 

目立つこと目立つこと

 

試合が終わったあとには、新聞記者から取材の申し込みがあったり

近隣の女子高生からファンレターが届いたりしましたねぇ

 

もうすっかり世俗の垢にまみれ

現在は硬派の欠片も残しておりませんが(どこがやねん)

 

 

ふと、なにげなく応援歌を歌う前文が

頭に浮かんできてしました

 

いつこの世から消えてなくなってしまうのかと思うと

あまりにも悲しく

備忘録のつもりでここに記させていただきたいと思います。

 

これは”白菊の歌”という

商船学校の寮歌だったのですが

 

ネットで検索してみると

いつの間にやら 東京商船の寮歌と認知されてしまっている様子

 

それを正せる人間ももういなくなってしまったのかなと悲しくなってしまいました。

 

たしか、昭和51年頃、TVの”思い出の歌”という番組で

この歌を歌って欲しいとの依頼を受け

収録された思い出があります。

 

 

富貴名門の子女に恋するを
純情の恋いと誰が言ふ。

 
暗き路頭に迷える女性に恋するを
不情の恋いと誰が言ふ。

 
泣いて笑って風月月下の酒場に
媚を売る女性の中にも
水蓮の如き純情あり

 
風吹かば風吹くが良し
雨降らば雨降れば良し

 
酒は飲むべし百薬の長
女は抱くべしこれ人生無常の快楽なり

 
妖色美人の膝を枕に快楽の一夜明くれば
夢もなし 又、金もなし

 

叩く電鍵 握る舵輪 覗くコンパス 六分儀

 

ああ我は海ゆく渡り鳥

明日の命をたれ(誰)が知ろう

 
いざ歌わん 商船白菊の歌を

 

一、霞める御空(そら)に消え残る朧(おぼろ)月夜の秋の空 身に染み渡る夕風に 背広の 服を靡(なび)かせつ

二、紅顔(こうがん)可憐(かれん)の美少年が 商船学校の校内の 練習船のメインマスト トップの上に立ち上がり

三、故郷の空を眺めつつ ああ父母(ちちはは)は今いずこ 我が恋人は今いかに 少年右手(ゆんで)に持つものは

四、月の光に照らされて 側(かたへ)の友に語るよう 元(もと)このものは故郷(ふるさと)の 外山(とやま)の蔭に咲き残る

五、後れ咲きなる白菊を 我(わが)故郷(ふるさと)を出(い)ずる時 君が形見と贈られし 真心込めしこの栞(しおり)

六、海山(うみやま)遠く隔つとも 君が形見を思い出し 朝な夕なに眺めつつ 言わんとすれば悲しやな

七、涙の為に遮(さえぎ)られ そのままトップに打ち伏しぬ やがて少年身を起こし 遠き故郷(こきょう)を眺めつ

八、男子立志 出郷関 学若不成 死不帰 去年今夜眺秋月 更心身如大海

 詩吟「男児志を立て、郷関を出ず、学若し成らずんば、死すとも帰らず 去年今夜、秋月を眺め、更に心身、大海の如し

九、満天雲なく月は澄み 風はそよそよ吹き渡る 秋の夜中の空高く 折りしも聞こゆる喇叭(らっぱ)の音

十、ああこの十時は今鳴りぬ 忽(たちま)ち消ゆる少年の 姿は校舎に入りにけり 音するものは程近く

十一、小松原に打ち寄する 岸打つ波の音高く 犬の遠(とお)吠(ぼ)えかすかなり 犬の遠(とお)吠(ぼ)えかすかなり

 

そう言えば家に 歌集があったはず!

あとでその歌集も追加しておきたいと思います。 

 

 

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モスクワからの電話(&古き良き友人との回顧録)

2014-05-01 17:34:40 | 雑感

(今回のネタは、超前置きの長い戯言なのでご注意くださいね

 

先日のこと

夕方の終業時間直前に携帯電話の着信音に気づき

何気なく発信番号を確認してみると

+7(49・・・の文字が

 

丁度、ロシアの上得意ながら

事前の確認事項が煩雑+いい加減で

いつも手間ばかりかかってほとんど利益を得られない物件があったので

 

必要ならメール入れてくるだろうと

面倒だから居留守をしようと、ミュートにして放置していたところ

いつまでたっても諦めず、呼び鈴が鳴りやまなかったので

 

仕方ないな~と、『アリョー!(ロシア語のハロー)』と電話に出たところ

 

『もしもし、○○さんですか?』と流暢な日本語で話かけられて

(誰だろ?)と訝っていたら

 

『お久しぶりです。ロシアの○○○○です。お元気ですか?』

と話しかけられて 超ビックリ!

 

実は、彼

大阪のロシア総領事館の元副領事で

家族同然のお付き合いをしていた旧知の大親友だったのです

 

 

彼との出会いが これまた奇遇と言うか運命というか・・・

 

こんな経緯があったのです。

 

私の過去の経歴は、このブログで何度もご紹介しているとおり

20代の頃に青年海外協力隊隊員として過ごし

 

その後、国際協力事業団の専門家として派遣されたのち

帰国して外務省管轄の財団法人の職員として働いていたのですが

 

その時に、縁あって大阪市の職員の国際交流サークルの

定例会の講師に呼ばれたことがキッカケで

 

その後、外国人との交流の機会の少ない同サークルからお願いされて

日本在留の外国人を講師として紹介していました。

 

その中には、フィンランド大使館の商務担当官で

セイン・カミュと♪ラララ無人君♪って

エイリアンの格好して出演したサラ金のCMに一緒に出てた元外タレとか

なかなか面白い人物などもいたのですが・・・

 

或る日、また次の講師をお願いされて

それなら大阪在住のロシア人妻なんかいいかな?と思い

ロシア総領事館に電話してみたのです。

 

その時、電話に出た相手に、会の趣旨を説明し

『関西在住で、日本人と結婚しているロシア人妻の人紹介してもらえませんか』

と図々しく頼み込み

後日、また確認の電話を入れるからとお願いね

自分の言いたいことだけ伝えて、一方的に電話を切り

 

数日後、改めて電話して確認したところ

『すみません。お願いしてるんですけど、なかなか了承してもらえる人がみつかりません。

との回答を受けたのです。

 

ところが、当時海外営業部の管理職として

世界中で初対面の人間にもかかわらず、話術で信用を得て販路を拡げていたほど

のやり手(ホンマかいな)

 

 

おいそれと簡単に諦める筈もなく

『なら、あなたでいいや。 それじゃあお願いしますね。

と勝手に決めてしまったのです

 

気のいい彼はそれですっかり義務を感じ

約束どおり講師としての役目を果たしてくれたのですが

 

その際、サークルの人達にロシアの事を知ってもらいたいからと

みんなに配るために総領事館からピロシキを山ほど持参してきてくれたのです

 

その優しい人間性に惚れこみ

後日、お礼を兼ねて奈良見物&我が家で食事でもしましょう

と誘い、それから家族ぐるみの交流が始まりました

(当時、彼はまだ独身でした)

 

その頃、定期的にロシアを訪問していたこともあって

VISA取得のためにちょくちょく総領事館に行って

彼に直接パスポートを預けてお願いしたりと

頻繁に顔を合わせていたことや

 

 

また、ロシアに婚約者のいた彼は

彼女が日本に遊びに来た時には、わざわざ我が家まで紹介に来てくれたり

お母さんが遊びに来た時にも我が家に泊めたりと

親戚や肉親以上に仲良くしていたこともあって

 

その後、その彼女と結婚し、大阪ロシア領事館でも結婚披露宴を行うこととなり

新郎新婦共通の友人として夫婦で招待されたり

 

日ロ友好協会の親善パーティーにも

何故かロシア側のVIPとしてまたまた夫婦で招待さてちゃったりもしました

 

なんせ日ロ友好協会のパーティー

日本側のVIPと言ったら

関西の知事や市長、財界の会長とか名だたる名士ばかり

 

その中にダレだかわかんない日本人夫婦だもん

 

で、良いのか悪いのか

肩書きなくては招待者リストに載せられなかったのか

何故だか”大阪歯科大教授夫妻”の名札を渡されてしまいました

 

お陰で、パーティーの最中は

ヘタに他の出席者と話すこともできず

壁の花というよりも できるだけ人を避けて逃げるようにしてました

 

その後も、ウチの会社でロシア人の秘書を

何人も雇ったりしていたこともあって

益々親密に交流を深め

 

週末にはウチに泊めては

夏になったらBBQに行ったり

奈良の寺社仏閣巡りをしたり

 

その後、奥さんの出産に立ち会ったり

ウチにあったベビーカーや滑り台、足こぎの自動車とかを総領事館に持ってたり

といろんな思い出を山ほど作りましたね~

 

 

副領事の任期も終わって帰国することになり

その後外務省を辞めて

モスクワ大学の縁故でロシア最大の企業でもあった

石油&天然ガスの会社で働いたりしたものの

日本への未練が断ち切れなかったらしく

 

ノボースチ通信の日本支社長で戻ってきて

東京だったので 以前ほど行き来はありませんでしたが

年末になると家族で我が家に泊まりにきたりと 

旧交を温めていました

 

しばらくして、子供の教育のことも考えるようになって

小学校からはロシアで学ばせたかったらしく

数年前に帰国してから

 

こちらもまたまた人生の岐路に立たされるような事態にもなって

音信不通の状態となってしまい

ノボースチ通信に連絡を取っても

「わかりません」と素っ気ない返事だけ

 

どぉ~してるかなぁ~?と思い出していたので

その電話、飛び上がるほど喜んじゃいました

 

そうそう、ロシア大使館も総領事館も

いまだソ連時代の名残というか

大使、公使、領事ほか大使館職員はみんな敷地内に住み

基本的に外泊は禁止(スパイ容疑をかけられるから)

 

敷地内は治外法権だから

ヘタしたら亡命までできちゃうから

入口には日本の警察官が常時警備に当たって

来訪者の身元をしっかりと調べてからでないと

入れてくれないくらい厳しい警護だったんだけど

 

もう、すっかり顔馴染みになって

顔パスで入れてもらってました

 

↑ コレ、当時相当自慢でした

 

 

とまあ、独りよがりの回顧録

ここまでお読みいただきましたロムラーさん

ありがとうございました

 

 

もし、ロシアの事で知りたいこととかあったら

お声をかけてみてくださいネ

 

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”やっぱ好きやねん!” 

2014-01-28 18:50:39 | 雑感

 

既に連日のようにマスコミで人物像が伝えれれていますから

今更多くを語る必要はないと思いますが・・・

http://www.youtube.com/watch?v=WkDCQMynIOU

 

もしかしたら、東京近郊ではあまり知られてなかったのかな?って思い

 

あんな豪快なのに、実は繊細で心優しい人がいたことを知って欲しいと願って

もう耳タコかもしれませんが、あえてブログの記事にしてみました。

 

前にもどこかで書いたんだけど

奈良で暮らすようになった24年前

 

TVに映る彼の姿を見る度に

『自己主張酷すぎ!声大きいし、ガラ悪いし、コイツなんやねん!』

と、関西での生活で強烈なカルチャーショックを受けてた時期でもあったんで

すぐにチャンネルを東京キー局の番組ばかりに変えてたんだけど

 

関西生まれで、関西育ちの家内は、お笑いが大好き!

 

いつごろの番組だったかなぁ?

昔、たかじんが京都で学生時代にアルバイトしてて

関西の有名なロシアレストラン”キエフ”のある鴨東ビルの1Fを

たしかスバルで走り抜けたって話をしてる時があって

(たしか、あんな狭いとこ車が通れるか?って疑われてたような・・・)

 

ちょうどその当時、ペレストロイカ直後のロシアの魅力にハマっちゃって

そのレストランにも何度か通ってた時期だったんで

 

急に耳ダンボにして会話を聴いてたら

サービス精神たっぷりな話の面白さにも魅了されたけど

それ以上に数多くの暴言を吐き、悪態をつきながらも

話していることは正論で頷くことばっかり

 

そのうち、実は結構シャイで優しい人柄が滲み出てきて

知らないうちにすっかり熱烈なファンになっちゃってました!

それまで嫌ってた分、反動でより好きになっちゃった(笑)

 

 

自分の番組の中で

お酒を飲みながら、タバコすぱすぱ吸うわ

やりたい放題だな~ってのも

実は、シャイな性格の裏返しだったんですよね

 

べらんめえ口調で、指す棒をバンバン叩きながら

相手の言うことを聞かずに、自分だけ言いたい放題言ってるようで

その裏で他人の痛みを知り、慰め

弱者に対する労りは半端なものじゃあなかったなぁ

 

過去において

自分も加害者になったり、時には被害者になったりして

それを反省したり、そんな思いを他の人にはさせたくないとか・・・

人間性豊かな素敵な人になっていったんでしょうね。

 

 

さまざまなスキャンダルや事件を起こし

全国メジャーでは使われなくなった芸人やタレントを

自分の番組に出演させ

どれだけ多くの人間を再生したきたか

よろしければ是非ご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=a9fIsT8sbWY 

http://www.youtube.com/watch?v=oNIIncqBEfo

http://www.youtube.com/watch?v=f9jiz9oJ41s

http://www.youtube.com/watch?v=lVXPGxff7pM

(ここ数日、毎晩これらの映像を観ながらどれだけ涙を流したか)

 

ただ、感動したり賞賛してるだけじゃダメですよね

 

自分のことしか考えられない、こんなエゴイストな私ですが

少しでもたかじんに近づけるように

これからの人生を無駄なく過ごしていかなければと思いを新たにしているところです。

 

 

ただひとつ

”後悔あとにたたず”

今ごろ悔やんでも仕方ありませんが

 

故人がまだ元気で居たころに 

番組の収録終わりで新地に繰り出すたかじんが居る店を探して

店の隅からでも

ギターで弾き語りする姿をみることができてたらなぁって

ここ数日、そんなことばかりを考えていました。

 

 

とりあえず、単行本の”たかじんの胸いっぱい”を購入しました!

あとはCDを何本か手に入れて

しばらくは、”たかじん漬け”になりながら

自分流にご冥福をお祈りしようと思っているところです。

(希望者にはいつでもお貸ししますからね)

 

切ない女心を唄う、彼の歌を聴きながら

ナトリウム光のオレンジ色で溢れた

夜の阪神高速でもぶっ飛ばしてみようかな

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ええなぁ関西人♪

2014-01-22 21:41:18 | 雑感

或る日突然気づかされた!

自分がすっかり関西人になってたことを

 

正直に打ち明けると・・・

つい最近まで

関西人

超苦手でした

 

初対面なのに慣れ慣れしくて

上辺の面白さばっかりで

実のない、損得勘定しかできない連中だと

 

実はずーーーーっと思ってました

 

TVの関西芸人観てても 

満員の通勤電車での女子高生同士の会話を

耳ダンボにして聞いてても

そら むっちゃ面白くて

 

どないしたら そないな思考回路になるんやろ?って

興味を持ちながらも

 

それがなんやねん!  って

おもろいことを言うことに専念するよりも

お前ら 一言の重みってわかるか?って

いつも批判的な自分がいました。。。

 

ところが たかじん(やしきたかじん)が亡くなって

彼自身の偉大さもさることながら

それを惜しんで 過去の逸話を話しながら涙する人達や

素直に感謝の気持ちを述べる様子をみていて

 

かえって東京のようなヨソ者の集まりの都会で

感情を殺して

トラブルを避けるように生きてる連中よりも

ずっと人間的で 好きになってる自分に気がつきました。。。

 

在日朝鮮韓国人の比率が高いからなのか

(それはただのコジツケしかもしれないけど)

感情の起伏が激しいとか 民度(公衆マナーとか)が低いとか

自分勝手さが目立つのには変わりないんだけど(苦笑)

 

既に、すっかりそんな風潮に染まっちゃいました

 

 

実は、いまも新横浜にいて

今晩はめずらしく 友達と飲むこともなく 

ひとりで居酒屋で過ごしたんだけど・・・

 

なんか人恋しいのに 

気軽に相手してくれるような店も見当たらず

 

ホテルに帰る途中で立ち寄ったコンビニで

店員相手に騒ぐ 田舎出の若者二人がいたら

関わり合いになりたくないと その場から逃げるように立ち去る人たちをみて

 

溜め息をつきながら、 その若造連中の目の前に行って

編み上げブーツの安全靴に、気の短そうな肉体労働者の姿で

無言で威圧的に脅してきたところ 

 

ま、個人事業なみの零細企業の枯れオヤジ

たとえイザコザになったところで 大して周りに迷惑をかけることもないから気楽なもんです。

 

その上、酒が入ってるから ノミの心臓でも怖いものなし(爆)

 

 

昔は、東京近郊に出張に来ると

オレの棲家はこっちなんだよなぁ~って嘆いてたのに

 

いまでは、用事さえ済ませたら、1日、1時間でも早く関西に戻りたくなっちゃうんだもんなぁ

 

ただの、 住めば都って話でした

 

 

【追記】

関東に来ると、コンビニに行って”きつねどんべい”には手が出なくなりました。

 

昔は、大阪の連中が、「東京のうどんは真っ黒で食べる気せーへんわ!」ってのを聞きながら

「大阪の水みたいな薄い汁のほうが味しないじゃんか!」って反論してたんだけど

やっぱ出汁の旨みを知ったら そら比べものになるかいな って

 

骨の髄まで関西人になっちゃったのかなぁ

 

でも 奈良の人間の 大仏商法的? スパンが長いのか

大局で物事をみることのできない

保守的と言うよりもセコイマインドには まだ慣れてないかな~

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IRANからのメール

2013-08-02 10:54:02 | 雑感

 

先日

カリブ海を漂っていた時

Inmarsat(海事衛星通信)で会社から送ってきたFAXの中に

仕事の進捗や決裁を必要とする内容を伝えてきた項目とともに

付け加えられていたのが

 

IRANの某氏から電話がありました とのこと

 

ドッヒャ~

その某氏

その昔

日本に研修のため来日してきてた時には我が家に招待し

こちらがIRANを訪問した際には

ペルシャ湾岸のBandar Abasuに同行してくれたり

休日にはテヘラン観光に連れて行ってくれたりと

友人とも呼べる人物

 

そうだ!

最初に送ってきたメールをご披露しちゃいますね

 

Dear ○○○○○


Hello
I am ◎□△○◇ at ×××× very long time  I did not have any news about you ,

I asked about you from ○○○ people.  Today iwas checking  linkin suddenly  I found you.
How are you and your nice wife and kids.
I always remember those days in tehran and osaka.
Fyi  irunning my marin supply and services    Arctic aqua  is not bad bud sanctions is harming.

Idont take your time
Hope see you again


Regards

(文法的には相当アレな英語ですが、我慢して意味をわかってあげてくださいネ



 

10年ほど前までは

よく仕事のオファーなんかもいただいてたんだけど

 

その後核兵器開発疑惑から

国連安保理決議による経済制裁が決まり 

日本も同調することになって

どうやら取引継続は不可能と諦めていた様子

 

 

ところが、先日実施された大統領選挙で

ようやくのこと2005年から就任していた強硬派の大統領から

民主穏健派に変わったのをキッカケに

今後情勢が変わってくれることを願って

SNS(Linkedln)でみつけてコンタクトしてきたようなんです。

 

よし

それなら久しぶりにテヘランに飛ぼう

思ったところ

経済産業省のHPから

まだまだ経済制裁が継続されていて

いまだ、ほぼ貿易取引が禁止されているのを知ってしまいました。。。

 

欧州製品の日本の代理店を請け負っている手前

 規則に違反して、顧客や取引先にご迷惑をかけるわけにはいかないので

現在のところとりあえず禁輸の内容を調査しながら

事態が好転してくれるのを待っているところなんです

 

 

さて

このIRANをいう国

以前はよく上野公園周辺で偽造テレカを販売し不良外国人として

東京近辺を中心に滞在していたため

ネガティブな印象をもたれてる方や

 

近年は、アカデミー賞を総なめした(?)のかな

アメリカ目線がみると

映画ARGOに象徴されるように

 

悪政から立ち上がった民衆により革命となり

パーレビ国王をアメリカに亡命させたこともあって

怒りに燃えた民衆によって大使館が占拠され

以後、双方で敵国扱いしてきたこともあって

西側諸国には悪印象しか与えられていませんよね

 

よくよく考えてみればアメリカが石油利権を独占しようと

国王を誑かし、悪政を助長したようにしかみえないんだけど

 

あまりヘタなことほざいてると

国家反逆の手先と思ってトラブルに巻き込まれるといけないんで

これくらいにしとこっと

 

 

 

んじゃついでにイランのことも少々ご紹介しちゃいますね

 

地球儀からみるとこんな位置(緑の部分)

 

”イラン”とはアーリア人の国 って意味なんだとか

 

その名のとおり東にパキスタン、アフガニスタン

北にアゼルバイジャン、アルメニア、トルクメニスタン

西にはトルコ、イラク

南はペルシャ湾を介して

クゥート、バーレーン、カタール、サウジアラビア、UAEと

まさにイスラム&アーリア系民族のど真ん中

以前は成田からの直行便も飛んでいたのですが

現在もっともポピュラーな経路が

エミレーツでドバイを経由して入るか

カタール航空でドーハから入る

またはトルコ航空でイスタンブールからの3種類

 

最近は、VISA取得がなかなか面倒だとか

それから現地の空港では

アルコールを持ち込んでいないかと カバンをひっくりかえして入念に検査されますので

渡航される方は、そのお覚悟を

 

(以前に行ってた頃のVISAです)

 

ペルシャ語標記なんで

ほとんどの人は内容が理解できないだろうから拡大しちゃいま~す

 

 

気候についてお話すると

イメージ的には灼熱の砂漠を彷彿とさせてしまうかもしれませんが

首都テヘランはカスピ海に面し(といっても山岳地帯を越えなければいけませんが)

冬には雪が積もり、スキー場もあったりするんです。

といってもテヘランから南は、ほぼ見渡す限りの砂漠地帯で

特にペルシャ湾沿岸は灼熱地獄で 

日中に外を歩くのは自殺行為って感じでした

 

次は服装

イスラム国家なので 街中を歩く女性は チャドルという身体全体を隠す布を羽織っていますが

(南部のペルシャ湾沿岸に行くとブルカっていう服装で目まで隠しちゃってるんですよ)

アーリア系なんで 結構美人が多くてビックリ

チャドルの下は結構派手な真っ赤なミニスカート穿いてたり

露出度の高いブラウスを着てたりして

女性として美の追求には余念がないようでした

 

革命によってイスラム国家となるまでは

しっかりとアメリカナイズされていたこともあって

その反動からか、外出から家に戻るとチャドルを脱ぎ捨ててましたね~

 

 

 

食べ物は ほぼケバブのみ

以前何度か滞在した時も 滞在中毎食ケバブでした

 

前にドイツで食べたケバブをご紹介したと思いますが

炊き立ての湯気の立ってるサフランライスに

バターを溶かしながら混ぜて

焼いたトマトを潰してまたまたライスに混ぜ込み

香草系やラディッシュを齧りながら、ケバブの肉とともにいただくんですが

これが結構美味でクセになっちゃうんですよ

 

 

そんなワケで サフランもイラン名物のひとつ

山ほど買って日本に持ち込んだこともありましたが

喜んでもらってくれる人もいなくて 

残念んがらほとんど捨てちゃいましたけど

ブイヤベースやサフランライスにしたら 美味しいのになぁ

あと、ザクロも超有名

街頭で搾りたてのジュースを売ってたりします

 

 

これまでの画像は、ネットから探してお借りしたものでしたが

ココからは、我が家にあるイラン土産

 

これはアラビック模様のお皿の飾りもの

典型的なブルーの色と 模様が気に入って買っちゃいました

 

実は、記事のタイトルにした友人が

日本に来た時にくれたお土産

ペルシャっぽいでしょ~(笑)

続いてはペルシャ絨毯

一口にペルシャ絨毯といっても素材や織り方産地によってさまざま

自分が気に入って購入したのは ”ナイン”というイランのほぼ中央の産地で織られたもの

素材は一般的なウールとシルク

白地はシルクなので光を当てるとピカピカに光ります

絨毯の良し悪しは、織り目の細かさなので

品定めをするときは 絨毯を裏返して網目の数を数えるんですよ

 

 

 いずれにしても

新大統領になって温和な政策を取るようにして 

一日も早く経済制裁が解かれ 国民が幸せな生活が送れることを心より願っています

 

ホントは、このこと(経済制裁)については

一言も二言もアレコレと反論したいところなんですが・・・

 

口チャック 口チャックっと(爆)

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Be Optimistic!

2013-07-17 12:47:15 | 雑感

ここ数日
何度も↑こう自らに言い聞かせています(⌒-⌒; )

というのも、今回の出稼ぎ仕事

当初予定が
5日にPanama の Balboaで乗船して

早ければアンカレージ

またはパナマ運河を通過して
カリブ海側のPanama transitで下船

または先々月と同じコロンビアのカルタへナって話だったんだけど・・・

現地到着直前になって
運河を通過したら
そのままヒューストンまで向かうことに変わって

それでも11日には到着できるだろうって予想してたら

キューバ沖を通過しても
次の貨物が決まらなくなったため

燃料を節約するために
2日ほどエンジンを停めたままで漂ってから

とりあえずミシシッピかヒューストン方面に
向かうことになったとおもったら

船での上陸(下船)には
特別なVISAが必要だともめだし

このままだと不法入国扱いで
到着後、拘束されてから強制退去
うんぬんとバタバタしてたら

ようや積荷先がCorpus Christiに決定

13日に入港してから沖待ちしてるところです。(^◇^;)

その後も早ければ18日には接岸予定だったのが

本日17日の朝の連絡で
20日か21日になっちゃいました(T ^ T)

こちらの責任じゃないのに
下船手続き費用にクレームつけられて
遅延分の拘束代金のネゴが入りそうだし

来週からの香港からシンガポールまでの
仕事も断わざるを得なくなって

プライベートでは
前々から約束してた仲間の選挙応援もできなくなってしまいました。

次々と届く仕事の連絡も、なんとかインマルサット(衛星通信)のFaxやメールで対応しているものの

信用失墜にもなりかねない状況にも!

悩んでも仕方ないので

いまは運命に身を委ねるしかない!って開き直ってるところです。

今回のことで、迷惑をかけている家族や友達、仕事先のみなさんには
ホントウに申し訳ない思いでいっぱいなのですが


反面、逃げ場のない船内生活で

ここしばらくはアルコールも絶って
船内の食事も腹八分目に抑えて

夜はキャビンで筋トレに励んでるおかげで

あまり苦もなくシェープアップもできちゃってるし

つい最近まで気になっていた
血圧に血糖値、肝機能もすっかり改善された感じなんですヨ*\(^o^)/*

あと、イスラム原理主義強硬派の大統領になって
核開発疑惑が問題視され

アメリカに追従した経済制裁で
ここ10年ばかり連絡のとれなくなっていた
某産油国の友人から突然のメールが届き

新しい商談のオファーもあって

やっぱ人生悪いことばっかじやないなぁ~

と感じているところです☆


それにしても今回のハプニングは
なかなか強烈!

あまり周囲の人達を巻き込まずに
なんとか穏便に収まって欲しいと
心から願っている次第です。







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夜間中学校 と バリアフリーを目指す活動について

2013-06-12 19:38:09 | 雑感

 

夜間中学校と聞いて

一般的に どんな印象を持たれるのでしょうか

 

実は、私自身

奈良で暮らすようになって出会った

JOCVの仲間(OB)が、この中学校の教師をしていると耳にして

 

”ふ~ん。 へぇ~、そうなんだ~。変わった中学があるんだな~”

と あまり深くも考えず、夜間高校と同じようなモノくらいにしか考えませんでした。

 

その後、その教師をしているOB仲間が、主宰していた活動の会場として

幾度か夜間中学校に行く機会を得たものの

 

義務教育なのに なぜ夜間中学校が存在し その必要があるのかと

深く考えることもしないでいました。

 

(いまから考えると、あまりの無知ぶりに、羞恥してただただ赤面するばかりですが)

 

 

そして或る日

韓国に駐在していた間

仕事を終えたあとの 唯一の楽しみであったTVで

NHK(ワールドプレミアム)を観ていたところ

 

大好きな番組のひとつであった”知るを楽しむ”で放送された

ある内容に釘づけにされてしまったのです

 

それは

”夜間中学校は僕らのふるさと”という題名のシリーズ

の2作目 ”生きる力を支える言葉”で

あまりの感動に 流れ落ちる涙を拭うことさえ忘れて

画面に見入ってしまうほどでした。

 

番組終了後、それがシリーズで、再放送があることを知り

急いで日本の自宅に電話して

必ず録画しておいてとお願いし

 

その後、シリーズ全編を視聴することができて

ようやく夜間中学校が どんな世界なのかを知ることができたのです

 

実は、この番組を見終わって

自分(私)がどんなことを思ったかというと

 

いまからでも教員免許を取って

夜間中学校の先生になりたい(ボランティアでもいいから)!!!

 

ってことでした

それくらい深い感動を与えてくれた番組でした

 

 

 

私の稚拙な説明では

折角の感動が薄れてしまうかもしれないので

 

よかったらNHKアーカイブスで

ご覧になってみてください。

 

http://cgi2.nhk.or.jp/chronicle/list.cgi?q=%E5%A4%9C%E9%96%93%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1&sd=1&fy=2006&fm=&fd=&ty=2006&tm=&td=&.x=66&.y=22

 

または我が家にDVDとVTRテープもありますから

お気軽にメールでご連絡ください

 

他にも、こちらでも貸出や視聴できるようです(ご参考まで)

http://www.yokohama-rf.jp/shisetsu/rapport/jyoutei/ddoc/ddoc2008-1.html

 

更に NHKの番組の素材ともなった

ドキュメンタリー こんばんはのDVDもあります。(私も持ってますので、ご希望の方にお貸しします)

http://ukky.jimdo.com/%E6%98%A0%E7%94%BB-%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%AF/

 

あとは映画になった 山田洋次監督の 「学校」(I,II,III)も

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E6%A0%A1_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

 

http://www.gavza.com/nikoniko/kiyo/kiyo23.html

 

 

さて、実はここまでがマエフリ

本日の記事のコアについて

これからお話させていただきたいと思います。

 

 前述で、夜間中学校の存在を知るきっかけとなった仲間が

この度、意を決して新たな活動を始める決意を固めました。

 

先日、事務局開きの時に、どのようにしてそのような意識を持ったのかを知ったのですが

まず

自分の生徒の中にいた在日韓国朝鮮人のおばあさんが

「私ら外国人だから差別されるのも仕方のないことだと諦めているけど、同じ日本人同士でなぜ差別をするのですか?」

との言葉を受けて 

自分に何ができるだろうかと 長年自問自答していたのだそうです。

 

そして次に

筋ジストロフィー症の生徒でもあり、小尾(こび)さんが主宰する

奈良グローバル教育研究会のメンバー兼サポーターでもあったあった彼が

昨年、悲しいことに病状が悪化して とうとう帰らぬ人となってしまったのですが

 

その彼が生前

さまざまな世の中の矛盾(差別や弱者を庇護できない社会)に対し

政治への参加を常々口にしながらも 

とうとう夢を叶えることができず他界してしまったことから

 

彼にかわって 

自分にその機会が与えられるかチャレンジしてみたいとの思いから

定年までまだ5年の期間を残して教師の職を辞し

バリアフリーの社会(障害、言葉、文字、ジェンダー)を目指す活動を始める意思を固めたのだそうです。

 

 

 

 

この小尾(こび)二郎という人物

 

普段はどちかというと 寡黙で控えめな目立たないタイプの人間なのですが

稀にみる クソ真面目かつ、強い意志を持っていて

その人物を知れば知るほど

敬愛の念を抱いてしまう とても貴重な人なのです。

 

 

また後日、別の記事として取り上げたいと考えていますが

そんな純粋に艇身して世の中を変えようとしている人物がいることを

みなさんにお知らせしたくて この場をお借りしちゃいました

 

 

 

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花は咲く

2012-12-24 18:30:36 | 雑感

実は、いままだイスタンブール滞在中なのですが、

ホテルの部屋にいて、TVから流れる この曲を聴きながら東北の被災地への思いを新たにしています。







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