Next Stage! DA17Vのブログはじめました!

DA17Vについて、改造、整備そして車中泊の出来事などを書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします

DA17V 車中泊用ポータブル電源の設置

2022-05-27 11:53:02 | 日記

これまでの車中泊経験で、車にあればいいなぁ~と思われるもの? 

それは「冷蔵庫」ですかね。

特に冷凍というより冷蔵を主に使いたい。
例えば、朝食時に冷えた牛乳やハムやレタスなどが食べられれば、ワンランク上の旅が出来るだろうなと思っていました。

また、これまでは車内ではお湯を沸かしたり、レトルトカレーを湯煎するのに卓上ガスコンロを使用していました。
でも、車内で火を使うという事に抵抗を感じていたので、IHコンロを設置してみればと考えましたが、そうなると問題になるのが、それらの電力を賄う蓄電池はどうするか?
ですね^^

選択肢は3つ
①サブバッテリィー装置を設置する
②ポータブル電源を設置する
③一切の機器を導入せず、冷蔵は氷を購入し百均のクーラーボックスでしのぐ^^;
ですです

①を実施するには、
新規にバッテリーを設置し、インバーターや走行充電器などを付加してエンジンが停止していても電源をカバーします。
自分で設置すれば、電源出力量にもよりますが5万円位~かな。
最近はバッテリーの主流が充電サイクルや放電性能のよいディープサイクルバッテリーからリチウムイオンバッテリーに変わってきています。でも、まだまだ値段的に高額です。
そして、リチウムイオンバッテリーの最大の問題、充電対応温度の問題が大きいですね。特にマイナス気温での充放電は多くの問題を抱えているようです。

しかし一番の問題は、軽自動車に積むためのスペース確保です

②は、
最近災害時の停電対策やアウトドアでの需要から、特に注目がされてきています。
供給電力に応じて電源を選択できますし、製造メーカーや値段もすぐに比較できます。
何よりも操作が簡単で、持ち運びも出来て電気を使う場所を選ばないと言うことでしょうか。
出力電圧も12Vはもちろん100Vや5V系の出力端子も豊富に装着されています。
充電は自宅のコンセントからでも車の12V、もしくはソーラーパネルからも充電が可能になっています。

問題は、充電サイクルです。

③は、一番安価でそして場所をとらない方法ですが、都度、氷の調達が面倒なので却下としました


さて、ここで問題になるのは、どれだけの電気量を何時間使うのかという事です。
その性能が増えれば増えるほど値段は高額になりますし、装置の大きさも大きくなります。


今回私が選択するにあたり必要な機器とその電力量はと言うと

18Lの冷蔵庫・・・常時40W程度、
IHクッキングヒーター・・・瞬時600W程度
ノートパソコン・・・瞬時10W程度
カメラの電源の充電・・・瞬時数W
もしかして寒い宿泊時の電気毛布・・・緊急的80W程度
を使う程度です。
(電子レンジがあるとさらに便利かなと思ったけど、スペースの関係から諦めました)

こう考えると、瞬時で最大でも700W、常に40W(実際は20W程度かな)使う冷蔵庫は、車が停車している12時間程度をカバーできる容量が必要です。

 

そこで、今回導入を決定したのが選択し②のポータブル電源です。
メーカーの選択は、約6か月間車中泊を行ったいる先輩が使っていたEFDELTAが、その使い勝手と性能が良いことを聞いていたたのでエコフロー社にすることにしました。

機種は、EFDELTAminiも考えましたが、ちょっと値段的に届かなし、オーバースペックだったのでEcoFlow RIVER Proに決定
もし、電力が足りなければ増設も可能というところが気に入りました。
あと、ちょうど3月のセール期間、そしてネット上に出ていた10%クーポン情報をゲットできたのが背中を押してくれましたね。


注文から到着まで約1週間。ついに念願の電源装置が^^;


さてここに来て、ふとおもった疑問が???^^;

EcoFlow RIVER Proに接続する負荷はどのように接続するの???とくに冷蔵庫は、エンジンが掛かっていても止まっていても常に電源を供給する必要がある。
という事は、EcoFlow RIVER Proを充電しながら放電するということか???


EFDELTAのQ&Aに、このような記載があることを見つけました

充電しながら給電するということを「パススルー」と言います。
この電源は、パススルーにてご利用いただけますが、前提条件として充電電力より出力電力が小さくなくてはなりません。デバイスの出力電力が充電電力より大きくなると、バッテリーが蓄電できなくなり、電源が切れてしまいます。長期的にこのようにご利用すると、多少バッテリーのサイクル劣化、寿命短命化に繋がります。電池の寿命を測る指標として「サイクル」というのがあり、1サイクルは0%の状態から満タンの100%まで充電して、その電気が0%になるまで放電し切った状態を指します。一般的なリチウムイオン電池は充電が約20%~80%の状態のときに最も性能を発揮するそうです。過度な振れ幅(100%~0%)はバッテリーに負担がかかります。
例えば:スマホに充電しながら、ゲームなどを操作するのをおすすめしないと同様です。
パススルー使用によって消耗が大きくなる場合がございますので、頻繁にパススルー使用をしないようにお願いいたします。

 

頻繁にパススルー使用をしないように!!!

え~~~~~
ここに来て何という大チョンボ!!

何か良い方法はないかなぁ~と考えること丸二日^^;

冷蔵庫の電源は、エンジンが掛かっているときは車のバッテリーから供給し、停車中はRIVER Proから供給するように分けて接続する。
さらにRIVER Proは、走行中は12Vで充電して、停車中は車のバッテリーから切り離すようなする

ん~一石二鳥の簡易走行電源切替器があればなぁ~

探したけど、こんな夢のような装置はありません。じゃ~なければ作ればいいんじゃね~^^

 

家に在庫していた端子台とかケーブルだとかをかき集め、そして密林からRLを購入し、構想から完成まで丸二日!!

夢の切替器が完成しました。

車の設置場所は、スライドドアを開けた際にある目隠しパネルを外し装着です。


すぐに走行テストを実施して、想定通りの動きを確認しました。

その後5日間の車中泊東北の旅で、耐久テストを完了

当初、EcoFlow RIVER Proは床下に収納し、必要なときには取り出すことにしましたが、先日実施した東北ツアーで使用方法を確認し、やはり見える化する必要に迫られ棚をつけて設置しました。

現在、この状態で走っていますが落ちることも無く頑丈についています
ただ!!車検の時にはどうするかが問題だべさぁー^^;

ポータブル電源の使い勝手や、容量的あんばいは、また今度の機会にお伝えします


DA17V 車内ボード搭載ラックの作成

2022-05-16 16:34:46 | 日記

今回は

サーフボードやスノーボードなど、長物の遊び物を車内に搭載できるようにラック用の取付ベースを作っていきます。

まずは製作前のイメージ作り

純正として設置されているフロント上部の棚を利用して積載を考えましたが、この棚の強度が不明?

また、前列と後列の間のピラーには特に取付できそうなビスが無い?

運転席に座って、上部のクリアランスを確保するにはこのくらいの高さが必要?

ボードを吊り下げるパイプは、自宅にあったイレクターパイプと頂き物のアルミパイプを使用

色々考えて到達したのが、フロント側は、天井カバーを止めているクリップ穴を利用するという事です。

この部分の鉄板は、天井の補強用として大体4mmくらいの穴が開いています。但し、肉厚はとても薄い

まずはここに6mmのタップをもみます。3か所あるので天井に1×4板を付ける程度なら問題ないかな??

ただ、この板に荷重をかけるビスが抜けてしまいます。

シートベルトを止めているビスにあう穴を開けたステーをかまし、そのステーに壁面のカーブにあった上部の板までの間に合う1×4板の立ち上げて、天井部の板を支える方法を考えました。

後側の取付ステーは、約1m50cmの1×4板を使用し、ドア枠上部のあるクリップ穴やグリップを再利用して取り付け、ボード乗せるパイプをさらに1×4板でかさ上げし、天井ギリギリまで上げることにしました

先ほどフロント側で切り出したステーの余りがいい感じのカーブを描いていたのでこれを再利用。このステーと下の板が接合させる2×4材の金物を半分に切って使用

一通り組み合わせてから在庫していたオイルステインを塗装

この二つの板の組み合わせでボードを載せるパイプを止めるステーを取付ても、過重に耐えきれるのではないかなと思いますがぁ~どうでしょうか

 

完成したのがこのようなオリジナル車内ラックシステムです

フロント側

リア側

リア側

後々この1×4板ステーを使えば、パイプ位置をどこにでもネジで固定が出来るので便利だと思います。

最後にビスにタッチアップしていたら、こんなところにもペンキが(笑)

実際ウインドサーフィンの板を載せてみましたが、全く問題なしです。

ついでに、後部に車中泊用で使うものを収納出来る棚を作ってみました。

ベットに寝ていても、邪魔にならない高さを探ります

ちょっとずつ寸法を確認しながら継ぎ足していきます

最初、収納棚の蓋兼テーブルとして使う予定で作った台は、スペインの友達に棚にくっついていた方が便利と指摘されたので、丁番で取付ました

これでしばらく使用してみて強度や収納力に問題なければ、塗装に入りたいと思います


DA17V 車中泊ベットマットの作成

2022-05-12 13:24:41 | 日記

では、ベットマットの作成に取り掛かります

当初、床板は軽さを重視して桐集成材13mmを使用しようとしました
でも、㎡当たりの単価が高くなるので断念
やっぱコンパネだなぁ~と思ったら
ロシア産木材の輸入停止などでウッドショック時期。値段が倍に
いろいろお店を見て歩きホーマックの赤杉集成材1480円をチョイス

設計寸法より5mmほど小さく手ノコでカット

その理由は、これまで何度もベットを作成してきましたが
寸法通りにカットすると、あとでレザーなどを張って収めると
ビッタビタで板が取れなくなるからですね

あとは、角を落として、大まかな空気穴を開けておきます

さて今回のベット
過去は、普通のベットのウレタンマットを入れたり、

Amazonで買ったこんなマットも入れてみたけど、もう少しいいものを選ぼうと
ネットでお店をいろいろ検索しました。

二層になったウレタンを売っていたお店もありましたが、送料が高い

 

そこで、今回、スポンジ専門店【ソフトプレン】さんのHPから直接購入することで
送料が大幅におさえられたので、発注することに

発注品は、

・やわらかい高弾性ウレタンスポンジ【厚み5mm 1200 x 2000】
・やわらかい高弾性ウレタンスポンジ【厚み10mm 1200 x 2000】
・少し硬めのウレタンチップスポンジ【厚み30mm 1200 x 2000】
これで厚さは45mmとなります

続いて、ウレタンを巻く方法ですが、最初はカット可能なじゅうたんでと思ったのですが、知り合いの車を見た際に、レザーを購入して作業されているのを見て、うらやましくなって私も^^;

このレザーを注文したのは、ネット検索し、そして問い合わせをしたときに一番丁寧に対応
してくれた。DIY・内装材の【壁紙わーるど】さんにお願いすることにしました

発注品は、難燃素材のサンゲツ 椅子生地 イス生地 UP シンセティックレザー L-Plain コンフォート UP1132〜UP1151 品番 : UP1151

最初色をブラックで考えていましたが、せっかくなので濃い青にしてみました


佐川のおねーさんが、軽いんですが、どえらいデカい荷物を持ってきてくれました。
通常の輸送だといくらかかるのかと思えるものが、なんと2,000円です

注文通りの品

大きさも注文寸法より大きくカットされているので切り出しも少し大きめにしても大丈夫そうです。


こちらは、設計寸法より5mm大きくカットしました

レザーも届いたので、さっさくカット
こちらは、ウレタンを巻くので設計寸法より上下左右50mmずつ、合計100mm大きくさらに多少の余裕をみてカットです


まず切り出したレザーを置きます

続いて薄いウレタン2枚

チップウレタンを置きます

とりあえず、ウレタンの接着にこちらのボンドを少し噴きましたが、いらなかったかもね

最後に板を置いて

タッカーでバシバシ止めていきます


最初は角の処理が難しかったのですが、作業を進めるうちに上手に


ウレタンの切り出しから正味3時間程の作業で完成しました


では、車に乗せてみましょう


ん~マンダム


このあと、このマットと床板の柱の接触部分に、マジックテープ20cmほどを4辺に貼って完成です

寝心地は、やわくもなく固くもなく、座っても寝てもちょうどいい感じ

早く車中泊したくなってきましたよ


DA17V 車中泊ベットの作成

2022-05-09 18:16:57 | 日記

さぁーて。

次に手掛けたのは、車中泊用のベットの作成です。

いろいろな方が、それぞれのスタイルに合わせDIYされていますが

私の場合の製作コンセプトは

①サーフィンやスノボの板を室内に入れても、車中泊が可能なのこと

②ベットの下には荷物が入れられ、さらに室内から出し入れが可能なこと

③雨の日にもスライドドアを開けたらすぐに靴で車内に入れること

④後ろのシートは床下に入れないで着席が可能なこと

このような事を実現している車は、なかなか存在しないんじゃないかな。

さて、どんな感じになるでしょうか

まずは、室内の寸法を採取することから始めます。荷室のセンターを確認し

両サイドの壁側ギリギリは、多少隙間を設けて柱を配置する寸法です

運転席後ろの配置を考えながら、固定できるボルトなどを探していましたが、早くもプラスチックの破片が出てしまいました。

運転席側

助手席

壁までの位置が左右で多少ずれているようで、柱の配置を検討する必要がありそうです

ひとまず、設計図を書いてみて、各部のあたり具合を確認していきます

そうだそうだ^^;ベットの足はボディーにはビス止めせず、すぐに取り外しできるよう考えていますが、熱対策や、騒音対策としてキャンピングマットを入れてみました。効果はあると信じたいです

センターの位置は、運転席と助手席のセンターではなくて、若干運転席より

ここで念のため。車庫で作業しているので、まずは水平を確認しておきます。これをしないとベットの天板の水平も出ませんね。

今回、柱を作成するのに使用したのは卓上スライド丸鋸。レーザービームが出るので正確な切断位置を確定できます。板の切り口もバッチリ垂直が出て、同じパーツがすぐ作成できます。これまでいろいろ木工作業してきましたが・・・もっと早く導入するべきでした。

ところで先ほどマットを置いたときに、荷室の床は波打っているので、ベットの柱を置く位置が問題になってきます。そこで、その波間に板を挟んで固定することを思いつきました

ホーマックでナイス部材を発見。今回は右側のゴムアンカーを使いますよ

どうぞここに入れてくださいと言わんばかりの穴を発見^^;使わせて頂くことに

試行錯誤を重ね、ベストな柱配置方法を何度も手書きしましたよ~

あとは寸法通りに最新鋭レーザー丸鋸で切ってきって、木ねじで止めていくだけ

基本材料は、1×4材しか使っていませんが、耐荷重は問題ないと思います

お相撲さんが乗るのならちょっと不安はありますが(笑)

いきなりですが^^完成しました

後のシートも使えるようにして

荷台の左右は、ボルトで連結されていますので、すぐに分離できます

冷蔵庫は運転席の後ろに置くことにしました。ベット用のマットを置いても上から物が出せるように考えています。あと、もしかしたら4人乗車にすることも考えこの周辺の木材は、全く固定していません。挟み込んでいるだけですが、レーザー加工のおかげでがたつきはありません

念のため、ズレ防止のためのタイベルト可能

左右の水平はバッチリ

ん~早くベットで寝てみたいですね

次の工程は、ベットの床板の切り出しです