脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

記憶

2016-05-30 01:26:01 | 日記


内容では見るべきものが余りなかったチャンピオンズリーグの決勝。

特にレアルの先制点を取ってから、守りに入った姿勢にはクラブの規模からしても、批判されて当然でしょう。

マドリーはそんなんじゃダメですわ。

そんな中、むしろ際立ったのはアトレティコの男気。試合中のPKを失敗したのにか変わらず、PK戦でしっかり決めて見せたグリーズマンには、心が震えました。

そして、闘将シメオネの試合後の言葉が当然ながら格好いい。

男だったら泣くな!

そうそう、最大限の努力をしたのなら、涙を流すまでもないのです。トーレスさん。

闘将はこんなことも言った。

2位は何にも残らない。

ここは、少しだけ否定させていただきましょう。

今回の優勝者も記憶には残りません。

目に残っているのが、ロナウドの腹筋だけみたいな決勝は、もう忘れましょう。

志の高い試合が見たい。

頼むよ!ユーロのスペイン‼︎

試合哲学

2016-05-01 01:53:18 | 日記


クライフが亡くなってからというもの、とにかく色々な追悼雑誌を読みまくりました。昔、買った書籍も引っ張り出して、読み返しました。ナンバーも良かったですね。

そんな中、一番、心に響いたのはこの言葉。

戦術よりも試合哲学。

彼が、大事にしたのは、とにかくゴールを挙げること。

美しいサッカーも、ボールポゼッションも、その逆算でしかない。支配すれば、ゴールに近づいていくでしょ、ということです。






哲学という意味なら、クライフのサッカー観と、プレミアを席巻しているレスターも余り変わりがない気がします。

なぜならレスターも、ゴールを取ることを第一に考えているからです。

以前のバルサのように、美しくは繋げないけれど、ボールはとにかく大事にします。そして、後ろ方向のパスがとにかく少ない。目指すのは、まずゴール。

守りに守って、ドローを狙うサッカーではなく、攻撃的な考え方を貫いたから、奇跡を引き寄せつつあるのではないでしょうか。

同じように見えるアトレティコとは出発点が真逆だと思います。

サッカーでやはり一番始めに考えるべきなのは

どうやってゴールを奪うのか?

で、あるべきなのです。