まずはこの記事を読んでもらってから。
なんか考えさせられた。
元マドリーのイバンエルゲラさんが現在のジダンレアルを評論しました。
「仮に今のマドリーにマケレレやレドンドがいたとしたら、クリスティアーノ、ベンゼマ、ハメス、イスコといった選手たちは問題なくプレーできるだろう。そして、サイドバックも自由になれる。中盤の要となるスペシャリストが存在するんだ」
「でも、クロースやモドリッチはそういうタイプじゃない。3番目の選手が必要だ。クロースやモドリッチがマークされたらどうする? ハメスかイスコが下がってくるしかない。前線にボールを運べなくなるからね」
エルゲラ氏は、特にイスコに対して厳しい意見を寄せた。
「ハメスにはイスコよりラストパスの能力や得点力がある。イスコはアシストも、ゴールも、ボールを奪うことも、空中戦で競り合うこともしない。私は納得できないよ。私は創造性を発揮する選手が好きだが、相手を突破するようなプレーをしなければいけない。イスコがダブルタッチでDFをかわしたからといってベルナベウで拍手が起きていては...」
では感想です。
簡単に読み飛ばしてしまえば、ただのイスコ批判だけど、本当に言いたいのは、今のマドリーには運び屋、潤滑油がいないよということではないでしょうか。
大問題はマケレレ、レドンドがいないこと。このままだと強敵相手には破綻する。
素人考えだと、イスコは前線の選手が凄すぎて、簡単なプレーを選択せざるを得ないのでは、リスキーな仕掛けも3トップの下ではやりにくいです。
んで、レアルのアンカー問題。ブスケッツは無理だし、シャビ・アロンソは売っちゃった。世界広しといえどレドンドやペップのような選手なんて、中々いない。
だから、ジダンは苦しんでるんですわな。
なんか急に、エルゲラに腹が立っていた。
合っているようで合っていない。
夢見がちな評論でした。