とかち鹿追ジオパークに掲示されている写真。
この写真を見ると懐かしい。親戚で馬が飼われており、農作業や交通の重要な存在だ。小さい頃、馬柵棒(ませんぼう)一本で馬が出ないのが不思議だった。
いい馬を持つことは、大変重要なことで「馬喰(ばくろう)に騙された」との大人たちの会話の記憶も残っている。馬は賢くて、お酒を飲んだ後、馬車で居眠りしても、ちゃんと家に帰ってきたとのこと。
昭和40年代に馬からトラクターへの転換期を迎え、この時期に鹿追町でも多くの離農者が生じた。特に昭和46年の転出が多く、全道的な冷害も原因とのこと。
とかち鹿追ジオパークのテーマは“火山と凍れ(しばれ)が育む命の物語”
今では、厳しい自然と闘い共生してきた先人たちの知恵と努力によって、溫泉や農特産物などの大地の恵みがある。冷害との戦いを経て、今日に至っている。その過程もジオの視点で残しておきたい財産です。
▼ジオパークへ行こう。
http://www.geopark.jp/geopark/tokachi-shikaoi/
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