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ACあつこのひとりごと

ACで摂食障害のあつこです。
精神科看護助手をしながら、毎日一生懸命生きてます。

まにあうよ、いまからでも―スヌーピーたちの生きることが楽になる12のステップ

2005年10月22日 | メンタル系お気に入りBOOK
【著者名】
エイブラハム・J. ツワルスキー (著), Abraham J. Twerski (原著), 笹野 洋子 (翻訳)

【出版社名】
講談社プラスアルファ文庫

【内容】
精神医学も心理学もかなわなかったこの方法
ありのままを認める
外に目を向ける
信じるものに全部ゆだねる
自分自身を掘りさげる
思いきって自分をさらけだす
心の準備をする
ためらわずに助けを求める
取りつくろわずに自分を裁く
過ちや間違いを償す
もう一度自分を振り返る
瞑想や祈りの時をもつ
「精神的目覚め」の方法を身につけて広める
人間関係が楽になる心のルール
自分で自分を生まれ変わらせる方法

悩みや苦しみのない人生はない。いざ問題や困難に直面したとき、どう対処すればいいのか…!?長年、心理的問題を抱える人々に接してきた精神科医が、誰にでも応用できる問題解決の具体的方法を示す。どうにもならないと思っていることがあるとき、自分を好きになれないとき、人間関係がぎくしゃくしてきたとき、などなど、本書を手に、12の方法をやってみるといい。そして、スヌーピー、チャーリー・ブラウン、ルーシーたちといっしょに、気持ちよい「こころの目覚め」を体験しませんか。

【感想】
「ACのための12のステップ」の本が私の手元にあります。
…はっきり言っちゃおう!私はこの本をいくら読んでも理解できなかった部分がたくさんある。まだACと自覚して間もない私が理解できないのも、仕方がないといえば仕方がないのかもしれない。
先日、中古の本屋に行ったら、この本を見つけました。
…この本も書いてある12stepの意味はまったく同じだった。
スヌーピーの漫画を通して表現されている部分もあって、「これ、わかりやすいじゃないか!」と思ったのだ。
ACでなくても、この本はおすすめです、絶対に!

アダルトチルドレンの心理学―なぜあなたは大人になりきれないのか?

2005年10月22日 | メンタル系お気に入りBOOK
【著者名】
荒木 創造

【出版社名】
日本文芸社

【内容】
第1章 愛を求めて―母の呪縛との対決
第2章 アダルトチルドレン―成熟し損なった大人たち
第3章 なぜ彼らは結婚に不向きなのか
第4章 アダルトチルドレンの信仰と狂気
第5章 アダルトチルドレンを量産する日本の社会
第6章 職場でのアダルトチルドレンとカウンセリングの功罪
エピローグ 酒鬼薔薇君について

アダルトチルドレンとは決して特殊な人間ではない。経済的に豊かな先進国ではどこにでも見られる、ごく一般的な人たちである。アダルトチルドレンとは人を愛することができずに、ただひたすら愛されることを求めてしまう、どこか子供のままで、大人になることに失敗した人たちである。この過剰にすべてがあふれる時代にあって、わたしたちはみな窒息状態となり、なにか大事なものを失ってしまったのじゃないだろうか。この失ったものをもっとも敏感に感じ取るのは、いつも次世代を担う子供たちである。そして、子供たちは成長することを拒否し始めた。わたしたちが失ってしまった大事なものとはなんなのか、子供たちが成長することを拒否するとはどういうことなのか、その結果なにが生まれてきたのか、そんなことを説明、分析し、解明しようというのが本書の狙いである。

【感想】
希死念慮に悩まされていたときに一気に読みました。私はやっぱり読書依存ですね。本を読んでいると落ち着いてくるんです。まぁ…いろんな人がいるんですね。私もACだから似てるって言えば…そういう傾向はすごく強いなぁと思ったんですが。愛することができないけど愛されたいって欲張りですか?

アダルト・チャイルドが人生を変えていく本

2005年10月22日 | メンタル系お気に入りBOOK
【著者名】
アスク・ヒューマン・ケア研修相談室 (編さん)

【出版社名】
アスク・ヒューマン・ケア

【内容】
1 変えられるもの、それは自分<序章>
2 私とあなたを分けるもの<自他境界をつくる作業>
3 人との関係に踏み出す<対等なコミュニケーションを学ぶ作業>
4 私の思いを伝える<自己表現の作業>
5 親密な関係ってどんなもの?<親しくなるプロセスを知る作業>
6 親密さを育てていくには?<関係の維持・修復・終結の作業>
7 私が素直になれる時間<セルフケアの作業>
8 どんな自分になりたいのか?<ゴールを設定する作業>
9 私を応援してくれるのは誰?<サポートの和をつくる作業>
10 この道の途上で……<自分のプロセスを確かめる作業>

<序章>より:現実に戻ってみれば、子ども時代を再現したかのような家族の問題に悩んでいたり、パートナーに捨てられる不安におびえていたり、ぎりぎりまで身体を酷使して働いていたり、楽しむことができなかったりする自分がいます。生き方を変えたいのに、どうすればいいのかわからない。こんな自分は、やっぱり好きになれない。そうやって、再び自己否定の感情に引き戻されてしまうのです。人は、自分の知らないやり方で生きることはできません。人生を変えたいなら、新しいやり方を学べばよいのです。続編であるこの本で扱うのは、その「知恵と技術」です。

【感想】
私は私でひとはひと。そう思ってはいるものの、どこで境界線を引いていいのかわからなくなっていた私。この本はわからなくなっていた境界線の引き方を少しわかりやすく教えてくれたような気がします。もっとじっくり読んでワークしていかないとわからないけど…。以前とは何かが変わったような気がします。

アダルト・チャイルドが自分と向きあう本

2005年10月22日 | メンタル系お気に入りBOOK
【著者名】
アスク・ヒューマン・ケア研修相談室 (編さん)

【出版社名】
アスク・ヒューマン・ケア

【内容】
1 あなたはひとりではない<序章>
2 私は今、何に苦しんでいるのか?<自分の問題を明確にする作業>
3 過去をふりかえる意味<原家族ワークを始めるにあたって>
4 原家族で何が起きていたのか?<暗黙のルールを発見する作業>
5 子どもの自分と出会う<インナーチャイルド・ワーク>
6 私を縛る鎖<原家族での役割から今の自分を見る作業>
7 鎖から私を解き放つ<否定的なメッセージをおきかえる作業>
8 怒りの奥にあるもの<グリーフ・ワーク>
9 私自身を生きる<自分の感情とニーズ・欲求に気づく作業>
10 自分を育てる<人生のプロセスを歩みだす>

<序章>より:疲れきっているのに、走るのをやめられませんか? 傷ついているのに、手当ての方法がわからずにいますか? さびしいのに、一緒にいてほしいと言えずにいますか? むないしのに、なにが足りないのかわかりませんか? どうして自分はこうなのだろうと思いますか? 自分が好きになれませんか? そんなあなたに言います。あなたはけっして、ひとりではありません。私たちは「そんな自分」と向き合うために、アダルト・チャイルドという鍵を手にしました。あなたもその鍵で、この本の扉をあけてください。自分を理解し、成長していくための作業を、一緒に始めましょう。

【感想】
私の中にいる「子どもの私」に語りかける言葉を読みあげると、私ではなく子どもの私が泣き始めたのです。気がつくと私は涙を流していました。つらかったんだね。苦しかったんだね。よく頑張ってきたね…。
私は子どもの私をせいいっぱい抱きしめてあげたくなりました。この本を読みながらインナーワークを進めていくうちに、少し心の中が軽くなった気がします。

眠れぬ夜の壁

2005年10月22日 | メンタル系お気に入りBOOK
【著者名】
佳里 富美

【出版社名】
さんが出版

【内容】
あなたのいるところから、あなたは変われる。苦しみを抜けたときから、不思議な偶然は始まった。親子関係の苦しさを越え、自分の内なる力と出会う。脱!アダルトチルドレンの本。

【感想】
東ちづるさんの『“私”はなぜカウンセリングを受けたのか―「いい人、やめた!」母と娘の挑戦』の一番初めに紹介されている書籍です。私はACのミーティングに初めて行った日に偶然本屋さんでこの本を見つけました。その日に偶然見つけたのも何かの縁だったのかもしれません。
自分が自分を見つめなおそうとしたときから私は眠れない夜が続きました。このままでは昼夜逆転してしまうと感じ、睡眠薬が手放せなくなってしまいました。
アダルトチルドレンの問題はまさに「眠れぬ夜の壁」でした。
私も東さんや佳里さんと同じように過保護型ACです。この本は私にとってとても癒しになりました。

“私”はなぜカウンセリングを受けたのか―「いい人、やめた!」母と娘の挑戦

2005年10月21日 | メンタル系お気に入りBOOK
【著者名】
東ちづる, 長谷川博一

【出版社】
マガジンハウス

【内容】
1 母娘の絆
2 父を探して
3 母と娘、そして彼
4 私は母になれるのか?
5 母娘ふたりで
6 「頑張る」から「自由」へ
7 母娘列車から降りる時
8 オンリーワンの私
9 「自分探し」の峠を越えて
10 自分の心に寄り添う
11 "私"らしく生きるために

【感想】
カウンセリング場面を読んでいるとき、まるで自分がカウンセリングを受けているような、そんな感じがしました。読んでいるうちに何度も胸が詰まって…泣き出してしまいました。
苦しんでいるのは私だけではない。同じように苦しんでいるアダルトチルドレンの仲間がいる。そういう生きづらさを感じている人はたくさんいることを教えてくれる本の中の1冊だと思いました。
私は東さんのように母に向かっていく勇気はありません。変えていこうとした東さんの勇気はすごいなぁと思いました。
無理して「いい子になろう」としなくていい。ありのままの自分でいられることが、誰のためでもない自分のために大切なのだと教えられました。

知っていますか?アダルト・チルドレン一問一答

2005年10月21日 | メンタル系お気に入りBOOK
【著者名】
斎藤 学/監修 アダルト・チルドレン一問一答編集委員会/編

【出版社名】
解放出版社

【内容】
機能不全家族とは何ですか?
虐待にはどのようなものがありますか?
アダルト・チルドレンの心理の特徴はどのようなものですか?
アダルト・チルドレンという言葉はどこでどのように生まれたのですか?
どのような症状が現れますか?
アダルト・チルドレンに対して医療は何ができますか?
医療がもたらすデメリット

【感想】
私がこの本を偶然手に取ったのがすべての始まりでした。
アダルトチルドレンと言う言葉は聞いたことがあったし、前々から「一体どういうことだろう?」と言う疑問を抱きながら、私は気にも留めていませんでした。
偶然図書館でこの本を見つけたとき、なぜかわからないけれど、私はこの本を読まなければいけないという気持ちになりました。
「前々からアダルトチルドレンと言う言葉はよく聞くけど、本当の意味って何なのかな」という疑問を自分が持っていたことに気がついたからです。
こころの声に耳を傾け始めたことがすべての始まりでした。
そしてこの本を読んで、私は自分がアダルトチルドレンであると言うことに気がついたのです。
この本はとてもわかりやすくアダルトチルドレンについて書かれています。生きづらさを感じている人にぜひ読んでもらいたい1冊です。